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LateShow with David Lettermanが終わったことについて
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投稿者 福三 日時 2015 年 5 月 21 日 06:34:38: VSVEkkXNUZz4I
 

海外赴任していたにも関わらず、一向に上達しなかったのは語学力だった。
スペイン語もポルトガル語も英語もソコソコにしか喋れないし、聞き取れない。寧ろ、今の方が一生懸命、洋書を買いあさり読んでいるかも知れない。
特に英文。海外事情を知る上では、英語は欠かせない。世界の重要な情報の99%は英語で書かれている。その極く一部しか邦訳されていないから、世界から見ると日本人は(というか私自身は)まだまだ情報弱者だと思う。特に、今の仕事に海外の情報は欠かせないのでなるべく多くの書籍やニュースサイトに触れるようにしている。
私が海外に居た頃、語学力を高めるために必須だったのが海外ドラマだった。題名も内容も忘れてしまったが、それこそ必死になって見まくった。今から20年以上、前の話。
あの当時の先輩に、日系アメリカ人がいて、日本に来るたびに『水戸黄門』を熱心に見ていた。何でも語学力をつける一番の近道は、その国の美人と付き合うこととその国のドラマを観ることだと教えられた。本当かなあ・・・と思って聞いていたが、自分が海外赴任すると、それは見事なまでに正論であることを思い知らされた。
特に、美人を口説き落とすためにオスの本能丸出しになると、人は驚くほどの力を発揮する。言葉の障壁などものともしないで、目の前のメスに向かうのである。ただし、私だけかもしれないが。
そして、ドラマはとても勉強になる。ソシュールの構造言語学よりチョムスキーの変形生成文法が正しいということを身をもって知らされるのだ。そして、それは苫米地英人が指摘している通りでもある。
簡単に言うと、単語が意味を規定するのではなく、状況が語意を決めるということだ。特に母国語圏以外で生活し仕事をしなければならない状況に置かれると、人は実に不思議な能力を発揮するようになる。語学に関してはおよそ及第点ぎりぎりで大学を出たわが身が、かくも長きにわたり海外で生活し、仕事が出来たのは他でも無い人類に備わっている「生きるためには話さなければいけない」という本能の故だと思う。ジョン万次郎が偉大なわけではないのだ。

さてその頃、ドラマと共に私が欠かさず観ていたのがLateShow with David Lettermanだった。
David Lettermanは実にアタマがいいので、ジョークの意味が奥深いし、ゲストの本音を引き出すのが本当に上手だった。勿論、最初は話している言葉を聞き取ることも大変だったが、次第にその意味を読み取ることが出来るようになると、番組が面白くて仕方なかった。ゲストは概ね、アメリカでその時に話題の人物なのだから、雑誌を買ってその人物について勉強もした。すると、余計にそのやり取りの巧妙さに魅かれて行った。彼が33年間も番組を続けてこれた理由もよく分かる。
タモリもギネスに載るほど長期に番組を続けてきたが、『笑っていいとも』はやはり日本のバラエティー。LateShow with David Lettermanは、ゲストのトークと何でもトップ10と番組のバンドリーダーPaul Shafferとのやりとりだけで成り立たせているシンプルな作りだったが、その時代のアメリカを切り取っている内容で、トークショーという分野を確立した草分けだったと思う。CBSがDavid Lettermanを起用して深夜のトークショーという番組を作り始めた当時、これほど長続きするとは誰も予想していなかったのではなかろうか?

ツイッターで5月20日が最後のLateShow with David Lettermanだと知った時、まだ続いていたのか!という驚きと、遂に終わるのか・・・という思いになった。
CNNのLarry King Liveと並ぶ名物番組だったが、Larry KingはPiers Morganにバトンタッチした。David Lettermanの後釜は誰になるのだろうか?
というか、代わりはいないかも知れない。  

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コメント
 
01. チベットよわー 2015年5月26日 00:42:46 : Xy93FIMaJupUQ : SRDu5ycEyo

アメリカというのはフロンティア精神がどこまでも基盤にあり、ラーメンウエスタンといわれた伊丹十三『タンポポ』で描かれた世界のように「健全なブルーカラー」の純粋さやたくましさの上に国民性がのっかっているわけで、レターマンのようなひねくれた北部のスマートアスというのはあくまでアメリカ主義へのアンチテーゼであると受け止められている。

会場に来てくれた客とコミュニケーションをとることがよくあったレターマン。中年の男性に職業をきくと「Cambellの従業員です」と返ってきた。彼の職場にいる大勢の同僚が、そして彼の子供達、その子供達の友達、がみているかもしれないテレビでレターマンは舌を出しながらこういったのだ。「ケミカルのいっぱいはいったスープを作ってるんだね、うぇっ」

親愛に満ちた人道主義を庶民の愚鈍だとして、あくまで言いたいことを言い切るスタイルを貫いたレターマン。それを支持したのが、精神的虐待を受けながらも外に出て働く層である。彼らは優しく慰めてくれる司会者より辛口で元気づけてくれる「ヤな野郎」が必要なのである。

視聴率王、萩本欽一が相手にしていたのは、女子供を中心とした家庭のお茶の間にいる「働かない層」だった。スポンサーがターゲットにしていたのも実際に財布から金だしてスーパーで買い物をする主婦だったのだから、矛盾はなかった。ビートたけしやタモリというのは、自分の芸に自信を持っているだけでなく、芸人という階級が庶民に媚びて生業を保障されている構図を「6大中退」の疑似エリートの視線で否定していたため、女・子供に安売りをすることを嫌った。タモリの笑っていいともは、家庭でなくオフィスを、ブル―カラーでなくホワイトを対象にしているという宣言を嫌というほど繰り返し行っていた。


02. 2015年5月26日 00:45:40 : SRDu5ycEyo

10年ほど前にレターマンが他局へ移籍しようとするのをCBSが年間70億円のギャラでひきとめたという話題がニュースの一面に出ていた。

タモリは一体・・・・・・・



03. 2015年5月26日 11:49:56 : SRDu5ycEyo

>フロンティア精神

パイオニア精神がいいたいことだった。


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