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エコカー政策、袋小路の懸念高まる EV低迷深刻で政府とメーカーの二人三脚に不協和音(Business Journal)
http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/463.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 11 月 04 日 07:41:05: igsppGRN/E9PQ
 

エコカー政策、袋小路の懸念高まる EV低迷深刻で政府とメーカーの二人三脚に不協和音
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141104-00010005-bjournal-bus_all
Business Journal 11月4日(火)6時0分配信


 二人三脚でエコカーの普及に取り組んできた日本の政府と自動車メーカー。しかし、電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHV)とも販売が予想以上に伸びていかない。メーカーは新車投入計画を修正し始め、インフラ整備や車両購入補助に税金を投じている政府は「もっと国産の車種を増やしてもらわないと」(経済産業省官僚)と不満顔だ。不協和音が大きくなれば、一般向け発売の本格化を間近に控えた燃料電池車(FCV)の普及にも影響しかねない。

 8月21日に開かれた産業構造審議会(経産相の諮問機関)分科会で同省が示した「自動車産業戦略2014」には、EVやPHVの補助金について「15年度以降も引き続き実施することを目指す」と書かれていた。業界関係者が解説する。

「経産省は、15年度いっぱいでEVやPHVの補助金を打ち切り、FCVに一本化する方針をメーカーに伝えていた。同クラスのガソリン車との価格差がほぼ解消する見通しがついたためだが、販売が低迷する現状を見て方針転換を余儀なくされた」

 EV普及の遅れを象徴するのが、車種ラインアップの少なさだ。例えばEVは相変わらず日産自動車「リーフ」と三菱自動車「アイミーブ」が二大看板だが、リーフは登場から4年、アイミーブは5年もたつモデルだ。

 EVに熱心な日産は11年10月、4車種のEVを16年度までに発売するとアナウンスした。16年度まではまだ時間はあるが、「リーフ」に次ぐ2車種目は商用車。しかもスペインで組み立てて日本へ運ぶため、今年6月に発表したものの、販売開始は10月という。また、三菱自動車は日産と開発する軽自動車の次期モデルをEVにする考えを示したが、生産拠点をめぐって日産との不協和音も報じられており、発売時期はまだ見えない。この間、BMWは「i3」を発売、フォルクスワーゲンも「up!」と「ゴルフ」のEV版を年末にも日本で発表する予定。

 これらの輸入車も日本政府の補助金をもらえるし、充電インフラを使うこともできる。しかし「電動系エコカー分野で日系メーカーに世界をリードさせようと補助金やインフラ整備に力を入れてきた経産省にとっては、面白くないだろう。いきおい、不満の矛先は日系メーカーに向かうことになる」(業界関係者)。

●エコカー政策が袋小路に入り込む懸念も

 もちろん、「我々は販売までコントロールすることはできない。買うかどうかはお客さんが決めることだ」(大手メーカー関係者)との言い訳も漏れてくるが、経産省は「一定期間のうちに普及レベルまで持っていくのがセオリー。売れないからといってダラダラしていたらダメだ」(同省官僚)と苛立ちを隠さない。

 来年からはFCVの一般向け販売が始まり、政府のエコカー政策は新たなステージに入る。「EVの時の日産と違い、今回はトヨタがやる気になっている。この点が違うのではないか」(業界関係者)との指摘もあるが、そのトヨタも初代PHV「プリウス」の販売では予想外の苦戦を強いられている。仮にFCVがEVやPHVと同じ道をたどった場合、日本のエコカー政策は袋小路に入り込むかもしれない。

編集部


 

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コメント
 
01. 2014年11月04日 12:04:24 : Fg4tg1weJ2
石油が安くなる。

仕方ないのかもな〜


02. 2014年11月05日 00:16:59 : iZMnjfAAzI
原油枯渇詐欺がバレてきている。
バッテリーは劣化が読みにくいし製造から経年劣化後のトータルコスト
まで考えると決して安くない。ある程度走行距離多くないと車両価格が
ペイできず自己満足に終る。
チャージには時間がかかるし会員制料金して充電を無料にしたり苦戦が
うかがえる。


03. 2014年11月05日 00:55:48 : ytIWoEzSFI
EVは普及しないだろうね。自宅で充電できる人はいいけど、賃貸駐車場を借りている人が多いから、充電する手段がない。三菱自動車もそれに懲りたのか、タイで生産する小型車ミラージュにはEV仕様がない。最初からEV化を考慮していないとか。

EVは以前に比べれば安くなったとは言え、それでも絶対的に高い。国民所得の減少で、軽自動車に代表される「安い自動車」しか売れない時代だ。それも新車が高いから、中古車に流れているようだ。このような中、いかに安くなったと言っても、200万円はするEVが売れる理由が見当たらないのである。

バッテリーの劣化の早さも問題だ。使い方によるが、5年も乗ると充電容量は新車時の70%まで低下するようだ。すると100kmくらいしか走れないことになる。ガソリン車では、このような性能低下は見られない。(註 部品交換を定期的に行なう必要があるが。)その証拠に、EVが出始めた頃の三菱アイ・ミーブが中古車として市場に出ているが、バッテリーが劣化しているから、なかなか売れない。

世界各国の例を見ても、EVは政府機関や公的機関が購入する例が多い。三菱アイ・ミーブは最近の例を見ても、ロシア大統領府やミャンマー政府、イタリア警察等が採用している。これらは税金で賄われている。

ニュージーランドの例を見ると、三菱アイ・ミーブを販売していたが、今では売れなくなって販売終了している。オーストラリアでは、グーグルが買っているね。まあ販売は微々たるもので、やはり航続距離が短いのがネックだ。隣町まで50kmも走らなくてはならない広大な国土では、EVの航続距離など相手にされない。

最近よく売れている三菱アウトランダーPHEVは、アイ・ミーブのバッテリーを使用している。エンジンつきで、航続距離も長い。このため、欧州やオーストラリアでも好調だ。これが現実的な方法かも知れない。

ところでEVを本気で売るのなら、美女に頼るしか方法はないかも。こちらの動画をご覧ください。

Maddie Moate test drives a Mitsubishi i MiEV electric car
http://www.youtube.com/watch?v=YVU_NBIUL0I

●彼女はイギリスでテレビ番組の司会や、BBCラジオ放送で活躍しています。野生動物の愛好家として知られています。また、技術にも明るくて、こちらの解説もしています。


04. 2014年11月05日 01:01:09 : ytIWoEzSFI
03ですが、書いてから誤りに気がつきました。謹んで訂正させていただきます。ミャンマーではなく、ラオス政府でした。

05. 2014年11月05日 07:20:02 : p9B89YgNYw
「一定期間のうちに普及レベルまで持っていくのがセオリー。売れないからといってダラダラしていたらダメだ」(同省官僚)

だったら自分で買え
無責任官僚


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