米 イスラエルの米批判に抗議［ＮＨＫ］
3月20日 13時35分

アメリカと強い同盟関係にあるイスラエルの国防相がオバマ政権の外交政策を批判したことについてケリー国務長官が電話で抗議し、国防相が釈明に追い込まれる事態となっています。
イスラエルのヤアロン国防相は今週、敵対するイランの核開発問題を巡り、強い同盟関係にあるアメリカがイラン側と協議を進めていることについて、「ほかの国は面倒をみてくれないと考えて行動する必要がある」などと述べ、オバマ政権の外交政策を批判したとされています。

これについてアメリカ国務省のサキ報道官は１９日の記者会見でケリー国務長官がイスラエルのネタニヤフ首相に電話で抗議したことを明らかにしました。
そのうえで「発言は建設的ではなく困惑している」と述べ、不快感を示しました。
これを受けてヤアロン国防相はアメリカのヘーゲル国防長官に電話し、「アメリカ政府を批判する意図はなかった」などと伝え釈明したということです。

ヤアロン国防相はことし１月、中東和平交渉の仲介役を務めるケリー長官についても「偏執狂で救世主を気取っている。ノーベル賞を受賞してわれわれのことは放っておくべきだ」と述べたことで、アメリカ側の抗議を受け、謝罪するなど問題となっていました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140320/k10013119591000.html

コメント
01. 2014年3月20日 19:36:48 : nJF6kGWndY イスラエルとしては、このままイランが核保有国になるのを黙ってみているのは、かなりのストレスだからな

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