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震源、非常に深い590キロ 広範囲の揺れもたらす:小笠原諸島西方沖の地震
http://www.asyura2.com/14/jisin20/msg/626.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 5 月 31 日 00:24:44: Mo7ApAlflbQ6s
 


震源、非常に深い590キロ 広範囲の揺れもたらす
小笠原諸島西方沖の地震
2015/5/30 23:32


 小笠原諸島付近では、フィリピン海プレート(岩板)の下に太平洋プレートがほぼ垂直に沈み込んでいる。今回の地震は太平洋プレートの先端付近で起きたとみられる。震源が約590キロメートルと非常に深かったため、地震の規模がマグニチュード(M)8.5と非常に大きく日本全体が揺れた一方、最大震度は5強だった。

 地下深くで発生する地震は「深発地震」と呼ばれる。専門家は「深発地震は頻繁に発生しているが、日本近海でここまで大きいものは珍しい」と話す。

 日本の広い範囲で揺れたのは震源が深かったためだ。地震波はプレート内部では弱まりにくい。名古屋大学の山岡耕春教授は「太平洋プレートに沿って地震波が伝わったため、プレートに近い東日本が大きく揺れた」と説明する。中部より西側では揺れは比較的小さかった。関東地方の震度が大きかったのは、関東平野の地盤が軟らかいことも影響している。

 高層ビルで揺れが大きかったのは「長周期地震動」が発生したことが原因だ。関東平野を覆う厚さ数千メートルの堆積層が周期が長いゆっくりとした揺れを増幅させるためで、2004年の中越地震でも都内で超高層ビルのエレベーターが止まった。

 近い将来、巨大地震が発生すると懸念される南海トラフや相模トラフへの影響について、東京大学地震研究所の小原一成教授は「プレートが違うため、まったく影響はない」とみている。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG30HDB_Q5A530C1CC1000/?dg=1

 

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コメント
 
01. taked4700 2015年5月31日 08:58:44 : 9XFNe/BiX575U : Fbvp7KXhOM
>近い将来、巨大地震が発生すると懸念される南海トラフや相模トラフへの影響について、東京大学地震研究所の小原一成教授は「プレートが違うため、まったく影響はない」とみている。

違うと思います。プレートの破壊は、ある一つのプレートだけで起こるのではなく、プレート相互間の力の及ぼしあいによって起こることが多いのです。海溝型の地震がその典型で、311の大地震は太平洋プレートが北アメリカプレートの下へ沈み込んでいて、その歪みが限界に来たため、一気にかみ合わせ部分がずれて発生しました。

今回の地震は、太平洋プレートの沈み込みの先端部が割れた地震で、正断層型だそうです。つまり、伸張力が卓越していたものだということです。圧縮力による地震ではないという点がポイントで、太平洋プレートの先端部に圧縮する力が加わっていなかったということです。

普通、地下50キロを超えると、岩盤はかなり軟らかくなり、地震波を発するような硬さが無くなってしまうとことです。海洋プレートは全体に大陸プレートに比べて温度が低く、そのため、地下深くへ沈み込んでも割れの衝撃を発生するだけの硬さを保っているのかもしれません。

伸張力の卓越の意味は、海洋プレートの沈み込み先端部をより地球の内部へ引っ張り込もうという力が強いということか、または海洋プレートの沈み込みのより浅い部分で沈み込みにブレーキがかかり、そのブレーキがかかった部分と沈み込みが継続している部分の間で伸張力が大きくなったということのはずです。

期間を正確には言えないのですが、多分、この1年間程度で、東海地方の南方沖での深発地震の数がそれ以前に比べて二倍程度に増えています。こちらの地震型は不明なのですが、海洋プレートの沈み込み活動が東海沖で活発化しているということは言えるはずです。

よって、多分、次のどちらかの問題が起こりつつあるのだと思います。

1.「海洋プレートの沈み込み先端部をより地球の内部へ引っ張り込もうという力が強い」という場合、311の大地震で揺れ残った部分の内、特に房総半島東方沖などでの太平洋プレート沈み込みの結果出来ている大陸プレートの歪みが限界に達しつつあり、海溝型の地震やその前震活動が起こる。

2.「海洋プレートの沈み込みのより浅い部分で沈み込みにブレーキがかかり、そのブレーキがかかった部分と沈み込みが継続している部分の間で伸張力が大きくなった」と言う場合は、そのブレーキをかけている部分の破壊が起こる可能性があり、その場合は、今回の地震の震源深さ600キロよりも浅い地震になりますから、被害が出る可能性が高いこと。

どちらにしろ、相模トラフは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A8%A1%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%95
に書かれているように、太平洋プレートにも接していて、太平洋プレートの沈み込みの影響を受けるのです。

ですから、

>近い将来、巨大地震が発生すると懸念される南海トラフや相模トラフへの影響について、東京大学地震研究所の小原一成教授は「プレートが違うため、まったく影響はない」とみている。

というのは事実ではないと思います。



02. 2015年5月31日 11:01:41 : mAKWjxKjsw
村井先生が、沖縄から北海道までが危ない、と言ったとき、
そんだけ範囲が広かったら、どこか当たるだろうから、インチキ、
という意見が多かったように思ったけど、
実際に北海道から沖縄まで全部ゆれる地震があるなんて
だれも想像していなかった。

あたったね。


03. taked4700 2015年6月01日 14:51:51 : 9XFNe/BiX575U : Uxp8qC5s7Y
>>01


01です。
訂正があります。

>今回の地震は、太平洋プレートの沈み込みの先端部が割れた地震で、正断層型だそうです。

ということで、二つの可能性を書いたのですが、どうやら、アウターライズ地震と同じような仕組みの様子です。

つまり、厚みのある板を曲げると、カーブの外側に裂け目が出来ますが、それと同じことだということです。

地球内部のマントルは二層になっていて、今回の地震の深さはこの二層の境目あたりであったということです。下層のマントルの上部へ、つまり、二層の境目で太平洋プレートの沈み込みが止まり、下層マントルの上側表面に沿ってほぼ水平に沈み込んでいくようです。そのため、下層マントルの表面付近で急激にカーブするため、そのカーブの外側に亀裂が出来、それが正断層型地震となったということです。

この形ですと、太平洋プレートの沈み込みは促進されることになると思います。


04. 2015年6月01日 17:48:28 : WRcvzABPLo
 震源が680Km以下との事であれば、下部マントルにあたります。
 この深さでは、プレートという考えは当て嵌まらないのではと思います。
 アウターライズはプレートの沈み込み時に起きるので、これも違うのでは
ないでしょうか。
 スラブ又はメガリスの沈み込みと考えられませんか。
 そうだとすると、怖いのは対応したホットプルームの上昇です。
 まあ直ぐではないですけれど。

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