★阿修羅♪ > 経世済民92 > 229.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
吉野家も大幅値上げ 輸入牛高騰で牛丼が“高値の花”になる(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/229.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 11 日 07:53:15: igsppGRN/E9PQ
 

          ついに吉野家も/(C)日刊ゲンダイ


吉野家も大幅値上げ 輸入牛高騰で牛丼が“高値の花”になる
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/155636
2014年12月11日 日刊ゲンダイ


 ラーメンに続き、牛丼まで“高値”の花となるのか。

 今月17日から25商品の値上げを発表した「吉野家」。定番の牛丼・並盛は300円から380円へ3割弱もアップ。理由は、材料の米国産牛肉が出荷量減少などで価格高騰。加えて急激な円安による輸入価格上昇が追い打ちとなった。牛丼に使う米国産ばら肉の国内卸売価格は、10月に1キロ当たり1080円。前年同月(555円)の約2倍に跳ね上がっている。

 吉野家の決断はライバル店にも影響を与えそうだ。すでに「松屋」は7月から首都圏を中心に牛丼・並盛を290円から380円に値上げ。

「顧客ニーズに合わせ牛肉の質を上げたため。今後は未定で、なんとも言えません」(広報担当者)

「すき家」も8月に牛肉の仕入れ価格上昇を理由に、牛丼・並盛を250円から270円にアップ。「なか卯」は4月の増税前に牛丼を打ち切り、牛すき丼(並・350円)に切り替えた。

 両チェーンを運営するゼンショーは、「現時点で、どちらも値上げの予定はありません。確かに、仕入れ価格は上昇していますが、牛肉を使わないメニューのラインアップが幅広いので調整している」(広報担当者)という。

■豚、鶏もダメージ

 1ドル=120円を超える円安だ。ここまで急激だと、牛肉にかかわらず輸入食材に頼る外食チェーンはどこもテンヤワンヤ。外食ジャーナリストの中村芳平氏は言う。

「大手が値上げしている以上、間違いなく、牛肉を扱う中小牛丼店、レストラン、居酒屋などは追随せざるを得ないでしょう。豚肉だってカナダや米国が輸入先。かつ丼の『かつや』は1日1トン輸入している計算です。焼き鳥屋の多くも、ブラジル産を安く使用している。いずれも輸入頼みで円安は大打撃。値上げしなければ厳しい」

 アべノミクスはサラリーマンから安い昼メシまで奪おうとしている。


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年12月11日 09:39:40 : 0NN9DnrJE2

 被害者意識ばかり持つな

   仕事には 弁当持参で 行けばいい

 外食は 高いうえに 危険だ


02. 2014年12月11日 10:48:34 : GTGLkzqK8s
01さんに同感

政府は 優先的にふくしまさんを 外食産業に流通させています

この話 先日 ニュースで言っていましたよ

安く仕入れられるので 経営者には良いだろうが、、、 

(-_-;)


03. 2014年12月11日 21:38:00 : gFGDiX6SoA
吉野家は福島に自営農場を作ったというニュースを目にして以来行ってない。
以前は週一で行っていたのに。

04. 2014年12月12日 01:28:17 : BLqL2LUvlg
BSE発症前にさばいた牛肉など食うな。

05. 2014年12月12日 07:46:28 : jXbiWWJBCA

海外で日本の農産物を売りまくる秘策
その農業改革案では甘すぎます(その24)
2014年12月12日(Fri) 有坪 民雄
 「日本の農産物は高品質だから海外で高く売れる。もっと輸出しよう」という主張をよく聞きます。コメの場合、こうした主張にあまり根拠がないということは以前書きました(「外国の富裕層は日本の高いコメなんて買いません」)。では、他の農作物もそうかと言えば、違う様相を示します。これが農業政策立案の難しさです。

 例えば、筆者が今年の兵庫県和牛共進会(兵庫県産和牛のコンテスト)に行ったところ、牛を買い付けるセリの参加業者にアジアやヨーロッパの会社が来ていて、何頭か競り落としていったのには驚きました。

 すでに屠殺してある枝肉が並ぶ食肉市場で外国人バイヤーをちらほら見かけるのは、3年くらい前からありました。けれども、屠殺してみないと良いか悪いか分からない、買うのにノウハウが必要な生体の競り市まで参加してくるとは思わなかったので驚いたのです。JAも含む多くの食肉業者が外国にセールスをかけてきた成果が出てきていると見ていいでしょう。

 しかし、こうした例はまだ少数です。農産物の場合、各国の防疫規制をクリアしないと輸出できないことが多いからです。

 下手に外国産農作物を入れると、一緒に付いてきた害虫や病気によって自国農産物が危機にさらされるかもしれません。その危険性を嫌がらない国はありませんから、これは致し方ありません。しかし、輸出したい国から見ると、障壁になるのは間違いありません。

アメリカにお茶を輸出する個人農家

 これに対し、加工品はまだチャンスがあります。加工済みなので、害虫も病気もあらかじめ取り除かれていることが多く、防疫的にも引っかからないからです。今、精力的に輸出されている日本酒がその典型例です。

 今回は農産物の加工品としてお茶を挙げてみましょう。

 いわゆる日本茶は明治の頃から海外に輸出されていました。静岡市のホームページによると、明治15年当時、生産量の82%も輸出に回されていたといいますから、生糸に並ぶとまでは言えないものの、日本の主要輸出品目の1つだったわけです。そもそも静岡が現在のような茶の大産地になったのも、輸出市場が大きく開けていたからでした(「日本茶輸出の歴史に学ぶ〜清水港茶輸出開始から100年〜」、静岡市)。

 その後、静岡は海外市場主体から国内市場にシフトして現在に至りますが、近年は再び輸出に力を入れつつあります。

 以前、静岡に講演に行ったときにお話を伺った静岡の茶農家の方は、個人農家レベルでアメリカに輸出をされていました。茶は軽くて高級品になると、たいした容積がなくても単価が高いので、送料が安くつく分有利ではあります。しかし農業法人レベルならまだしも、個人農家レベルで海外に売る人というのは聞いたことがありませんでした。一体、どうやって市場を開拓されたのでしょうか?

 その方に訊ねたところ、「最初はハワイです。まずハワイで実績を作ってアメリカに行きました」とのことでした。日系人の多いところからまず攻めるというオーソドックスなやり方で、当たり前すぎて驚いた記憶があります。

海外在住者を組織化して売ってもらえないか?

 海外在住の日本人こそが日本の農産物加工品の良さを最初に認めてくれるのなら、こんなアイデアが浮かびます。

 海外在住の日本人に、日本の農産物加工品を売ってもらえないだろうか?

 日本という国は、山地が多く農業の適地はそれほど多くありません。しかし、南北に長い国で気候的に亜寒帯の北海道から亜熱帯の沖縄まで存在するため、作れる作物の種類は世界でもかなり多い方に属します。

 反面、一番多く作られている米ですら年間1500万トン程度しか作れません(実際は減反がありますからもっと少ない)。そのため世界制覇するほどの量の生産も難しいわけです。そうなるとニッチなところを狙うしかありません。

 よって高品質高単価の農作物で輸出市場を開けという話にもなるわけですが、海外に営業マンを持てるだけの“経営資源”を所有する農家や農業法人はほとんどありません。それなりに大手の加工業者だけが市場を開拓しているのが現実です。

 ならば、個人農家や零細農業法人のために、アルバイトでいいから海外在住の日本人に営業マンをやってもらえないでしょうか?

 言葉の問題も、現地で暮らしている日本人なら問題ありませんし、海外で暮らしていても日本の役に立ちたいと思う方も少なくないはずです。そう考えて、現地で結婚し、現地に骨を埋める気でいる何人かの海外在住の方に聞いてみました。「日本の農家のために、依頼があれば営業活動してくれる人はどれくらいいると思いますか?」

 すると、答えはたいてい「100人に1人じゃないかな?」ということでした。根拠はありませんが「5人に1人くらいはいるんじゃないか」と想像していた私はがっかりしてしまいました。でも、考えてみれば海外在住の日本人は1万人や2万人じゃないのです。

 平成25年の統計によれば、海外在留邦人は125万人。このうち日本に帰ってくる予定がない、現地に骨を埋める「永住者」は40万人程度います。さらに、何人くらいいるのか分かりませんが、日本国籍から離脱した「日系人」の方を独断と偏見で永住者と同数と想定すれば、合わせて80万人です。

 そのうち100人に1人の協力を仰げるとすれば、8000人の営業人員を日本は持っていることになります。こうした人たちを組織化できれば、パートタイムだとしても、人数的には総合商社に匹敵するくらいになります。

 農水省や外務省は、一度海外在住者と日本の農業を結びつけるSNSのようなネットーワークを作れないか、検討してみる価値はあるのではないでしょうか?


【あわせてお読みください】
・「外国の富裕層は日本の高いコメなんて買いません」
( 2013.12.06、有坪 民雄 )
・「『外国に出て日本の野菜を 作ってみたらいいんじゃないでしょうか』」
( 2014.01.24、有坪 民雄 )
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42400


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民92掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民92掲示板  
次へ