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10年後、私たちの生活レベルは1つ下のランクに落ちている(Darkness)
http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/862.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 10 月 10 日 18:39:15: igsppGRN/E9PQ
 

豊かさの中に、貧困が深く忍び寄っている日本社会。私たちは今、生きるのが難しい時代に放り込まれている。


10年後、私たちの生活レベルは1つ下のランクに落ちている
http://www.bllackz.com/2014/10/10.html
2014年10月10日 Darkness - ダークネス


2014年10月9日、政府は税制改正に向けた議論に着手しているが、その大きな目的は2015年10月の消費税率10%を確実に成し遂げることにある。

すでに、政府は財政状況を鑑みて消費税10%は当然として、強引だろうが何だろうが、とにかくそれを実現する意向であるのは言うまでもない。

しかし、消費税を10%にしたらそれで終わりではない。日本は債務比率が対GDP比200%以上という異常な事態にあり、消費税を10%にしたところで日本の財政状況は改善しない。

消費税を5%上げると、約13兆円の税収増になると言われている。しかし、歳出90兆円、累積債務は1000兆円を超えた中で、たかが13兆円増えたところで何の意味もない。

それこそ「焼け石に水」で、増税分はすぐに蒸発して消えるレベルでしかない。金利が1%上昇したら、もう増税分が吹き飛ぶような莫大な累積債務が政府にはある。

そこで2014年9月21日、麻生太郎財務相は「黒字化を達成するための新たな計画を準備する必要がある」と述べている。


■消費増税を繰り返して国民の所得や資産を収奪

何が起きているのか、言うまでもない。

「日本の国債は国内で消費されているから問題ない」とツケをどんどん先送りしているうちに、政府はもうどうしようもならなくなってしまったのだ。

そこで、いよいよ消費増税を繰り返して国民の所得や資産を収奪にかかっているのである。

この政府の莫大な債務の担保は日本国民の貯蓄だが、この個人貯蓄も今後は現象していく。なぜか。今後は高齢化がさらに進展していき、彼らは個人貯蓄を取り崩して生活するようになるからだ。

貯蓄のない高齢者は年金でも食べて行けなくなる上に、消費増税で追い詰められるので、彼らの生活は破綻する。

そうなると、彼らが最後に頼るのが生活保護であり、事実、生活保護の受給者は増えることがあっても減ることがない。

高齢者の万引きも激増している。すでに万引きは2013年に入って、未成年者よりも高齢者の逮捕の方が増えているのである。

高齢者の万引きは認知症や孤立と言った原因も含まれているので、貧困から来ているとは限らないという分析もある。

しかし、貧困が孤立を招き、それが万引きにつながっているという事実もあるわけで、高齢者の万引きは決して貧困と無縁ではない。

貧困と言えば、企業の雇用形態も変化して若年層も非正規労働者として雇われるのが普通になっていき、給料は極限まで下げられている。

そんな状況なのだから、個人貯蓄は減ることがあっても、増えることはないと言われている。


■問題は、政府より自分が生き残れるかどうか

これは政府から見ると急激に累積債務の担保が毀損しているという意味になる。

だから、もはや待ったなしで増税が推し進められているのである。紆余曲折があったとしても、やがては消費税10%、あるいはそれ以上の増税の道は避けられないと覚悟した方がいい。

フランスでは20%を超える消費税が取り入れられているが、そのレベルにまで到達しても不思議ではない。

ここで重要なのは、政府が破綻するとかしないとか、国債が暴落するとかしないとか、そういった話ではない。これについては現状維持も暴落もどちらも考えられる。

どちらに転ぶのか分からないのを議論するのは学者の仕事であって、一般の国民の仕事ではない。

問題は、政府が生き残るために、何が何でも増税と福祉や行政の削減に動いて「国民からの収奪」が避けられなくなっているという部分だ。

私たちは、自国の政府が生き延びる心配をする前に、まずこれから自分が生き残れるかどうかの心配をしなければならないのである。

もし、国が駄目になるのであれば、まず国が駄目になって、自分の生活が駄目になるのではない。順番が逆だ。

政府が追い詰められると、すぐに国民の収入や個人貯蓄に手を突っ込んで来る。政府が駄目になるのだとしたら、政府の前に自分の生活が駄目になるのである。現に、激しい勢いで増税が為されている。

ただでさえ、低賃金にあえぐ若年層、切り詰めながら年金で生きている高齢者にとっては最悪の事態となっていくのである。


■日本人の困窮化は、むしろこれからが本番

すでに2000年に入ってから日本人はどんどん経済的に追い込まれるようになっていった。最初は一部の若年層の苦境から始まったので貧困は、「格差問題」から始まった。

しかし、その格差がどんどん拡大していくと、それは「貧困問題」へと変質していった。この貧困による経済苦境は、世界がグローバル化していけばいくほど拡大する一方だ。

日本人は明らかに以前と比べて貧しくなった。

そこに、政府の累積債務問題が重なり、少子高齢化問題が重なり、増税が為されているのだから、日本人の困窮化は、むしろこれからが本番であることが分かる。

企業は社員を切り捨てにかかる。政府は国民から収奪にかかる。福祉や行政は削減する方向に向かう。少子高齢化で活力が失われる方向に向かう。

そのような動きが複雑に絡み合って日本の国力は削がれていくわけだから、私たちはもう全員まとめて「生きるのが難しい時代」に放り込まれたのである。

「日本がより悪くなる」というのは、現実化してしまった。だからこそ、私たちが重要になっているのは、いかに生活するかではなく、いかにサバイバルするかになっているのだ。

サバイバルするというのは、「劣悪になる環境の中で生き残る」という意味である。

人生を確実に生き残るための奇策はそうそうあるわけではなく、宝くじやギャンブルを当てるという運に頼るわけにもいかない。現実的にならなければ生き残れない。

10年後の日本社会は、何らかの奇跡でも起きない限りは、より貧しくなっている。つまり、私たちの生活レベルは、今よりも1つ下のランクに落ちているのは間違いない。

それを見越して生きるというのが、現実的になるということでもある。


 

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コメント
 
01. 2014年10月10日 19:32:26 : tivI8OUQkI
「10年後の日本社会は、何らかの奇跡でも起きない限りは、より貧しくなっている。つまり、私たちの生活レベルは、今よりも1つ下のランクに落ちているのは間違いない。」ということも一つの真実として見破れば、それこそ、まんまと騙されたふりをすれば、「日本経済なんか、もうどうなろうと関係ないし、生活水準が1つ下のランクに落ちるのならば、別にためらうことは何処にもないし、経済的な豊かさは、それほどでなくても構わないのだし、むしろ、心豊かで、清貧な社会福祉国家として生まれ変わって行く道を自ら選択することで、共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことができる日本社会に変えて行くことで、幾らでも安定化させてしまうことで、国際社内の中での地位も名誉も全て葬り捨ててしまうことで、産業競争力も喪失させ、国力も喪失させ、フローバル競争なんか、誇りを持って下りてしまうことで、幾らでも一人負けしていくのを、誇りとして、そっと静かにいないふりをすることで、ニ度と変な戦争に巻き込まれることもなく、変なとばっちりを受けるようなこともなく、貿易依存度も低下させ、貿易黒字が維持出来る程度に減らし、廃棄物を幾らでも減らして、自給率だけを向上させることで、国際社会に与える影響力を幾らでも小さくしてしまうことで、これこそ、名誉ある孤立化をして、ひっそりと没落させ、誇りを持って東アジアの片隅に取り残されてしまうことで、貧富の格差を縮小させ、一億総中間層を取り戻して、地道ながらも安定したプラス成長だけを維持していくことにして行けば、これだけで十分なことだし、これを全人類に対して、良いロールモデルとなってあげることで、誇りを持って国際社会に見せつけてあげることで、恩返しをして行けば良いだけのことではないでしょうか。

これも一つの文明の転機だと思えば、この転機を乗り越えることで、これまでの腐りきった国粋主義とか、もう時代遅れに過ぎない日本文化については、民族博物館や歴史考古館にでも、大切に保存することで、これを観光資源に繋げて行けば良いだけのことだし、幾らでも無欲化することで、生活水準の低下することは、これにより、最も大切なものが再発見することになるのならば、これを改善して行く様にするだけでも、日本文化を幾らでも大きく変えてしまうことで、日本にはない良いものを幾らでも取り込むことで、日本にしかない良いものを、誇りを持って示していくことで、日本でも世界でも共通して通用する良いものについては、誇りを持って分かち合うことで、日本でも世界でも通用しないものについては、そっと静かに歴史の闇の中に葬り捨ててしまうことで、世界に対しては、誇りを持って反面教師になってあげることで、幾らでも日本社会を良いものにして行けば良いのだし、これにより、経済力では敗北することになろうとも、今度は外圧もうまく利用することで、文明の大勝利に繋げて行くことで、新たな文明を切り開いて参りましょう。


02. 2014年10月10日 19:48:43 : aS6U0ewH0E
10年後、私たちの生活レベルは1つ下のランクに落ちている<2〜3のランク下だろう

03. 2014年10月10日 22:33:37 : jXbiWWJBCA
論理が破綻している。
財政の巨額な累積赤字自体は、日銀の量的緩和や、デフォルトによって解消可能なので本質的な問題ではない。
また政府が生き残るために、増税と福祉や行政の削減に動いて「国民からの収奪」が避けられなくなっているのではない。
非労働人口が増加して社会保障コストが増大している一方で、経済の潜在成長率は低下し国内企業の収益力が低下して税収が減少しているのに、公共投資を増やし、高成長を前提にした水準で社会保障など歳出を維持・増加しようとしていてPBが悪化し続けていることが現状の根本問題。
最終的には、増税と歳出削減により、適正な生活水準でバランスすることになるが、イノベーションや産業構造の改革に努めれば、現在の新興国以上の生活水準を維持することは十分に可能。

04. 2014年10月10日 23:35:52 : 4Zk1kd26fA
このダークネスとかいう人。ずっと安倍内閣の市場原理主義を称賛していた人じゃないの。それが経済破綻で社会全体が貧乏になるとか。

立場自体がおかしいだろう。韓国や中国が破綻しても日本は大丈夫じゃなかったのか。

実際今の政策が続けられると、権益を握っている者が死んでもというより人とを殺してでもその利権を離さないわけでそれが経済力低下になることはある。
次の原発事故でいちころか。貧乏中高年、老人がさらに増え社会が不安定化する恐れも大きい。支えるべき若い世代は非正規の貧乏人が増えるばかり。


05. 2014年10月10日 23:37:59 : aS6U0ewH0E
デフォルトによって解消可能なので本質的な問題ではない<デフォルトすると年金はどうなるのかな 笑 
 財政が日銀の量的緩和で何ともないなら、消費税増税も年金受給年齢引き上げ
 も必要なし、増税せず、京の単位まで刷り続けたら 笑
 4000兆円なら一万円札重ねて、地球一周 面白いじゃないか?
 

06. 2014年10月10日 23:40:34 : E8W58v0hiZ
国債の発行を借金と言っている時点でアホ・バカである。

国による信用創造である。

国というのは、民間(個人と企業)と反対の行動をとるために存在する。
信用創造も同じである。
民間の信用創造が落ちているときには国が信用創造しなければならない。

国債も民間から政府へお金を移動させるということでは税金と一緒である。
余っている人が自ら差し出す税金だから、不景気の時には一番良い税金だ。

金利が上がると困る?
金利が上がるほど景気が良くなれば、税収は10倍規模で増える。
なぜなら民間の信用創造で資金も10倍以上になるからだ。

景気が良くなれば、国は反対の行動である、支出の削減をすればよい。

プライマリーバランスを一致させるという思想がそもそも間違っている。
それを目指している時点でアホ・バカである。


07. 2014年10月11日 00:26:20 : du9KgRXNTs
一般国民の貧困化が進んでいるのは事実だが、その原因は、政府の財政難ではない。
日本は、国の資産を計算に入れれば、債務超過とはいえない。
巨額な債務を相殺できるほどの資産がある。

国の財政が大幅に赤字なのは、ひとつは、公務員と特殊法人への天下りの人件費、
売ることができないアメリカ国債を購入し続けていること。
米軍への思いやり予算、大企業への優遇税制などが原因だ。

これらの問題を全く論じないで、現状のろくでもない官僚の政策、自公政府の政策
日銀の金融政策を、暗黙裡に公定して、国民の貧困化を規定の路線かのように
言い立てるのは、単に、現状追認にすぎない。

こんな論説は、アウトローの名に値しない。



08. 2014年10月11日 06:38:08 : nJF6kGWndY

>政府が生き残るために、何が何でも増税と福祉や行政の削減に動いて「国民からの収奪」が避けられなくなっている

相変わらずバカだね

貧困化を政府のせいにしても無意味だ

単に、稼ぐ力が減り、外から有利な条件で買い物ができなくなったのに

働かない人間が増え、しかも浪費癖が続いている愚民家庭(国家)であるに過ぎない



09. Yomy 2014年10月11日 06:45:14 : xX7Gl1Krzg6PE : Qk0z0gVGLY
ダークネスには根本問題を解決する意思はまったくないだろうね。
現状やこの先の不幸を受け入れろとしか言ってない。安倍を賞賛する立場は
変わってないと思うよ。

ここ最近世界や各国の人口推移を調べたりしてるけど、面白いね。
日本の覇権国家化を防いだのは原発による健康被害じゃないかと思えてきた。
他にも、メディアによるイメージ戦略で少子化へ仕向けられたのかも。

逆にいうと、日本を立ち直らせるには、単純な話、人口増加。健康な男子が
まず増えないと、無理だなw

中国やインドのように人口増加に耐えられる社会システムを作り上げた国が
今後も強い国となる、と言えるかもしれない。今後の研究に乞うご期待w


10. 2014年10月11日 07:20:22 : 4FZ76I7Ivk
>>08

>働かない人間が増え、しかも浪費癖が続いている愚民家庭(国家)であるに過ぎない

お前のイカれた頭で勝手に決め付けるなよ馬鹿タレが

[12削除理由]:管理人:言葉使い

11. 2014年10月11日 09:23:34 : PXs78tua92
消費税なんていくらいじって税率上げても無駄です、消費税は結局のところ公務員の人件費に過ぎない。
そもそも税は経済中立でしょうに、消費税で収奪すればそっくり国民全体の所得が減り、消費が減少するのですから。これまでの体験からすれば、わが国民は絶対に貯蓄を止めない、消費税を上げれば消費を減らす。その最たるものが公務員、大企業サラリーマン、金持ちです。収入以上に使うことはあり得ない。

解決策は企業の利益を増やし、設備投資を誘発させ、賃金を増やす、税の自然増収で財政再建。それには新商品開発しかあり得ない。
障害となる規制を全廃、行政サービスを民営化するほか、本命として、低収益企業を倒産させる、これに尽きる、一切の税金援助を止めれば企業は本気で売れる商品開発、収益拡大に乗り出すでしょう。自力更生が経済の減速、これに戻れ、国民も甘えるな。


12. 2014年10月11日 13:13:37 : SGQxAeanoo
10年ぶりに日本に帰って投資できるかどうか見て来たが、ひどいものだった。昔の一億総中流時代の面影なんてどこにもない。貴族化した既得権層が贅沢やりたい放題で、その影でワープア奴隷がまるで江戸時代のごま油絞りよろしく締め付けられている。有名大企業でさえ平気で犯罪的な商売方法を行い、政府は見てみぬフリ。これでは国家としての競争力は落ちるばかりである。私も今後車や電子も含めた日本企業製品は避けようと思っている。当然だが日本国内で投資をしようとは思えなくなった。

13. 2014年10月11日 21:31:20 : oHvxcsntEY
>>01さん

BIってだめなんですかね?


14. 2014年10月12日 10:14:15 : E7SnLubCIE
増税分が、社会福祉に全額回しているか?

約束でなかったのか?アホの安倍よ!
増税する前に、政治運用予算を減らすのが、やることでないのか?
政治家の歳費削減、政務調査費の廃止、議員数削減はどうなったのか?

おい!”熊手”の渡辺喜美君、経費削減はどうなったのだ?みんなの党よ!
腐り自民党に擦り寄っているみんなの党、開いた口がふさがりません。
みんなの党は、たたみなさい!

国民の60%が生活保護受給!
これが一番楽ですね。
生活保護を受けるとするか?


15. 2014年10月12日 13:33:19 : tivI8OUQkI
BIってだめなんですかね?

ベーシックインカム制度を導入することで、貧富の格差が、一定の範囲内に縮小均衡し、同時に最低賃金の底上げに繋がることで、日本国民全体が、共に幸せに暮らすことが出来る社会に変えて行くことに繋がるのならば、大いに結構なことではないでしょうか。

これを長期的な目標に置くことで、手始めに、例えば、最低賃金水準を年収300万円程度を目安とするならば、これを生活保護受給額の上限にすることで、これを下回る分については、生活保護を貰い続けることが出来る様にする制度に変えてしまうというのは如何でしょうか。
これならば、生活保護受給者の皆様からすれば、この上限を超えて貰いすぎた分についてのみ減らすことにして、減らした分は、どうぞ他の方々に廻してあげて下さい、ということを言ってあげるくらいのことならば、簡単に出来ることではないでしょうか。
これに対して、国や自治体の職員の皆様にしてみれば、誇りを持って、深く感謝をして、「給付を少しでも減らして頂きまして、誠に有難うございます。減らした分については、他の受給者の皆様をはじめ、生活に困っている人たちに全て廻して頂き、少しでも予算が余った場合には、借金の返済にでも充てて頂きますので、どうぞよろしくお願い申し上げます」ということで応えて頂くくらいのことならば、簡単に出来るのではないでしょうか。

だとすれば、これを農家への戸別所得補償制度や最低補償年金にも適用することにするならば、この中で最低補償年金の財源については、全額消費税で賄うことにでもするならば、輸出に対する消費税戻しのようなものは全て廃止するなりすれば、増税なんかせずに、国民年金そのものを全て最低補償年金に置き換えてしまえば良いのだし、これならば、これまでに払い続けた国民年金保険料相当分については、そっくりそのまま使い続けることで、これに上乗せされる年金の中から、この国民年金保険料相当分だけを減らすことにして、企業ならびに労働者にとっての負担軽減に繋げてあげる様にすれば良いだけのことではないでしょうか。

これならば、高齢者にしてみれば、この最低補償年金分については、遠慮することなく受けることが出来る様になれば、無駄な消費をしなければ、そっと静かにお金を溜め込んで置くことも自由に出来るわけだし、今度はこれを家族などに還元してあげるくらいのことをして、幸せに暮らして行くことが出来る様になるのならば、大いに結構なことではないでしょうか。

また、医療や介護、保育、教育などについては、全て無償化することにすれば、、何か病気やケガをした時には、遠慮せずに医療や介護を受けることが出来る様になるのならば、特に病気もせず、怪我もせず、健康で暮らすことが出来るのならば、せめて必要な健康診断や人間ドックなどについては、無料で受けることが出来る様になりさえすれば、誇りを持って、健康保険料や介護保険料については、収入に応じて、幾らでも誇りを持って負担することで、必要な人たちに廻してあげることで、自らは必要最低限のサービスだけでも利用するだけで、共に幸せに暮らすことが出来る様になるのを誇りとすることが出来る様になれば、此れ程素晴らしいことはないし、今度はこれを、国際社会全体に対して、良いロールモデルとして示してあげることが出来る様になれば、此れ程喜ばしいこともないのではないでしょうか。


16. 2014年10月13日 09:46:08 : RCp3RKZcho
>>06
>国債の発行を借金と言っている時点でアホ・バカである。
>国による信用創造である。
>民間の信用創造が落ちているときには国が信用創造しなければならない。
>国債も民間から政府へお金を移動させるということでは税金と一緒である。
>余っている人が自ら差し出す税金だから、不景気の時には一番良い税金だ。

だまされる阿修羅住人が出ないように、以下言っておく。

一方だけをみて他方を軽視した見方、おまえこそアホバカの極み。
100円玉をみてみろ。表と裏があるだろ。それすらも忘れたか?
マジで信用創造で済むのなら、まるで無限に国債発行でき、どこの国家も
国債に苦労しない(笑)。
公会計におけるInterperiod Equity Conceptという、将来にできるだけ
ツケを残さないというどこの国の常識すらも、おまえには通じないかもな。

国債とは、国債を買うだけのお金のある民間部門から政府部門へとお金が
移動するという側面だけではないのだよ。それは一方の側面にすぎない。
もう他方は、債権者に対して、毎期毎期と利子を付けて返し、最後に元本を
返すという、つまり「増やして返す」という側面だ。
だから国債は、信用創造側面と同様に債権者に対する債務であり借金なんだよ。
こんなん当たり前!

財政体力が「増やして返せる」限りは、国債の信用創造の側面だけを
語っててもいいよ。しかし、国債って、金持ち個人投資家の個人金庫に眠った
金余りの札束が国債資金へと回ったような、まさかそんなイメージしてないよな。
国債を買ってるのは主に金融機関。つまり金融機関が買ってる国債の元手の
お金は我々の預貯金なんだよ。つまり、我々の預貯金は、金融機関がその
一部を、国がこれまで発行した国債にすでに回しちゃってるってこと。

このぐるぐる回るメカニズムが機能してる限りは、国が新規の国債を発行しても、
金融機関に買える元手のお金があり、国も利子付けて返せるから、機能する。
我々の預貯金も、引き出したければ引き出せるので懸念は生じない。

しかし、利子を払い元本を返す国側の、その払うそのお金の財源はどこ?
→ いうまでもなく税収だよ。
その税収は、おまえがいうような景気の変化で10倍規模で増やせるとかいう
ほどのお気楽なものじゃないんだよ。

いまは、ありとあらゆるモノが有り余ってる日本。
所得によって当然違うけれども、カネで何でも手に入る物が多すぎる時代だ。
自動車はある、携帯電話はある、冷蔵庫もテレビも電子レンジもある、
パソコンもあインターネットもある。
ライフサイクルってのがあるから、バンバン買い換えできるわけではない。
町行けばラーメン屋の隣にラーメン屋があり、あちこちにドラッグストアがあり、
あちこちに大型店舗があり、何でも揃ってる。
つまり、いまの日本は、さらに市場を開拓できる余地がないとはいわないが、
でも、逆にないものを探すほうが難しくもなってるわけ。
仮にビジネスモデルを拡げても、人間の欲求というものは無限にマーケット化
できるわけではないからね。
つまり、かつての右肩上がりの経済に戻れるような容易な時代ではないんだよ。

こういう日本で、税収を増やしたくとも、そうは容易じゃない。
年度の財源で、これまでに発行した国債の利子と返済すべき元本を払えてる
体力があるうちはいい。また、インフレになると実質債務は減るから、
(但し雀の涙だが)、インフレターゲット的政策をすべて否定するつもりはない。

しかし、借金の側面もちゃんと見ていかないと、年度の税収でまかなえない
既発行国債の利子/元本を、またまた国債を発行して補い、それでも済むうちは
いいかもしれないが、まるで麻薬体質のように抜けたくとも抜けきれなくなる。
で、いずれ国が払いたくとも払うお金がないような財政状況が、どんな人の目にも
みえるほどの現実になりかねないわけ。
断っておくが、それは増税すればいいとか、札束を刷するか別に政府証券とか何か
でも作ってしのげばいいとかバカなことはいうなよ。前者は国民の理解が簡単では
ないし、後者は紙幣の価値の暴落につながるからな。

国の財源で国債の利子あるいは元本をとうとう払えなくなってしまった場合は、
国債を保有する金融機関が貸借対照表に投資有価証券として計上してた、
安全資産だったはずのその国債が、減損処理しなくちゃならなくなるか、
回収不能つまりは債権が焦げ付くわけ。(レートは割愛)
で、焦げ付いたときは、金融機関の体力に響き、その金融機関からお金を
必要としている企業に響き、年金資金は国債に運用されてるから年金に響き、
めぐって預金者に響くわけ。
さらには、日本にお金を投資している外国企業がお金を回収できなくなると
国内の事態では済まなくなる。そうなると負のスパイラルは物凄いスピード
だろう。

以上、国債の借金たる側面がわかったか!
信用創造も結構だが、名目債務率も実質債務率も世界で類を見ない状況は、
(たとえば財務省の陰謀論とかをもって)片づけられる事象ではない、
これ、事実は事実なんだよ。
増やして返すという借金たる性格を侮れない時期に来てることは忘れるな。

ああめんどくせー。


17. 夏も爽席 2014年10月13日 14:02:21 : YlJzBCjjO2yEw : CBmfPAfSu6
>10年後の日本社会は、何らかの奇跡でも起きない限りは、より貧しくなっている。つまり、私たちの生活レベルは、今よりも1つ下のランクに落ちているのは間違いない。

ランク落ちなら我慢で済むかもしれないが
生存に関わってきそうでマジ怖いね
放射能の汚染も深刻化しそうだし
格差の拡大は犯罪の増加を呼んで
いつ巻き込まれるかもわからんような
時代がやがて来るんだな


18. 2014年10月13日 14:07:41 : jDUea84PZI
かくごせいってこと?
あんたになんか、いわれたくないね。

19. 2014年10月13日 16:51:58 : NNHQF4oi2I
<<10年後、私たちの生活レベルは1つ下のランクに落ちている

世界最高水準の 行政人件費は 見えないのか


20. 2014年10月13日 17:43:26 : Uxxf5yM3CU
小沢と安倍の目的は、いまの日本人を全員 0 にして、年金を払わず、半額の賃金で、女は娼婦、男は傭兵にやれる人民を、国外から調達して国民に入れ換えることだから

21. 2014年10月13日 19:10:16 : oHvxcsntEY
>>15さん

ありがとうございます。この危機をなんとか乗り越えることができたら国際的にも良いモデルになりますよね。ただ、その方法がこれまたなかなか難しそうですね

>>16さん

丁寧な説明ありがとうございます。
そのぐるぐる回る国債の麻薬システムは何年くらいもつんでしょうね
東京オリンピックあたりまではいけるのでしょうかね 



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