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海外工場のずさん管理、危機招く=タカタの欠陥エアバッグ(時事通信)
http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/309.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 10 月 26 日 07:05:05: igsppGRN/E9PQ
 

海外工場のずさん管理、危機招く=タカタの欠陥エアバッグ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141025-00000061-jij-n_ame
時事通信 10月25日(土)15時39分配信


 【ニューヨーク時事】自動車部品メーカー、タカタが製造したエアバッグの欠陥をめぐる問題が米国で深刻化している。

 運輸当局は問題のエアバッグを搭載した車約780万台の所有者に対し、すぐに修理するよう異例の声明を発表。議会も調査に着手した。危機的な状況を招いたのは、タカタが海外展開を急いだ2000年代初頭のずさんな管理体制だ。

 問題のエアバッグは、主に00〜02年に米国とメキシコの工場で生産された。エアバッグを膨らませるガス発生剤の製造過程で、不良品を除外する装置を作動し忘れたり、2回必要なプレス工程を1回省いたり、保管時に湿度の管理を怠ったりといった初歩的なミスが相次いだことが欠陥の原因だ。

 タカタの最大の取引先であるホンダは、08年以降に9回リコール(回収・無償修理)を実施。リコール発表後に対象外のエアバッグで事故が起こり、新たな製造ミスが発覚、リコールを繰り返す事態に陥った。さらに、タカタ側の記録の不備が原因で一部の欠陥品の流通先が特定できず、リコール対象が拡大。09年にはエアバッグが破裂して金属片が飛散する事故で2人が死亡した。

 タカタは現在、約20カ国で50カ所以上の生産拠点を持つ。問題が起こったのは、海外拠点を急増させていた時期だ。09〜10年のトヨタ自動車の品質問題も、急速な海外展開が一因とされた。タカタの危機は、グローバル化を急ぐ中で品質管理を徹底することの難しさを改めて示した。 


 

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コメント
 
01. 2014年10月26日 08:23:13 : FUtnN1arpo
こういうことも含めて海外生産のメリット/デメリットをよく計算してね。

02. 2014年10月26日 10:20:32 : ytIWoEzSFI
もしもタカタが滋賀県・彦根の織物業者のままだったら、今頃は廃業して世間から忘却されていたかも知れない。シートベルトからエアバッグに事業を広げてここまで大きくなってきたが、これからどうなるか見通しがつかないな。

エアバッグだけど、今では自動車の標準装備になっているのであるが、危険な火薬を用いていることから、これに懐疑的な自動車メーカー首脳もいた。クライスラーを再建したアイアコッカ会長も、このエアバッグに反対だった。しかし、エアバッグを採用しないと、年々厳しくなる自動車の安全基準に合格しないと役員会で説得され、やむなく採用したらしい。


03. 2014年10月26日 21:03:55 : I1dXExxYp2
つまらぬ部品でつまづいたもんだ。

04. 2014年12月03日 19:26:49 : jXbiWWJBCA

タカタ、全米規模へリコール拡大せず−米当局は次の措置へ

  12月3日(ブルームバーグ):エアバッグ不具合問題をめぐり、タカタ は米当局が求めていた全米規模へのリコール拡大を実施しない方針を明らかにした。米当局は回答内容を検討し、次の措置を決める。
タカタ経営企画本部IR部バイスプレジデントの佐野仁氏は電話取材に対し、全米でのリコールを実施しない方針とした。不具合の原因については自動車メーカーと調査を進めているが、既にリコールしている多湿地域以外では何ら問題が発生していないと指摘。リコールは自動車メーカーが実施するものであり、タカタとしては米国の元運輸長官など第3者を交えた品質保証委員会で引き続き原因を究明するとした。
米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、タカタが要求を拒絶したとし、回答は期待外れとのコメントを発表した。NHTSAでは回答内容を検討し、次の措置を決める。NHTSAはタカタに宛てた11月26日付の書簡で、運転席側エアバッグのインフレータ(膨張装置)の欠陥を特定する全米規模のリコールに関する報告書を12月2日までに提出するよう指示していた。
タカタの高田重久会長兼最高経営責任者(CEO)は3日付の声明で、米国で当局が地域限定リコールを全米規模へ拡大するよう強く求めていることを理解しているとしていた。また、各自動車メーカーが今後実施するあらゆるリコールについて、必要な交換部品の増産を含め、全力でサポートするとした。
不具合は3類型
NHTSA局長代行のデービッド・フリードマン氏は3日に開かれる米下院公聴会に向けて証言テキストを提出。それによると、これまでの不具合問題を、1)製造過程の問題に関連した全米規模のリコール、2)多湿地域での継続使用に関係し、製造過程か構造、他の未特定の問題に関連した助手席エアバッグのリコール、3)多湿地域に限定する理由がないため当局が全米規模への拡大を求めた運転席エアバッグのリコール−の3類型があるとした。
タカタの品質保証本部シニアバイスプレジデントの清水博氏は11月の米上院公聴会で、現時点で多湿地域以外から回収したインフレータを調べたところ、破裂したものはなかったと指摘していた。
タカタ製エアバッグのインフレータ不具合問題では、内圧が異常上昇して容器が破損して飛び散る恐れがある。世界で1000万台を超える車がリコールされ、米国とマレーシアでは死亡事故も発生した。日本では約261万台がリコール対象になっているが、死傷事故の報告はない。
太田昭宏国土交通相は11月28日の会見で、タカタ問題について、ものづくりの日本を揺るがす懸念があるとの認識を示し、万全の体制で臨む必要があると指摘していた。
記事についての記者への問い合わせ先:大阪 堀江政嗣 mhorie3@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Chua Kong Ho kchua6@bloomberg.net 浅井秀樹, 中川寛之
更新日時: 2014/12/03 15:32 JST

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NFZN386JTSEC01.html


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