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糖と生命体の歴史とあるべき姿
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投稿者 BRIAN ENO 日時 2015 年 2 月 20 日 10:07:14: tZW9Ar4r/Y2EU
 

〜糖と生命体の歴史とあるべき姿〜

@糖と原核生物の生かさず殺さずの微妙なバランスの歴史

生命と糖の歴史を紐解こう。

生命の黎明期、
我々生命、共通の祖先は、
深海の熱水吐出口あたりで、
産声をあげた・・

それが何か?
いまだに謎だが、

その後、
それが「原核生物」という微生物で具体的な形が露わになる。

その頃は、深海の熱水吐出口あたりは、
「糖」の源流である「ホルムアルデヒド」が豊富であった。

原核生物は、その「ホルムアルデヒド」をとりあえず摂取し
エネルギーとしたが、

ひじょうに生命体にとったら
「毒性の強い物質」であったがために、
一度に大量に摂取したり、
大量にそれを体内に貯蔵できるものではなかった。
(ご存じのように、
今でもホルムアルデヒドは生体に対し強い毒性を持つ)


したがって、
原核生物は、
エネルギーとして欲しいが、
大量に摂取もできないし、
体内に貯蔵もできない、


どうしよう?


原核生物の大いなるジレンマである。
その毒性が高いホルムアルデヒドを、
少し摂取しては、
代謝し、

少し摂取しては代謝する

刹那的な摂取方法で、

自らの細胞質を、
ホルムアルデヒドに侵されないように守り維持したのである。


その後、
ホルムアルデヒドが、
たくさんくっついて、
「グルコース」がうまれた。

しかし、ホルムアルデヒドが
たくさんくっついて、
グルコースになっても、
毒性は若干は、低下はしたが、

「生命体を傷つけ弱体化する」性質は確実に残っており、

原核生物は、

「解糖系」というエネルギー産生装置をしっかり構築し、
グルコースからエネルギーを得る方法を確立した。

しかし、
ホルムアルデヒドとグルコースの本質は
大きな違いはなく、

原核生物は、
大量にグルコースを摂取することも、
グルコースを体内貯蔵することも
ホルムアルデヒドの危険性を内包していたグルコースの生体への危険性を踏まえると、
できなかったのである。

ようするに、
原核生物が、大量にグルコースを摂取すると
今でいう「糖化」が原核生物の生体内で起きる。

さらに、グルコースを体内貯蔵しようとすると
これも、今でいう「糖化」を起こしてしまうのである。

だから、グルコースもチビチビ摂取して、
チビチビ代謝せざる負えなかったのである。

原核生物は、
グルコースを摂取してエネルギー源にしてはいるが、
刹那的にチビリチビリ摂取して、
小さな瞬発力を、グルコースを摂取した時だけ、
発揮して、生き延びる選択肢を選んだのである。


そして、
その危険な「糖化」を引き起こすグルコースを
もちろん、自分の生体を守るために体内に貯蔵もしなかったのである。


そういった、はたから見ると、
チビリチビリ、
手元(近くに)にグルコースがあった時だけグルコース摂取して、
静かに静かに、
見立たないように目立たないように生きてきたのである。


だから、彼らは、いまだに、ほとんど「進化」もせず、
太古のママの原核生物を今日もやっているのである。

そう、ちっちゃいちっちゃい微生物のママなのである。
これが、原核生物と糖の関わりの歴史である。


A糖と真核生物(ヒト)の歴史

次に、我々「真核生物」と糖とのかかわりの歴史を書く。
原核生物全盛の時代に、
太陽光線が、
海に射し込むようになり、

一部の原核生物がシアノバクテリアになり、

光合成を行い酸素を産み出すようになり。

この酸素が好気的微生物の出現を促し

これがやがて、
「ミトコンドリア」になり、

酸素によって弱体化した原核生物とミトコンドリアが合体し、
真核生物が産まれた。


真核生物の基本は、
ミトコンドリアが主導する酸素呼吸と
脂質やたんぱく質の摂取によるエネルギー産生である。


真核生物の細胞質は原核生物由来なので、
ここには解糖系が存在し、
グルコースの代謝も行えるには
行えるが、

原核生物の糖代謝のところで説明したが、
基本はチビリチビリの刹那的なエネルギー産生で、
ちびりちびり摂取して、
チビリチビリ、
瞬発力を発揮する原核生物と同じような代謝方法だったが、


真核生物が膨大な酸素の影響で多細胞化し、
巨大化して、
臓器や各器官を発達させた過程で、
グルコースを安全なものに形を変えて貯蔵できるように進化した。
そうなのである。

グルコースを、
「中性脂肪」に変化させ、
体内貯蔵(肥満)できるように進化したのである。

ここで、
危険なグルコースを、
グルコース以外の物質に変化させ、

中性脂肪として貯蔵するシステムが構築されたが、

その時に大車輪の働きをするのが、
皆さんよくご存じの「インシュリン」である。

我々ヒト(真核生物)においても糖は、
ひじょうに危険極まりないモノなので、
体内組成の1%未満で、
いつも抑制されている。

これも、理由は原核生物の時と同じで、
「我々ヒトの生体を糖化させ、
疲弊させる」から他ならない。


ここがひじょうに重要なのである。
「糖は決して生体にあいいれない、
生体に危険極まりないもの」だという鉄則は
地球上の生物普遍的なものなのである。

糖を主たるエネルギー源として摂取する
原核生物ですら、
糖を刹那的にチビリチビリしか摂取せず、
瞬発力に頼った生命活動しかできなかったことや、
原核生物が、唯一のエネルギー源である糖を・・・・

「決して糖を体内保存や体内貯蔵をしなかったこと。」
(生体を糖化させないために)


「結果的にそれが、彼らの進化を抑制したこと」等、
糖の生体に対する害悪の本質が理解できるはずである。


断っておくが、
この糖の生体における害悪について、
「権威の側は百も承知である。」

完全なる確信犯!
完全犯罪!
これで、
我々を様々な病に陥れる。

さらに、
「糖の由来の病の発現」には、
「時間がかかる。」

簡単に言えば、
「潜伏期間が長い」のである。

癌や

糖尿病が

「時限爆弾」のようにある日、
発症した時には、

だれも「糖質の過剰な摂取」が原因だと思わなくなっている。

このことは、権威医療にしてみたら
最高の完全犯罪が積み重なることで、
夥しい数の癌患者や糖尿病患者や
その他の重篤な疾患の患者が創造されるのですから、
ビッグファーマの重役室に陣取る紳士たちや
ビッグファーマを影で支配し暗躍する
本当の黒幕にとったら笑いが止まらないであろう。


したがって、
奴らの術中にはまるな!

我々真核生物の原点に帰れ!

我々人類は、
糖を主たる栄養源とする原核生物ではないわけであり、
酸素と脂質とタンパク質を摂取して
生命維持活動を行う生物である。

体外から、糖は摂取すべきではないのである。

本質的に、
我々の体内の臓器で、
糖のみをエネルギー源にしているのは、
赤血球だけである。

では、なぜ、
赤血球は原核生物のように糖のみをエネルギー源にするのか?

赤血球には、核もミトコンドリアもない、
我々の60兆個の細胞に
酸素を運ぶのが彼らの仕事である。

酸素を運ぶ仕事なのに、
酸素をエネルギー源にする「ミトコンドリア」という
エネルギー産生装置があったら、

我々60兆個の細胞に酸素を運ぶ前に、
赤血球が酸素を横取りして、
酸素を運ぶ仕事ができなくなるからである。

だから、赤血球は解糖系のみ、
糖のみをエネルギー産生に利用しているのである。

この赤血球の必要な糖は、体重50キロの男性で、
血液量が4`だから、その0.1%の濃度で、
充分だから、「4g」の糖で飽和(十分である)するのである。

この程度の糖の量は、
肝臓の「糖新生」で瞬く間に合成されるのである。

さらに、筋肉の中に、貯蔵されている糖も、
通常は使われないが、
何か息を止めて重い物を持ち上げた時に
瞬発力として使用されるが、
その時、解糖系で代謝されるが、
息を止めるので、「嫌気的解糖作用」となり、
その結果、「乳酸」が分泌される。

この乳酸は、翌日、
筋肉痛(実際は乳酸が痛みの原因ではない)の原因になるが、
これも「コリ回路」が働き、

乳酸は肝臓で糖にリサイクルされ、
糖を体外から摂取せずして、
体内のみで、
エンドレスでリサイクルされるのである。

従って、糖を体外から摂取すると、
体内の糖を1%未満に保持する機能がフル稼働し、
やがてこれが疲弊し、
最終的に破たんして、

たとえば、
インシュリンの分泌が枯渇して、
中性脂肪に変化させられなくなり
尿で糖を体外に強引に排泄したり、
(糖尿病)

細胞質内の糖代謝を亢進させて、
体内の糖組成を1%未満に保持させようとし、
どんどん糖代謝を亢進させる
(解糖系を亢進させる)

これが嫌気的解糖作用の亢進までエスカレートさせ、
癌になるわけです。
(ウォーバーグ効果)

※補足
「糖化」とは、生体が糖を摂取した事で、生体の細胞の水分を奪い、
タンパク質を硬化させ、最終的に破壊に至る、生体にとって一番恐ろしい糖による化学変化の事を言う。

この「糖化」が、癌、動脈硬化等、他すべての慢性疾患の疾患の主原因である。


〜まとめ〜


1.糖をエネルギー産生に利用している原核生物であっても、
 糖質を過剰に摂取できないし、糖質を生体内に貯蔵できない。
 (原核生物の生体ですら、糖化を起こし、生体の危機が訪れる)
2.まして真核生物である我々人類は、
 糖質を体外から摂取してはいけないのである。
 血液中の0.1%程度の糖は、
 肝臓による糖新生で充分過ぎるほど供給できる。
 
3.筋肉内の代謝済みの糖も「コリ回路」により、
 エンドレレスでリサイクルできるので、
 体外から糖を摂取する必要は皆無なのです。
4.我々人間が、体外から摂取すべきでない糖を過剰に摂取すると、
 ある時期が来ると、インシュリンの分泌が枯渇し、
 糖の体内組成1%未満を保持できなくなり、
 糖尿病を発病して、体内組成1%未満を保持するために、
 糖を尿で強引に排泄したり、
 または、わざわざ、癌を発症させ、
 細胞質の糖代謝を亢進させ、
 体内組成1%未満の保持をはかる、
 こんなにも、
 愚かなことが毎日頻繁に起きて、
 多くの癌患者の発症を促しているのである。
 まっこと、人間はと言う生き物は愚かな生き物です。
 物事には、原因があって結果があるのです。
 糖の過剰な摂取(原因)が癌をはじめとした様々な疾病(結果)
 に導かれるのです。
 決して運が悪かったりではないのですよ!


※蛇足

権威医療では脳は糖のみをエネルギーにしていると大ウソをついているが、

これについて説明する。

まず、脳は、ニューロンとグリア細胞からできている。
思考を司る神経細胞がニューロンである。
グリア細胞は、思考はできない、
なぜなら神経細胞ではないからである。
脳のほとんどが、グリア細胞で占められている。

グリア細胞は、解糖系の塊のような細胞で、
糖の代謝でエネルギー産生を行っている。

よく、脳腫瘍という病が騒がれるが、
ニューロンが腫瘍化するのではなく、
グリア細胞が脳腫瘍となるのである。
なぜなら、グリア細胞は解糖系の塊で、
嫌気的解糖作用の亢進が起きやすいからである。

反対にニューロンは、
ほとんど、細胞分裂せずに、
生涯を生き抜く、
心筋や他の神経細胞と同じで、
解糖系がほとんど存在しない細胞で、
ほとんどがミトコンドリアである。

解糖系が存在しないのに、
糖を代謝することは、
物理的に不可能である。

ニューロンは、ケトン体やDHAなどを
脳関門を用いて選択的に栄養を摂取し、
膨大な酸素と合わせてミトコンドリアを用い
エネルギー産生を行っている。

脳の志向を司るニューロンには、
解糖系がほとんど存在しないので、
糖はエネルギーにならないのである。

糖を必要とするのは、
思考を司らない、
グリア細胞が必要とするのである。

空腹で血糖値が正常な時の方が、
頭が冴え、
血糖値が上昇するような時には、
頭が冴えないのは、
この為である。

 

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コメント
 
01. 2015年3月05日 23:53:01 : b5JdkWvGxs
現世人類は最初からずっと糖と炭水化物が主食だったんだけどね。

肉なんか沢山食べたら病気になるよ


02. 2015年3月09日 21:35:44 : sKC4M11dgE
>>01
>現世人類は最初からずっと糖と炭水化物が主食だったんだけどね。

嘘。
糖と炭水化物が大量に取れるようになったのは農耕が始まってから。
それも気候の温暖湿潤な日本など一部。

寒冷・雨の少ない気候のヨーロッパでは「糖と炭水化物」は
現代でも主食ではない。

>肉なんか沢山食べたら病気になるよ
それは単なる偏見だな。
エスキモーは肉ばかり食ってるがそれほど病気にならないよ。

それに、肉食を始めた一団が、人類へ進化した。


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