国債減額37兆円台へ調整、一般会計は96兆円台＝来年度予算で政府筋
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0K80QT20141230
2014年 12月 30日 20:39 JST

［東京　３０日　ロイター］ - 政府は、２０１５年度の一般会計予算案で、新規国債の発行を３７兆円台とする方針だ。リーマン・ショック直後の０９年度以来、６年ぶりに３０兆円台に改善する。新たな借金を抑制し、経済成長とともに財政再建への取り組みを強化する姿を示す。

新規国債が減少するのは消費増税や景気回復で、税収の大幅な伸びが期待されるためだ。

政府、与党は１月１４日の政府案決定に向けて年明け以降、本格的な調整に入る。現時点では、一般会計の歳出は９６兆円台と想定しており、１５年度の国債発行は、１４年度当初の４１．２５兆円より３兆円以上減り、３年続けて前年当初を下回るのが確実な情勢だ。複数の政府筋が明らかにした。

もっとも１５年度予算案は医療、介護などの社会保障費や、防衛費が膨らむことで１４年度当初の９５．９兆円から１兆円程度増え、過去最大となるほか、これまでの借金を返済するのに年間１７０兆円規模の国債を消化する構図に変わりない。

来年度予算では、超低金利のうちに、いかに将来の利払いを抑制する枠組みを組めるかも課題となる。

コメント
01. 2014年12月31日 08:21:56 : RAAEcr1mQ6 この時点で赤字国債発行を減額するのは、ちょっと拙いんじゃないか。　諸費税増税で落っことされた経済が、また萎縮することになるぜ。
02. 2014年12月31日 08:48:37 : YxpFguEt7k 「新規国債が減少するのは消費増税や景気回復で、税収の大幅な伸びが期待されるためだ。」 景気は回復していない。
03. 2014年12月31日 09:38:25 : nlqylMxAzA 減額する、ということは、アベノミクスの理念には反すること。 ということは、アベノミクスという方針自身が行き詰まっていると、 政府筋も考えているのでは ということは・・・ みなさん、厳しい冬に備えましょうね
04. 2014年12月31日 17:54:10 : B4GzXSZthc 日本の予算を一般会計だけで議論しているその時点でもう相手の土俵に乗っている。あとは財務省が設定した土俵の上で相撲を取るのみ。
05. 2014年12月31日 18:30:58 : 8GIHONtC3E 　あくまで方針や。ほかの省庁に対する牽制、それだけの意味しかない。 「お前ら、概算要求は覚悟してあんじょう減らしてこいや、総枠はこれしかないで」

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