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教皇、ストラスブールで欧州議会を訪問(バチカン放送局)
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/615.html
投稿者 無段活用 日時 2014 年 11 月 26 日 22:37:06: 2iUYbJALJ4TtU
 

http://ja.radiovaticana.va/news/2014/11/25/%E6%95%99%E7%9A%87%E3%80%81%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%96%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A7%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E3%82%92%E8%A8%AA%E5%95%8F/gia-837956


ホームページ > 司牧訪問 > 2014-11-25 18:42:38


教皇、ストラスブールで欧州議会を訪問




25日、教皇フランシスコは、フランス・ストラスブールを訪問された。

これは教皇フランシスコの海外訪問としては5回目となるもので、教皇はこの機会に同地に本部を持つ欧州議会そして欧州評議会でそれぞれ講演を行われた。

同日午前、ストラスブールに到着された教皇は、まず欧州議会を訪れた。マルティン・シュルツ議長らに迎えられた教皇は、会議場でヨーロッパ28カ国の議員らを前に話された。

1988年にヨハネ・パウロ2世がストラスブールに欧州議会を訪問して以来、四半世紀以上、この間大きく変化したヨーロッパと世界の状況を教皇は回想。互いにつながり、グローバル化した今日の世界において、欧州連合がますます広がり一定の影響力を持つ一方で、「ヨーロッパ中心主義」は薄れつつあり、欧州は自分たちを「年老いて」「複雑化」したものとして、時に冷めた、懐疑的な視点で眺めていると指摘された。

こうしたヨーロッパの市民に対して、教皇は司牧者として、困難こそ一致を強める力となるという希望と励ましのメッセージをおくりたいと述べられた。

欧州連合を築いた父たちは、分裂の克服、平和構築、ヨーロッパ大陸の市民間の交流を推進するための相互協力の未来を確信し、それを望んできたが、この野心的な計画には不変の尊厳をそなえる人間への信頼があったと教皇は強調。

人権の推進は、欧州の歴史そのものであると共に、ヨーロッパと世界の人々の尊厳を守るという願いは今日も欧州連合の中心課題であり続けていると話された。

こうした中、教皇はまた、社会や人類という環境から離れ、権利のみで義務を伴わない、行き過ぎた「個人の権利」を主張する風潮が見られることを危惧され、人権の概念を誤解し、それを濫用する矛盾をおかさないよう注意を促された。

では、どのようにして若者たちに未来の希望を与え、一致・平和・創造性・権利の尊重・義務の自覚といったヨーロッパの偉大な理想を信頼をもって追い続けることができるのか、という問いに対し、教皇はバチカン宮殿にあるラファエロのフレスコ画「アテネの学堂」を答えとして示された。

古代の学者たちが描かれたこのフレスコ画の中心にはプラトンとアリストテレスがいるが、前者は理想郷である天を指差し、後者は手を前に差し出しながら具体的な現実の世界を指していると教皇は解説。

超越的世界、すなわち神を指す「天」と、状況や問題への実際的な対応力を指す「地」、この天地が出会い続けるのがヨーロッパとその歴史のイメージであると話され、この2つの要素を再発見することに欧州の未来はかかっており、特に命の超越性に対して自らを閉ざすならば、ヨーロッパは少しずつその魂とヒューマニズム精神を失っていくであろうと警告された。

世界の各地でキリスト教徒をはじめ、宗教的少数派の市民が迫害と暴力にあっている現実を直視された教皇は、欧州連合のモットー「違いにおける一致」を思い起こされ、異なる構成要員がそれぞれの違いを豊かなものとして生きられる、家族のような一致した社会を理想として示された。

教皇は欧州が大切にすべき課題として、家族、教育、労働、環境保全、移民などの問題を挙げられ、特に移民問題について、欧州市民の権利を守ると同時に、移民の受け入れを保証できるような法制化に努力し、地中海を巨大な墓場とすることがないようにと希望された。

「キリスト者は世界において、身体の中の魂のような存在である」という2世紀の名の知れぬ著者の言葉を教皇は引きながら、「魂の仕事は身体を支え、意識と記憶であり続けること」「ヨーロッパとキリスト教を結ぶ2千年の歴史には、争いや過ちがなかったわけではないが、それは常に善を築こうとする情熱に動かされていた。この歴史は、まだ書き続けられるもの」と説かれた。

「ヨーロッパを経済のまわりではなく、人間の聖なる価値のもとに共に築く時が今やってきました」と述べた教皇は、希望と共に現在を生きるために、勇気をもって過去を受け入れ、信頼をもって未来を見つめるよう、教皇は欧州議会の議員らに呼びかけられた。

この後、教皇は欧州評議会を訪問。同日夕方、バチカンに戻られた。




 

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コメント
 
01. 2014年12月01日 07:51:52 : jXbiWWJBCA

移民への不安は英国のEU脱退の理由にならない
2014年12月01日(Mon) Financial Times
(2014年11月28日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

英首相、全国で地方分権推進を約束、スコットランド独立否決
デビッド・キャメロン首相は図らずも英国をEU脱退へ駆り立てているように見える〔AFPBB News〕

 英国が人の移動の自由という欧州連合(EU)の原則を理由にEUから脱退することは筋が通るのか? 答えは「ノー」だ。

 確かに、英国のEU加盟が大きな問題であるように、移民も大きな問題である。だが、移民問題がEU加盟の議論を左右することがあってはならない。そうするには、どちらも重要すぎる問題だ。

 だが、英国のデビッド・キャメロン首相は他のEU加盟国との議論で、ますます自身を窮地に追い込んでいる。

 これはもっぱら、選挙での英国独立党(UKIP)の成功に対する与党・保守党のヒステリーの結果だ。また、キャメロン氏率いる保守党内に、EUから脱退するための口実なら何でも歓迎する派閥が存在するためでもある。

移動の自由の適用免除求めるキャメロン首相、このままでは「Brexit」か

 この入り混じる不安と敵意がキャメロン氏を、EU創設の基盤となった条約の移動の自由の原則の適用免除を求めるという、確保できる見込みのない要求へと駆り立てている。

 来年の総選挙の後に首相になれば、キャメロン氏は実施を託されている国民投票でEU脱退に反対票を投じるよう訴える運動を展開せざるを得なくなる。その場合、可能性の高い結果は「Brexit(ブリグジット、英国のEU脱退)」である。

 2014年6月までの1年間に英国が前年比43%増という移住者の純流入を記録したというニュースは、この火に油を注ぐだろう。直近12カ月間で26万人の純流入という数字は、暦年ベースの過去の記録をすべて上回っている。これは純流入数を10万人以下に減らすという政府の公約を馬鹿げたものに見せる。

 だが、連立与党にはこの約束を果たす術がなかった。それと全く同じように、EUにとどまっている間はEU域内からの移民を制限することは許されない。カヌート王が教えてくれたように、実現できないことを約束をするのは愚かなことだ。しかし、カヌート王は教訓を与えようとしていた。キャメロン氏はそうではない。

 政府が移民目標を達成できなかったのは、部分的にはEU域内からの移民を制限できないためであり、部分的には英国からの海外移住者をコントロールできないからでもある。

 そもそも政府がなし得た最大のことは、EU域外からの移民の総数を制限することだった。だが、政府はそうした移民の流れさえも、約束した水準にとどめられなかった。

果たせるはずのない約束

ユーロ「圏外」を喜ぶべきは英国か?
EUからの移民の多くは、比較的活力のある英国の高雇用経済に引き付けられて働きにやって来る〔AFPBB News〕

 2014年6月までの1年間のEU域外からの移民純流入数は16万8000人だった。これは、暦年ベースのピークである2004年の26万6000人より37%少なかった。だが、それでもEU域内からの純流入数より18%多かった。

 実際、EU諸国からの純流入がゼロだったとしても、政府は全体の純流入数を10万人以下に抑えることはできなかった。というのも、英国市民の海外移住者が正味でわずか5万人だったからだ。

 EU域内からの移民についてとりわけ焦点が当てられているのは、主に国内雇用を置き換える効果だ。そうした動きの大部分が「福祉目的の旅行者」だという不安も大きな争点となっている。

 EUからの移民の多くは、比較的活力のある英国の高雇用経済に引き付けられて働きにやって来る。例えば、最新の国勢調査では、EU域内からの移住者のうち、労働年齢で5〜10年間英国に滞在している人の80%が職に就いていた。これに対し、英国で生まれた人の就職率は69%、EU域外で生まれた人のそれは61%だった。

 驚くまでもなく、この調査は、若くて活動的なEUからの移民が財政面でも大きな貢献をしていることを示している。

移民は英国経済にプラス

 確かに、彼らが国内にとどまれば、この状況は変わるかもしれない。だが、EU脱退の経済的影響に関する欧州改革センター(CER)の調査が示したように、EUからの移民が差し引きで英国に莫大な経済コストを負わせたという見方には、全く根拠がない。

 これは、EUからの移民が、すでに英国に住んでいる人たちの経済的幸福に差し引きで大きな貢献をしたという意味ではない。この点については議論の余地がある。証拠を見る限り、移民の恩恵の大部分が移住者自身のものになるからだ。

 だが、圧倒的にリベラルな英国文化に適応しながら、多くの言語を話し、多様な文化を提供してくれる、勤勉で意欲的な人々の存在は、間違いなく歓迎されるはずである。

 たとえインフラへの追加支出や住宅価格に与える潜在的影響のコストを考慮したとしても、移民がそれだけでEUから脱退する理由になり得るという見方は、将来に対する恐ろしいほどの自信のなさを表している。

恐ろしいほど近くに迫っているように見える「愚かさ」

 英国が移民について議論し、移民が生み出す機会と課題の両方を認識するのは理にかなっている。英国が、常にその一部であり続ける大陸における自国の地位について適切かつ円熟した議論をすることも理にかなっている。

 EU域内からの移民は、移民問題の支配的要素でもなければ、特に問題があるわけでもない。その逆の方がはるかに真実に近い。この議論で焦点を当てる争点としては、移民は間違った争点なのだ。

 同様に、EUにとどまるか否かの決定は、この先ずっと英国の未来を方向付けることになる。移民への不安という激情がこの議論を動かすことを許すのは愚かなことだ。残念ながら、そのレベルの愚かさが恐ろしいほど近くに迫っているように見える。

By Martin Wolf
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/42341


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