★阿修羅♪ > 経世済民91 > 183.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
アメリカの金融緩和策終了にどう備えるか(現代ビジネス)
http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/183.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 10 月 18 日 08:21:25: igsppGRN/E9PQ
 

主要国の株式市場は軟調、ドルも売られて・・・ photo Getty Images


アメリカの金融緩和策終了にどう備えるか
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40799
2014年10月18日(土) 真壁 昭夫「通貨とファイナンスで読む世界経済」 現代ビジネス


足元の金融市場が不安定な展開になっている。米国やわが国を中心に、主要国の株式市場は軟調な動きを示している。為替市場でも、今まで強含みの動向を続けてきたドルが売られやすい展開になっている。

こうした金融市場の動きの背景には、ヘッジファンドなど大手投資家が保有するリスク量を縮小する動き=リスク・オフのオペレーションがある。今まで買い上がって来た、米国株式やドルを売って利益確定を急いでいるとみられる。

今回の投資家のリスク・オフの動きには、米国の金融緩和策の終了=テーパーリングと、世界経済の減速に対する懸念がある。潤沢な流動性の供給が絞られ、世界的に景気減速の懸念があると、リスク・オフの動きが出てくるのは当然といえるだろう。

■重要な米国の金融政策

現在、大手投資家が最も注目しているのは米国の金融政策だろう。基軸通貨であるドルの供給量は、世界の金融市場に大きな影響を与える。特に、金融政策が緩和から引き締めに代わるタイミングが重要なターニングポイントになる。

過去の経験則からみると、米国の金融政策が引き締めに転換する場合、世界の金融市場に投資されていたドルが本国に回帰=リパトリエーションが鮮明化するケースが多かった。その場合、世界的に金融市場が不安定化する可能性がある。

今回も、10月にテーパーリングが終了した後、来年の夏場までに金利が引き上げられることが想定される。それが現実になると、新興国などを中心に株式市場が調整局面を迎える可能性が高い。

■為替・商品などの市場にも大きな影響

米国の金融政策の変更に加えて、世界的に景気が減速する懸念が台頭している。IMFの予測によると、今後、景気回復の足取りが一段と緩やかになるという。そうなると、投資家は株式や為替などの持ち高を調整せざるを得ない。

為替市場では、強含みの傾向を続けてきたドルにまとまった売りが出ており、ドルが対円・ユーロで弱含みになっている。また、穀物や鉱物、エネルギーなどの商品市況でも、大手投資家からの売りが目立っており軟調なトレンドになっている。

ヘッジファンドなどが12月の決算を控えていることもあり、景気の先行きに明確な明るさが出てくるまで、金融市場や商品市況の不安定な動きは続く可能性が高い。米国の金融政策の変更時期も気になる。当面、大手投資家は動きにくい展開になると予想する。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年10月18日 09:07:38 : jXbiWWJBCA
シカゴ日経平均先物 
2014年 10月 18日 05:44 JST 
シカゴ日経平均先物12月限(ドル建て)清算値 14905 (+375)
                   始値 14740
                   高値 14920
                   安値 14545

シカゴ日経平均先物12月限(円建て) 清算値 14880 (+350)
                   始値 14695
                   高値 14895
                   安値 14515
 大証日経平均先物12月限       終値 14530
http://n225cme.com/


モルガンS:トレーディング収入の伸びがウォール街トップ 

  10月17日(ブルームバーグ):米モルガン・スタンレー は7−9月(第3四半期)の純利益が前年同期のほぼ2倍に増えた。1−9月のトレーディングによる収入がウォール街でトップの伸びとなり、株価は上昇した。
17日の同社発表によると、第3四半期純利益は17億1000万ドル(約1820億円、1株当たり84セント)と、前年同期の9億600万ドル(同45セント)から増えた。
ジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)は債券トレーディング事業のリターン向上を目指してきた。1−9月の同業務からの収入は前年同期比で5%増え、4年にわたる減少傾向に終止符が打たれた。株式と債券を合わせたトレーディング収入は同期間に3.8%増え、ウォール街の6大銀行の中で最大の伸びだった。
第3四半期の債券セールス・トレーディング収入は会計上の調整を除いたベースで前年同期比19%増、株式トレーディング収入は同ベースで4%増だった。
株価は2.1%高の33.22ドルとなった。
原題:Morgan Stanley Shares Gain as Trading Rises Most on Street(2)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Michael J. Moore mmoore55@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Peter Eichenbaum peichenbaum@bloomberg.netSteve Dickson
更新日時: 2014/10/18 05:38 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NDLE4D6KLVRC01.html


 

米国株:上昇、決算や消費者マインド改善を好感−緩和期待も 
  10月17日(ブルームバーグ):17日の米国株 は上昇。企業決算の内容が予想を上回ったほか、米消費者マインド指数が7年ぶり高水準に上昇したことが好感された。世界の主要中央銀行が追加刺激策を講じるとの見方が強まったことも買い材料。
世界最大の油田サービス会社、シュルンベルジェは大幅上昇。原油価格の下落が事業には大きな影響を及ぼさないとの見方を示したことが手掛かりとなった。モルガン・スタンレーも高い。7−9月(第3四半期)の純利益が前年同期のほぼ2倍に増えた。一方、アーバン・アウトフィッターズは下落。年末商戦を控え、売り上げ不振が続いているとの見解を示したことが嫌気された。
S&P500種株価指数 は前日比1.3%上昇して1886.76で終えた。週間では1%安、2011年で最長の4週連続の下げとなった。ダウ工業株30種平均は前日比263.17ドル(1.6%)高の16380.41ドル。7日ぶりに上げた。ナスダック総合指数は1%上昇。
LPLファイナンシャル(ボストン)の経済ストラテジスト、ジョン・カナリー氏は「現在、市場は押し目買いムードが支配的だ」と述べ、「今週の株価急落は堅調な米国のファンダメンタルズと連動しておらず、一部投資家の買い意欲が再び高まった可能性がある」と続けた。
ECB理事とセントルイス連銀総裁
欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事は17日、ECBは数日以内に資産購入を開始すると発言した。また、セントルイス連銀のブラード総裁は16日、インフレ期待の低下に歯止めをかけるため、連邦公開市場委員会(FOMC)は債券購入プログラムの終了の先送りを検討するべきだとの見解を表明した。
10月の米消費者マインド指数は市場予想に反して上昇し、7年ぶり高水準となった。米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数 (速報値)は10月に86.4と、2007年7月以来の高水準。前月は84.6。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は84だった。  
コンスタンス・アソシーズの共同創業者、バージーン・ロバーツ氏は「株式は明らかに売られ過ぎていた。この日の上げは単なる反発だ」と指摘。「金融当局は追加支援を供給することはできるが、すべてできるわけではない。良好な決算シーズンを迎えれば、市場が必要としている信頼感を得られるだろう」と続けた。
エネルギー株高い
シュルンベルジェは3.7%高。S&P500種エネルギー株価指数 は0.9%上昇した。
モルガン・スタンレーは2.1%高。1−9月のトレーディングによる収入がウォール街でトップの伸びとなった。ジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)は人員や資本を縮小したものの、債券トレーディング部門のリターン増を目指してきた。
ゼネラル・エレクトリックは2.4%高。同社第3四半期利益はアナリスト予想を上回った。コスト削減が産業部門のマージン押し上げに寄与した。
グーグルのクラスA株は2.6%下落。第3四半期の利益はアナリスト予想に届かなかった。広告販売不振をてこ入れするため、同社は支出を拡大した。
原題:U.S. Stocks Rally on Stimulus Signs as Energy ProducersRebound(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Joseph Ciolli jciolli@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Lynn Thomasson lthomasson@bloomberg.netMichael P. Regan
更新日時: 2014/10/18 07:10 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NDLUZV6VDKHU01.html


 
米国債(17日):続落、住宅着工や消費者マインド指数に反応 
  10月17日(ブルームバーグ):米国債相場は続落。10年債利回りはここ1カ月で最大の上げとなった。9月の住宅着工件数が予想以上の伸びとなり、追加刺激策が必要になるとの懸念が後退した。
10年債は下げを拡大する展開となった。10月の消費者マインド指数が予想外に上昇し、7年ぶり高水準となったことが手掛かり。米国債は週間では上昇。世界的に成長が勢いを失いつつあるとの懸念から、米金融当局が利上げ開始を遅らせるとの見方が強まっている。10年債利回りは今週一時、2013年5月以来の低水準を付ける場面があった。
レイモンド・ジェームズ・アンド・アソシエーツのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼債券資本市場責任者、ケビン・ギディス氏は「国内の経済指標が改善すれば、人々の気持ちも明るくなる」と指摘。「市場に大きな不安が広がった時期もあるが、切り抜けた」と続けた。
ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.20%。同年債(表面利率2.375%、2024年8月償還)価格は11/32下げて101 18/32。利回りは今週9bp低下。15日には1.86%と、13年5月以来の低水準を付けた。
逃避需要が後退
米商品先物取引委員会(CFTC)の統計によれば、ヘッジファンドなど大口投機家は10年債先物に対する弱気な見方を強め、ネットショートは14日時点で12万3168枚と5月以降で最高となった。これは前週比で3万383枚の増加。
米政府債のディーラー間ブローカーで最大手のICAPでの米国債取引高 は4230億ドルに減少。15日には9459億ドルと、過去最高に膨らんでいた。年初以降の1日当たり平均は約3350億ドル。
ED&Fマン・キャピタル・マーケッツの米債券金利責任者、トーマス・ディガロマ氏は「逃避需要がやや後退している」と分析。「月末まで利回りは2.10−2.30%で推移するだろう。10年債利回りが11月や12月に2.40%を上回るとは考えていない」と続けた。
バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチ・グローバル・ブロード・マーケット指数における国債利回りの平均は前日に1.57%。15日には1.51%に下げ、1996年に記録を取り始めて以来の最低となっていた。
この日は米欧の金融当局者が潤沢な流動性を維持する考えを示したことを受け、安全資産としての米国債需要が後退したことも相場下落につながった。 
ボストン連銀総裁
ボストン連銀のローゼングレン総裁は、2015年中の利上げをなお予想しているとしたほか、最近市場で見られる荒い動きについて判断を下すのは時期尚早だとの認識を示した。
総裁は17日、米経済専門局CNBCのインタビューで景気が軟化した場合は国債購入プログラムの第4弾を検討すべきだとの考えを示した。
米商務省が発表した9月の住宅着工件数 (季節調整済み、年率換算、以下同じ)は前月比6.3%増の102万戸。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は100万戸だった。
10月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は86.4と、2007年7月以来の高水準。前月は84.6だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は84。
原題:Treasuries Fall for Second Day on Housing, ConfidenceStrength(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Susanne Walker swalker33@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.netPaul Cox
更新日時: 2014/10/18 06:52 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NDLSGA6VDKI001.html


 

10月17日の海外株式・債券・為替・商品市場 
  (ブルームバーグ):欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎NY外為:円が下落、世界的な金融緩和期待で逃避需要減退
ニューヨーク外国為替市場では円が主要31通貨の大半に対して下落。世界の主要中央銀行が金融緩和策を維持あるいは強化するとの観測で株式相場が上昇したことから、逃避先とされる円の買いが弱まった。
新興国通貨は上昇。ボラティリティ の期待を示す指数は低下した。同指数は今週、世界的な成長見通しの下方修正や米金融政策の再評価、エボラ出血熱感染拡大の見通しを背景に、8カ月ぶり高水準に達した。
HSBCホールディングスの為替ストラテジスト、ロバート・リンチ氏(ニューヨーク在勤)は電話インタビューで、「この日は市場がある程度落ち着いているのは確かだ」と指摘。「しかし、対円でのドル高の巻き戻しは恐らく終わっていない。ドルが対円で上昇することについて、あまり確信はない」と述べた。
ニューヨーク時間午後5時現在、円は対ドルで前日比0.5%安の1ドル=106円88銭。週間では0.7%上昇した。円は対ユーロでこの日0.1%安の1ユーロ=136円38銭。ドルは対ユーロで0.4%高の1ユーロ=1.2761ドル。週間では1.1%値下がり。
高利回り通貨は円に対して反発した。特にブラジル・レアルやインドネシア・ルピアの上げが目立った。
S&P500種株価指数は上昇、ストックス欧州600指数は9営業日ぶりに反発した。欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事がECBは数日内に資産購入を開始すると述べたことが背景にある。
「一時的な反動」
ファロス・トレーディング(コネティカット州スタンフォード)のマネジングディレクター、ブラッド・べクテル氏は「こうした相場持ち直しは単なる一時的な反動の可能性がある。必ずしもまだ安心し過ぎていいわけではない」と述べた。
JPモルガン・チェースのグローバルFXボラティリティ指数 は16ポイント低下の7.93%。週間ベースでは33ポイントの上昇となった。前日は一時8.56%と、2月6日以来の高水準をつけた。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)のアジア大平洋戦略責任者、グレッグ・ギブズ氏は、「ボラティリティは為替市場を含むすべての資産クラスで上昇していた」と指摘。「ドイツや中国など最近の経済指標が弱かったことや、エボラ出血熱が要因だったといえるだろう」と述べた。
米利上げ時期の見通し
フェデラルファンド(FF)金利先物の動向によると、2015年12月までに利上げが実施される確率は65%で、同月が最も早い利上げ開始時期であるとの見方が示唆されている。3日時点では来年7月までの利上げの確率が52%だった。
先進10カ国の通貨で構成されるブルームバーグ相関加重通貨指数によると、ドルは過去3カ月で6%上昇しており、上昇率トップとなっている。ニュージーランド・ドルは4.1%下落と、値下がり率トップ。円は0.2%下げている。
原題:Yen Slumps as Stimulus Optimism Damps Refuge Appeal; RealGains(抜粋)
◎米国株:上昇、決算や消費者マインド改善を好感
17日の米国株 は上昇。企業決算の内容が予想を上回ったほか、米消費者マインド指数が7年ぶり高水準に上昇したことが好感された。世界の主要中央銀行が追加刺激策を講じるとの見方が強まったことも買い材料。
世界最大の油田サービス会社、シュルンベルジェは大幅上昇。原油価格の下落が事業には大きな影響を及ぼさないとの見方を示したことが手掛かりとなった。モルガン・スタンレーも高い。7−9月(第3四半期)の純利益が前年同期のほぼ2倍に増えた。一方、アーバン・アウトフィッターズは下落。年末商戦を控え、売り上げ不振が続いているとの見解を示したことが嫌気された。
S&P500種株価指数 は前日比1.3%上昇して1886.76で終えた。週間では1%安、2011年で最長の4週連続の下げとなった。ダウ工業株30種平均は前日比263.17ドル(1.6%)高の16380.41ドル。7日ぶりに上げた。ナスダック総合指数は1%上昇。
LPLファイナンシャル(ボストン)の経済ストラテジスト、ジョン・カナリー氏は「現在、市場は押し目買いムードが支配的だ」と述べ、「今週の株価急落は堅調な米国のファンダメンタルズと連動しておらず、一部投資家の買い意欲が再び高まった可能性がある」と続けた。
ECB理事とセントルイス連銀総裁
欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事は17日、ECBは数日以内に資産購入を開始すると発言した。また、セントルイス連銀のブラード総裁は16日、インフレ期待の低下に歯止めをかけるため、連邦公開市場委員会(FOMC)は債券購入プログラムの終了の先送りを検討するべきだとの見解を表明した。
10月の米消費者マインド指数は市場予想に反して上昇し、7年ぶり高水準となった。米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数 (速報値)は10月に86.4と、2007年7月以来の高水準。前月は84.6。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は84だった。  
コンスタンス・アソシーズの共同創業者、バージーン・ロバーツ氏は「株式は明らかに売られ過ぎていた。この日の上げは単なる反発だ」と指摘。「金融当局は追加支援を供給することはできるが、すべてできるわけではない。良好な決算シーズンを迎えれば、市場が必要としている信頼感を得られるだろう」と続けた。
エネルギー株高い
シュルンベルジェは3.7%高。S&P500種エネルギー株価指数 は0.9%上昇した。
モルガン・スタンレーは2.1%高。1−9月のトレーディングによる収入がウォール街でトップの伸びとなった。ジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)は人員や資本を縮小したものの、債券トレーディング部門のリターン増を目指してきた。
ゼネラル・エレクトリックは2.4%高。同社第3四半期利益はアナリスト予想を上回った。コスト削減が産業部門のマージン押し上げに寄与した。
グーグルのクラスA株は2.6%下落。第3四半期の利益はアナリスト予想に届かなかった。広告販売不振をてこ入れするため、同社は支出を拡大した。
この日は小型株が一時の上げを失った。ラッセル2000指数は0.3%安で終えた。同指数は前日までの3営業日で3.5%上昇していた。  
原題:U.S. Stocks Rally on Stimulus Signs as Energy ProducersRebound(抜粋)
◎米国債:続落、住宅着工件数や消費者マインド指数に反応
米国債相場は続落。10年債利回りはここ1カ月で最大の上げとなった。9月の住宅着工件数が予想以上の伸びとなり、追加刺激策が必要になるとの懸念が後退した。
10年債は下げを拡大する展開となった。10月の消費者マインド指数が予想外に上昇し、7年ぶり高水準となったことが手掛かり。米国債は週間では上昇。世界的に成長が勢いを失いつつあるとの懸念から、米金融当局が利上げ開始を遅らせるとの見方が強まっている。10年債利回りは今週一時、2013年5月以来の低水準を付ける場面があった。
レイモンド・ジェームズ・アンド・アソシエーツのエグゼクティブ・バイスプレジデント兼債券資本市場責任者、ケビン・ギディス氏は「国内の経済指標が改善すれば、人々の気持ちも明るくなる」と指摘。「市場に大きな不安が広がった時期もあるが、切り抜けた」と続けた。
ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.20%。同年債(表面利率2.375%、2024年8月償還)価格は11/32下げて101 18/32。利回りは今週9bp低下。15日には1.86%と、13年5月以来の低水準を付けた。
逃避需要が後退
米商品先物取引委員会(CFTC)の統計によれば、ヘッジファンドなど大口投機家は10年債先物に対する弱気な見方を強め、ネットショートは14日時点で12万3168枚と5月以降で最高となった。これは前週比で3万383枚の増加。
米政府債のディーラー間ブローカーで最大手のICAPでの米国債取引高 は4230億ドルに減少。15日には9459億ドルと、過去最高に膨らんでいた。年初以降の1日当たり平均は約3350億ドル。
ED&Fマン・キャピタル・マーケッツの米債券金利責任者、トーマス・ディガロマ氏は「逃避需要がやや後退している」と分析。「月末まで利回りは2.10−2.30%で推移するだろう。10年債利回りが11月や12月に2.40%を上回るとは考えていない」と続けた。
バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチ・グローバル・ブロード・マーケット指数における国債利回りの平均は前日に1.57%。15日には1.51%に下げ、1996年に記録を取り始めて以来の最低となっていた。
この日は米欧の金融当局者が潤沢な流動性を維持する考えを示したことを受け、安全資産としての米国債需要が後退したことも相場下落につながった。 
ボストン連銀総裁
ボストン連銀のローゼングレン総裁は、2015年中の利上げをなお予想しているとしたほか、最近市場で見られる荒い動きについて判断を下すのは時期尚早だとの認識を示した。
総裁は17日、米経済専門局CNBCのインタビューで景気が軟化した場合は国債購入プログラムの第4弾を検討すべきだとの考えを示した。
米商務省が発表した9月の住宅着工件数 (季節調整済み、年率換算、以下同じ)は前月比6.3%増の102万戸。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値は100万戸だった。
10月の米トムソン・ロイター/ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は86.4と、2007年7月以来の高水準。前月は84.6だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は84。
原題:Treasuries Fall for Second Day on Housing, ConfidenceStrength(抜粋)
◎NY金:続落、米欧の株式相場持ち直しで逃避需要減退
ニューヨーク金先物相場は続落。株式相場の上昇を背景に、逃避先としての需要が減退した。前日に弱気相場入りに近づいたパラジウムは反発した。
インテグレーテッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)のヘッドディーラー、フランク・マギー氏は電話インタビューで、「株式相場が持ち直す中、きょうは逃避買いの動きが反転している」と指摘。「米経済指標は強かった」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月限は前日比0.2%安の1オンス=1239ドル。
パラジウム先物12月限は1.4%高の1オンス=756.70ドル。プラチナ先物1月限は0.8%上げて1261.50ドル。銀先物12月限は0.6%下げて17.331ドル。 
原題:Gold Declines for Second Day After U.S., Europe EquitiesRebound(抜粋)
◎NY原油:ほぼ変わらず、ブレントは下げ過ぎ感から続伸
ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)はほぼ変わらず。前日には一時1バレル=80ドルを割り込む場面があった。北海ブレントは続伸。年初来高値から25%下げたのは行き過ぎとの見方から買いが入った。
コンフルエンス・インベストメント・マネジメント(セントルイス)の市場担当チーフストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は「恐らく最悪期は終わっただろう」と指摘。WTIは「80ドルを維持すると思うが、再びその水準を試しに行っても意外ではない」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は5セント高の1バレル=82.75ドルで終了。週間では3.6%、年初からは16%それぞれ下落した。
ロンドンICEのブレント先物12月限は34セント高の86.16ドル。週間では4.5%安、年初からは22%安となった。
原題:Brent Crude Extends Rebound on Speculation Drop WasExcessive(抜粋)
◎欧州株:3年ぶり大幅高−景気低迷で追加刺激求める圧力
17日の欧州株式 相場はここ3年近くで最大の値上がり。指標のストックス欧州600指数は前日に過去11年で最長の続落となっていたが反発した。ユーロ圏の景気低迷が当局者に刺激策拡大を促す圧力を高めている。
ストックス600指数 は前日比2.8%高の318.68で終了。前日までの8営業日続落で7.7%下げ、年初来安値を付けていた。欧州中央銀行(ECB)のクーレ理事が、同中銀は数日内に資産購入を開始すると述べたことが支援要因となった。
業種別19指数全てが上げた。新車販売が9月に持ち直したことを手掛かりに自動車株が高い。石油・ガス銘柄は3年ぶり安値から反発、銀行株は1年ぶりの低水準から上昇した。
BGL・BNPパリバの株式ストラテジスト、ギヨーム・デュシェーヌ氏(ルクセンブルク在勤)は電話インタビューで、「最近激しく売られた後では特に、ECBからの資産購入プログラムに関するニュースは株式市場にとって極めて前向きかつ相場を支援する要因となるだろう」と述べた。
世界の株式市場では9月以降に時価総額にして約5兆5000億ドルが失われたが、この下げを率いたのが欧州株だった。景気に対する懸念が再燃したためで、国際通貨基金(IMF)は先週に世界経済成長率見通しを下方修正したほか、ドイツ鉱工業生産や米小売売上高などの経済データで投資家懸念が強まった。
17日の西欧市場では18カ国全てで主要株価指数が上昇。独DAX指数は3.1%、仏CAC40指数は2.9%それぞれ上げ、英FTSE100指数は1.9%高となった。
個別銘柄では、フランスのホテル会社アコーが4%上昇。自動車銘柄指数は1年3カ月余りで最大の値上がりとなり、仏プジョーシトロエングループ(PSA)は7%急伸した。銀行銘柄では、ギリシャ・ナショナル銀行 が9.1%、アルファ銀行が6.3%それぞれ上昇した。
原題:European Stocks Rise Most Since 2011 as Stimulus PressureGrows(抜粋)
◎欧州債:イタリア債上昇、ECBの資産購入控え−ギリシャ債も高い
17日の欧州債市場では、イタリアとスペインの国債が3日ぶりに上昇した。欧州中央銀行(ECB)が緩和策の一部であるカバード債の購入を可能にする法が18日に施行されると発表したことが手掛かり。
ギリシャ国債も値上がりし、週間ベースで約2年ぶりの大きさとなっていた下げ幅を縮めた。ECBのクーレ理事が数日内に資産購入が開始されると語ったことも好材料。一方、ドイツ10年債は続落し、今週の上げ幅を削った。ギリシャが支援策脱却を望んでいることや、ユーロ圏が再びリセッション(景気後退)に向かっているとの報道を背景に、同国債利回りは前日に過去最低を付けていた。
ウニクレディト・グローバル・リサーチ(ミラノ)のシニア債券ストラテジスト、ルカ・カツラーニ氏は「午前に始まった相場の持ち直し」がクーレ理事の発言を受けて「やや勢いを増した」とし、債務危機の渦中にあった2012年とは「状況は全く異なる」と語った。
ロンドン時間午後5時現在、イタリア10年債利回りは前日比8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の2.50%。前週末比 では17bp上昇で、この上げ幅は9月12日終了週以降で最大。同国債(表面利率3.75%、2024年9月償還)価格はこの日、0.845上げ111.13。
同年限のスペイン国債利回りは4bp下げて2.17%。ソブリン債危機のピークだった12年には7.751%を付けていた。
ギリシャ10年債 利回りは90bp低下の8.07%。一時は9.33%と、1月17日以来の高水準に達した。前週末比では147bp上昇で、12年5月以来の大きな上げ。
ドイツ10年債利回りは前日比4bp上昇し0.86%。16日には0.715%まで下げ、これまでの最低 を記録した。
原題:Italian Bonds Gain as ECB Preps Asset Buying; Greek DebtRallies(抜粋)
記事についての記者への問い合わせ先:ニューヨーク 千葉 茂 +1-212-617-3007 schiba4@bloomberg.net記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 +81-3-3201-3651 yokubo1@bloomberg.net楽山 麻理子
更新日時: 2014/10/18 07:13 JST


 

ゴールドマンが進化、トレーディング収入の寄与度低下が続く

  10月16日(ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス ・グループの総収入にトレーディング収入が占める割合が縮小し、少なくとも2008年以降で最も小さくなった。合併・買収(M&A)助言と商業銀行業務、資産運用の収入が隙間を埋めた格好。
5年前にトレーディング収入でウォール街の記録を塗り替えた同社は、今年1−9月の株式と債券トレーディング収入が収入全体に占める割合が45%に低下。09年の同期間には77%に達していた。09年は現在の部門構成の下で決算が発表された最初の年。
ゴールドマンはこの2年間、株式引き受け業務でのトップに返り咲いたほか、運用資産を2000億ドル以上増やしプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資で利益を上げるなどで、トレーディングをめぐる悪環境の影響緩和を図ってきた。
債券トレーディングは依然、ゴールドマンにとって最大の事業だが、他の4分野(投資銀行、投資・融資、株式トレーディング、資産運用)も1−9月の収入にそれぞれ17−20%寄与した。
原題:Goldman Evolves as Trading’s Share of Revenue Continues toSlide(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Michael J. Moore mmoore55@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Peter Eichenbaum peichenbaum@bloomberg.netDavid Scheer
更新日時: 2014/10/17 03:27 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NDJMUA6K50Y301.html


02. 2014年10月18日 09:09:58 : jXbiWWJBCA
日欧の緩和策、かつての米QE上回る可能性=資産運用大手幹部
2014年 10月 18日 02:20 JST
[ロンドン 17日 ロイター] - 資産運用大手フランクリン・テンプルトンの欧州債券部門長、デービッド・ザーン氏は17日、日銀と欧州中央銀行(ECB)の金融緩和策を組み合わせると、米連邦準備理事会(FRB)がかつて単独で実施していた量的緩和(QE)を上回る可能性があり、欧州債券の魅力が増すことになるとの見解を示した。

ポートフォリオマネジャーも務めるザーン氏は調査ノートで、日銀とECBはデフレあるいは低インフレと闘うために緩和策を続ける公算が大きいと指摘。「日本と欧州のQEプログラムへの貢献度合いは、恐らく米国がかつて実施していたことを上回る」との見方を示した。

「それ故、グローバル規模で現在供給されている流動性は、FRBがかつて単独で供給していた水準に一致あるいはそれを上回っているだろう」とした。

そのうえで、欧州債券は良好な投資機会を提供している可能性があるとし、ユーロEUR=は対ドルで値を下げるだろうとの見通しを示した。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0I61ZU20141017?rpc=223


 

格差拡大を非常に憂慮、過去100年で最大水準近く=イエレン議長
2014年 10月 18日 01:31 JST
[ボストン 17日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は17日、所得や富の格差拡大を「非常に」憂慮しているとの認識を示した。地区連銀主催の会議での講演原稿で明らかになった。

最近の市場のボラティリティーや金融政策には言及しなかった。

議長は「過去数十年間の格差拡大を要約すれば、富裕層の所得や富が著しく増大する一方、大半の所得層では生活水準が低迷している状態と言える。このことは明白だ」と指摘した。

そのうえで「こうした傾向が、わが国の歴史に根ざした価値観、中でも米国民が伝統的に重きを置いてきた機会の平等に照らしてどうなのかと問うことが適切だ」と話した。

FRBが前月公表した調査によると、米国の所得格差は昨今の金融危機で拡大し、富は上位3%の富裕層に集中していることが分かっている。

イエレン議長は、過去2年の住宅価格の持ち直しが低所得層の富の回復に寄与したとの認識を示した。

一方で、高等教育の費用増加など、機会均等の欠如を招く原因について複数言及。ビジネス形成の鈍化が生産性を抑制する可能性があり、経済機会への新たな脅威になっていると指摘した。

また学校予算に関し他国との比較に言及したほか、一部推計によると「所得と富の格差は過去約100年で最大の水準に近い」とも述べた。

議長は、この会合で質問は受け付けず、最近の市場急落を受けた米経済の見通しにも言及しなかった。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0I61VC20141017


03. 2014年10月18日 10:19:31 : jXbiWWJBCA
2014年10月17日11:20
カテゴリ本
資本主義は海賊である

海賊と資本主義 国家の周縁から絶えず世界を刷新してきたものたち
近代の主権国家(領土国家)は縄張り争いに勝った組織暴力だと論じたのはTillyだが、それに対して海を暴力で支配し、ドゥルーズ=ガタリのいう脱テリトリー化を行なった資本主義は、海の組織暴力である。

イギリスの繁栄の基礎を築いたのが海賊だったことは偶然ではない。それどころか、大英帝国そのものが史上最大の海賊だったといってもよい。彼らが新大陸で奴隷を使って収奪した富は、その後400年にわたる資本主義の本源的蓄積になった。マルクスがのべたように、資本主義の原初には暴力があるのだ。
マルクスが発見したのは、市場経済から資本主義は出てこないということだった。スミス的な市場経済は歴史とともに古く、それがもっとも高度に発展したのは中国だった。しかし市場経済は、成熟するにつれてレントがなくなり、均衡状態に近づく。新古典派経済学は、18世紀の中国にもっともよく当てはまる。

このような陸の国家に対して海の資本主義が挑戦した。オランダは16世紀から東南アジアを支配し、イギリスと海賊行為を争った。海賊が世界をすべてテリトリーに収めた19世紀末に資本主義は完成し、世界は宗主国によって再テリトリー化された。このテリトリーの再分配をめぐって行われたのが2度の世界大戦だったが、これに勝った英米が20世紀後半の世界秩序を安定させた。

本書はこうした資本主義と主権国家のカルテルにネット上の海賊が挑戦しているというが、それは国家に対する本質的な脅威ではない。問題はピケティも指摘するように、ネットを使って国家の支配を逃れる富が世界の1割近いことだ。

向こう100年を考えると、法人税率はゼロに近づき、所得税もタックス・ヘイブンを使える大富豪ほど税率の低くなる逆進的な税になるだろう。そもそも海賊的なシステムである資本主義を土地で囲い込む近代国家に限界があるのだ。

カール・シュミットのいうように近代が「陸と海の戦い」だとすると、自由に移動して富を掠奪し、それをオフショアに蓄積する海賊に、陸の国家は勝てない。英米ではそれが富の格差をもたらしているが、海洋国家だった日本はグローバル化に乗り遅れ、富を国内に貯蓄している。これが日本経済の衰退する最大の原因である。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51915731.html


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民91掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民91掲示板  
次へ