★阿修羅♪ > 経世済民91 > 561.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
世界の自動車産業、自動運転実用化へ「競争・協調」本格化 国・企業間で“認識の差”も(Business Journal)
http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/561.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 11 月 10 日 07:00:05: igsppGRN/E9PQ
 

ホンダのアキュラRLXを使用したプロトタイプ自動運転車(写真=テクノメディア)


世界の自動車産業、自動運転実用化へ「競争・協調」本格化 国・企業間で“認識の差”も
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141110-00010002-bjournal-bus_all
Business Journal 11月10日(月)6時0分配信


 9月にITS(Intelligent Transport Systems:高度道路交通システム)世界会議がアメリカ・デトロイトで開催された。今回は自動車メーカー、サプライヤー、政府、学会などから約9000人ものITS関係者が集まったが、その背景には「いよいよ自動運転の時代がやってくる」と多くの関係者が感じつつあるからだろう。

 自動運転というと、昨年グーグルが発表した無人車が一般的にはメジャーだが、世界の自動車メーカーは無人の自動運転車は考えていない。この点に関して、日米欧の自動車産業の認識は一致している。しかし、現在実用化されている「加速・減速と車線維持」は自動運転の定義ではレベル2の段階にいるが、2020年頃の実用化を目指すレベル3に関しては日本と欧米で若干の認識の違いがある。

 それは自動運転をしている時、ドライバーはすぐに運転できる状態を維持しなければならないという点だ。自動運転中にドライバーは運転状況を監視する義務があるのかどうか? あるいは携帯電話を使うことが許されるべきなのかどうか? 日本の法律では、運転しながら携帯を使うことは禁じられている。

 では欧州メーカーはどう考えているのか。メルセデス・ベンツやBMWは「あくまでも運転支援」というスタンスで開発していたが、最近になって「自動運転中は寿司を食べることができる(実際メルセデスの広報誌には、その写真が掲載されている)」と柔軟な解釈に変わりつつある。

●ホンダは自律走行型、トヨタは現状の技術を拡張

 さて、デトロイトのITS世界会議では、公道でデモ走行したのは本田技研工業(ホンダ)とトヨタ自動車のみだった。ホンダは、アキュラRLXを使ったプロトタイプ自動運転車に試乗できた。車線変更や合流も自動的に行うものだ。ホンダのシステムの基本は、詳細な地図データ(複数レイヤーのビッグデータ)によって走行し、カメラとレーダーで実際の道路状況を確認しながら走行する自律走行型だ。ルーフにはライダーが載り、360度の情報を入手し、より詳細な道路状況を得ている。今後、機材を小さく安価にする必要があるだろう。ホンダは2020年頃の実用化を考えているようだ。

 一方、トヨタは、レクサスGSをベースに現状の技術を拡張した簡易的な自動運転であった。基本的には道をまっすぐ走行する程度の自動運転で、車線変更は人間が判断して行う。このシステムは量産を前提としており、おおまかに3つの機能がある。その1つ目は従来よりも高性能なDRCC(ダイナミックレーダークルーズコントロール)。2つ目は積極的に車線維持を行うLTC(レーントレースコントロール)。3つ目はプレビューHMIというドライバーモニターシステムでドライバーの顔を監視して、居眠りや脇見に対して警告を出す。この3つの機能は来年にも実用化できる技術である。

 ホンダ、トヨタに限らず、世界の主要自動車メーカーは本気で自動運転に取り組んでいる。今までの先進技術のレベルをはるかに超える、大きなイノベーションが起きようとしているのだ。ドイツを中心とする欧州でもボッシュやコンティネンタルなどのメガ・サプライヤーが基盤技術を開発しているが、競争と協調領域を明確にしながら、20年頃のレベル3の商品化を急いでいる。

 商品化においては、ユーザーにどのような魅力を提供するのかが問われてくる。つまり、自動運転は事故を未然に防げるという社会受容性だけではなく、個々の自動車ユーザーのメリットを考える必要がある。それゆえ普及のためには、「自動運転中は運転者が寿司を食べられる」(メルセデス)というような具体的なメリットがカギとなってくる。

清水和夫/モータージャーナリスト、日本自動車研究所客員研究員


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年11月10日 09:36:25 : FUtnN1arpo
この技術は簡単に中韓に渡さないようにお願いします。

02. 2014年11月10日 17:25:27 : s1AaoZsOya
自動運転ならバスに乗った方が割安だろう、自動運転の乗り物なんて自動車とは言わない。

03. 2014年11月10日 20:28:41 : 1wFjwjFQa2
タカタ、04年に欠陥隠ぺいか=米紙に元社員が証言

 最近大規模なリコール(回収・無償修理)騒動を起こした日本の自動車用エアバッグメーカー、タカタには2004年夏、秘密の実験チームが設置された。同年に米アラバマ州でタカタの製品を搭載したホンダの乗用車が爆発した原因を調査するのが目的だった。実験チームはさまざまなテストを通じ、自社のエアバッグに欠陥があることを確認した。しし、チームは3カ月後に上部の指示で解散した。真実はそのまま闇に葬られるかに思われた。


 ニューヨーク・タイムズは今月7日、タカタの元社員2人の話を引用し、同社が10年前の時点で秘密の実験を通じ、自社製品に欠陥が存在している可能性があるとの事実を把握していたと報じた。匿名で証言した元社員らは、04年にタカタが設置した実験チームに加わっていた。証言が事実とすれば、08年11月にエアバッグの欠陥が疑われる事故が発生して以降、自社の調査で欠陥を認識したと主張するタカタが実は事実を4年前から欠陥を知っており、それを隠ぺいしてきたと言える。


 元社員2人によると、タカタは04年に廃品処理場などから回収した自社のエアバッグ50個を細かく調査した。人目を避けるため、勤務時間後や週末、休日に集まったという。実験の結果、エアバッグ2個の金属膨張機で破裂、爆発を引き起こす可能性がある亀裂が発見された。実験チームはその後、リコールに備え、欠陥の修正を進めたが、しばらくして会社上部から関連するテストデータを全て廃棄するよう指示が下った。


 エアバッグ世界2位で、世界シェア22%のタカタは08年に自社のエアバッグの欠陥を正式に認め、これまでに自社のエアバッグを搭載した自動車メーカー11社の約1400万台に対するリコールを実施した。車両衝突時にエアバッグが誤作動する点、金属片が飛散して搭乗者が負傷する可能性がある点が問題点として指摘された。


 ニューヨーク・タイムズによると、タカタのエアバッグでこれまでに4人が死亡し、関連する事故が130件余り起きたとされる。


イ・スンフン記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/11/10/2014111000519.html


04. 2014年11月10日 20:45:47 : iZMnjfAAzI
絶対に乗らないほうが良い。
米英ユダヤはボーイング機のように遠隔操作を企てる。
自分の舵は自分で切るのが一番安全だ。

05. 2014年11月11日 04:48:53 : ytIWoEzSFI
自動運転車だが、Wikipediaに「ロボットカー」として解説されている。

ロボットカー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%9C%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC

●このロボットカーだが、メーカーによって熱心なところと全く動きが見られないところに分かれる。熱心なところは次のメーカーだ。

ゼネラルモーターズ、フォード、メルセデス、フォルクスワーゲン、アウディ、BMW、ボルボ・カーズ、日産自動車、トヨタ、ホンダ、富士重工

●これを見て気がつくだろうが、アメリカ市場でよく売れている自動車メーカーが熱心なのである。そもそもロボットカーと言う発想こそ、アメリカらしいのだ。

ロボットカーの原点は、1980年代の人気テレビドラマシリーズであった、あの「ナイトライダー」である。

クリッカー
自動運転車の原点は米TVドラマ「ナイトライダー」だった!?
http://clicccar.com/2014/10/22/274072/

●このナイトライダーですが、ドイツでの人気が凄く、ポンティアック・ファイヤーバードの中古車を輸入して「キット」に改造することが流行しています。

My Knight Rider K.I.T.T. replica - www.myKITT.de
http://www.youtube.com/watch?v=ddAqg28aucA

今やアウトバーンの王者になりつつあります。

Mein Knight Rider K.I.T.T. Replika beim PKeV-Treffen in Moers 2012 - www.myKITT.de
http://www.youtube.com/watch?v=yDd8xAD_Wnw

●ドイツの自動車メーカーがロボットカーの開発に熱心なのも、ナイトライダーの影響があるからかも知れません。

★さて、米独日が熱心だと書きましたが、同じアメリカでもクライスラーは全然聞きませんね。これは、新たな親会社となったイタリアのフィアットが不熱心であることが影響しているからでしょう。

日本でもスズキは全く噂を聞きませんね。多分、鈴木修社長が「こんなものは、モノにならん ! 」と思っているのかも。

フランス車も聞きませんね。最も、ルノーは採用するそうですが。傘下の日産自動車に全て開発費を負担させて、成果を吸い取るようです。さすが、あこぎなことで知られるゴーンらしい方法です。

同じフランスでも、シトロエンやプジョーもやっている動きが見えない。対米輸出していないからかも知れません。そもそも自動運転車の前提となる、クルーズコントロールにも不熱心でした。最近のDS4にはついているそうですが。1960年代の最高級車DS21や、1970年代のCX2400にもついていなかった。

クルーズコントロール
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB

●これの嚆矢は1950年代のクライスラーの最高級車インペリアルだったことを考えると、ロボットカーに不熱心な現在の状況は想像もつかない。やはりフィアットの意向が反映されているのか ?


06. 2014年11月13日 22:15:46 : 5gU0HkSJCs
タカタ、米連邦地裁から書類提出の召喚状
2014年 11月 13日 21:55 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKCN0IX1ET20141113&channelName=topNews#a=1
1 of 1[Full Size]
[東京 13日 ロイター] - タカタ(7312.T: 株価, ニュース, レポート)は13日、米ニューヨーク州南部地区連邦地方裁判所の大陪審から、エアバッグの不具合に関する書類の提出を求める召喚状を受け取ったことを明らかにした。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0IX1ET20141113?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29


07. 2014年11月13日 22:41:18 : 5gU0HkSJCs
タカタ刑事捜査の可能性も、米大陪審から召喚状
2014年 11月 13日 22:28 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKCN0IX1ET20141113&channelName=topNews#a=1
1 of 1[Full Size]
[東京 13日 ロイター] - 自動車安全装置メーカーのタカタ(7312.T: 株価, ニュース, レポート)は13日、米国を中心に世界各地で自動車のリコール(回収・無償修理)を引き起こしている同社製エアバッグの異常に関し、米ニューヨーク州南部連邦地方裁判所の連邦大陪審から同社米子会社が関連書類の提出を求める召喚状を受け取ったことを明らかにした。

タカタ製エアバッグについては、バッグ膨張時の異常が関連しているとみられる事故が複数起きており、すでに米国などで5人の死者が出ている。大陪審からの召喚状により、タカタ製エアバッグの事故に関する刑事捜査が始まる可能性が出てきた。

同社に対しては、自動車などの安全性を監督する米運輸省道路交通安全局(NHTSA)もエアバッグの欠陥に関連した証拠や書類などの提出を求める特別命令を出し、12月1日までにエアバッグを膨張させるインフレータ―(ガス発生装置)の生産に関する文書などを提出するよう求めている。

一方、ホンダ 7267.T は同日、タカタ製の運転席側エアバッグの異常を理由に、約17万台を北米を除く世界で追加的にリコールすると発表した。今年7月にマレーシアでタカタ製エアバッグを搭載したホンダ車において、衝突時に作動したエアバッグからインフレータ―の破片が飛散し、運転手が死亡する事故が1件発生している。

エアバッグ不具合の原因として可能性が指摘されているのは、バッグを膨張させるためのインフレ―ター。その中で使われている硝酸アンモニウムが湿度の高い状況で不安定になり、爆発時に過剰な力が生じるとみられている。

同幹部は、現在もインフレータ―に硝酸アンモニウムを使用していることを明らかにした上で、「化学添加物の配合の仕方をリコール対象製品とは変えているため、より安全性の確保された製品になっている」と語った。ただ、配合の変更はあくまでも品質改善の一環であり、従来の方法が一連の不具合の原因として認めているものではない、としている。

タカタ製エアバッグをめぐっては、昨年4月以降にホンダ、トヨタ自動車 7203.T などが相次いでリコールを実施、対象台数はこれまでの約6年間で世界で1700万台規模に上っている。

*内容を追加して再送します。


(白木真紀 斎藤真理 編集:北松克朗)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0IX1ET20141113


08. 2014年11月14日 10:13:28 : lh2CpBjxFA
ホンダ、タカタのエアバッグ問題で20日の米上院公聴会に出席
2014年 11月 14日 09:18 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKCN0IY00N20141114&channelName=topNews#a=1
1 of 1[Full Size]
[ワシントン 13日 ロイター] - ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)は13日、米上院商業科学運輸委員会が20日に開催するタカタ(7312.T: 株価, ニュース, レポート)のエアバッグ問題に関する公聴会で証言することを明らかにした。

ホンダの広報担当者クリス・マーティン氏は声明で「ホンダは、この非常に複雑な状況を解決するため行っている、顧客の安全性のための取り組みについて話す機会として歓迎する」と表明した。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0IY00N20141114?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民91掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民91掲示板  
次へ