「賃上げ表彰」のローソン　2013年の年収は前年比で13万円減
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150106-00000013-pseven-bus_all
週刊ポスト2015年1月16・23日号

　ちょうど2年前、安倍晋三首相は「業績が改善している企業には報酬の引き上げをお願いしていく」と表明し、それに呼応して最初に賃上げ方針を表明したのが政府の産業競争力会議の委員を務めるローソンの新浪剛史・社長（当時。現サントリー社長）だった。

　同社は子会社を含めた20代後半から49歳までの子育て世代の社員約3300人にボーナスを上乗せし、年収を平均3％（約15万円）引き上げると発表。感激した安倍首相は電話でお礼を述べ、官邸のホームページに社名を載せることで、いわば“アベノミクス賃上げ賛同企業”として表彰した。

　ところが、である。ローソン社員の平均年収を見ると2012年度の649万円から2013年度は636万円へと13万円減った。過去最高益で社員数や平均年齢に大きな変化もないことから、業績悪化や早期退職、新卒大量採用で下がったとは考えにくい。いったい、あの「15万円アップ」はどこに消えたのだろうか。

　ローソンは「原因は業績連動給の減少と、臨時ボーナスがなかったことです。最高益でも計画は達成できなかった。3％賃上げ目標が達成できたかどうかに答えるのは難しい」（広報担当）と説明する。「賃上げ表彰」は官邸のヤラセだったのだろうか。

●協力／東京商工リサーチ

コメント
01. 2015年1月06日 12:22:00 : nJF6kGWndY >子会社を含めた20代後半から49歳までの子育て世代の社員約3300人にボーナスを上乗せし、年収を平均3％（約15万円）引き上げ >平均年収を見ると2012年度の649万円から2013年度は636万円へと13万円減 >過去最高益で社員数や平均年齢に大きな変化もない >業績連動給の減少と、臨時ボーナスがなかった 確かに、2011-2012の経常利益改善に比べると、ここ最近は、改善に歯止めがかかっているし 2013の営業キャッシュフローも去年より悪化している ローソンは輸出企業ではなく、ほとんどアベノミクスの恩恵も受けないから当然ではあるな 　 あと連結従業員数が6,475から6404へ１％以上減っている 減少分の多くが賃金もボリュームも多い高年齢者であり、増加が若年低賃金層主体であれば、 それも少しは平均年収の下落効果にはなるか http://nensyu-labo.com/kigyou_lawson.htm http://www.lawson.co.jp/company/ir/library/pdf/annual_report/ar_2013.pdf http://www.lawson.co.jp/company/ir/library/pdf/annual_report/ar_2014.pdf
02. 2015年1月06日 13:52:07 : GFVdcPriAs 賃金は、下げられる一方。 ストライキが最近ないな〜 なんででしょうかね？ 連合の幹部たちの頭が狂い出していることもあります。 労働貴族と思っているのでしょうね、パナソニック出身連合の古賀は。 こんな男を頭にそえている事自体大きな間違いですよ。 さらし首にしなさい。 怒る時は怒らないと、いけません。 ね、私を含め貧困層のみなさん。
03. 2015年1月06日 17:26:46 : s1AaoZsOya 安倍と同じ「口先詐欺」、最高益出しても目標に届かなかったなんてのは、最初から賃上げなんてやる石が無い証拠だろう。。
04. 2015年1月06日 21:33:38 : E27ntWhnAt 実際にローソンで働いている人のほとんどは非正規社員。 オーナーは契約で縛られ３６５日２４時間開店を迫られる契約社員のようなもの。 正規職員だけの数字などそもそも実態をを表わしていない。

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