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（ことばを とりもどし あらためて せかいを かたり なおす）
［こーりー ぐっど］の はなしが おもしろいね。どうも ほんとうの はなしの ように おもえる。いろんな はなしの つじつまが あって くるからな。
だけど あんまり ゆかいな せかいじゃ ないよな。いままでの まちがった せかい そのままの すがた だよ。
たいようけいに ひろがった この せかいも、ちきゅうの うえの せかいと おなじで、
もう ここで おしまい、すべてが おわる、そんな ふんいきが ただよってるんだよな。
はなしが わくせいを こえた ひろがりを もった としても、ただ ひろがった だけで、
せかいが おわる、せかいが しんでいく、という ふんいきに つつまれた まま、
なにも あたらしい きぼうは うまれて ない。
だから われわれの てで、じぶんの てで、あたらしい せかいを つくって いかなきゃ ならないんだよな。
あたらしい せかいを つくるって いうのは じぶんたちの かんがえを、じぶんの かんがえを、かえれば いいんだから やって やれない ことじゃ ないんだ。
ことばが せかいを つくった なんて いわれる けど、その ことばが いま こわれていく せかいを つくったんだ。
ことばの つかいかたが いんちき だったから いんちきな せかいが できた、という ことだよな。
じぶんたちの かんがえを すなおに あらわす ことばで せかいを かたれば いいんだ。
ところが まちがった いんちきな ことばの つかいかたの なかで われわれは すごして しまったために、かんがえかたも ゆがんで しまったんだよな。
だから すなおな かんがえを すなおに あらわす ことばを とりもどす ことで、
じぶんたちの ほんらいの すなおな かんがえを とりもどせば いいんだ。
そして あらためて せかいを かたり なおすんだ。
という ことなんじゃないかな。
［こーり ぐっど］の はなしを きいたり すると ますます そう おもうよね。もんだいの かいけつは じぶんたちの ての なかに あるんだ、なんてね。
そうなんだよ。あたらしい せかいを つくるのは じぶんたちしか いないんだ。じぶんで つくるんだよな。
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（あたらしい ぶんめいに まいんど から のがれて）
○
さからわないで いきていく というのも なれてくれば きもちの いい もの なんだろうな。
まいんどの どうでも いいような おもいこみで がんじがらめに なってるのから のがれる きもちよさ という ことかな。
じゆうに なる きもちよさ という こと なんだろう。
どんな ことにも まいんどが いちいち くちだし してきて ひとを しばろうと するんで こまっちゃうよな。
○
そのば そのばの はんだんを していく ために きまりきった ぱたーんが ひつようで、
その ぱたーんを まいんどは ごしょうだいじに している といわれてるけど どうなんだろうね。
まいんどが なんにでも くちだし するのは そんな ひょうめんてきな ことじゃ ないんじゃ ないかなあ。
うちゅうと じぶんとの かんけいを どう つけていくか という きほんてきな ことに つながってるんじゃないかと おもうんだ。
うちゅうの なかに じぶんの すむ せかいを つくって いくときの きほんてきな かんがえかたの もんだい なんじゃ ないかな。
うちゅうに さからった べつせかいを つくっていくか、
うちゅうに とけこんで さからわずに いきていく せかいを つくって いくか、
という ような ことだよね。
○
うちゅうに さからった せかい では なんでも じぶんで はんだん しなくちゃ いけない。そうしなければ いきて いけない。
そんな おもいこみの なかで だんだんと くるしく なってくる、そんな かんじが する。
そして その くるしさの あげくの
はてには、
せかいが すっかり こわれて ごはさんに なることを よかん せざるを えない。その よかん こそが ただしい という おもいの なかで いきて いかざるを えない。
なんて ことに なっちゃってる。それが よーよっぱ ぶんめい、いまの せかいを おおっている ぶんめいの すがた なんじゃ ないかな。
○
まいんどが なんにでも くちだしを する というのが いままでの ぶんめいの きほんで、
まいんどが がんばらないと なりたって いかない ぶんめい だったんじゃ ないかな。
○
さからわない とか あるがままで いきていく とかの おもいが でてくるのは、
いままでの ぶんめいの くるしさ から ぬけだしたい という ことなんだよな。
せかいの はめつを うけいれるんじゃ なくて ね。
さからわないで あるがままで いきる、
そこに のびのびとした あかるい かろやかな いきかたを みつけだす というのが、
いま もっとも ひつようと されている ことなんじゃ ないかなあ。
ぎゃく なんだよな。さからわない とか あるがまま とかが ふじゆうな かんじがする というのは。
かろやかな のびやかな じゆうが そこに あるんだ。
○
まいんどが がんばらないと なりたたない せかいが いま こわれて いくのは しかたない として、
あたらしい せかい あたらしい ぶんめいを つかまえたいよね。
さからわない あるがままに という いきかたの なかに たからものが あるように おもうんだ。
だから いま まいんどが いちいち くちだし してくるのを やりすごして、
うちゅうに さからわらいで うちゅうの うごきの ままに いきて いこうと するのが いいんだろうな。
まいんどには、 いままで ながいこと ごくろうさん。もう おわりに するから しばらく ひっこんで ゆっくり やすんでいてくれ、と いって やりたいよな。
われわれ としては かぜの ふくまま きの むく ままに いきようと することに なると おもうんだけど、
まいんどが いちいち くちだし してくるんで こまっちゃうよな。
それを なんとか のりこえるのが われわれの そして おれの がんばりどころ という こと なのかな。
まいんどには ごくろうさんだったねえ もう やすんで いいよ と いって きかせながらね。
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