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件名：ウクライナ東部スラビャンスクで10万人分の記入済み投票用紙が投票実施前に押収
日時：2014/05/10
媒体：KyivPost
参照：https://www.kyivpost.com/content/ukraine/100000-yes-ballots-for-referendum-intercepted-2-347222.html
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５月１０日、武装市民に占領されたウクライナ東部スラビャンスクの近辺で、クレムリンの影響下にあるとみられる武装集団が保持していた投票用紙１０万人分が、ウクライナ政府主導の反テロリスト作戦実行中に押収された。
押収された投票用紙には、あらかじめ"YES"の記入欄にチェックが入っていた。
尚、５月１１日にはドネツクとルガンスクの東部２州で親ロシア派が事実上の独立を問う独自の住民投票を行う予定だ。
Obezrevatel は投票用紙のほかに、カラシニコフライフル、マカロフピストル、弾薬が押収されたと報じた。
*Obezrevatel
http://obozrevatel.com/politics/38691-zaderzhana-gruppa-terroristov-perevozivshih-100-tyis-progolosovavshih-byulletenej.htm
また、Ukrainska Pravada は、分離独立主義者が彼らの投票を実施する為に、ドネツク市内で８０の学校を確保していると報じた。
*Ukrainska Pravada
http://www.pravda.com.ua/news/2014/05/10/7024932/
ローカルニュースウェブサイト Novosti Donbassa はドネツク市内の一部の投票所で、投票がすでに始まったと報じた。
*Novosti Donbassa
http://novosti.dn.ua/
By Обозреватель ТВ
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//memp
KyivPost に掲載された記事の概要です。
お時間のある方は原文をお読みになってください。
自分で投稿したはなからアレですが、この記事の信憑性については正直わからないです。しかし、記事の内容が本当であるならば、一部の州の分離独立はクレムリンの規定路線になっている可能性があり、ウクライナの「開放」を歴史的使命であると認識するようになっている分離独立主義者や、一部の過激派などとの対立、つまり親EU派と親ロシア派の対立が、本来はあってはならないはずの民族憎悪と共に進んでしまう恐れがあると考えます。むろんウクライナの「愛国者」たちは、かつてマイダン運動においてロシアの政治的介入を否定したように、その軍事的介入を絶対に肯定しない。したがって本当に内戦が、それも出口の見えない内戦が勃発する恐れがあると考えます。民族憎悪が産む悲劇と残虐性は、近現代の血塗られた歴史がその冷たい口で静かに語っています。ウクライナもロシアも先月にジュネーブで開催された４者協議の合意内容をすみやかに実行すること、そのことこそが、なによりもウクライナ市民の為の優先事項であると理解するべきです。
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