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「無知の費用」に翻弄される哀れな人々
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投稿者 BRIAN ENO 日時 2019 年 1 月 24 日 09:35:48: tZW9Ar4r/Y2EU QlJJQU4gRU5P
 

「無知の費用」に翻弄される哀れな人々

消費者の立場から商品偽装等に遭遇した場合、
経済学的切り口で見てみると、「無知の費用」が発生したことになる。

「無知の費用」とは、
消費者が商品を買う時に商品についての十分な知識や情報を持っていない為に本来支払うべき料金より不当に高い料金を支払わされることを言う。

まあ、例えは極端だが、
「ぼったくり」という言葉で理解するとわかりやすいかもしれない。

では、なぜこの「無知の費用」が発生し、
消費者はいつも売る側に翻弄され、
手玉に取られるのか?

それは消費者が商品を購入する時に
その商品に対する充分な知識を持っていなかったり、
経験不足だったりしていることが考えられる。

これは平たく言えば
単なる商品に対する無知ということである。

そもそも、普通の一般的な消費者の場合、
最初から個々の商品の品質や機能についての情報を
充分に入手できない立場に置かれているし、
さらには、消費者自身がこの消費社会の中で、
商品を売る側から「無知の費用」を
支払わせられているという事実や不条理に
まったく気づいていないだろう。

まあ、
そもそも「無知の費用」なる言葉すら知らない人がほとんどである。

一方、商品を売る企業側は商品に関するネガティヴな情報を
「企業秘密」の名のもとに独占的に秘匿できる。

さらに秘匿することを合法的に正当化できる特権を有している。
この売る側に圧倒的なアドバンテージがある状況下では
結果的にばかばかしい話だが、
消費者が
欠陥商品や粗悪品の危険負担をして
尻拭いをしているのである。

このように商品の情報に関して
「消費者」と「企業(製造&販売側)」において
明らかな「情報の量と質の非対称性」が存在している。

A「消費者」⇒「情報の量と質」→「少ない」→客観的な商品の評価が不可能
B「企業側」⇒「情報の量と質」→「多い」→消費者を支配可能

販売と消費において

消費者と売る側に
「商品情報」の「量」と「質」に
大きな不均衡、非対称性が発生しているのである。


企業>消費者

(情報の非対称性、不均衡)

この状況下では、
消費者は永遠に
「無知の費用」を売る側(企業)に支払う運命にある。

まさにこの社会における消費活動は
イカサマギャンブルに例えると

売る側が胴元で
彼らが商売のルールや価格を
彼らの都合で決定し
賭けに参加する皆さん消費者は
イカサマギャンブルの
カモにされるという構図に他ならないのである。


この悪しき
「無知の費用」は専門分野のビジネスでは
さらにエスカレートしてしまい
売る側がさらなる絶対的優位に立つことになる。

例えば医療等では、
通常、普通の人は医療、疾患、医薬品の知識に関しては
ほとんどの場合無知である。

日本人の場合、
体調が悪くなったら
病院、医者、お薬が病気を治してくれると
疑いもなく信じきっている。

そもそも、体調が悪くなった
原因を考えず、
薬で治るわけがないのである。

だから、
病院、医者、薬剤師、栄養士、看護師の
言いなりである。

だから、
医療に対しては
最初から
「無知の費用」を支払うことを覚悟しているフシがある。

おめでたいし、おろかである。

だから積極的に、


診察、治療、処方箋、入院、手術、リハビリなどについて
「無知の費用」を支払い続けることになる。

あなたのご家族が、
癌になり
主治医の勧めで抗がん剤治療を行い
高額な医療費を支払って
抗がん剤による断末魔の苦しみを味わって
抗がん剤で治療死しても

主治医にはあなたは、
「先生、ご尽力ありがとうございました」
とお礼を言うのである。

治療死させられたのに
お礼を言うのである。

あなたも亡くなった方も
抗がん剤の成分
その成分がどんなものなのか?
まったく無知なのである。


抗がん剤は「無知の費用」の
ガリバー商品だろう。

蛇足だが、
そんな日本人がほとんどだから
現在の抗がん剤の売り上げは、
おおよそ年商にして
1兆4千万円で
医療用医薬品の売り上げナンバー1の
ドル箱商品に君臨している。

この1兆4千万円の医療費は
わが国の透析患者が支払う医療費と
ほぼ同額である。

ただ、透析医療費の99.9%が
与信にリスクのない公的負担である。
透析患者の医療費は月間40万程度だが、
月間40万の医療費を支払える透析患者は
わが国には数えるほどしかいないので
透析医療費は公的な負担で支払われ
透析関連ビジネスは透析患者の増加もあり
右肩上がりで左団扇状態である。

癌や透析に限らず

お薬の情報はほとんどの場合、
製薬会社が権威のある御用医師に資金提供して書かせた
お薬にとってのメリットしか書かれていない
(デメリットは書かれない)
「スポンサー論文」が定番になっており
普通の患者は医師が処方するお薬を疑いもなく
「ありがたや〜」とお礼を述べながら
利用し続け患者自らが
製薬会社、医療機関、医師などの金蔓になっている。

日本の患者は愚かにも
膨大な「無知の費用」を医療機関に支払い
巨大医療産業を興隆させているのである。

無知とはおめでたくもあり
悲惨で悲しいことでもあるのだ。

皆さんも

1年に一度くらいは

自分が支払っているだろう
「無知の費用」について
考えてみるのも損はないと思うのだが・・・
 

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コメント
1. BRIAN ENO[1198] QlJJQU4gRU5P 2019年1月24日 09:45:47 : KYFDWqdXuQ : tTvR5lxFwPQ[2] 報告
間違い

>おおよそ年商にして
1兆4千万円で

正しくは、
1兆4千億円です。

透析医療費も
正しくは
1兆4千億円です。

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