イスラム国」風刺で違反の疑い 捜査始まる
12月13日 7時48分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141213/k10013940271000.html

　インドネシアの警察は、地元の英字紙が掲載したイスラム過激派組織「イスラム国」に関する風刺画が、イスラム教を冒とくすることを禁じた法律に違反した疑いがあるとして英字紙の編集長に対する捜査を始めました。

　この風刺画はインドネシアの英字紙ジャカルタ・ポストがことし７月３日付けの紙面に掲載したもので、「イスラム国」の戦闘員が、どくろのマークの上にアラビア語で「アラーのほかに神はなし」と書かれた黒い旗を掲げる様子を描いています。
　インドネシアでは、イスラム教を含む宗教を公の場で冒とくすることは法律で禁止されており、有罪となった場合、最大で５年間の禁錮刑が科せられます。
　　地元の警察は、イスラム系団体からの訴えを受けて関係者から話を聞くなどした結果、１２日までにジャカルタ・ポストの編集長がイスラム教を冒とくした疑いがあると判断し、編集長に対して捜査を始めました。
これについて、ジャカルタ・ポストの編集長は「風刺画は宗教の名の下に暴力を振るうイスラム国を批判したもので、イスラム教を冒とくするものではない」とする声明を発表しました。
　また、インドネシアの報道機関で作る評議会も声明で「報道機関の倫理に関するものとして判断するべきで、犯罪として扱うべきものではない」として、警察の捜査に反発を強めており、インドネシアでは、報道の自由を巡る議論に発展しています。
　

コメント
01. 2014年12月15日 14:13:59 : 6nTkDEXKHM 悪貨は良貨を駆逐する。 誤報・捏造は真実・正論を駆逐する。 含論の自由を振りかざせば、何でもＯＫという風潮こそ批判されるべき。 マスメディアの宿業のような悪事の錦の御旗が「言論の自由」

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