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「がん治療は不要」に非科学的と指摘の医師 過剰な治療は反対(女性セブン)
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/381.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 1 月 02 日 16:39:05: igsppGRN/E9PQ
 

「がん治療は不要」に非科学的と指摘の医師 過剰な治療は反対
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150102-00000012-pseven-life
女性セブン2015年1月8・15日号


「抗がん剤は効かない」「手術をすることで寿命を縮める」――近年、このような「がん治療不要論」の声が大きくなっている。

 そうした「がんは治療せずに放って置いたほうがいい」という論を聞くと、“治らないなら、苦しい治療を受けたくない”と考える人がいても当然のことだろう。しかし、実際に“がんを放置”した患者を受け持った医師からは疑問の声が上がっている。

「ある患者さんの話です。最初に行った病院でステージ3の乳がんだと診断されましたが、“進行していないので治療しないほうがいい”と言われて放置していたら、がんが進行して骨に転移してしまった。慌てて私の病院に転院して来たのですが、結局亡くなりました。最初の時点で治療を受けていたら、助かった可能性は充分あったので非常に残念でした」

 そうしたケースを受けて、日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科医の勝俣範之さんは次のように指摘する。

「『がんは治療しないほうがいい』という主張には医学的根拠がありません。逆に、抗がん剤の治療の有効性が認められた論文は何百とある。1970年代、イタリアのミラノがんセンターによって乳がんの手術後に3つの抗がん剤を投与した人と投与しなかった人を20年間追跡調査した結果があります。

 投与しなかったグループでは、179人中48人(約27%)が再発しなかったのに対し、投与されたグループは207人中74人(約36%)が再発しませんでした。生存率も投与しなかったグループは25%ですが、投与したグループは34%。つまり、抗がん剤治療を受けた患者のほうが受けなかった患者より生存率が高く、再発率が低かった。それぞれ10%も違うのです。

 そして今は、より効果のある薬が開発されています。2014年には米国の研究で転移再発乳がんに新薬『ハーセプチン』(抗がん剤。日本でも承認済み)を投与した場合、10年生存率が75%から84%に改善されたとの報告があります」

 重要なのは調査の手法だ。

「『これまでに診てきた○○人の患者は治療しなくても治った』という医者の主観的な経験ではなく、科学的な手法を用いて比較しています。

 自分が診察した患者さんだけを対象にした場合、病状が悪化して病院に来なくなった人のデータは含まれない。治療をしなくても経過が良好な人のデータだけが、必然的に集まります」(勝俣さん)

 ただし、「過剰な治療はやめよう」という論には賛同できるという。

「ここ20〜30年、拡大手術から縮小手術になってきているし、抗がん剤も進行がん患者さんへの過剰な投与はかえって命を縮めるということがわかってきています」(勝俣さん)

 治療をしなくてもがんが治ることはあるのだろうか。

「確かに、“ステージ0”といわれる超初期段階では、治療しなくても進行しない人がいる。しかし、進行する人は少ないながら確実にいます。今の医学ではそれを見極めることはできないし、進行してしまったら取り返しがつかない。また、治療の効果は“治る”か“治らない”の二択ではありません。

 治らないがんでも治療を続けることで、多くの人が仕事をしたり旅行に行ったりして“がんと共存”できるようになってきているのです」(勝俣さん)


 

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コメント
 
01. 2015年1月02日 21:41:54 : Xz4MCg18wA
はあ?
意味わからん。
患者は、いろいろな環境で暮らしいろいろな
食生活をしている。
単純に薬の有無で比較されても信じられん。

02. 2015年1月04日 13:13:47 : Lmp50gNDzI
逆に言えば、正当な?ガン医療で患者さんが来なくなったケースで自然に治った人は来ない訳でして。
「抗ガン剤やめたら治った」などと病院に報告に来る人などほとんど居ないでしょ?

勝俣さんの視点が狭すぎるんですね。
(病院では病人しか見ていない。当たり前だが健康な人や医療を嫌うひとの身体はみていない、、、、だって病院に来ないんだから)


医者は病院でしかガン患者を診ていない。
井の中の蛙、あ、医の中の蛙でして。

教えられた事を忠実に信じている盲従ロボットだと言われるゆえんは、視野が狭いということ。

ある宗教のように他宗を認めない、どころか触れてもいけない、競技を見てもいけない等、我が宗教こそ絶対であり最高である・・・という教えに忠実に過ぎない。

この様な先生(医師)たちにとって抗ガン剤や手術としない方法を奇異に見えるのは当然。

一般人は何も考えない病者たちだから、勢力が優勢(数に過ぎないが)の方を正しいと信じる鵜呑み集団。

両者のコラボレーション企画が成功したんですねえ〜

医者だけが悪いんじゃ無いですよ。患者にはお気の毒さまですが、鵜になっているうちは自分の身体で確かめるしか正解は無いということで。

治療しようがしまいが、ダメになるひとはたくさん居るわけで。
どちらが善かったかは、ひとつの身体では証明出来ないので、お陰様で「悪くなったから病院に来たんじゃ遅いんだよ!」とか「もう少し早くくれば助かったかも知れない」などと、いくらでも都合の良い言い方が出来るわけでして。

患者も患者だ。
治療(本当は抗ガン剤など治療効果など無い・・ガン細胞を縮小させても、生命力を削ぐに過ぎないから)しても、しなくても、そのひとが最終的に死に至る場合も多々あるのだ。

それを「死にたくない」一点張りで、無節操に「非治療」の効果がないと即、正反対のガン医療に衣替えする患者さん。

もう少し腰を落ち着けて判断しようよ。
最後は死ぬという覚悟の無いひとは、最初から最先端の癌医療に頼ればよい。

死んでもよいからと言う覚悟のある人だけが無治療を貫き通して貰いたいね。

それが出来たらアッチへフラフラ、こっちへフラフラしないか?
無治療と治療の差が天地の差ほどあるという事を認識しないで、「いいかもね♪」程度でフラフラするから、好い鴨になるわけ。


03. 2015年1月07日 14:57:03 : 1GOHGilouU
>生存率が高く、再発率が低かった。それぞれ10%も違うのです。
>見極めることはできないし、進行してしまったら取り返しがつかない。また、治療の効果は“治る”か“治らない”の二択ではありません。

第一項がいうような、追加10%の生存確率がつらい抗病に勝るものなのか、また抗病しなければよりつらい思いをするというのだろうか。
第二項では、本当はそのままで良いのに、あたらつらい抗病生活を続けるのだということのリスクをどう捕らえているのだろうか。

がんはあまりに個別的であり、それぞれが自分の思うままの対応をとることが(たんに医者のいうことでなく)望ましいのだろうと思う。


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