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マレーシア機事件の経緯:「交信途絶」から、「墜落」までの17日間
http://www.asyura2.com/14/kokusai8/msg/353.html
投稿者 あっしら 日時 2014 年 3 月 27 日 13:47:25: Mo7ApAlflbQ6s
 

上の図はロイターのサイトから引用。

 転載する人民網の記事も、肝心な情報は少なく、情緒的な内容や軍の活動情報に偏りすぎているが、経緯をまとめた記事はあまりないので転載させてもらった。
 なお、乗客家族に関する情緒的な情報だけの部分は割愛させて貰った。

 マレーシア政府が、行方不明から4日後に、MGH370便がマレー半島を横断してアンダマン海に向かったという情報を公表したが、この情報の信憑性を疑うことからはじめないとこの「事件」は解決に向かわないと思う。

 相変わらずの話だが、この「事件」を解決する鍵を握っているのは、世界中で情報収集活動を行い、今回もパースにある高性能レーダー&聴音装置で行方不明機の航跡を追っていた米国機関である。

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マレーシア機事件の経緯:「交信途絶」から、「墜落」までの17日間
 2014年03月26日13:27

 マレーシアのナジブ首相は24日夜現地時間夜10時に緊急会見を開き、消息を絶っていたマレーシア航空MH370便は南インド洋で墜落したと結論付けた。また、マレーシア航空は、「乗客全員に生存者はいないと想定せざるを得ない」という声明を発表した。中新網が伝えた。

 3月8日にマレーシア航空MH370便が消息を絶ってから今日に至るまで、さまざまな情報が錯綜し、憶測と否定が絶えず繰り返されてきた。調査や捜索過程においても紆余曲折が見られ、さまざまな疑惑が浮かび上がった。心が痛いのは、乗客が無事に戻ってくるという家族の祈りがその度に失望へと変わり、事件が解明されないまま、苛立ちと心配の中でこの間を過ごしてきたことだ。マレーシア機の「交信途絶」から「墜落」までの17日間、あらゆる人の祈りと希望は、哀しみや絶望に変わり果てた。(編集MZ)


1日目 3月8日

 3月8日、北京首都国際空港の電光掲示板にマレーシア航空MH370便の「遅延」(赤字)が表示される。同日、クアラルンプール発北京着のMH370便との交信が途絶える。搭乗していたのは乗客239人。中国人154人、外国人73人、乗員12人。MH370便は午後6時30分に北京に到着する予定だった。

1日目 3月8日

 3月8日、マレーシア航空はMH370便の中国人搭乗者名簿を発表する。中国人乗客は計154人(1人は乳児、1人は台湾の乗客)

2日目 3月9日 

 ベトナム空軍機が海上に浮かぶ油のようなものの帯を確認し、マレーシア航空MH370便との関連性が疑われた。しかし、この油のようなものとMH370便との間に明らかな関連性を認めるものは発見されなかった。写真:3月9日、マレーシア・ケランタン州TokBali海岸約100海里付近の場所。海面に浮かぶ油のような帯が確認されるが、最終的にMH370便との関連性は確認できなかった。AP通信が伝えた。

2日目 3月9日

 3月9日、中国は艦艇「綿陽艦」、「伊岡山艦」、救援ヘリコプター2機、海警局の「3411監視船」と「秦順海」を南海に出動させ、救援活動を展開した。また、午後にはさらに「海口艦」、「昆侖山艦」を増援として捜索活動に参加させた。同日夜、マレーシア航空総局は各国が出動させた救援機が34機、捜索船が40艘に達し、捜索範囲もマレーシアのマラッカ海峡周辺地区まで拡大したことを発表した。写真:水中使用可のスペクトラムアナライザと掃引受信機を装備した中国の大型巡視船「海巡31」、専門スタッフと海事B-7776救援ヘリコプター。海南三亜から出発し、マレーシア機が消息を絶った海域で捜索活動を展開する。

4日目 3月11日

 捜索は継続中。11日昼、マレーシア航空MH370便が消息を絶ってすでに80時間が経つ。苛立ちが募るこの80時間に、捜索活動の規模は拡大し続け、ますます多くの国と先進的な救援設備が捜索隊に加わる中、大量の破片が発見されたという情報と世論の感情が相まって、マレーシア航空機MH370便不明事件に関する憶測が次々と上がる。

4日目 3月11日

 3月11日、マレーシア警察は、偽名旅券を使って搭乗したことが明らかになったイラン人(19歳)の写真を公開。同日、マレーシア警察は会見を開き、偽名旅券を使用して搭乗した乗客は2人で、1人はイラン人の若者、もう1人は捜査中であることを発表した。

5日目 3月12日

 約9カ国40隻を超える艦船・捜索船が参加した捜索活動だが、マレーシア航空MH370便の位置確認情報が錯綜する。12日、マレーシア航空はMH370便の重点捜索地域をマラッカ海峡にまで拡大した。同日、ベトナムは政府公式ウェブサイトでMH370便の捜索活動の一部を一時停止し、マレーシアからの新しい情報を待つと発表した。

6日目 3月13日

 3月13日、マレーシア航空MH370便が消息を絶ったと思われる海域で浮いている浮遊物をとらえた「高分一号衛星」=中国資源衛星応用センター。中国資源衛星応用センターは「高分一号衛星」から送信されたデータを受け取った後、科学研究員が関連写真を見比べながらデータ解析を行い、直ちに200万画素のカラー写真、800万画素のマルチスペクトル画像、これらを合成した200万画素のスペクトル画像を出力した。この画像からマレーシア航空機MH370便が消息を絶ったと思われる海域で3つの浮遊物を観測した。この3つの浮遊物の間には20から30キロの距離があるという。

6日目 3月13日

 3月13日、マレーシア政府は会見を行い、中国がこれに先立ち発表していた衛星データの画像がとらえた南海海域に浮いている大きな浮遊物について声明を発表した。マレーシアのヒシャムディン国防相兼運輸省代理は、航空機を出動させて現場を捜索したものの、「何も見つからなかった」と語った。マレーシア政府は中国大使館にこの結果を伝えた。 

7日目 3月14日

 マレーシア航空はクアラルンプール発北京着の早朝便を14日からMH318と改めた。これまでのMH370便は使用停止となり、航空史の中にだけ留まることになった。

7日目 3月14日

 3月14日、マレーシアのヒシャムディン国防相兼運輸省代理は、マレーシア航空MH370便が消息を絶って7日目に、関連の捜索範囲をインド洋に拡大することを発表した。 

7日目 3月14日

 3月14日午前、マレーシア航空MH370便が消息を絶ってから7日目。乗客の家族の1人が会議終了後に取材に答えた。この家族はメディアに向かって手を合わせ、「搭乗者の家族たちがマレーシアの態度に大きな不満を抱いていることを報道してほしい」と語った。同日、午前中の会議で、家族はマレーシア軍あるいは政府に対し、オンライン通信あるいは電話会議をするよう要求。マレーシア側は最終的にこの要求を受け、午後に電話会議を行った。 

8日目 3月15日

 3月15日、マレーシアのナジブ首相は会見を開き、通信衛星が最後にマレーシア航空MH370便から受信した時刻が、マレーシアの現地時間8日午前8時11分であることを明らかにした。不明機の通信システムは意図的に切られ、路線も事前から変更予定だったと思われること、考えられる航路は2つで、1つはタイ北部の航路、もう1つは南インド洋の航路であることを発表した。

10日目 3月17日

 3月17日、マレーシア政府はクアラルンプールで会見を開いた。会見では、マレーシア航空MH370便の考えられる航路が明らかにされた。もしMH370便が南向きに飛行していれば、航路はインドネシアから南インド洋にわたる範囲となるという。

10日目 3月17日

 調査の進展にともない、マレーシア航空MH370便が交信を絶ったのは人為的な要素によるという証拠が明らかになってきた。疑惑の目は、今年53歳のザハリエ機長に向けられている。

11日目 3月18日

 3月18日、オーストラリア空軍がマレーシア半島以西の海域でマレーシア航空MH370便の捜索を開始する。オーストラリア海事安全局(AMSA)は、18日、オーストラリアは南インド洋海域でMH370便の捜索活動を開始したと発表した。オーストラリア海事安全局のジョン・ヤング局長は同日午後の会見で、国内外の一連の情報を元に、オーストラリア西部パースの南西沖3000キロ付近の60平方キロを捜索範囲に確定したこともあわせて発表した。 

13日目 3月20日

 オーストラリア海事局は20日正午に会見を行った。報道官は、オーストラリア当局がインド洋でマレーシア航空機MH370便と関係があるかもしれない2つの物体をインド洋の海上で発見したと発表した。また、同日、MH370便と関係があるかもしれない2つの物体の衛星画像もあわせて発表された。衛星が3月16日にとらえた画像に映る物体は、1つが約24m、もう1方が約5m。

14日目 3月21日

 3月21日、オーストラリア西部パースのフリーマントル港から出航する中国の科学考察船「雪龍」。オーストラリア・フリーマントル埠頭で緊急補給をした後、「雪龍」は現地時間21日18時21分に、捜索任務のため、マレーシア航空機MH370便の残骸の破片と思われるものが浮いている海域に向けて出航した。 

15日目 3月22日

 3月22日、中国国防科技工業局の情報によると、中国資源衛星応用センターと中国科学院傘下の遥感・数字地球研究所(リモートセンシング・デジタルアース:RADI)などの機構が関連衛星画像を解析した結果、3月18日午前12時頃に受信した「高一号衛星」の画像の中に、南インド洋海域(南緯44度57分、東経90度13分)に浮遊物らしきものを観測した。浮遊物と思われる物体は長さ約22m、幅13m、オーストラリアが発表したマレーシア航空MH370便の残骸と思われる物体の位置からやや南西約120キロの位置にある。

17日目 3月24日

 現地時間24日夜10時、マレーシアのナジブ首相は会見を開き、新しいデータを解析した結果、マレーシア航空MH370便は南インド洋に墜落したと結論づける声明を発表した。マレーシア航空も同日、「乗客乗員に生存者はいないと想定せざるを得ない」とする最新の声明を発表した。 

18日目 3月25日

 239人を乗せたマレーシア航空MH370便が消息を絶って18日目。マレーシア航空は、引き続き多国籍による捜索活動を継続すると同時に、より深い調査を行い、ジ家族への援助と支援を続けるつもりだとする声明を発表した。マレーシアは、再び会見を行い、さらに多くの新しい情報を発表した。亡くなった方の冥福を祈るため、またマレーシア航空MH370便が墜落した原因と239人もの尊い命が亡くなった背景にある真相が解き明かされることを心から願っている。


 「人民網日本語版」2013年3月26日

http://j.people.com.cn/94638/94659/8578977.html


 

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コメント
 
01. 2014年3月28日 00:30:49 : sSTOyYQUfI

はじめから犯人バレバレじゃ、興味がないよな。

正義はどこに?


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