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いじめ常習犯というのは、過去に何度もいじめをやっており、いろいろな人から注意されてきている。それでもなおいじめを止めないということは、完全ないじめ中毒の状態にある。つまり自分自身ではどうにもできないのだ。あまりにもいじめが習慣化しているので、自動的機械的にいじめをやってしまう。いじめはいじめの被害者の自殺によって終了するのではない。いじめ加害者の死によって完結する。つまり、いじめを繰り返し続けるということは、自分自身を危険な状態に追い込むことになり、死神と戯れているようなものだ。死神はいつか牙を剥き、いじめ常習犯に対しても代償を求める。ただ、何度もいじめを繰り返していれば、いじめに熟練し、いじめの技術が向上することは避けられない。基本的にいじめとは、証拠を残さないで他人を死に追いやる犯罪なので、証拠を残すようなへまはしない。いじめのプロとは、証拠を残さないでいじめを継続し、次々に他人を死に追いやったり、大変な心のダメージを与えるものである。だがはたしてそんないじめの技術が自慢できるものだろうか?いじめの被害者は多くの場合に、誰にも相談せずに自殺したり、延々と長期間一人で悩み続けるものだが、もしもいじめを告発したり、管理者である教師や職場の上司に訴えたとしても、いじめ常習犯はそういう対応も事前にやっている。多くの場合、いじめ常習犯は管理者である担任教師とか、警官とか、職場の上司とか、地域の権力者に媚びへつらい、おべんちゃらを言い続け、とても親しくしている。それはもうものすごい必死の接近である。そういう風にして仲間意識を保っておく。そしていじめをやって知らぬふりをする。たとえ告発されても、いじめなどはしてないととぼけることができる。証拠がないのであるからいつまでもとぼけることができる。それどころか、いじめ被害者を逆に攻撃し、被害妄想であると主張し、告発されたことをネタに、今度は堂々と仲間と一緒になっていじめをすることができるのだ。いじめとは単純なものではない。多くの場合、いじめ常習犯の親は権力者であることが多い。PTAの会長であったり、社会的地位が高い職種のことが多い。それに対して、いじめのターゲットとされる者の家庭は、貧困家庭であったり、社会的地位がない場合が多い。つまり、圧倒的な力の差があるのだ。警察は基本的にいじめの捜査などはしない。学校側もいじめの調査は真剣にしないことが多い。それどころか必死になって隠蔽しようとする。地域住民は学校のことは何も知らないし、要するにいじめ犯罪が実行されると、いじめ被害者が一人で騒ぐという風に見られてしまう。それこそがいじめ常習犯の狙いなのだ。いじめの調査は相当に難しいものである。いじめ常習犯は、常にいじめ仲間と群れており、次々にいじめを実行する。もはや制御不能という形である。コントロール不能で、いじめをやっているというよりも、いじめ加害者自身もいじめに支配されているという風になる。いじめが拡大するのは、いじめの当事者だけの問題ではない。いじめに対して無関心な人々、関わり合いを避けて無視する人々、これらがさらにいじめをエスカレートさせる。いじめを繰り返し続けていると、たとえ改心していじめを止めたとしても、過去の報いを受け続けることになる。改心しないでいじめを続けると、確実に暗黒世界に紛れ込む。いじめは不正行為なので、正しい生活から離れてしまい、あらゆる不幸が怒涛のようになだれ込んでくる。たとえ他の面でどのような努力をしても、成果は出ない。いじめを継続しながらどんなに懸命に働こうが、勉強しようが、修行をしても、それは実を結ばない。いじめをしながら金持ちになることはできるかもしれないが、楽しい生活ではないし、空虚なものとなる。いじめをしながら立身出世をしたとしても、喜ばしいものではない。いじめを隠し続けたとしても、結局は発覚し、すべてを失う。いじめ常習犯がリーダーになることを望む者はいない。いじめとは、呪いであり、恐ろしい結末を迎える危険行為だ。証拠を残さなくても、いじめの被害者や遺族が告発し、誰も制裁できなくても、神や仏が天罰を下す。もしそういうものがなくても、まともな人間なら自分で自分を罰する。親として最低限子供に教えるべきことは、いじめをするなということだろう。もしも学校の校長がいじめ常習犯だったらどれほど恐ろしいだろうか。あるいは自分の職場の社長がいじめ常習犯だったら、とても悲惨である。政治家や公務員がいじめ常習犯だったら、誰も安心して生活できない。
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