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川島なお美が遺著で近藤誠医師のセカンドオピニオンを告発していた!「あれは何だったの」「がんを放置しないで」(リテラ)
http://www.asyura2.com/14/iryo4/msg/749.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 12 月 14 日 07:24:05: igsppGRN/E9PQ
 

              川島なお美オフィシャルブログ「『なおはん』のほっこり日和」より


川島なお美が遺著で近藤誠医師のセカンドオピニオンを告発していた!「あれは何だったの」「がんを放置しないで」
http://lite-ra.com/2015/12/post-1780.html
2015.12.14. リテラ


〈抗がん剤や放射線治療に見向きもしなかったのも先生の影響かもしれません。でも、がんは放置さえすれば本当にいいのでしょうか?〉

 今年2015年9月に54歳と若くして胆管がんで亡くなった川島なお美が、ベストセラー『患者よ、がんと闘うな』などの著書をはじめ“がん放置療法”で知られる近藤誠医師を批判していたことがわかった。

 たしかに、川島は近藤医師からセカンドオピニオンを受けており、そのことが論議を呼んでいた。もともとは近藤医師自身が「文藝春秋」11月号で川島が2年前に近藤医師の外来を訪れ、がん治療のセカンドオピニオンを受けていた事実を明らかにしたのだが、その近藤医師のセカンドオピニオンの内容に対して医学界から「近藤氏の診断のせいで、手術を遅らせ、治るチャンスを逸してしまった」という批判の声が上がったのだ。

 だが、川島自身も近藤医師の診断に怒りをもっていたようだ。12月に発売された川島の遺作『カーテンコール』(川島なお美・鎧塚俊彦/新潮社)は闘病中の手記をまとめたものだが、近藤医師のセカンドオピニオン外来を受診した様子も克明に描かれているのだ。

 13年8月の精密検査で腫瘍が見つかった川島が近藤医師のもとを訪れたのは、翌月の9月のこと。

〈この人だったら命を預けてもいい、そう思える医師に出会えるまで手術はしないと決めて、納得するまでセカンドオピニオンを受け続け〉ることにした川島は近藤医師のセカンドオピニオン外来も予約する。

 近藤医師の著書を読んでいた川島は、その理由をこう書いている。

〈そもそも先生の著書で目からウロコだったのは、「ほとんどのがんはがんもどき。早期発見などで慌てて切るとロクなことはない。生活に支障なく元気ならば様子を見る、放置する、余命3カ月と言われた患者さんも、無駄な治療をせず放置して、何年も長生きしたケースを見てきた」というもの。こういう考え方もあるんだと、感心しました。そしてすぐさま先生に「ご意見を伺いたい!」とアポを取ったのでした〉

 しかし、近藤医師の診断は予想とはまったくちがうものだった。

〈「切る必要はありません。きっとがんもどきです。様子をみればいいでしょう」 そう言われるかと思いきや、意外な答えが返ってきました。「胆管がんだとしたらとてもやっかいだね。2、3年は元気でいられるけど、ほうっておいたらいずれ黄疸症状が出て肝機能不全になる。手術しても生存率は悪く、死んじゃうよ」──言葉が出ませんでした。きっとこの先生の前で泣き崩れる患者さんは多々いたはず。でも、私は初めて会った人の前で泣くなんて、カチンコが鳴ってもいないのにできなかった。また何か悪い夢でもみているよう……〉

「ほうっておいたら、死んじゃうよ」──残酷な死亡宣告に固まる川島。しかし、近藤医師がその後に発した一言に救いを求めてしまう。

〈固まっていると、先生がすぐさま言いました。
「でも肝臓は強い臓器だからね、80パーセント以上腫瘍が占めるまではなんともない。ラジオ波がいいよ」
 一瞬にして光が見えた気がしました〉

 近藤医師が勧めた「ラジオ波」とはラジオ波焼灼術のことで、腫瘍の中に電極計を挿入し、ラジオ波電流を流すことにより、熱によって病変を固めてしまうもの。保険が適用され肝細胞がんでは標準的な治療法とされている。このときの診断を近藤医師は前述の「文藝春秋」のインタビュー記事で次のように語っている。

〈川島さんは『切除手術も抗がん剤治療も受けたくない』とおっしゃる一方で、「とにかく初発病巣だけは何とかしたい」との思いを持っておられるようだったので、僕は切除手術に比較して体への侵襲度がはるかに低い「ラジオ波焼灼術」を提案しました。これなら入院期間も格段に短く済みますからね。彼女には「万が一、転移が潜んでいたとしても、病巣にメスを入れる切除手術とは違い、肝臓に針を刺して病巣を焼く焼灼術なら、転移巣がどんどん大きくなってしまう可能性も低いでしょう」〉
〈(放射線治療との比較をすれば)ただ、制御率の面では、ラジオ波だったら百人やってほぼ百人がうまく行くんだけど、放射線の場合は百人やってうまく行くのは九十数人と取りこぼしが出る可能性があるんです。それでラジオ波を提案したところ、川島さんもかなり乗り気の様子で、「今の主治医に相談してみます」とおっしゃっていました〉

 ラジオ波ならうまく行く、そう聞いた川島は「ありがとうございます。ラジオ波の専門医をもう予約してあるので行ってきます、不幸中の幸い、運ってものがあるとしたら、私は人一倍強いので」と近藤医師と握手して辞去する。

 川島が「運ってものがある」といったのは、次の日、ラジオ波の名医のセカンドオピニオンを受ける予約をしていたからだ。ところが、翌日、関西弁を駆使するマイペースだが頭はシャープそうなラジオ波の名医の一言は再び川島を絶望の奈落に突き落とす。

「う〜ん……胆管がんは一般の肝臓がんと違って、ラジオ波じゃとりきれんのですわ。良心的な医者なら90パーセント、今回の場合、ラジオ波はおすすめしませんな」

 なんと近藤医師がセカンドオピニオンとして提案したラジオ波は川島の胆管がんには適応しないというのだ。これにより、川島は途方にくれるのだ。

〈M先生(引用者注:近藤医師のこと)は確かに「私の患者で、胆管がんの人を何人もラジオ波専門医に送り込んだよ」とおっしゃっていましたが、あれって一体なんだったのでしょうか?〉

 その後、川島が腹腔鏡手術の名医であるK先生に出会い手術を決断する10月まで、がんを放置し進行させてしまった。

 結局、近藤医師のセカンドオピニオンは的外れのラジオ波治療というものだった。川島の夫である鎧塚氏も「追記」の中で〈専門医による「胆管がんにラジオ波は有効ではない」との判断とM先生(引用者注:近藤誠医師のこと)との見解の違いについては、確かに今でも疑問に感じることがあります〉と書いている。

 また、診療代についても、川島は不満を書いている。

〈M先生がデータを見ながら説明してくれた時間は、約15分。お支払い含めて20分足らず。消費税がまだ5パーセントの時代、20分のセカンドオピニオンで3万1500円也。領収証は頼んでいないうちから書かれていました。お高い!!〉

 なお、〈この人だったら命を預けてもいい、そう思える医師」である腹腔鏡手術の名医であるK先生のセカンドオピニオンは〈診察に1時間以上かけていただきましたが、お会計は1万円という大変良心的な値段だった〉という。

 そして、川島は冒頭で紹介したように、「序章」で、近藤医師の“がん放置療法”に対し、根本的な疑問を投げかけ、がん患者に“放置療法”に騙されないよう警告まで発している。

〈それからもうひとつ。様々な著書で有名なM先生の存在です。先生の本でためになったこともたくさんあります。即手術しなかったのも、抗がん剤や放射線治療に見向きもしなかったのも先生の影響かもしれません。でも、がんは放置さえすれば本当にいいのでしょうか?(略)私はそうは思いません。がんかもしれないと診断されることで、人生真っ暗になってしまったとしても、それは一瞬のこと。目からウロコの『気づき』をたくさんもらえて、かえって健康的でいきいきした人生に変わることだってある。それは、自分の病への向き合い方次第なんです。(略)がんと診断されたら放置するのではなく、その対処いかんでより健全で、充実した生き方が待っている。それは私ががんになってみて初めてわかったことなのです。がんと診断された皆さん、決して『放置』などしないでください。まだやるべきことは残っています〉

 がん患者は、近藤医師の本に洗脳される前に、川島なお美の声に耳を傾けるべきだろう。

(小石川シンイチ)


 

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コメント
 
1. 2015年12月14日 11:04:19 : ILhJCuMlaM : _qeS6zg1tdY[1]

記事スポンサーは日本ガン学会だろ。

告発とかなんとか捏造記事の可能性もあるよね、

近藤医師がまともなこと言うもんで学会も製薬業界も慌ててる感じ。


2. 2015年12月14日 21:51:48 : yy7D5jhcis : wI0vtaRP6ac[7]
15分で3万円が本当なら
近藤誠はがめつい、人の足下を見る信用のできない医師だということになる。

3. 2015年12月14日 22:11:28 : y4akt7liGk : 6SUznVeHHbU[2]
すべては
「胆管がんだとしたらとてもやっかいだね。2、3年は元気でいられるけど、ほうっておいたらいずれ黄疸症状が出て肝機能不全になる。手術しても生存率は悪く、死んじゃうよ」
に尽きる

1ヶ月程度の遅れなど、近藤医師に診察してもらった時点でもう手遅れなんだから余り大した差ではないと思う。

近藤医師の発言からわかるのは、わかりきったことだが、今の医学では癌を完全に治せるわけではないと言うことだ。加えて、検診の精度が悪く、見つかった時は手遅れの場合の時もあると言うことだ。
なのに手術をすれば全快になると思わせる説明や雑誌記事が横行している。

加えて問題をややこしくさせるのは、医療業界の度を越した利己主義のために、検診で見つかった癌をとにかく取り除けばいいと言う発想しかないから、余計症状を悪化させる場合もあると言うことだ。


4. 2015年12月15日 10:58:42 : 9HFRDF5cwU : 0qdnioD9QKg[9]
15分で3万円といっても結果そうであっただけで、1回が3万円なのかもしれない。記者であったら、そのあたりをとことん追求してもらいたいものだ。要点を話したら15分で終わる。感情が先にたってそれ以上のことを適切に聞き出せなかったという可能性もあろう。自分でも医者に見てもらって後から、これを相談するのだった、これも聞きたかったと思うことが多々あるのだから。一回では相手もなかなかこちらの事情を理解できないことも多い、次の機会を作ってもらうことも大事で、費用が高かったからこれ以上相談できないと思うことも適切とは思えない。
専門家が適切でないといったところで、もう一度M氏を訪ねて詰問すべきではなかったろうか。若干努力不足といってもよいのではないか。

5. かっぺたんパッチ[116] gqmCwYLYgr2C8YNwg2KDYA 2015年12月15日 14:18:31 : ea87LB8lXE : QLXs07ycaI8[375]
川島さんって、セクシーだったでしょう。
医師の中には、あの子供を産むにしても、差別するような、芸能人に対して
差別、偏見、持ってる人達がいる。

胸をげっそり切ったり、癌で殺してしまったり、これは

アメリカであるものだと思っていた。

つまり、嫉妬が転じて、そういう意見になるんだと思う。

これが、きょわい。

私は、六本木とか、品川からの路線界隈の、外国人も多い

あたりの医師は好きだ。

平等に歯でも直してくれて、ファンキーだったりする。

それを、田舎っぺの自称まじめ記者などが、勘違いして、

何?六本木?不良とか思うわけだ。

でも、実は治療費だってそれほど変わらないし。


私は日本に戻るならば、汚染を綺麗にして、

ばあさんになって、巣鴨もまだ見てないが、

やっぱ港区に行くのに便利な場所に住みたいなあ。


松茸?食べたいねえ。



[32初期非表示理由]:担当:関係が薄い長文を大量にスパムしているので全部初期非表示

6. 2015年12月15日 21:22:43 : EPWNEsv2dk : 5ixDFznx7f8[3]
人類英知が挑戦中の最大の難関が(癌)。
抗ガン剤を打って完治したとも話は聞かないし、
延命と言えるほど年月が稼げたと言う人も聞かない。
 人生は運だろうか。運命として受け入れるというべきか

7. 2015年12月15日 21:48:14 : y6lVCtCr9A : LJcI0r_QiHw[1]
「手術を決断する10月まで、がんを放置し進行させてしまった」と川島さんはおっしゃる。その間、具体的に翌年の1月に手術するまで、お仕事を続けられていなかったか。体を労わり、休息させることができなかったか。

「検診で見つかった癌をとにかく取り除けばいいと言う発想」を医者がしたとしても、患者は、自分の体を労わり、免疫を強化させる「権利」がある。体が、がん細胞と戦おうとしているとき、免疫を弱らせる舞台を続行するのは、個人の哲学の問題だが、医学的には、がんを勢いづけるだけだった。

結局、翌年の1月に手術に踏み切るも、免疫力は低下し、がんが、でかい顔をしていたのではないか。そして、体を痛め傷つける手術。もう免疫には、がんと戦う、「気力」も「体力」もなかったということだろう。


8. 2015年12月16日 03:53:43 : SBjesYXU36 : MwcDSEr5c3I[2]
近藤先生のネット予約には、明確に35000円と書かれていますね。
根拠もかかれている。高いと言えば高いし、でも、自由診療で命がかかわる
問題だと考えれば妥当だとも思えるし。(料金は国立がん研究センター、がん研有明病院に準じます。)
それに、見立てはそれぞれの先生により違うのでは、だからセカンドオピニオン
をとっているのでは。そして、ひと月の遅れでそれほど大きな影響を与えるとも
思えないし、与えるような癌なら最初から望み薄ともいえるのでは。


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