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薬が病気を作る?薬剤師が教える薬の危険 抗うつ剤を飲むとうつ症状に、自殺や他害行為も(Business Journal)
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/284.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 17 日 07:39:25: igsppGRN/E9PQ
 

薬が病気を作る?薬剤師が教える薬の危険 抗うつ剤を飲むとうつ症状に、自殺や他害行為も
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140917-00010005-bjournal-bus_all
Business Journal 9月17日(水)6時0分配信


「週刊東洋経済」(東洋経済新報社/9月13日号)は『飲む前に知る! クスリの裏側』という特集を組んでいる。「普段何げなく服用している薬は本当に必要なのだろうか。安全なのだろうか。相次ぐ不祥事で製薬業界の信頼が揺らぐ中、本当に必要な知識を身に付けたい」という内容だ。

 2014年4月に日本人間ドック学会などが発表した新たな「基準値」(「新たな健診の基本検査の基準範囲」)は、正常とされる血圧の数値は「上の値は129まで、下の値は84まで」だったのものを「上の値は147まで、下の値は94まで」とするなど、大きく緩和されたものとなった。この背景には、薬剤費を抑えたい政府の意向があったのではないかと業界関係者は見ている。

 世界第2位のノバルティスファーマ、国内最大手の武田薬品、製薬会社による臨床研究の不正や疑惑が次々と噴出する中、医師も製薬会社のもくろみに加担し、持ちつ持たれつの関係であることが明らかになり、業界の信頼は失墜している。

「業界全体として、悪事を働いているという認識が薄かった。明らかになっていない不正が他にもあるはず」と大手製薬幹部(特集記事より)

「高血圧は薬で下げるな」「薬剤師は薬を飲まない」などといった、薬や医療の不必要性を論じる本が売れているという。普段、何げなく飲んでいた薬に、多くの人が疑わしい気持ちを抱き始めている現状を表している。

●薬が病気を作る

 今回知っておきたいのは、特集記事『「薬が病気を作る」は本当だった!』だ。薬漬けの医療に疑問を感じ、13年12月に『薬剤師は薬を飲まない』(廣済堂出版)を上梓した薬剤師・宇多川久美子氏による記事だ。

 病院は、病気と診察すれば薬を出そうとする。それが、単なる風邪であってもだ。

「よくあるのは、医師による“3分診療”の後、抗生剤、せき止め、鼻炎症、解熱剤……と4〜5種類の薬を出されるパターンだ。(略)せき、鼻水、熱といった症状を速やかに抑えるのに薬は効果的だ。しかし、薬はあくまで対症的に鼻水を止め、せきを止め、熱を下げるだけだ。(略)風邪薬は、症状を生んでいる原因を撃退してはくれない。風邪に伴う症状は、ウイルスと闘い排除しようとしている自らの免疫反応。(略)となると、風邪をひいたときにすべきことは、安易に薬を飲んで症状を抑えることではない。ウイルスという敵と闘っている体をフルサポートすることだ」(同記事より)

 つまり、一般的な風邪の際には薬ではなく、「体を冷やさないようにして早めに寝て、十分な睡眠」を取ることが重要なのだ。これからの季節、注意したい。

 なお、インフルエンザも高熱が出るのは、「それだけ体温を上げることで免疫力を活性化しているから」で、「インフルエンザは自然治癒する感染症である」というのが世界の常識だという。

「病気はその原因により、2種類に分けることができる。(1)インフルエンザのようにウイルスや細菌などが原因の伝染病・感染症や、急性の症状の病気。(2)糖尿病や高血圧、高脂血症などのように生活習慣の乱れや加齢が原因となっている慢性的な病気。私たちはこれらのどちらも『病気』という同じ概念でとらえ、病気になったら薬を飲んで治してしまおう、と考えがちだ。しかし(1)と(2)は薬の果たす役割に大きな違いがある」(同記事より)

(1)の急性症状に対する薬は感染を止め、症状を一時的に抑えるもので、完治した時点でその薬がいらなくなるという特徴がある。一方で、(2)の慢性的な病気に対しては体に現れている症状を抑えるだけの効果しかない。これらの病気の多くが病気を生じさせる習慣を積み重ねてきた原因は患者そのものにあり、本当の意味で治療するには、「病気の原因である生活習慣を改める以外に道はない」のだ。

●薬剤師を活用して生活習慣の見直しを

 しかし、生活習慣病の患者が今飲んでいる薬を専門家の相談なしに突然やめてしまうことは危険だ。この場合、薬剤師を活用するのがいいという。

「薬剤師は、薬学的疑問を抱いたり患者から申し出があった場合、医師に処方箋の内容を問い合わせる『疑義照会』をすることができる。(略)(13年度の調査では)疑義照会により、年間82億円もの薬剤費が削減されたという」(同記事より)

 さらに、「薬のほとんどは合成物であり、体にとっては『異物』。(略)主作用の陰で、体に別の作用がもたらされている」(同)、つまり多かれ少なかれ副作用があることも知らねばならない。

 例えば、抗うつ剤。抗うつ剤の副作用は「うつ症状」なのだという。

「現在、抗うつ剤の主流はSSRIやSNRIといった薬で、脳内で不足しがちになるとされるセロトニンやノルアドレナリンの再取り込みを阻害し、脳内にたまりやすくする。セロトニンは安らぎや幸福感を、ノルアドレナリンはやる気や自信を与える神経伝達物質だ。

 ところが、これらの抗うつ剤の一番の副作用は『うつ症状』なのだ。薬の添付文書には自殺願望が高まることがある」といった注釈がついている。人に暴力を振るうなど、他害行為を招く作用があることもわかってきている」(同記事より)

 抗うつ剤の副作用でうつ症状を生むとは……本末転倒もいいところだ。

 病気に対しては薬よりも生活習慣を見直し、自然治癒するのが基本であることを再認識させられた。健康もカネで買えると思っているフシがある日本人にとっては、考えさせられる特集だ。

松井克明/CFP


 

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コメント
 
01. 函館の犬。 2014年9月17日 08:56:11 : bhbAK3m6MJQx2 : uJJKIFxgC2
鎮咳剤(咳きどめ)は病初期は飲まない方がいい。体内の病原菌を咳で外へ出そうとする自然な働きを、無理やり押さえてしまうと、逆に悪化するよ。去たん剤だけで十分さ。
鼻水にすぐ抗ヒスタミン剤を投与する医者も危険。逆に粘膜が乾燥するね、たんも出にくくなるし。

解熱剤も出来たら使用しない方がいい。熱は病原菌をやっつける自然治癒反応の時が多いし、病気のなり始めは、いくら解熱剤を使用してもすぐ上がって来るさ。
それと高熱だからといって、病気が重いとも限らないし、熱がないからといって軽い病気とも限らん。
一時的に熱が下がって水分や食欲がとれるなら使ってもいいけど、あまり使わない方がいいね。特に子供の場合は、熱の上がり始めにケイレンが多いからね。

一番の目安は『吐く』さ。熱があって吐くならすぐ病院。


02. 2014年9月17日 13:41:11 : yBG3GAzvsY
 ウイルス由来と細菌由来では、区別することが重要だ。ウィルスに対しては、抗ウイルス剤があるがなにが抗か、あまりよく分からないのが現状だ。したがって、結局は自分の体の免疫力に依存してウイルスから逃れている。(ウイルスは物質)
 一方、細菌に対しては細菌を殺したり増殖をおさえたりする薬剤がある。適度に利用すると、病気を克服できる。もちろん、よい菌を殺したりするので適度にしなけば体の恒常性を阻害することになる。

03. ダイナモ 2014年9月19日 16:10:38 : mY9T/8MdR98ug : vCnn9I665Y
>ところが、これらの抗うつ剤の一番の副作用は『うつ症状』なのだ。

これは正しくない。副作用として抑うつが出る場合が絶対ないとは言えないがその頻度は極めて少ない。抗うつ薬の副作用として最も多いのは、眠気、食欲不振、便秘、耳鳴り、などである。抗うつ薬の種類と服用する人の体質の組み合わせによって副作用の出方はまったく違ってくる。人によっては副作用がほとんど出ない人もいるし、強い副作用が出て薬の変更が必要な人まで様々である。

参考までにもっとも一般的な抗うつ薬の1つであるルボックス(デプロメール)の添付文書に書かれている副作用を示す。

副作用

副作用等発現状況の概要

安全性評価対象例712例中306例(43.0%),690件の副作用が認められた.内訳は副作用症状256例(36.0%),522件,臨床検査値異常86例(12.1%),168件であった.
主なものは嘔気・悪心84件(11.8%),口渇51件(7.2%),便秘36件(5.1%)等の消化管障害,眠気69件(9.7%),めまい21件(2.9%)等の精神神経系障害,けん怠感23件(3.2%)等の一般的全身障害,ALT(GPT)上昇31件(4.4%),AST(GOT)上昇20件(2.8%)等の臨床検査値異常であった.(承認時:1999年4月)

重大な副作用

1. 痙攣,せん妄,錯乱,幻覚,妄想
痙攣(頻度不明),せん妄,錯乱,幻覚,妄想(各0.1〜5%未満)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,このような症状があらわれた場合には,投与を中止し,適切な処置を行うこと.

2. 意識障害
意識レベルの低下・意識消失等の意識障害(頻度不明)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.

3. ショック,アナフィラキシー様症状
ショック,アナフィラキシー様症状(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には,投与を中止し,適切な処置を行うこと.

4. セロトニン症候群
セロトニン症候群(頻度不明)があらわれることがあるので,錯乱,発熱,ミオクロヌス,振戦,協調異常,発汗等の副作用が発現した場合は投与を中止し,水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと.なお,セロトニン作用薬との併用において,昏睡状態となり,急性腎不全へと移行し,死亡した例が報告されている.

5. 悪性症候群
向精神薬(抗精神病薬,抗うつ薬等)との併用により,悪性症候群(頻度不明)があらわれることがあるので,無動緘黙,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗等が発現し,それに引き続き発熱がみられる場合は,投与を中止し,体冷却,水分補給等の全身管理とともに適切な処置を行うこと.本症発症時には,白血球の増加や血清CK(CPK)の上昇がみられることが多く,また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられることがある.なお,高熱が持続し,意識障害,呼吸困難,循環虚脱,脱水症状,急性腎不全へと移行し,死亡した例が報告されている.

6. 白血球減少,血小板減少
白血球減少,血小板減少(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので,血液検査等の観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.

7. 肝機能障害,黄疸
AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTP,総ビリルビン等の著しい上昇を伴う肝機能障害,黄疸(いずれも頻度不明)があらわれることがあるので,肝機能検査等の観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.

8. 抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)
低ナトリウム血症,低浸透圧血症,尿中ナトリウム増加,高張尿,意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(頻度不明)があらわれることがあるので,食欲不振,頭痛,嘔気,嘔吐,全身けん怠感等があらわれた場合には電解質の測定を行い,異常が認められた場合には,投与を中止し,水分摂取の制限等の適切な処置を行うこと.

その他の副作用

精神神経系
5%以上
眠気

精神神経系
0.1〜5%未満
めまい・ふらつき・立ちくらみ,振戦・アカシジア様症状・顎の不随意運動・開口障害・頬筋の痙攣等の錐体外路障害,頭痛,不眠,頭がボーっとする,ぼんやり,集中力低下,記憶減退,動作緩慢,あくび,圧迫感,抑うつ感,神経過敏,焦燥感,不安感,躁転,気分高揚,舌麻痺,言語障害,しびれ,運動失調,知覚異常,異常感覚・冷感

精神神経系
頻度不明
激越,性欲障害

循環器
0.1〜5%未満
頻脈,動悸,血圧上昇,低血圧,起立性低血圧

循環器
頻度不明
徐脈

過敏症
0.1〜5%未満
発疹,蕁麻疹,湿疹,そう痒感

過敏症
頻度不明
光線過敏性反応

血液
0.1〜5%未満
白血球減少,ヘモグロビン減少,血清鉄上昇あるいは低下

血液
頻度不明
紫斑・胃腸出血・斑状出血等の異常出血,貧血

肝臓
0.1〜5%未満
AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTP,LDH,Al-P上昇等の肝機能障害

消化器
5%以上
嘔気・悪心,口渇,便秘

消化器
0.1〜5%未満
嘔吐,下痢,腹痛,腹部膨満感,食欲不振,消化不良,空腹感,口腔内粘膜腫脹

泌尿器
0.1〜5%未満
排尿困難,排尿障害,頻尿,乏尿,BUN上昇,尿蛋白陽性

泌尿器
頻度不明
尿失禁,尿閉

血清電解質
0.1〜5%未満
血清カリウム上昇あるいは低下,血中ナトリウム低下

血清電解質
頻度不明
低ナトリウム血症

その他
0.1〜5%未満
けん怠感,脱力感,上肢の虚脱,息切れ,胸痛,熱感,ほてり,灼熱感,発汗,視調節障害,眼痛,眼圧迫感,眼がチカチカする,耳鳴,鼻閉,苦味,歯がカチカチする,体重増加,脱毛,CK(CPK)上昇

**その他
頻度不明
乳汁漏出,高プロラクチン血症,月経異常,勃起障害・射精障害等の性機能異常,関節痛,筋肉痛,浮腫,発熱,しゃっくり,味覚異常,散瞳,緑内障


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