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次の東南海、南海地震がいつ起きるか
http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/386.html
投稿者 taked4700 日時 2015 年 1 月 16 日 00:59:23: 9XFNe/BiX575U
 

http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/12441483.html
次の東南海、南海地震がいつ起きるか

 あまり意味があるとは言えないと思いますが、ごく大雑把にいつ頃起こるか、またはいつ頃までは起こらないか、それを考えてみました。

 まず、やり方についてです。 防災科学技術研究所の「地震の基礎知識とその観測」http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/part1.html にある図7.12 「1946年南海地震(M8.0)の発生前40年間」に、M6以上の地震が10回起こったことが図示されています。1923年以降に8個の地震が起こっていることから、直前20年間で8回程度M6以上の地震が起こると南海地震が発生すると仮説を立てることが出来ます。

 問題点は、この「1946年南海地震(M8.0)の発生前40年間」に載っている地震に名前のついていないものが半分もあることです。Wikiの「日本の地震年表」( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8_%28%E6%97%A5%E6%9C%AC%29 )を見ると、該当する地震が載っているのですが、震源深さなどは分かりません。第2次世界大戦前の地震は地上部の被害の状況を見てマグニチュードを判断しているはずで、被害が無くとも地震計で捉えた揺れの様子からマグニチュードを判断できる最近の地震記録をそのまま比較できないのです。よって、最近の地震の中から被害が出ている地震だけを対象に含めることで多少比較がましになると思います。

 この20年間を見ると、関西から中国地方で起こったM6以上地震は次の通りです。(Wikiの「日本の地震年表」より)

1.1995年(平成7年)
1月7日 岩手県沖で地震 - Mj 7.2(Mw 6.9)、青森県八戸市、岩手県盛岡市・葛巻町で最大震度 5、三陸はるか沖地震の最大余震。
1月17日 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災、阪神大震災) - Mj 7.3(旧Mj 7.2)(Mw 6.9)、兵庫県南部・淡路島北部で最大震度 7、死者・行方不明者6,437人。当初は最大震度6だったが、実地検分により7に修正された。

2.2000年(平成12年)
10月6日 鳥取県西部地震 - Mj 7.3(Mw 6.8)、鳥取県境港市・日野町で最大震度 6強。(日野町で震度 7相当を観測、防災科学技術研究所Kik-netの計測震度計による)

3.2001年(平成13年)
3月24日 芸予地震 - Mj 6.7(旧Mj 6.4)(Mw 6.8)、広島県河内町・大崎上島町、熊野町で最大震度 6弱、死者2人。フィリピン海プレート内部の地震。

4.2004年(平成16年)
9月5日 紀伊半島南東沖地震 - 19時7分にMj 7.1(Mw 7.3)、23時57分にMj 7.4(Mw 7.5)。23時57分の地震で奈良県・和歌山県・三重県で最大震度 5弱。一時津波警報が発令。

 まだ4つしか中国から関西地方ではM6以上地震が起こっていないことになります。また、これらの地震のすべてがM9地震であった東北地方太平洋沖地震の前に発生しています。よって、極めて大まかではありますが、南海地震や東南海地震はまだあと20年程度は発生しない可能性が高いと言えると思います。

 ただし、M6とかM7程度の地震はいつどこで起こっても不思議ではないわけで、もしそれが都市部を襲えばかなりの被害になります。また原発直下で起これば確実に原発事故に結びつくでしょう。

 問題は、南海地震の直前20年間で8個ものM6以上地震が起こってきたことで、今後、いつそういった時期に入るかがはっきりは分からないのです。南海地震や東南海地震は震源域がはっきりと特定されているため、対策も取りやすいのです。南海地震などの前に発生するM6からM7の地震こそが危険です。

2015年1月16日00時45分 武田信弘   

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コメント
 
01. taked4700 2015年1月16日 01:08:06 : 9XFNe/BiX575U : 0REZuUbOnM
1956年からの40年間では3個しかM6以上地震が起こっていません。
現状、この20年間で4つM6以上地震が起こってきているのですから、もしこのペースでこの先の20年間が推移すれば、40年間で8個のM6以上地震となりますから、既に、南海地震の前震としてのM6以上地震が頻発する時期に入っていると考えることもできると思います。


02. 2015年1月16日 11:26:59 : Y80EfgJPoE
答えを書いておく

・南海、東南海地震は必ず起こる、これはプレート境界型地震なので大きなエネルギーを持っており大きな被害が出る可能性が大きい。百年単位で一度とかの頻度ではあるが今後も繰り返し起こる。

・ただし、それがいつ起こるか避難が間に合うつまり数日から数時間前にわかるような精度では予測できないしわからない。

・出来ることは地域の防災施設の充実と地震発生時の退避場所の指定と誘導方法その周知。被災時にどう被災者を救済できるかを考えて対策をとっておくこと。地震の発生と津波の来襲にはタイムラグがありこの間に人の命を救うことが大事。

・当たりもしない予測ばかり論じていても始まらない。


03. 2015年1月16日 12:46:57 : 1GOHGilouU
単純なことであるが、AならばBは、BならばAではない。
これまでの多くの地震歴がこのような小型地震を含めて記録されていない以上、このような仮説は、仮説としてほんとらしさが少ないままに留まっており、それ以上のものではない。

04. taked4700 2015年1月16日 13:04:10 : 9XFNe/BiX575U : S4gLNf28l2
>>02

>数日から数時間前にわかるような精度では予測できないしわからない


結局、大きな地震が起こる頻度が数十年に一度程度しかないため、そして、地中の出来事を直接観察することがなかなかできないため、一般的な活断層地震も海溝型地震も、そのメカニズムが解明できていないということらしいです。

ただ、311の大地震の前にはM6程度の地震が二日程度前から311の地震の震源域周辺で続発していました。同じ現象が南海とか東南海地震で起こるかどうかははっきりしないようなのですが、何らかの前兆が起こる可能性はかなりあるようです。


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