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〜満たされない心の正体を斬る！〜
「目標をやり遂げても、
それに伴う
達成感！到達感！実感のないものは、
本当のあなたが欲した目標ではない！
権威の罠にはまって、あなたは、
ジタバタしていただけなのである！」
投稿者
「幸福」についての箴言をまず、
紹介する
ラ・ロシュフコーの箴言
「賢い人を幸福にするには何もいらない、
しかし、愚か者を幸福にするものは何もない、
ほとんどの人が、不幸で惨めなのはその為である。」
私の箴言
「日常の何気ないやりとりや出来事に
幸福を感じる感性のない人は、
永遠に幸福になれない。」
、
上記の発言とは、
一見矛盾するような以下のコメントも紹介しよう。
私の箴言
「幸福と言う言葉自体が、
大衆を間違った方向に導く、
支配者による支配の為の道具（言葉）である。
それ（幸福）を求めた時から、
大衆には不幸の物語が始まっている。」
今日はその内容について斬り込んでいく。
その前に、なぜ、そんなことを書くのかを
少しだけ説明する。
がんの患者数やがんの死者数や糖尿病の患者数が、
右肩上がりで上昇している。
しかし、
忘れてはならないのが、
精神疾患患者数の上昇である。
患者の多くは、
間違った食生活や、
間違った生活習慣、
間違った生活環境や、
過剰で持続的なストレスに原因があるが、
忘れてはならないのが、
現代社会において、
個々人の心が満たされないという基礎的条件について、、
言及されることがほとんどない。
これも潜在的な大きな精神疾患の原因になっているのは、
まぎれもない事実である。
今日は、
それについて少し書いてみる。
1.幸福と言う言葉の「罠」
幸福に関して、
単純に言えば、
いつもくどいくらいに私は書いているが、
支配者が我々に刷り込む幸福とは、
概ね、
金銭欲、物欲、権力欲、支配欲、名誉欲等を基調としたものである。
ご存じのようにこれには際限がない。
このように大衆に共通の簡単な欲望のモチベーションをでっちあげることで、
簡単に大衆は、
この単純な価値観に集約され、
誰もが、
金銭欲や物欲や豊かな生活にシフトする。
いわば、
支配者による、単純な
一元的な支配が可能になる。
本来、
人間の大きな特徴であり強みは、
10人10色の個性であり、
多様性である。
しかし、
権威に飼いならされると、
多様性が簡単に破壊される。
皆が同じ価値観を共有したがる。
したがって、
大衆は、
この金銭欲、物欲、豊かな生活をちらつかせられると、
簡単に、価値観や欲望の方向が、
一方向に向かうのである。
これは、支配者や権威に取ったら、
大衆を支配するうえで、
ひじょうに支配が低コストですむ。
労力がかからない、
生産性の高い支配手法である。
さらに、
この金銭欲、物欲、豊かな生活、権力欲、支配欲には、
ある一定のところで、
足りるという（満足する）リミッター機能がない。
いわば、
一定の満足感や実感や達成感が得られない。
当たり前だが、これらは、
際限がないから、
その実感や達成感や到達感をえることができないのであるが。
ようするに簡単に言えば、
「ヤッター！」
「俺は、やったんだー！」
という達成感、
実感が伴わないのである。
その実感が伴わないから、
実際には味わうことのできない
達成感や実感や到達感をまたまた再度求めて、
また、新たな際限のない終わりのない、
欲望増幅の旅に我々大衆は出発するのである。
これは、
支配者の完全なる支配手法のひとつであり、
目に見えない潜在的な罠である。
もっともっと！
その欲望を増幅して、
その増幅した欲望達成の時に、
あるはずのない達成感や実感を得られるだろうとして・・・
欲望の増幅がループして、
回り続けて、
気がついた時には、
死が目前に迫っているという
罠である。
こうして、
我々は、
欲望奴隷と言うアリ地獄にはまるのである。
そして、
これらを求める場合、
ほとんどの場合、
私がいつも書いている
支配者が用意した、
支配者の為の秩序である
「全員敗者のゲーム」
大衆は自ら望んで、
参加して
筋書き通り
敗者になる・・。
（罠にはまる）
はたまた、
一瞬だけの幻の勝利者になるのである。
どちらにしても、
あなたの望むべき結果（達成感や実感）は得られない。
喉は渇ききったままで、
いつまでたっても、
満たされない欲求不満の状態は続く。
そう欲望地獄の負の連鎖、
欲望地獄の負のスパイラルである。
しかし、そんな時でも、
例によって、
あなたの勝利（幸福）の為にと、
甘言を弄し近づいてくるのが、
例によって、
金貸しである。
そして、
金貸しのシナリオ通り、
欲望達成の為に、
あなたは、
金貸しに翻弄され、
借金をするのである。
そして、
例によって、
金貸しに人生を支配され、
己の本来あるべき姿を見失い、
すべてをむしり取られる悲劇の物語の主役になるのである。
そう、
全員敗者のゲーム（振り込め詐欺のようなもの）に
性懲りもなく進んで参加する。
欲望の最果てに、
何か崇高なものがあるわけでは決してない！
あるのは、
金貸しがねつ造した
ありもしない幻想の楽園だけである！
馬の鼻先に人参とはよく言ったものである。
馬には人参があるが、
我々には欲望の最果てに何もないのである。
落とし穴があるだけである。
空虚な満たされない心があるだけなのである！
「幸福」という言葉には、
冒頭書いたように、
支配者の悪しき意図が多く含まれているので、
混乱や混同を避ける為に、
私は「幸福」ということばではなく、
今後は、
「生きがい」（生きる喜び）ということばで表現しようと思う。
よろしいか？
2.生きがいとは何か？
（幸福と言う言葉に惑わされるな！
幸福と言う言葉は権威の罠だ）
それを明快に箇条書きにしてみる。
1.生きているという実感⇒これすなわち喜び
（朝目覚めた時の、生きていると言う当たり前の感覚）
2.今後も、生きていけるだろうという実感⇒これすなわち喜び
（一日が始まり、今日も行動できると言う実感）
3.生きていてよかったという実感⇒これすなわち喜び
4.本来の人間のあるべき姿の実践と、
それを実感すること⇒これすなわち喜び
（家族を愛し、子どもを愛し導くこと）
5.他者との関わりで何かを成し遂げた時の実感⇒これすなわち喜び
（運命共同体の中で、利他の心を拠り所に、目標を達成すること）
6.好きなことを日々できる生きがい⇒これすなわち喜び
（人生は同じことの繰り返し、好きな事を己の道に選び、
その道を極めることが生きがいになり喜びになる）
これら、
1〜6で、
共通するのは日々の喜びの実感である。
だから、
一週間の中に、
ほんの一瞬やたった一日だけ、
生きがいや、
喜びがある、
だからその日の為に、
一週間のほとんどを我慢して過ごすと言うのは、
本来あるべき姿ではない。
重要なのは、
日々であり日常なのである。
持続的なものでなければならない。
抽象的な言い回しになるが、
ポイント（点）ではなく、
線（ライン）あるいは、
面（二次元）であり、
空間（三次元）なのである。
権威や支配者が煽る刹那的な喜びというのは
偽物の生きがいである。
その特徴は、
くどいが持続性や永続性のない
そもそも実態のない「点（ポイント）」である。
それは、
本質的に、
権威が刷り込むようなもので、
結局は、
実感や達成感が伴わない、
近寄るべきではないものである。
その一瞬（点）や、
そのひと時（点）や、
その一日（点）に支配されることになるのである。
点は点でしかない！
むなしいものである。
他にも、
皆さん独自の生きがい、
生きる喜びは、
無限に存在する。
己の何気ない日々の中で、
その生きがいや生きる喜びを感じることができる
「感性」をもっているか？
どうかである。
現代人の最大の欠点であり、
弱さが、
何気ない、日常の
何気ないやり取りの中で、
生きがいを見つける感性を失ったことである。
これが、人間の本来あるべき姿であり。
本来あるべき姿の人間に回帰させてくれる
心の動きとなるのである。
以上の論を踏まえ、
ある一定のものを定義する。
「これらの喜びは、
日常の何気ない繰り返しの中で
無欲のみずみずしい感性が導きだすもので、
欲望の増幅や金貸しのシナリオが介在しないものである。」
しかし、
金銭欲、
物欲、
権力欲、
支配欲、
名誉欲には
ほとんどの場合実感が伴わない
そういうものである。
なぜか？
簡単である。
具体的に言えば、
それらの達成で、
人間の心のプログラムは、
達成感や実感が伴わないように、
プログラムされているからに他ならない。
支配者連中は、
人間の進化心理学において、
物欲、金銭欲、権力欲、支配欲、名誉欲等の
「点」（ポイント）の達成が、
人間の心に実感をもたせない
達成感をもたせないことを、
達成感を持たせることができないことを、
重々御存知である。
だから、煽るのである。
大衆を総欲求不満状態にして、
それらの欲望増幅を「点」（ポイント）で目論み、
マネー（金貸し）で、
大衆を支配するのである。
わかりやすい単純明快な大衆支配方法、
大衆操縦方法である。
我々大衆は「点」（ポイント）で、
支配されている。
「点」（ポイント）では、
決して、
人間本来の達成感、
充実感、充足感、満足感、
到達感は醸造できない！
なぜなら、
そういうものに、
そういった充足感が伴うように
人間の心のひな型はできていないということと、
その「点」（ポイント）を通過すると、
また、
あらたな「点」（ポイント）目標が、
あなたの目の前に現れ、
あなたの心をざわめかすのである。
権威の支配手法は、
このように、
至って簡単だ。
それなのに、
今日もあなたは、
権威の提唱する
無意味な「目標」（点）に向かって
無意味な努力をして、
唯一無二の大切な人生を
無駄に過ごすのである。
得をするのは、
支配者たちである。
それでいいのか？
いいわけがない、
権威の罠にはまるから、
いつまでたっても
心は満たされず、
やがて、
精神疾患に導かれるのである。
話を戻す。
権威や支配者連中の罠であることが
わかっている偽物の目標（点）に、
支配されていていいのか！
いいわけないだろう！
くどいが、
金銭欲、物欲、支配欲、権力欲、名誉欲等
実感が伴わないものを、
生きがいや、
生きる喜びと定義するわけにはいかない。
実感が伴わないものを、
生きがい（喜び）とするわけにはいかない。
したがって、以下の箴言も、
私なりに変えさせていただいた。
ラ・ロシュフコーの箴言
「賢い人を生きがいのある人生に導くのには何もいらない、
しかし、
愚か者を生きがいのある人生に導くものは何もない、
ほとんどの人が、
生きがいや喜びがない人生を歩み、
惨めなのはその為である。」
私の箴言
「日常の何気ないやりとりや出来事に
生きがいや生きるい喜びを感じる感性のない人は、
永遠に生きがいや生きる喜びを得られることはない。」
「今日一日を、何気ない日常を、
みずみずしい感性を抱き、
生きがいと、喜びを感じる生活にしよう。」
しかし、
権威は、
すぐに、
これに横やりを入れる。
今日一日や、
何気ない日常を、
くだらんとか、つまらんとか、
陳腐なものとして卑下する。
そして、
みずみずしい感性を否定し、
物欲や金銭欲や権力欲や名誉欲に駆り立てる。
くどいが、
これらの欲望の源流は、
大衆の個々の、
くだらない「劣等感」の裏返しなのである。
「弱さの裏返し」なのである。
賢人は、
そもそも劣等感に苛まれていないから、
金銭欲、物欲、権力欲、名誉欲に、
興味のかけらもないのである。
成り上がろうとする人ほど、
劣等感に苛まれている。
そこの大衆の個々の人の「弱さ」に、
支配者どもは、
斬りこんでくる！
さらには、
何気ない日常等には、
生きがいや、
生きる喜び等は、
決して
あるわけがないと、
煽る。
権威の懐にこそ、
権威の側にこそ、
権威の言う「幸福」という
「楽園」が、
あなたをまっている。
と巨大マスメディアや芸能人や著名人や
御用学者を使って、
大衆を洗脳する！
まさに「寄らば大樹の陰」信仰である。
その為に、
権威は、
あなたの「幸福」達成の為に、
「金貸し」を
あなたの良きパートナーとして、
あなたの良き救世主として、
使わせますと、
刷り込み、
あなたをがんじがらめに支配するのである。
あなたは、本当にそれでいいのか？
〜補足〜
よく、
スポーツで優勝したり、
芸能の賞等を受賞した時に
受賞者が「実感がない」とか良く聞くが、
これも支配者の
「点」（ポイント）戦略であるからにして、
実感や達成感、到達感は
醸造できない。
当たり前である。
そういうものなのである。
あらたな目標「点・ポイント」が、
優勝者を支配して、
不毛なあらたな目標（点・ポイント）への
終わりのない旅に
優勝者は、
駆り出されることになる。
ポイントの奴隷と化す！
そして、
優勝者の周囲には、
優勝者を持ち上げ、
優勝者で、
たんまり儲けようとする
金儲けの権化たちが集結するのである。
話を優勝者の達成感の話に戻す。
その優勝者が
「時間がたって実感がわくと思います」
と言うことがあるが、
これは、優勝者が、
優勝したのに、
自分が想像したような
喜びや達成感がないのに、
不満を感じ、
それなら、
あまりにも自分が可哀そうだと思い、
仕方なく、
時間かけて、自分に、実感がわくように
自分で自己催眠かけて自己満足しているだけなのである。
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