米、週明けにも対ロシア制裁発動　ＥＵも同調の構え
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140315-00000029-asahi-int
朝日新聞デジタル 3月15日(土)13時55分配信

　緊迫するウクライナ情勢を巡り、米国のケリー国務長官は１４日、週明けにも対ロシア制裁に踏み切る考えを明らかにした。ウクライナ南部クリミア自治共和国のロシア編入を問う住民投票の中止をロシアのラブロフ外相に求めたが、物別れに終わり、表明した。欧州連合（ＥＵ）も制裁に同調する構えだ。

　クリミアでの住民投票は１６日に予定されている。ケリー氏は１４日、ラブロフ氏とロンドンで会談。ロシアの影響下にある武装部隊が占拠して実施される住民投票には正当性がないとして、投票日の直前にクリミア編入の動きをやめるよう説得を試みた。

　しかし、ケリー氏は会談後の会見で「はっきりしたのは、プーチン大統領は住民投票が終わるまで（投票を中止するための）行動は起こさず、投票結果に従って決断するということだ」と説明。編入手続きの中止にロシアが同意しなかったことを明らかにした。

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