★阿修羅♪ > 経世済民92 > 387.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
「共働きシニア」が増え続ける理由(@DIME)
http://www.asyura2.com/14/hasan92/msg/387.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 12 月 21 日 16:12:06: igsppGRN/E9PQ
 

共働きにメリットを感じる高齢者の割合とその内訳


「共働きシニア」が増え続ける理由
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141221-00010008-dime-soci
@DIME 12月21日(日)15時40分配信


 総務省の労働力調査によると、2014年4〜6月の「共働きシニア」(農林業を除く)は前年同期比11.9%増の66万世帯となり、過去最高を更新した。夫婦ともに働いている世帯のうち妻が65〜74歳の世帯でみると、「共働きシニア」はこの10年で30万世帯近く増えており、高齢の夫婦8世帯に1世帯が共働きの計算となる。共働き世帯が増えた主因は、働く高齢女性の増加。高齢化に伴い65歳以上の就業者は前年同期から7.7%増え、女性の伸びが9.8%と男性の6.6%を大きく上回っている。特に介護、製造業、流通業など人手不足が深刻な業種で女性の就労増が目立った。

 少子高齢化が叫ばれて久しい現在の日本において、高齢者が生涯現役で働くことや、女性就業率のさらなる増加が喫緊の課題となっている。このような社会背景の中、働くご高齢者は自分たちの生活や労働についてどう考えているのか? ワタミ株式会社の100%子会社である、お弁当宅配サービスを展開しているワタミタクショク株式会社は、「共働きシニア」が増えているという社会背景を受け、その労働実態や考え方を知るために60-70代、男女計600名を対象に「働くご高齢者への労働意識調査」を実施した。

■90%の高齢者が共働きのメリットを感じている

「収入アップ」「生活のメリハリ」のほか「お互いの趣味や世界を持てる」「配偶者との関係が良くなる」と実感していることが明らかになった。

◆共働きにメリットを感じる高齢者の割合とその内訳
1.収入が増える        :26.6%
2.生活にメリハリが出る    :22.4%
3.お互いの趣味や世界を持てる :17.6%
4.配偶者との関係がよくなる  :8.4%
5.コミュニケーションがとれる :6.6%
6.ほどよく運動ができる    :5.7%
7.社会の役に立つ       :1.2%
8.その他           :0.6%
9.自信が持てる        :0.2%
10.特にない          :10.4%

 男女ともに約90%のご高齢者が、共働きをすることのメリットを回答。特に、「お互いの趣味や世界をもてる」「配偶者との関係がよくなる」など、共働きすることがお互いの距離感にいい作用をおよぼすと考えるご高齢者が多くいることがわかった。

■高齢者が仕事で得たお金の使い道は「趣味」が生活費に次ぐ2位。老後も趣味を楽しむためには、仕事収入がカギ?

◎仕事で得たお金の使い道
1.生活費    :51.2%
2.趣味     :30.0%
3.貯蓄     :9.8%
4.孫と遊ぶため :4.7%
5.借金の返済  :1.7%
6.投資     :1.2%
7.子供夫婦への仕送り :0.2%
8.その他    :1.3%

 生活費に次ぐ仕事収入の使い道は「趣味」が圧倒的。老後に趣味を楽しむなど精神的ゆとりを得るには、仕事収入がカギであると考えられる。

■高齢者の毎日の勤務時間 実際の勤務時間「8時間以下」に対し、理想は「6時間以下」が最多

 8時間働いているご高齢者も、3時間以下しか働いていない高齢者も、理想は5〜6時間のゾーン?

◎実際の毎日の平均勤務時間
1. 8時間以下 :24.7%
2. 3時間以下 :15.3%
3. 6時間以下 :14.7%
4. 4時間以下 :13.3%
5. 5時間以下 :12.7%
6. 7時間以下 :9.3%
7. 9時間以下 :5.2%
8. 10時間以下 :3.2%
9. 10時間以上 :1.7%

◎理想の勤務時間
1. 6時間以下 :21.3%
2. 8時間以下 :17.8%
3. 5時間以下 :17.7%
4. 4時間以下 :16.2%
5. 3時間以下 :13.8%
6. 7時間以下 :9.3%
7. 9時間以下 :1.8%
8. 10時間以下 :1.7%
9. 10時間以上 :0.3%

「8時間以下」の割合が最多である一方で「3時間以下」の割合も2番目に多い。理想の勤務時間を見ると「6時間以下」が最多になることから、「8時間以下」と回答した高齢者も、「3時間以下」と回答したご高齢者も、理想の勤務時間は5〜6時間で、「時間を減らしたい」と「収入を増やしたい」という2つの考えがあるのではないかと考えられる。

■「健康的に働けること」「自分のペースにあった働き方ができること」が高齢者の仕事選びの基準トップ2。収入よりも重視するものは「健康」と「柔軟さ」

◎高齢者が仕事を選ぶときに重視すること(複数回答)
1.健康的に働ける   :60.2%
2.自分のペースにあった働き方 :59.8%
3.やりがい      :48.0%
4.人間関係が良いこと :42.3%
5.家から近いこと   :41.2%
6.社会の役に立つこと :31.0%
7.時間が短いこと   :22.7%
8.給料が良いこと   :19.3%
9.仕事内容が簡単であること :11.3%
10.同年代が多いこと  :5.0%
11.その他       :1.5%
12.重視することはない :4.3%

 高齢者が仕事を選ぶ基準は、「収入」や「キャリア」など若い世代が選びそうな項目よりも、「健康的に働けること」や「自分のペースにあった働き方ができること」が上位を占めた。人生を豊かにするために自分にあった仕事を選びたいという考えや、年金もあるため無理のない範囲で、という高齢者の実状が汲み取れる結果となった。

■高齢者の生活、年金だけではあと平均119,000円/月足りない?充実した老後のためにも仕事収入は必須

 年金だけで生活費は足りますか?足りないとしたらあといくら足りませんか?という質問には600人が回答。「実際に年金だけでは足りない金額」は平均で119,000円/月となった。高齢者に支給される年金は、平成24年度の実績で、「夫は厚生年金、妻は国民年金」という平均的な夫婦の場合148,422円+54,856円=203,278円が平均となったが、それだけでは高齢者の生活には平均で119,000円/月足りていないという調査結果となっている。一世帯あたり毎月30万円以上の支出がかかるため、生活費や趣味、家族とのコミュニケーションに必要なお金は、貯蓄の切り崩しや仕事で得た収入を充てていると考えられる。

 また、今回の調査結果を受けて、高齢者は、働く意義が収入アップだけでなく、生活にメリハリがついたり、共働きの場合は夫婦がお互いに自分の趣味や世界を持てるというメリットを感じていることが分かった。また、自分の生活を豊かにするために仕事収入を必要としている一方で、できるだけ健康的に、自分のペースに合わせた仕事を選びたいと考えている実状も浮かび上がってきた。

 現在、年金を受給している高齢者は、その受給額が恵まれているほうだと考えられているが、それでも理想とする生活には平均12万円近く足りず、仕事収入や貯蓄の切り崩しで補う実態も伺うことができた。

■調査概要
【名称】 働く高齢者への労働意識調査
【調査対象と回収サンプル数】60歳-64歳、65歳-69歳、男女各125人/70歳-79歳、男女各50人/計600人
【調査地域】全国
【調査方法】インターネット調査(調査会社の登録モニター活用)
【調査期間】2014年11月

@DIME編集部


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年12月21日 17:56:19 : OkXopCDtCI
>共働きシニア」が増え続ける理由

理由なんてはっきりしている。
つまり、働かないとたべていけないから。

こんなことが解らんのか。愚だ愚だ理屈を付けなくてよろしい。


02. 2014年12月21日 18:49:37 : YxpFguEt7k
出生率「1・8目指す」を削除 政府の長期ビジョン案
http://www.47news.jp/CN/201412/CN2014122101001314.html

若者からお年寄りまで、みんな住みにくい今の日本。
変えましょう。


03. 2014年12月21日 19:15:42 : xqQfG5kTuk
つまり、共働きでシニアが働き続ける状況にしないと、今の日本は立ち行かないということだろう。いかにオブラートに包んでシニアが働き続ける状況を説明しても、70年近く続く自民党政権下の不の遺産が取り消されることはない。

04. 2014年12月22日 15:05:20 : 9EtKjNvERU
平均寿命80才と言っても健康寿命では無い
 健康寿命75才として65才からだと残り10年足らず
 一日8時間労働の低賃金でこき使われるのが残り三分の一の3年
  睡眠に使われるのが残りの三分の一の3年
  当然体調不良や悩みごともあるので残り4年−1年=3年
  すなわち65才以上で働くことは、有意義な時間は3年となる
  当然年齢が上がるごとに死別の可能性も高くなる
  65才以上で死別すれば女の場合寡婦年金59万円減額されるし
  男が残ったとしても妻の加給金がなくなるので大幅減額支給となる
  結論、残り少ない人生を低賃金で奴隷のようにこき使われるより
  夫婦だけの人生を楽しんだらどうだと思う
 片方が介護状態になれば在宅療養でも毎月の費用はばかにならない
  時は金では買うことができない!
  人生は楽しみ、感動することに意義がある!
  奴隷でこき使われることが好きな高齢者なら別だが
 
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 経世済民92掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
経世済民92掲示板  
次へ