自己検査薬の対象拡大へ＝排卵予測など市販可能に―厚労省
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141112-00000124-jij-pol
時事通信 11月12日(水)19時22分配信

　処方箋がなくても購入できる自己検査薬の対象拡大を検討していた厚生労働省の専門部会は12日、使用できる検体や検査項目などの基準の見直し案を了承した。年内に正式決定し、業界がガイドラインを作成した後、追加対象を検討する。

　排卵日を予測する排卵検査薬や、腸管の出血を確かめる便潜血検査薬など十数種類が新たに認められる見通しで、早ければ来年度中に市販される。これまでは妊娠検査薬など3種類しか認められておらず、対象の追加は1991年以来。

　新基準では、検体として尿と便の他、体を傷つけずに採取できる鼻水、唾液、涙を追加。指先を切って採取する血液や、喉を綿棒などで拭う「咽頭拭い液」については、安全面で問題があるとして除外された。　

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