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2014年01月14日

　きょう１月１４日に発売された週刊ポスト１月２４日号に「安倍政権はアメリカにつぶされる」という特集企画がある。

　そしてその特集企画の一部として私と孫崎外務省ＯＢの対談が掲載されている。

　週刊誌だから大げさな見出しを掲げているが、そこで我々が語っていることは、我々が常日頃書いたり、言ったりしている事だ。

　衝撃的なことでもなければ、目新しい事でもない。

　しかし、週刊ポストの読者の中には、われわれの事を知らない者も多いだろう。

　週刊ポストの読者は我々の読者の何十倍にも及ぶ。

　これを読んで、安倍首相の外交の大きな誤りに一人でも多くの一般国民が気づくようになれば、週刊ポストも世の中の為になることをしたということだ。

　もっとも、外務官僚にとってはいまいましい対談だろう。

　彼らがいかにお粗末な外交をしているかということを正面から指摘しているからだ。

　しかし我々は外務省ＯＢだ。

　外務省の実態を知っている。

　米国の本音を知っている。

　そして我々は現役の外務官僚と違って安倍首相に追従する必要はない。

　ウソをついたり、書いたりする必要はない。

　このまま安倍首相に追従し、安倍首相の暴走を止められないなら、外務官僚は、安倍首相とともに米国から見放される。

　そんなあたりまえの事を言っているだけだ。

　外務官僚たちは、この週刊ポストで書かれているわれわれＯＢの助言をありがたく聞いて、それを現実の外交に生かさなければいけない（了）

コメント
01. 米犬 2014年1月14日 14:38:55 : PUHl6PtDGaXFs : 4Q80R8Zler ＞しかし我々は外務省ＯＢだ。外務省の実態を知っている。　米国の本音を知っている。 我々　OB？　追い出された(ﾟдﾟ)ｳﾏｰ(･(仝)･)
02. 2014年1月14日 19:32:34 : o3lXYH0aJc ポストのライバル誌週刊現代では元NHKワシントン市局長知米派のテッシーこと手嶋龍一と元外務省で主任分析官のラスプーチン佐藤優が、靖国参拝での米国の失望反応を見誤るととんでもないことになるぞと安倍政権及び官僚の読み間違いを厳しく指摘批判していた。 両誌の対談を読んで思ったこと。 クウェートに押し入って同盟関係にあった米国に寝返られたサダム・フセインに状況が似ていると思った。 勿論、米国はイランの当て馬としてイラクを利用しただけであるが(*フセインがイランにとどまらずイスラエルを脅かす存在にさえならなければフセインの首は当面くっついていたはずだったがフセインはイスラエルの二重基準をクウェート侵攻の自己正当化に使ったためアメリカはメンツを潰され引き下がれなくなった)、フセインは米国との蜜月はイランとの戦争が終えても続くはずだと読んでいた。 イラク政府はバグダッドの米大使館大使にクウェートに実力行使することを事前に通知しその際大使から「口を出さない」と確認を取ってクウェートに攻め込んだが、経過は誰もが知るイラクによるクウェート侵略だと口を出さないと密約したはずのアメリカがどの国よりも真っ先にイラクを批判した。そして誰もが知る湾岸戦争が勃発する。 イラクと違い日本と米国の同盟はもっと戦略的だ。さすがにアメリカもイラクのような対応をこの地域でとることはしないし出来ない。 日本政府にはアメリカ政府から何度も靖国参拝を控えるようにと水面下で打診があり、それらを知りながら振り切って参拝した安倍とそれを放置した外務省官僚はフセインがクウェート侵攻をイスラエルの二重基準で自己正当化したことでアメリカが触れて欲しくないところに手を突っ込まれ引くに引けなくなってより過剰な反応をとらざるを得なくなり、湾岸戦争にまで行き着いて孤立したフセイン政権とよく似ている。 むろん安倍政権がフセイン政権のようになるということではない。大体、イラクと日本では米国との外交の歴史が違いすぎる。 とはいうもののイラクのある中東地域は第一次大戦後の列強による秩序という名の支配がそのまま政治と国境に反映されそれが様々な反発を起こし今日まで揺れ続けているし、安倍の靖国参拝は大局的には第二次大戦後の勝者による戦後体制を否定するのかという根本的な挑戦とも受けたられかねない欧米にとって看過できない問題としてみれば共通しているわけで、天木×孫崎、手嶋×佐藤の対談はくしくもどちらもアメリカの怒りを一過性と思わないほうがいいという一点においては同じであった。
03. 2014年1月14日 20:05:00 : g9jLm1zljE 外務省は「伏魔殿」だと元外務大臣の田中真紀子さんが言ってましたねぇ・・・ 【米】国のご主人様に絶対服従な【犬】じゃないと追い出されるのよ〜！
04. 2014年1月14日 22:08:23 : MlAFPkli2k 安倍の靖国参拝に対しアメリカはすぐ対応すると思っていたが、 いやにゆっくりしている。 アメリカが怒ったのは日本が中国、韓国を怒らせ、アジアが不安定になる なんて話は二の次、戦後体制、秩序に刃向かうとみられた事だ。 要するに東京裁判など認めないと言い放ったに等しい。 日本が増長すればもう一度原発を落としてやる。 なんて事を平気で言う国なのだアメリカは・・・
05. 2014年1月14日 23:18:00 : OTanUZvACQ 孫崎・天木の陰謀論者ケツ舐め対談ですね。
06. 2014年1月14日 23:28:50 : OEYR9nWPEw ポスト連載中の「黒幕」を読むために買ってるが、天木・孫�ｱの対談なんてどうでもいいわ。
07. 2014年1月15日 10:56:10 : hVa3BwLITE ろくに読みもしないで陰謀論だとか決め付けるヤカラは後で泣きを見ることだろうよ。

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