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エボラ出血熱:勢い止まらず 死者数887人に  毎日新聞
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/240.html
投稿者 ダイナモ 日時 2014 年 8 月 05 日 16:22:19: mY9T/8MdR98ug
 

 【ヨハネスブルク服部正法】世界保健機関(WHO)は4日、西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱の死者数が887人になったと発表した。感染が確認または疑われる人は4カ国で1603人に上った。前回7月31日の発表から、新たに死者158人、疑いを含む感染者は280人増加しており、感染拡大の勢いは止まっていない。

 これまでの死者の内訳は▽ギニア358人▽シエラレオネ273人▽リベリア255人▽ナイジェリア1人。

 ナイジェリアのケースは、7月下旬に最大都市ラゴスの空港で倒れ、その後に死亡したリベリア人男性。AP通信によると、ナイジェリア当局は4日、この男性の治療にあたった医師が新たに感染したと発表した。

 また、世界銀行は同日、感染が拡大するギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国に対し2億ドル(約205億円)の緊急支援を発表した。世銀のキム総裁は「感染拡大を食い止めるため、国際社会は迅速に行動する必要がある」と呼びかけた。


http://mainichi.jp/shimen/news/20140805dde007030031000c.html  

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コメント
 
01. 2014年8月05日 16:27:38 : nJF6kGWndY

日本の放射脳に限らず

どこの国でも利己的な愚民は多い

http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0G509Q20140805
コラム:エボラ患者の帰国をどう迎えるか
2014年 08月 5日 13:59 JST
Celine Gounder

[4日 ロイター] - エボラ出血熱に感染した米国人のケント・ブラントリー医師は先週末、リベリアから米ジョージア州アトランタのエモリー大学病院に移送された。感染が確認されたもう1人の米国人ナンシー・ライトボル氏も数日中に同病院で治療を受けることになる。だが多くの米国民は、エボラ感染者を帰国させることに強い怒りを表している。

こうした反応は不当であり、冷酷としか言いようがない。西アフリカより米国の方が、重症のエボラ患者を治療する環境が整っている。米国には、血圧や臓器機能などを徹底監視できる集中治療室がある。血圧は、静脈内輸液やノルエピネフリンのような昇圧剤でコントロールすることもできる。もし血圧が下がり、臓器の機能が低下し始めたときは人工呼吸器を使うことができ、腎機能の低下がみられた場合は透析も可能だ。また、エボラ感染者は免疫力が低下しており、2次感染を起こしやすいが、そうした場合にも、米国ならさまざまな抗菌剤が用意されている。

ブラントリー氏とライトボル氏を通じて米国内にエボラ感染が拡大する可能性は非常に低い。エボラ出血熱は空気感染せず、患者と直接接触するか、患者の体液を介して感染する。

2人が治療を受けているのは、他の患者から隔離された特別病棟内だ。医療スタッフはシフト勤務で個人専用防護服を着用して治療にあたり、病院は米疾病対策センター(CDC)の感染防止ガイドラインに従うことになる。このような態勢は、感染が拡大したギニアやリベリア、シエラレオネでの環境とは対照的だ。

エボラ出血熱の治療法は今のところ存在せず、致死率も高い。だが、このように人々に恐怖と屈辱をもたらす病気はこれが初めてではない。

1984年、ライアン・ホワイト君はエイズと診断された。当時13歳だったホワイト君は、血友病治療のための輸血からエイズウイルスに感染した。当時、エイズウイルスが性交や輸血などを通して感染することは分かっていたが、保護者や学校関係者は、ホワイト君が他の生徒に触れたり、水飲み場を共有したりすることでウイルスが広がることを恐れた。その結果、ホワイト君は学校に行く権利を法廷で争わなくてはならなかった。

ブラントリー氏とライトボル氏が米国でエボラ出血熱の流行を招くということは、ホワイト君からクラスメートにエイズウイルスが感染するよりも起こりえないことだ。米国には過去10年間、エボラに似た出血熱の患者が5人いたが、誰もウイルスを感染させてはいない。

ブラントリー氏とライトボル氏は、エボラ患者を看病する中で自分たちもウイルスに感染した。他の多くの医療関係者や警察官、消防士、兵士たちと同様、2人も職務中のリスクを自覚していただろう。

米国で2人を治療しても感染が拡大するリスクは最小限だが、生存率は劇的に高まる可能性がある。彼らは思いやりと可能な限り最善の医療を受けるに値するのだ。

*筆者は内科医で、感染症と公衆衛生の専門家。医療ジャーナリストでもある。


02. 2014年8月05日 19:22:53 : xAQCJA1WS6
放射能にしろ、ウィルス感染にせよ、人類が対処し難い災いの拡大を食い止めるのは、「封じ込め」が最善です。このような反応は利己的で感情的かもしれませんが、むしろ科学的で合理的なのです。

さて、表題の記事に登場する医師やジャーナリストたちはアフリカの地で一体何をしているのでしょうか。栄養失調、あらゆる感染症、下痢による脱水症、過酷な労働、あらゆる犯罪、戦争、虐殺、その他幾多の災いが、子供たちだけでも毎日この何十倍も殺していくこのアフリカで。

そのような一方の現実は無視し、エボラ出血熱による災いだけセンセーショナルに騒ぎ立てる理由は、ただひとつ「金儲け」です。彼ら欧米の医療活動NGOは援助の名を借りたビジネスに過ぎません。人道援助の名目で集められたお金は、NGOで働く欧米人の高額の報酬や補償金に消えます。寄付金を集めるためには「センセーショナル」な事件が必要であって、それゆえ日常にある「より多くの死」などどうでもよいのです。

アフリカに本当に必要なものは、上下水道などの衛生設備、安価な医療、自給自足の農業、そして安定した統治です。本来援助すべきなのは、決して「金儲け」にならない、このような分野です。

ところで、ウソには2種類あることは知っているでしょう。AをBと言いくるめるウソとAとBがあるのに片方しか言わないウソです。前者より後者がより巧妙で騙されやすい。

「アムネスティー・インターナショナル」や「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、かつてカダフィのリビアを最悪の人権侵害国家と糾弾しましたが、かの国のことはもう忘れたのでしょうか。カダフィ時代には「幼児死亡率」「文盲率」「貧困率」「女性就労率」「上下水道普及率」などの客観的指標でアフリカ最高だったリビアの文明は欧米の軍事介入と内戦で完全は破壊され、今リビアの人々は最悪の艱難辛苦に見舞われています。生命の安全すらおぼつかない悲惨な状態は最悪の「人権侵害」ではないのですか。なぜ、リビアの現状を告発しないのか。

彼らの欺瞞と詭弁は嘔吐を催すレベルです。

この阿修羅にも彼らの本性に気付かず、無邪気に信じ込んでいる人たちがいます。あるいは、知っていて、知らないように装う確信犯かもしれませんが。


03. 2014年8月05日 22:27:54 : TrZivyUnWA

エボラは空気感染しないのにちゃんと隔離をすれば恐る必要はない。

もしエボラウイルスが空気感染するように変異したのなら話は別だが。


04. 2014年8月06日 14:36:53 : nJF6kGWndY

WHOが動くとは思えないが

さて、どうなるか

http://jp.reuters.com/article/jp_forum/idJPKBN0G608N20140806
「エボラ実験薬の投与容認を」、ウイルス発見者らがWHOに要請
2014年 08月 6日 13:35 JST
[ロンドン 5日 ロイター] - エボラ出血熱研究の世界的権威ら3人が5日、感染が拡大している西アフリカの住民らに実験的薬剤・ワクチンの提供を行うよう、世界保健機関(WHO)などに訴えた。

1976年にエボラウイルスを発見したチームに参加していたピーター・ピオット博士ら3人は、リベリアで感染した米国人2人が帰国前に未承認薬を投与されたことに言及。エボラ熱の影響下にあるすべてのアフリカ人に同様の機会が与えられるべきだと主張した。

ピオット氏らは共同声明で、エボラ熱の治療薬として研究中の抗ウイルス薬やワクチンが複数存在すると指摘。また、WHOについては、「実験薬の処方を容認することができる唯一の国際機関」だとし、リーダーシップを発揮するよう求めた。

リベリアで感染した米国人2人に対しては、米医薬品メーカーのマップ・バイオファーマシューティカル社が開発した実験薬を投与され、2人の容体が改善したとされている。

ピオット氏ら3人は、「通常は、安全性が確認される前に実験薬を提供すべきではない」とした上で、西アフリカは現在「悲惨な状況にある」として例外だとの見方を示した。

一方、WHOの広報はロイターに対し、「所定の承認手続きを経ていない薬は奨励できない」とコメントしている。

エボラ熱による死者は2月以降、約900人に上り、感染者も1600人を超えている。


05. 2014年8月06日 14:51:37 : nJF6kGWndY

>>02 利己的で感情的かもしれませんが、むしろ科学的で合理的

ケースバイケースだな

エボラや放射能に関しては、科学的にリスクを評価した場合、自国民への入国拒否のような物理的封じ込めは、先進国では非合理的な判断と言えるだろうが

多くの人間がゼロリスクを求め非合理的で利己的であることを考慮した場合、経済合理性には適っていると言えるし

体制が整っていない途上国では、猶更だろう


http://www.47news.jp/47topics/e/255828.php
【西アフリカのエボラ出血熱】 感染拡大、封じ込め難航 欧米は防疫体制強化
コメントを書く


 西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の封じ込めが、発生地域の拡大などで難航している。感染者が空路移動後に死亡するケースも発生。専門家は「海を越えた感染拡大の可能性は低い」と指摘する。しかし致死率が非常に高くワクチンや治療法がないため、欧米諸国は「万が一の侵入」を防ごうと、防疫体制を強化している。
 ▽高度成長も背景
 「深く根付いた信仰や慣習が感染を拡大させている」。WHOのチャン事務局長は1日、ギニアの首都コナクリでの緊急対策会議で、葬儀で遺体を洗う伝統儀式などが爆発的な流行を引き起こしていると指摘した。
 近代医療への理解が足りず、感染者隔離を「死刑宣告」と考えて治療を拒む例が多発。国境なき医師団(MSF)の女性看護師は米CNNテレビに「住民は自分や家族がエボラに感染していると信じたくないのです」と苦悩を吐露した。
 小さな集落にとどまっていた過去の感染と異なり「今回は地域が拡大している」とMSFの男性医師。感染が始まったとみられるギニア、リベリア、シエラレオネが接する地域の国境管理が緩いことや、高度成長が続き経済活動の活発化に伴う人口移動の増大が背景にあるとみられる。
 WHOによると、2月以降のナイジェリアを含めた4カ国での感染確認・疑い例は1300人を超え、うち729人が死亡し、致死率は5割以上。60人以上の医療従事者が亡くなった。
 ▽米国人死亡で関心
 国際社会の関心は7月下旬、感染が疑われる米国籍男性が死亡し、急速に高まった。男性はリベリアの首都モンロビアから2都市を経由しナイジェリア最大の都市ラゴスの空港に到着。着陸時に発症、隔離され水際で防いだとはいえ、発症がもっと遅ければ米国に帰国していた可能性もあった。
 米メディアは「汚染地の恐怖が米国に到達した」などと熱心に報道。リベリアで米医療関係者が感染し米国に搬送されることも関心を高めた。
 市民の不安を念頭にオバマ大統領は1日の記者会見で、ワシントンで4〜6日に予定される米アフリカ首脳会議などの出席者のうち、感染の恐れがわずかでもあれば検査を行う考えを明らかにし、水際対策は万全だと強調した。
 米、ドイツ、フランスは2日までに感染発生国への渡航自粛を勧告。歴史的な結びつきが強く人の往来が頻繁なフランスは、ナイジェリアを含めた4カ国について緊急時を除く「全ての渡航計画中止」を呼び掛けた。
 空気感染するインフルエンザなどと違い、体液の接触で感染するエボラは感染率が低く、専門家の間でも「航空機内で感染する可能性は低い」(英科学誌ネイチャー)との見方が主流だ。WHOは「渡航や通商のいかなる制限も勧告しない」との見解を維持。だが、国際社会で懸念が高まる中、あるWHO当局者はロイター通信に、渡航に関する勧告を近いうちに見直す可能性を示唆した。
(ナイロビ、ジュネーブ、ワシントン共同)
2014/08/03 12:58

http://wired.jp/2014/08/04/ebola-airplanes-disease/
エボラ出血熱の感染は、飛行機で広まるのか
アフリカ西部で急速に拡大するエボラ出血熱。世界保健機関(WHO)は、飛行機旅行の制限は勧告していない。その理由は。

TEXT BY ALEX DAVIES
PHOTO BY ROBERT COUSE-BAKER/FLICKR
TRANSLATION BY RYO OGATA, HIROKO GOHARA/GALILEO

WIRED NEWS(US)

潜伏期間は通常7日程度だが、感染してから発症するまでに3週間かかることもある。
致死率が極めて高いことで知られるエボラ出血熱が、アフリカ西部で急速に拡大していることを受け、ナイジェリアの民間航空当局は、エボラ出血熱が報告されている地域からの航空旅客を検査することになった。
10,000km以上離れたオーストラリアでも、同国の税関職員に、病人を注意して見るように指示があった。
世界保健機関(WHO)は、飛行機の同乗者からエボラウイルスに感染する危険性は低いとして、飛行機旅行の制限は勧告していない。これは、エボラ出血熱は基本的に空気感染せず、血液や唾液などの体液や、組織などとの直接接触を通して拡大するというのが主な理由だ。
また、通説と違って飛行機は「空飛ぶ培養皿(密閉空間)」ではないというのも、飛行機の危険性が低いとされる理由のひとつだ。以下にその点を説明していこう。
現代の商用ジェット機の大半では、新鮮な空気が飛行機の外から客室に絶えず入ってくる。ジェットエンジンの圧縮機(エンジンに供給する空気の圧力を高める装置)に取り込まれた空気の一部が、客室のエアコンに送られるのだ。
空気は、機内の上から下へ流れるため(前から後ろではない)、乗客は、近くの数人としか空気を共有しない。WHOが飛行機での「密接な接触」を、感染者から2列以内と定義しているのはこのためだ。

「地上待機のとき以外は安全」

画像はWHO。なお、エボラ出血熱に感染して米国に空輸された医師は、ビニールハウスのような密閉空間で輸送された。その写真はこちら。
下へ流された空気がどうなるかというと、パイロットのパトリック・スミスが著書『Cockpit Confidential』(秘密のコックピット)で書いているように、床のグリルに吸い込まれた空気は、約半分が飛行機の外に出され、残りの空気はフィルタリングされ、圧縮機の新鮮な空気と一緒に再利用される。
スミス氏によると、1980年代後半以降につくられた民間航空機であれば、搭載している高性能微粒子フィルターが細菌を最大99.97%除去するし、「2〜3分ごとに空気がすべて入れ替わる」という。WHOによると、「通常であれば、客室の空気は、大半の建物の空気よりクリーン」だという。
同乗している旅行者によって病気に感染する危険性が最も高いのは、地上で待機しているときだ。エンジンが動いておらず、新鮮な空気を取り込んでいない。30分以上の地上待機の間は「客室の十分な換気」を行うようWHOが航空会社に勧告しているのはこのためだ。
スミス氏は一方で、欧州と北米の人々が、熱帯の生息地からはるばる運ばれてきた蚊によってマラリアに感染した「空港マラリア」の事例を指摘している(空港近くの住民が、航空機によって運ばれてきた感染蚊に刺されることで発症する。1969年〜1999年の間に、12カ国から合計87人の症例が報告された。日本でも1971年に空港マラリアと推定される一例が発生している。なお、エボラ出血熱の自然宿主の特定には至ってはいないがコウモリが有力とされている)。

エボラ出血熱ウイルスを研究する、米軍医療研究センターの研究者。BSL-4(バイオセーフティレヴェル4:最高度)用の与圧防護服を着用している。なお、日本では1987年に海外渡航者がラッサ熱に感染して帰国し、帰国後発症した事例があったが、稼動中のBSL-4施設がないために国内での確定診断・治癒確認が不可能で、検体をアメリカに発送して確認を仰ぐ事態となった。画像はWikimedia Commons
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014080602000123.html
エボラ熱「制御不能」 首都にも感染拡大

2014年8月6日 朝刊


写真
 【パリ=野村悦芳】西アフリカでのエボラ出血熱の感染拡大は、死者が九百人に近づき、過去最悪のレベルに陥っている。専門家が「制御不能」と指摘する中で、農村部中心だった過去の大量感染と違って今回は各国の首都にまで広がり、混乱が増幅。病気に対する住民の知識不足や政府の対応の遅れが事態を深刻化させており、国際社会の支援も急務だ。
 現地に医師や衛生対策の専門家ら約八十人を派遣している国際NGO「国境なき医師団」(本部・パリ)でアフリカのエボラ出血熱対策を統括するピエール・モンディアラ氏は、本紙の取材に「制御不能の状態が続いている。極めて深刻な状況だ」と述べ、今後も死者が増える恐れが高いと警告した。特にリベリアとシエラレオネで患者を隠す行為が止まらず、治療施設の不足を指摘した。
 世界保健機関(WHO)が四日発表した一日までの死者数は、感染の疑いを含め、リベリア、シエラレオネ、ギニアの三カ国を中心に計八百八十七人に上り、七月二十七日の前回発表時から約百六十人増えた。
 AFP通信によると、各国政府が遺体に触れないよう呼び掛ける一方、感染拡大で人手が足りないために遺体の収容が遅れている。リベリアの首都モンロビアやシエラレオネの首都フリータウンなどでは、路上で倒れ死亡したまま放置されている遺体がある。四日にはモンロビアで、政府の対応の遅れに対する抗議デモが起きた。
 仏紙フィガロなどによると、過去の大量感染はコンゴ民主共和国やガボン、南スーダンなどアフリカ中部が中心。今回感染が拡大した三カ国の住民には、この病気の知識が十分に行き届いていない。患者が防護服姿の医療関係者に連れて行かれ死亡する事例が相次いだため、隔離が死につながるという誤った恐怖感が膨らみ、家族らが患者を隠すケースが目立つという。
 また、農村部では、死者を弔う際に親族が遺体に抱きついたり遺体をふいたりして感染する例が多く、彼らが別の村へ戻ってさらに感染者を増やしている。
 三カ国では患者を隔離するための施設が足りず、防疫・施設管理の要員や衛生の専門家も不足している。二億ドル(約二百五億円)の緊急支援を四日明らかにした世界銀行のアフリカ担当幹部は「彼らはすべてを必要としている」と国際支援強化の必要性を訴えた。


06. 2014年8月07日 08:41:39 : nJF6kGWndY

>体制が整っていない途上国では、猶更だろう

それ以前のレベルだな

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140806/269730/?ST=print
政府への不信がエボラ熱の感染を助長

シエラレオネ国民の多くが専門家の助言を拒否

2014年8月7日(木)  The Economist


 5月末、シエラレオネ東部のカイラハン地区でエボラ熱が初めて確認された。この時、政府はエボラ熱の感染者の見分け方と感染予防策――患者の血液や汗、唾液や死体に触れないことなど――について繰り返し告知した。だが、村民のほとんどはそんなアドバイスなど気にも留めなかった。それどころか、政府や支援機関は、病気の感染を拡大させようと目論んでいる、という荒唐無稽な噂さえ飛び交っている。

 エボラ熱の感染拡大は、シエラレオネの一般住民と同国の政府、そして支援を提供する西側諸国の間にある拭い難い不信感を浮き彫りにしている。最近も、外国人の慈善活動家を含む埋葬チームがカイラハンの村に到着した際、埋葬班の印を掲げたクルマを見ただけで、女性や子供達が逃げ出す光景が見られた。男達は埋葬すべき遺体などないと拒み、埋葬チームを追い払った。こうした例は枚挙にいとまがない。

 シエラレオネの中には、次のような懸念を口にする人がいる――政府は、エボラ熱の患者の血液を売りたがっている。宗教儀式のために手足を切断しようとしているという声もある。また、医療関係者はエボラ熱のウィルスを自分たちに注射するのではないかと考えたり、塩素系消毒薬が体にかかるとエボラ熱に感染すると疑心暗鬼する者もいる(この消毒薬は至る所に撒かれている)。ウィルスは、寄付を募るために政府が発明したのだと信じる者さえいる。

 こうした考えは致命的だ。防護服を身に着けることなく、また医療アドバイスに従うことなく、エボラ熱の犠牲者を埋葬すれば、そのたびに、感染拡大の可能性が高まる。シエラレオネ、リベリア、ギニアでは既に少なくとも670人の死者が出ている。しかも、死者が報告されるペースは速まっているようだ。命を救うためにアドバイスしても、村民がそれを頑なに受け入れようとしない現状に、医療関係者は苛立ちを感じている。

「政府は、野党の地盤であるこの地域の人口を減らそうとしている」

 だが住民が不信感を抱くのには十分な根拠がある。1961年に英国から独立して以降、シエラレオネを統治してきたのは、全人民会議が20年にわたって一党独裁支配したのをはじめとして、腐敗した政府ばかりだったからだ。この間、シエラレオネ東部の辺境地域に住む人々は概ね無視され、これらの地域の政治的な権利は抑圧された。辺境地の人々は、国が提供するサービスにアクセスすることが今もほとんどできない。政府が提供する医療サービスを、人々はほとんど信頼しておらず、多くの人々がいまだに伝統的な神霊治療家(ヒーラー)に頼っている。

 数カ月前にエボラ熱が発生してからというもの、東部地域の住人の一部の間で、政府は野党の拠点であるこの地域の人口を減らそうとしているという話が飛び交っている。「彼らはそれを『イーストボラ・ナウ(‘eastbola’ now)と呼んでいる」――野党を支持するある住民はケネマ東部の町の喫茶店でこう語る。

 人類学者のマリアン・フェルム氏は「人々と政府の間に不信感が渦巻いているのは、何十年にもわたって不透明な統治が行われ、賄賂が横行してきたからだ」と指摘する。シエラレオネ東部でメンデ族とともに暮らす同氏は、「政府はこれまで嘘ばかりついてきた。そんな政府が、病院に行かなければ死ぬと言ったって、信じられるはずがない」と続ける。

 こうした根強い不信感が、エボラ熱の制圧を著しく困難にしている。西アフリカにおけるエボラ熱の患者は、感染が疑われるケースを含めて、年初来で1200人以上に上る。エボラ熱にはワクチンどころか確立した治療法もなく、感染者の致死率は90%に達する。

 この病気は野生の動物や患者を介して広がる。ウィルスの宿主は、この地域の住人がしばしば食用にするオオコウモリと考えられている。発症当初はインフルエンザのような症状を呈する。やがて腎臓や肝臓をやられ、血液細胞が破壊されて体中から出血する。潜伏期間は最長3週間だ。7月25日、ナイジェリアで初めて感染が疑われる患者が報告された。彼はリベリア系米国人で、勤務先のリベリアから空路ナイジェリア最大の都市ラゴスに到着した後、死亡した。

c2014 The Economist Newspaper Limited.
Aug 2nd 2014 | From the print edition
英エコノミスト誌の記事は、日経ビジネスがライセンス契約に基づき翻訳したものです。英語の原文記事はwww.economist.comで読むことができます。

このコラムについて
The Economist

Economistは約400万人の読者が購読する週刊誌です。
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記事は、「地域」ごとのニュースのほか、「科学・技術」「本・芸術」などで構成されています。
このコラムではEconomistから厳選した記事を選び日本語でお届けします。


07. 2014年8月08日 11:52:49 : nJF6kGWndY

http://jp.reuters.com/article/jp_ebola/idJPKBN0G800H20140808
 
加テクミラのエボラ熱未承認薬、試験的投与が一部可能に
2014年 08月 8日 09:22 JST


 8月7日、西アフリカで流行中のエボラ出血熱の治療薬を開発しているカナダのテクミラ・ファーマシューティカルズは、米当局により感染者に対する治療薬の試験的投与が部分的に認められたと発表した。5日撮影(2014年 ロイター/Ben Nelms)

[7日 ロイター] - 西アフリカで流行中のエボラ出血熱の治療薬を開発しているカナダのテクミラ・ファーマシューティカルズ(TKM.TO: 株価, 企業情報, レポート)は7日、米当局により感染者に対する治療薬の試験的投与が部分的に認められたと発表した。

テクミラの声明によると、開発中の薬剤「TKMエボラ」はこれまで米食品医薬品局(FDA)により「臨床試験差し止め」の扱いとされていたが、今回「部分差し止め」に変更された。これにより、FDAからの通知があれば、新たな患者への投与が可能になる。

テクミラのマーク・マレー最高経営責任者(CEO)は「FDAがTKMエボラ投与のリスクに対するメリットを考慮したことを歓迎する」と表明。「当社はエボラ出血熱の発生と感染拡大を注視しており、TKMエボラの使用を支援する用意がある」と述べた。

エボラ熱に関しては同薬のほかに、米マップ・バイオファーマシューティカルとプロフェクタス・バイオサイエンシズの薬剤がサルに対して特に有望な効果を示している。

今回のエボラ熱流行により、これまでに西アフリカで約1000人が死亡した。

エボラ出血熱関連
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http://jp.reuters.com/article/jp_ebola/idJPKBN0G711820140807
エボラ熱感染地域を治安部隊が隔離、シエラレオネ東部で強制措置
2014年 08月 7日 19:42 JST
[フリータウン/モンロビア 7日 ロイター] - エボラ出血熱の感染が拡大しているシエラレオネで7日、警察当局や軍兵士らが感染者の多い農村地域を隔離する強制措置を始めた。

警察の責任者は、シエラレオネで最も深刻な感染に見舞われている東部のケネマとカイラフン地区を「完全隔離するため」、治安部隊を6日夜に派遣し、主要な道路の16カ所に検問所を設置したと語った。

この措置は50日間続き、治安機関に登録した業者が食料や医療品を隔離地域に輸送。治安部隊は、住民らが検問所をすり抜けないようにパトロールを行うという。

エボラ出血熱をめぐっては、隣国リベリアのサーリーフ大統領が6日、90日間にわたる非常事態を宣言した。


 


http://jp.reuters.com/article/jp_ebola/idJPKBN0G70LL20140807?sp=true
焦点:エボラが奪う西アフリカの「生命力」、内戦からの復興に打撃
2014年 08月 7日 16:50 JST
[モンロビア/ダカール 6日 ロイター] - 貧困、内戦、そして今度は死に至る伝染病───。国連の人間開発指数などで下位に位置し、世界最貧国グループに属するシエラレオネ、リベリア、ギニアは、今回のエボラ出血熱が流行する前は、悲惨な内戦の影から抜け出し、アフリカの経済成長に乗る兆しを見せていた。

死者数900人以上と過去最悪の感染規模となったエボラ熱は、資源に依存する西アフリカ3カ国の経済に打撃を与えている。

当局者らによれば、エボラ流行は地域の旅行業を直撃するのみならず、人や物の往来が減り、農業と鉱業も停滞を余儀なくされ、海外からの投資拡大に支えられていた国内総生産(GDP)の伸びにもボディブローのように効き始めているという。

世界銀行でアフリカ地域総局の副総裁を務めるマクタール・ディオップ氏は「これら3カ国に共通する特徴は、いずれもぜい弱な国家ということだ」と指摘。「つまり、通常時でも国際社会からのサポートを必要としており、今回の危機で一段と追い込まれている」と語った。

リベリアのアマラ・コネー財務相はロイターに対し、エボラ熱はすでに、4─6月の同国経済に1200万ドル(約12億円)の打撃を与えたと説明。国家予算の2%に相当する経済損失であり、従来5.9%としていたGDP伸び率予想を下方修正せざるを得ないと述べた。

同相は「われわれは今回の危機対応に奔走している。もし封じ込めができなければ、国家経済に深刻な影響をもたらす」と危機感を募らせる。

1989─2003年の内戦の傷跡がまだ残るリベリアの首都モンロビアでは、エボラ感染者の遺族らが政府当局の指示を無視し、遺体を路上に放置する問題も持ち上がっている。

一方、シエラレオネのサムラ・カマラ外相は、エボラ対策に回せる予算はほとんどないと厳しい財政状況を吐露。ワシントンを訪問中の同相はロイターの取材に「資源やエネルギーを(エボラ対策に)回さなくてはならない。降ってわいた病気と闘うために、経済発展の他の側面が犠牲になっている」と語った。

世界銀行と国際通貨基金(IMF)は、今回のエボラ熱の発生源となったギニアについて、GDP成長率予想を4.5%から3.5%に引き下げた。世界銀行とアフリカ開発銀行は、リベリア、ギニア、シエラレオネに合計2億6000万ドルの支援を行うと発表している。

エボラ熱による死者はナイジェリアでも報告されており、アフリカ最大の人口を抱える一大石油産出国である同国経済に対する影響も懸念が膨らんでいる。

<物価上昇の懸念も>

世界銀行は、ギニア、シエラレオネ、リベリアの3カ国では、感染地域の住民が農地を離れているため、農業が打撃を受けていると指摘する。

リベリアのコネー財務相は、農業と輸送業の停滞や市場の活動低下により、主要食品の価格が上昇する可能性もあると指摘。「インフレを注視している。今のところ大丈夫だが、住民が孤立し、主要市場が閉鎖されたロファ(ギニアとシエラレオネと国境を接する)の状況を懸念している」とし、「食品価格の上昇を招きかねない都市部住民の買いだめ」に警戒感を示した。

首都モンロビアの住民は、エボラ感染への恐怖が日常生活にも混乱をもたらしていると話す。エボラウイルスは感染者の体液などを通じて広がるが、客から感染するのを恐れたタクシー運転手は後部座席の乗車人数を4人から2人に減らし、運賃も値上げしているという。

コネー財務相は、便乗値上げには政府が介入するとしている。

英ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)(ICAG.L)やエミレーツEMIRA.ULなど大手航空会社の一部は、エボラ感染が確認されている国への運航を停止した。また各国政府当局者によると、海外からの駐在員たちも感染を恐れて国外退避しており、消費や歳入が落ち込む要因にもなっている。

ギニア財務省の高官は「空港やホテルの活動低下で収益が減少している」とロイターに語った。

内戦が10年以上続いたシエラレオネとリベリアはかつて、「絶望的なアフリカ大陸」の象徴的存在だった。ギニアは難民や武装勢力の流入に苦しめられた。

しかし、内戦が終結して約10年が過ぎ、同3カ国は鉱山や石油開発、インフラ建設への外資流入を背景に急成長を経験した。

今、その経済回復がエボラ感染に脅かされている。リベリアのコネー財務相は「今回の経済的な難題は、長年にわたる内戦が終わり、3カ国が平和と安定を享受している時に訪れた」と語った。

<「一緒に戦おう」>

同3カ国で事業を展開する大手外資企業の多くは、今回のエボラ熱流行に際し、従業員の移動を制限したうえで予防措置を講じるなど、慎重に対応している。

世界銀行は、高度なスキルを持った駐在員の国外退避が続けば、エボラ感染地域の鉱業では「生産量の相当の低下」があると予想する。コネー財務相によると、鉄鋼大手アルセロールミタル(ISPA.AS)などはリベリアでの鉄鉱石鉱山の操業を続けている。

エボラ隔離病棟が7月に作られたギニアのシギリで操業する南アの産金大手アングロゴールド・アシャンティ(ANGJ.J)は、現地で予防対策は取っているが、事業そのものに影響は出ていないとしている。

しかし、より広い地域に視野を広げると、鉱山各社は警戒を強めている。ガーナとコートジボワールで鉱山を所有するペルセウス・マイニング(PRU.AX)は先月、ギニア、シエラレオネ、リベリアからの渡航者受け入れを禁止した。

リベリア沖で米石油大手エクソンモービル(XOM.N)と共同で石油開発を行うカナディアン・オーバーシーズ・ペトロリアム(XOP.V)は、採掘開始を延期するとしている。

エクソンモービルは「モンロビア事務所は営業を続けている」としたうえで、社員の安全が最優先だと語った。

リベリアとシエラレオネの当局者は、エボラ熱を理由に投資を引き揚げないよう訴えている。

リベリアのコネー財務相は最後にこう語った。「国を離れないでほしい。われわれと一緒に戦おう。それが私からのメッセージだ」。

(原文:Clair MacDougall and Emma Farge、翻訳:宮井伸明、編集:伊藤典子)


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