★阿修羅♪ > 国際9 > 523.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
香港デモが徒労の情熱に終わるしかない理由、黒木さん問題の帰結(uedam.com掲示板)
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/523.html
投稿者 五月晴郎 日時 2014 年 10 月 18 日 19:11:13: ulZUCBWYQe7Lk
 

http://8706.teacup.com/uedam/bbs/13236

2014年10月18日

(略)

 で、香港のデモ。
 どうやら終わりに近づいたようです。
 予想通り、何も変わらず、と。

 その理由。
 中国人の13億人に、デモクラシーの思想がまったく普及していないため。
 香港の人たちも、イギリス人から自由の大切さを体感したとしても、それを社会の中に制度的に裏付けるための思想を、いまだ自前で持つまでに至らず。

 今回の香港デモが証明したのは、「思想」の重要さ、です。
 根っから、「民主」という思想がない社会で、デモを起こしても、何かがどうなることは決してない、と。

 だから、中国人が為すべきことは、まずは、中国思想の伝統との対決です。
 なぜ中国思想からは、「デモクラシー」思想が立ちあがらなかったのか?

 中国人の皆さん、絶望することはありません。
 香港でデモが起きたことは、中国人にも、しっかりと「自由」の欲求があることを世界に立証しました。これだけでも、ヘーゲルが生きていたら、その中国分析に修正を迫られるでしょう。

 さて、日本の話題としては、面白いと思ったのは、宮崎県の一主婦の活躍です。
 黒木睦子さん。https://twitter.com/mutsukuroki

 結論から言えば、「個人」が社会の基本単位となっていないところでは、黒木さんは、放射能避難民と同じく、逃げるしかない、と。
 日本社会には、残念ながら、「個人」を制度的に単位に出来る思想がありません。
 その意味は、黒木さんのように、個人としての立場でしか、訴えるものを持たない人は、常に、制度に負ける、ということです。
 律令体制には、個人は存在しません。

 存在しない、ということの意味ですが、これは重いです。
 たとえば、太陽を自分の目で見たことがない人に向かって、「太陽」とは何か、を説明するようなものです。
 反応は、「そんなことはうそ」となるでしょう。このことをH・G・ウェルズが短編小説に書きました。『盲人の国』。

 同様に、「個人」という思想を持っていない律令理性人たちに、「個人」の立場を認知せよ、と迫ったところで、彼らには、それが理解できる思想的枠組み(パラダイム)がありません。

 しかし、そうはいっても、法律家は、一応、頭がいいんだろう? 彼らに理解できないということがありうるのか?
 しかり。ありうるのです。
 それが、思想というものです。

 律令理性人には、絶対に「個人」は理解できない、と私は主張します。
 律令理性論からの自然な帰結です。具体的には、二項関係での自己意識には、個人の介入する余地は無し、と。

 というわけで、黒木さん問題を解決するには、黒木さんの移転費用を、「同情して応援」とか工夫して、捻出したほうが早いでしょう。

 中国人に「デモクラシー」思想が欠如しているように、律令理性人としての日本人には「個人」思想が欠如しています。
 日本問題は、すべてここに収斂します。

 そして、偏差値教育なり、日本人の伝統の「頭の良し悪し」の判定基準では、この問題にまったく迫ることができません。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年10月18日 19:40:51 : LBtbDXFoS6

>香港の人たちも、イギリス人から自由の大切さを体感したとしても

香港の人たちが、かつての植民地時代に宗主国のイギリス人にどれだけ良くしてもらっていたのかどうか、私はよく知らない。
しかし、イギリス人は世界中で何をしたのかな?
人々に「自由の大切さ」を体感させるために植民地を作って回っていたのだろうか?

日本も一回ぐらいイギリスの植民地になっていれば、「個人」が尊重される社会になっていたのだろうか?


02. 2014年10月18日 20:13:02 : bBRdiSWRjI
>>2
体感したってのは身近で彼らの生き方を見て影響も受けたっていうような意味なんじゃないの。
そういうプライベートな視点(個人をw)を言ってると思います。


03. 2014年10月18日 21:19:59 : LBtbDXFoS6
>>02

そうだね、アングロサクソン的な生き方が今の世界を作っちゃたんだから、個人的にも影響はされてるわな。
自由世界の「自由」とは「他人を蹴落とす自由」でもあるから。
海賊国家の(負の)遺産は大きいよ。


04. 2014年10月18日 22:02:16 : bBRdiSWRjI
>>3

その通りだけど、百年単位で見たら中国本土が香港化するかもしれないが(世界精神?w)、今は冷徹な力関係でどうにもならないでしょ、がしかし百年たったらそうなるかもしんない、それが思想だろ、みたいに私は記事を読みました。
物理的な力=フォースの関係で、昔海賊国家に蹂躙されたように今はしょうがないみたいな。
しかし、フォースを動かすパワーはやっぱ思想だ。

日本の考え方(=思想)に「個人」が欠如してるのも同じ文脈で、海外から日本はそう見らてんじゃないかなって気がしますね。
支離滅裂になってすいません。


05. 2014年10月19日 03:56:44 : jXbiWWJBCA
多数の意思で物事を決めるデモクラシーの思想や国家宗教をもつ国は、国家間の全面戦争においては優位に立ちやすい。
ただし多くの場合、大衆の無知と強欲に付け込まれた情報操作によって衆愚制に陥り、危機管理に失敗したり、無用な紛争を招き、衰退・窮乏化し、最後は亡びることも珍しくはない。


06. 2014年10月19日 16:18:36 : kDVop4u7Ig
「香港人」!?香港に住んでいるから香港人です。問題はその地に住む住民の「総意と意識」ではないのかな?
清国が(1842年)“アヘン戦争”に負けて、イギリスの植民地になってから、「西欧化」にされてました。

けれど、当時の香港は英国植民地政策で、広東、福建、両省から「苦力(低賃金労働者)」を送られてきた。
1930年代から(中国大陸での日中戦争や共産主義体制)1960年代に逃れてきた人々である。なに人になの?

「奴隷と苦力貿易」で栄えた英国を称える「民主化」の学生は、過去の歴史を学ぶ事は「愛国教育」だと、
今のままで良いと主張するが、それが香港人の「アイデンティティ」であると!?私には思えないけどね…。


07. 2014年10月19日 16:37:27 : lOr0zcg9f2
香港デモがCIAに仕組まれたのは、多くのサイトも暴露してるし。

デモクラシーDemocracyとは、デーモン(悪魔)がクラシーcracy(支配)する世界。
「国」という枠を超えて、グローバルな資本主義(拝金主義)による売国。


08. 2014年10月19日 17:16:31 : FfzzRIbxkp
うううん?
香港に行ったことがありますが、地元の人は自己主張もはっきりしているし、政治問題も喧々諤々 盛り上がった討論しているし、

あまりにも日本人を基準にして物事を考えすぎじゃないかな。

今回の香港デモが少々奇怪に思えたのは、若者向けのITを駆使した革命を煽るアニメのストーリーにそっくりだったこと。
あのアニメ、たしか日本だけで作られていたものではなかった。
ITでつながれる人は、街中でも仲間。 つながれない人を敵視するような話。

天安門とは異質な感じ。


09. 2014年10月19日 18:32:30 : aIjrukObbg
ゴロツキ大学生の行方を考えると

中華の対策で『大学の閉鎖』あるかもね。

行き場を失ったゴロツキは社会的不適合者のオンパレードでマフィア化。

中華製マフィアの軍で特定マフィアの追込み駆除。

たぶん、こんな感じですかね。

モデルは昭和の日本。


10. 2014年10月19日 22:44:57 : pMlPicNCpg
表向き 個を抑えねば ならぬ世を
生き抜く知恵さ 本音と建前

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。) ★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)|(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(なしでも可能。あったほうが良い)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 国際9掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
国際9掲示板  
次へ