★阿修羅♪ > 経世済民91 > 445.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
展望リポート案で激震 黒田総裁、緩和決断の舞台裏(日経新聞)
http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/445.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 11 月 02 日 16:43:15: igsppGRN/E9PQ
 

展望リポート案で激震 黒田総裁、緩和決断の舞台裏
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF01H0C_R01C14A1NN1000/
2014/11/1 23:28日本経済新聞 電子版


 世界の金融市場を驚かせた日銀の追加緩和は、経済・物価情勢の展望(展望リポート)の原案で2015年度の物価見通しが大幅に下振れしたことが引き金となった。黒田東彦総裁は「2年程度で2%の物価目標を達成する」とのシナリオが崩れる事態を避けるため、急きょ追加緩和にカジを切った。関係者の話から決定までのプロセスが浮かび上がってきた。

 「このままでは2%程度といえなくなる」。決定会合2日前にまとめた展望リポートの原案で、消費者物価指数(除く生鮮食品)の前年比上昇率の見通しは消費増税の影響を除き、1%台半ばどまり。黒田総裁ら執行部に激震が走った。

 日銀は昨年4月以来、15年度の物価見通しを1.9%で維持し、「2%程度」と説明してきた。10月28日の参院財政金融委員会でも、日銀の物価シナリオが崩れているとの批判に、黒田総裁は不動の15年度見通しを根拠に反論していた。

 物価見通しを原案通りに公表すれば、黒田緩和の「失敗」と受け取られかねない。執行部も「2%程度」死守へ、一気に追加緩和に傾いた。黒田総裁は原油安が加速した10月中旬に準備を指示していた追加緩和策の詰めを事務方に急がせた。

 追加緩和を反映した15年度の物価上昇率は1.7%と「ぎりぎり2%程度といえる水準」(日銀)をなんとか保てた。だが見通しの内訳をみると、政策委員のひとりは追加緩和でも16年度まで1%程度で横ばいが続くとみる。日銀内でも緩和効果を巡って意見の差が浮き彫りになりつつある。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. ひでしゃん 2014年11月02日 20:01:50 : dsqbUTCLpgzpY : l9iSwseQ8k
場当たり金融政策で墓穴を
非常識なリスク選好金融政策では市場の信頼獲得は困難
日銀の財政ファイナンス(日本国債の買い占め)もいずれ行き詰る
出口戦略のない国債買占め(麻薬)が国家財政規律を麻痺させる
国債の暴落(金利急騰)が差し迫ってきた
新規国債の発行に買い手不在も
貿易収支・経常収の赤字が定着し日本市場は見放される
金利急騰すれば日米金利差も縮小・解消され為替は円高・株価暴落は必至
株価急騰も最後のあだ花か?
いよいよパニック到来

02. 2014年11月02日 20:54:47 : gvBMX1OerU
いや~
アメリカからヤレって言われたからだよ

03. 2014年11月03日 02:35:33 : Fbxh3x58zg
給料も上がらないのに物価を上げて何かメリットがあるのか。

04. 2014年11月03日 06:40:26 : jXbiWWJBCA

小笠原誠治の経済ニュースに異議あり
黒田総裁がバズーカ砲を撃った理由
2014/11/01 (土) 11:12
 昨日は、日銀の追加緩和が市場に衝撃を与えた1日でした。まさに黒田バズーカ砲の炸裂という表現がぴったりです。

 しかし、それにしてもこれほどの株価の急騰と円安が起ころうとは。

 そうお思いにはなりませんか? だって日経平均は755円ほど上げ、それにドル円は112円台になっているのですから。

 では、何故これほどまでにマーケットは反応したのか?

 それは、余りにも驚きが大きかったからです。確かに一部では追加緩和策を催促する声があったものの、大勢は、これまでの金融緩和策が継続されるだろうとみていたことは否定できないからです。

 それに、黒田総裁は我が国の経済の現状について強気な姿勢を保ってきていたではありませんか。海外での講演でも強気の姿勢を保っていました。そのような認識からすれば、追加の緩和策を打ち出す理由などなかった筈です。

 さらに言えば、追加緩和策の決定に関し9人いる政策委員のうち4人の委員が反対しているのです。そのような状況にあったのに、誰が追加緩和策が採択されると予想できたでしょう?

 いずれにしても、それほどの意外性があったからマーケットは反応したのです。

 では、何故黒田総裁は、この段階で追加緩和策を打ち出したのか?

 強気の発言とは矛盾しないのか?

 私は、景気が落ち込み、インフレ率が再び鈍化しつつあるうえに、10%への消費税率の引き上げの判断時期が差し迫ってきていることが大きかったと思うのです。

 第一に、異次元緩和策を成功させるためには、何としても目標インフレ率の2%を達成する必要があるが、このままでは目標が達成できるか覚束ないという思いが強まってきていた。さらに、黒田総裁はそもそもは財務省出身であるばかりでなく、主税畑育ちのタックスマンでもあり、どうしても増税を延期する声を封じる必要があると考えた、と。

 そこで、追加緩和策を打つ選択肢が浮上したのではないのでしょうか。但し、追加の緩和策は、何も今打つ必要はなかったかもしれません。例えば、増税を判断する直前でもよかったし、と。

 しかし、そこにはこれまでの彼の経験が影響しているのではないでしょうか。

 彼は主税畑育ちであると言いましたが、国際金融畑の経験も長く、最後は財務官まで務めた人です。そして、当時の国際金融局の主な仕事の一つは、債務問題の解決のため資金貢献をすることでしたが...そこから彼はヒントを得ているのではないでしょうか。

 日本はかつて債務問題解決のために先進国のなかでは突出してお金を出していた国ですが、それだけお金を出しても褒められることは少なかったのです。

 何故か?

 それは、日本はいつもしぶしぶお金を出していたからです。

 何故しぶしぶお金を出していたのか? 

 それは、我が国は、先ず他の先進国がどれほどお金を出すのかを見てから自分が出すべきお金の額を決めるようなところがあったからです。

 で、そうやっているとどうしても決定が遅れる、と。それに、他の国がどのような行動を取るかが分からないと財政当局(主計局)がお金を出すことにゴーサインを出さなかったというような事情もありました。

 結果として、多額の資金を日本は出しながらも日本が感謝されることは少なかったのです。

 だったら、最初から日本が率先してお金を出すと言えば、どれだけ効果があったか、と。

 そのような思いが黒田総裁にはあったのではないでしょうか。

 似たようなことは日銀でもあったのです。日銀批判をする人々には悪いイメージしか残っていない総裁の一人に速水さんがいます。しかし、あの人の時代に量的緩和策を打ち出した訳ですし、日銀が株を購入する禁じ手にまで手を出したのです。信じられますか? 決して何もしなかった訳ではないのです。

 しかし、繰り返しになりますが、評価は芳しくありませんでした。

 何故か?

 それは、しぶしぶそのような政策を打ち出したからです。

 そのようなことを黒田総裁は十分すぎるほど認識していたのではないでしょうか?

 新政策を打ち出すなら、促されて打ち出すのではなく率先して打ち出すべきだ、と。しかも、意外性があればなお効果があるだろう、と。

 ということで、10%への消費税率の引き上げの布石という意味もあり、ここで黒田総裁は勝負に出たということなのでしょう。

 確かに奇襲攻撃は成功したと言えるでしょう。これだけ株価が上がったのですから。

 でも、急激な円安についてはどう思っているのでしょうか?

 為替に関しては、水準自体よりも急激に乱高下することが一番困ることだというのは、専門家の常套句ではなかったのではないでしょうか。

 いずれにしても、奇襲攻撃は成功したものの...カードは切り尽したという不安もあるのです。

以上
http://www.gci-klug.jp/ogasawara/2014/11/01/022633.php



GPIFの運用比率変更で株価暴落のリスクはむしろ高まる!
2014/11/02 (日) 10:59
 黒田総裁が放ったバズーカ砲のためにGPIFの運用比率の変更のニュースが霞んで見えます。

 それにしても、こんなに株価が上がるなんて...

 ところで、昨日、私は黒田総裁がバズーカ砲をこのタイミングで撃った理由について考えましたが...でも、よくよく考えるともう一つ大きな理由があることに気が付きました。皆さんは、お感じになっていませんか?

 実は、今回の追加緩和策は、安倍政権の人気挽回策ではなかったのか、と。

 小渕大臣と松島大臣の辞任に加えて様々な政治資金の問題が取りざたされるようになってきて、何やら第一次安倍政権の時代の悪夢がよみがえりそうななか、そうした雰囲気を一掃するための苦肉の策ではなかったのか、と。

 どうやったら悪いムードを一掃できるのか?

 答えは、株価を上げること!

 第二次安倍政権が比較的高い支持率を維持してこられたのも、全て株価回復のお蔭であるのです。

 でも、株価を上げのはそれほど容易いものではないのです。やれるならとっくにやっているでしょう。但し、何も策がない訳ではない、と。

 では、どうしたら株価を上げることができるのか?

 株価も、他の商品と同じように需要と供給の関係によって決まる。そこで、株に対する需要を増やせば株価は上がる訳ですが、例えばGPIFなどに株を沢山買わせることについては、大切な年金の原資ですから、なるだけリスクの低いもので運用すべきだという縛りがあるのです。

 それに、仮にGPIFの株式運用比率を高めると、その分国債での運用比率が低下し、国債の価格が下がるという反作用が伴うのです。

 政府としては、確かに株価を上げたいものの、その一方で国債の価格が下がるのも困るのです。国債の価格が下がるというのは、国債の金利が上がることを意味するので、国の利払い負担が増加してしまうからです。

 でも、GPIFが保有する筈であった国債を日銀が肩代わりすると?

 そうなると、株価が上がるだけではなく、国債の価格が下がることもないと。というよりも、国債の価格はもう少し上がる可能性もあるのです。プラス、日銀自身がETFの購入額を増やせば、これまた株価を上げる要因になるのです。

 いずれにしても、GPIFが約120兆円ほどある資産のうちの半分の約60兆円を内外の株式で運用することになったと発表された直後に、それをさらにダメ押しするように日銀のバズーカ砲が放たれたのです。

 ドカーン!

 株価が上がったのだから結構なことだ、と貴方は思いますか?

 しか〜し...私は怖い!

 だって自分たちの大切な年金の原資の半分が株で運用されるなんて、とても危険だと感じるからです。常識から言っても株式運用の比率が高すぎる!

 もっとも、私のこのような意見に対しては、長い目で見れば株価は少しずつ上昇するのだから、下がったから売るなんてことをしなければ...つまり長期保有に徹すればそれほどリスキーではないという意見もあるでしょう。

 私は、そのようなことを言う人に対しては「現実を知らないな」と言いたい!

 確かに、株式投資には調子の良い時も悪い時もあるでしょう。だからずっと持っていれば一時的な損が現実化しない可能性もあるのです。

 しかし、実際問題として、株価が暴落したような場合に冷静を保つことができるのでしょうか。

 私はそれは不可能だと思うのです。何故かと言えば、何らかの理由で株価が暴落し大切な年金の原資が毀損されてしまえば、国民が黙ってはいないからです。そうなれば恐らく政治家たちも、今度は態度を豹変させるでしょう。何故価格が低下し続ける株をいつまでも保有しているのだ、と。GPIF叩きが始まると言ってもいいでしょう。

 それに、一般論としても、株式運用に際してはロスカットルールを儲けることが多いために、価格がある一定限度を超えて下落すると強制的に株を処分する必要に迫られるのです。

 でも、もしGPIFが株価が低下する局面で、今回とは逆に株式運用比率を低下させるようなことをすれば、株価の低下は一層激しくなってしまうのです。

 そうでしょう?

 そのようなことが簡単に予想できるのに、GPIFの運用比率の変更を認めてしまった厚生労働省。

 今回の件で、黒田総裁と塩崎厚生労働大臣の表情に明るさが感じられませんでした。

 彼らは自分たちのやっていることが如何にリスクが大きいかを感じているのではないでしょうか。

 泣く子と地頭には勝てない! 否、泣く子と安倍ちゃんには逆らえない!

以上
http://www.gci-klug.jp/ogasawara/2014/11/02/022634.php


05. 2014年11月03日 09:01:14 : FudoDKSbtA
さすがは売国奴新聞日経だ。
売国奴アベ・クロの提灯記事作成には余念がない。

06. 2014年11月03日 13:43:49 : pjnyETIfLM
債権は円の信用を犠牲にして最後の最後まで買い支える算段なのでしょうから
債権暴落よりも円暴落が現実味を帯びてきましたね…

07. 2014年11月03日 22:26:48 : EnQuPpYizE
恐慌に 導く銃を 握らされ
手に脂汗 浮かべる黒田

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民91掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民91掲示板  
次へ