★阿修羅♪ > 自然災害20 > 388.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
警戒すべきは南海トラフより首都直下型 地震学者・島村英紀氏(ZAKZAK)
http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/388.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 1 月 16 日 01:41:15: igsppGRN/E9PQ
 

首都直下地震はいつ来てもおかしくない=東京・新宿副都心


警戒すべきは南海トラフより首都直下型 地震学者・島村英紀氏
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150105/dms1501051140001-n1.htm
2015.01.05 夕刊フジ


 地震学者を困らせる質問に「次に日本を襲う大地震はどこでしょうか」というのがある。

 日本でいちばん恐れられている「南海トラフ地震」が起きないまま、1年が過ぎた。もし、この地震が起きれば地震の規模は東日本大震災(2011年)なみのマグニチュード(M)9。大津波が西南日本を広く襲う可能性がある。大津波だけではない。「先代」の宝永地震(1707年)の49日後に大噴火した富士山も、今回、地震と連動して噴火するかも、といわれている。

 しかし、「次に日本を襲う」大地震がこの南海トラフ地震とはかぎらない。

 かつて1976年に東海地震の恐れが突然クローズアップされて日本中が騒ぎになったことがあった。

 そのとき政府は大震法(大規模地震対策特別措置法)という世界初の地震立法を立ち上げ、気象庁に判定会(地震防災対策観測強化地域判定会)という組織を作った。この法律で地震予知はできる、できたときには新幹線や東名高速道路は止める、デパートやスーパーは閉店する…といったことが決められている。

 だが、東海地震が起きないまま、95年には阪神淡路大震災が起き、死者は6400人を超えるなど、甚大な被害を生むことになった。不意打ちを食らった京阪神の人々には「次に来る大地震は東海地震に違いない」「大地震の前には政府から警報が出るはずだ」といった刷り込みがされてしまっていたのだ。

 地震予知ができることを前提にした大震法はまだ生きている。しかし、その後の地震学の進歩で地震予知は現在の科学のレベルでは不可能なことが分かってしまっているのである。

 いまある不安材料の一つが2011年の東日本大震災だ。これによって日本列島の地下全体がリセットされてしまった。それゆえ、首都圏直下地震も、以前よりは起きやすくなっている。

 首都圏の地震は、大正関東地震(1923年)以来、不思議に少ない状態が続いている。この90年間に東京都千代田区で震度5を記録したのは東日本大震災(2011年)ほか、14年5月に起きた伊豆大島近海の地震を入れても4回しかないのだ。

 江戸時代から大正時代には、地震ははるかに多かった。江戸時代中期の18世紀から24回ものM6クラス以上の地震が襲ってきていたのだ。平均すれば、なんと6年に一度にもなる。

 地震学者から見れば首都圏がいままで静かだったのは異例だ。むしろ、もっと地震が多いのが普通なのである。

 ■島村英紀(しまむら・ひでき)  武蔵野学院大学特任教授。1941年、東京都出身。東大理学部卒、東大大学院修了。北海道大教授、北大地震火山研究観測センター長、国立極地研究所所長などを歴任。最新刊に本紙連載をまとめた『油断大敵! 生死を分ける地震の基礎知識60』(花伝社)。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2015年1月16日 03:17:02 : FOimIOL56U
これだけ背が高く重たいコンクリートばかりで関東平野にビルで敷き詰めて建ててしまうと東京全体の重みで地震がおきたら下の地盤に町ごと100メートルくらいまっさかさまに沈みそうに思える。


02. 2015年1月16日 09:20:01 : nJF6kGWndY

>警戒すべきは南海トラフより首都直下型

無意味な比較だ

次にどこで大地震になるかを心配するより、

いつどこで起こっても良いように、常に、国民が、覚悟し、できれば備えていることが重要


03. 2015年1月16日 12:41:31 : 1GOHGilouU
>これによって日本列島の地下全体がリセットされてしまった。それゆえ、首都圏直下地震も、以前よりは起きやすくなっている。

そんなことは確定的ではない。ストレスが多くなっていることはGPSで明らかだと仮定してもストレスが強ければ以前より起きやすいというのは、どの位の期間で起きるというのを全く無視した言にすぎない。
もともと首都直下地震の危惧は、30年ほど前から言及され、何時起こるか全くわからないといわれてきた。その後の30年間に顕著な知見はないといってよい。
ポイントは、首都直下が広がって、首都圏直下として神奈川・埼玉は勿論、千葉や茨城まで含まれてきた点にある。しかし、地域が広がれば地震頻度は高くなっても震度の大きさは小さく、分散もより広くなっている。そこでの言及は非常にぼやけたものにならざるを得ない。


04. 2015年1月17日 09:22:04 : ZIkmoG2Fvc
私の多地点同時オゾン測定器では異常は出ていません
私の作成してこの測定器は100000/1の精度で作られている
従って、現在首都圏に異常は認められへんで。
現在危険なのは「全世界方位微周波数受信特定器」では
琵琶湖付近に異常な周波数が発生していることがわかる。

05. 函館の犬。 2015年1月17日 09:25:59 : bhbAK3m6MJQx2 : GvuUnDHSUO
アレルギーの子どもたちのための、アレルギー除去防災備蓄パンが1月末から販売になるようだ。
材料は米粉。 

『もっちりパンだ』。東急ハンズで販売か。生産者は長崎県のパン屋さん。


06. 2015年1月17日 11:06:58 : t5cc0nGXXQ
首都直下も天罰ですか?
慎太郎都知事に投票した都民のみなさん。
天罰って、つまり自業自得ってことですよね
被災地ほったらかしで五輪やるだけのことはあるわな。

07. 2015年1月19日 11:02:53 : ZIkmoG2Fvc
首都直下大地震をあなどってはいけません。
首都直下大地震のエネルギーは想像を絶する
震度5強の破壊力を持っているのです。
もし、万が一軽い震度で済めば天変地異の恐ろしさを見せつける。
ただ、地震の震度はマグネチュードの大きさではないのです。
深さが肝心だということを肝に銘じて頂きたいのです。
地球の核に近く、また威力がおおきければ被害甚大であると考える。

08. 2015年1月20日 00:33:58 : zi5rhr0s3o
03さんのおっしゃるとおり。

よくこんなわかりもしないことを断定的に書けるものだ。観測される地震が多くなったら活動期で危ない、少なければエネルギーがたまっているので危ない。それぞれ一理あるがそれなら何とでも言える。

たった90年前に起きたことも忘れてしまう、というより人間は動物なので入れ替わっている。その意味では学習効果はない。

もし高層ビルが倒壊すれば、また想定外と言いだすだろうが、原発事故の実情を考えればありえないことではない。東北の大震災のとき建設中の東京スカイツリーの上にいた人は激しい揺れでもうおしまいだと思ったらしい。高層ビルの揺れも大きかった。中層階で損傷が最も大きかったのも想定外とかいうことだった。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法

▲上へ      ★阿修羅♪ > 自然災害20掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
自然災害20掲示板  
次へ