「脱・原発」！！
http://cpt-hide-cook.seesaa.net/article/385941962.html
2014年01月23日　「日本人」の研究！

本日(2014.1.23）、中日新聞朝刊、
東京都知事選、枡添氏、細川氏、宇都宮氏、田母神氏の4候補が
一面トップに顔写真がのっている。

見出しは、
「原発　東京から国を問う　東京都知事選きょう告示」
と、、、。

一昨年12月の総選挙では、その論点は、、、。
昨年7月の参議院選挙の論点は、、、。

どちらも、経済や憲法改正など「原発問題」が隅に追いやられてしまった。

今回は、「脱原発」がメインの論点になりそうであり、
そういう意味でも、細川・小泉連合の歴史的意味が大きいように思う。

あのような大事故があり、大半の国民は原発に反対だ。

しかし、その是非も問わずに、原発再稼動、原発増設、原発輸出と突き進む。

本日の中日新聞朝刊によると、

細川氏、、、
「浜岡原発などで事故が起きれば、都民の生活、安全、財産が壊滅的被害を
受ける。原発問題こそ東京の最重要テーマ。
大量生産・大量消費型の社会から、抑制的な成熟社会への転換をめざす」。

田母神氏、、、
「原発を使わなければ電力供給が十分に出来ない。自然エネルギーでは
国内総生産が伸び悩む」。

舛添氏、、、
「ムニャ、ムニャ、ムニャ、、、」。

話は変わるが、下の記事によるとJR東海の葛西会長は次のように述べている。

http://web-asao.jp/hp/linear/%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%81%AE%E4%BD%BF%E7%94%A8%E9%9B%BB%E5%8A%9B%E3%81%AF%EF%BC%9F.pdf

【ＪＲ東海の葛西会長は「原発を速やかに稼働」「原発のリスクは国民的覚悟を」と】

リニアと原発の繋がりは強い。電力会社は「リニアのために原発を増設する」と
明言してきた。山梨実験線のため、山梨変電所には柏崎刈羽原発から
100万ボルトの超高圧送電線が敷設されている。
ＪＲ東海の葛西敬之会長は、2011年5月24日の産経新聞で、
「原発を速やかに再稼働させるべき」として「原子力を利用する以上、
リスクを承知のうえで、それを克服・制御する国民的な覚悟が必要」と
主張している。何で私たちは原発のリスクを覚悟しなければならないのか。
そんなリニアはいらないのだ。

本格的な着工が決まったリニア。

リニアは、原発数基分の莫大な電力を使う。

たかだか、東京・名古屋間を一時間程度短縮するだけで、
増税をし、莫大な国費を使ってまでやることなのだろうか。

原発にしろ、リニアにしろ、すでに発想が、従来型の経済成長モデル。

電気は明らかに足りている。
さらに電気の消費量を増やしてまで、原発を再稼動、増設させようとしている。

街にでれば、過剰な照明、過剰な冷暖房、過剰なエスカレイター、エレベーター、
オール電化などなど、、、。

電力会社が強い力を持っていた以上、明らかに電気を使え、使えという構造だった。

3.11以降、多くの人が節電、省エネに取り組んできたのに、それを無駄にする
ような「大量に使え」構造にもどそうとするのか。

「アンダーコントロール」なんて程遠い。
原子炉内がどのようになっているのか、誰もわからない。
敷地内煮処理しきれない汚染水タンク。
地下水汚染も、どんどんと進み、海に迫っている。

1000年に一度の大震災、それが原発を始めてたかだか40年で、
取り返しのつかない事故へ、、、。

電気は40年使っただけなのに、核のゴミのおもりは10万年だ。

電気などのエネルギーを大量に使い、それにより豊かさ、快適さを享受する、
それが経済成長の原理と信じ切っている人々。

それよりも、限りあるエネルギーを適材適所に、より効率よく使い切る、
それによりいろんな分野が伸びる経済成長を目指すという人々。

小泉さんが言うように、この二つの勢力の戦いだ。

高効率な天然ガス・石炭などの火力発電。

さらに、中国、韓国ではすでに行われている天然ガスのパイプライン化。

そうなれば、いろんなところで、いろんな形で天然ガスによる発電が出来る。

電気の多くが、暖房に使われている現実。

多くの国で実施されている廃熱による暖房。

原子力しろ、火力発電にしろ、そのエネルギー総量の3分の2は、熱として
捨てていることになる。

熱は熱として使ったほうのがはるかに効率がいいし、
廃熱を使用している国など一杯ある。。

エネルギー輸送としてみれば、送電がよいのか、天然ガスのパイプラインがよいのか、
もう一度検証してみる必要がある。

使用するエネルギーの形態が変われば、人間の生活など劇的に変わる。
さらに社会のあり方も変わる。

大量に使って、大量に消費するという経済が、今どのような状態なのか、
よくよく考える必要がある。

中央集権なのか、地方分権なのか、

大量生産・大量消費の経済スタイルなのか、
限られた資源をトコトン使い切る経済スタイルなのか、

ほんの一部の人の社会構造化、それともより多くの人に分配できる社会が健全なのか、

「脱原発」には、多くの問題が凝縮されている。

東京が変われば、大きな一歩になるであろう。

コメント
01. 2014年1月24日 01:33:05 : c8uYroBnUM ＞ 舛添氏、、、 ＞ 「ムニャ、ムニャ、ムニャ、、、」。 いいなあこれ(笑) 　 　 原発が好きな輩は室内で地産地消すりゃあ良い。 なぁに大掛かりな事は一つもない。 適当に燃料を束にして火鉢に焼べて置けば良いだけだ。 熾きの要領は炭火と全く一緒なのだから。　否。火鉢の通気を工夫せず済む分炭より寧ろ楽だ。 エネルギー転換ロスも伝達ロスも無い。究極の地産地消にあっては直熱やってこその最高効率が実現する。 湯が沸いていないと原発っぽく無くって落ち着かないなら南部でも乗せて置けば良い。雰囲気出るぞ。 但、窓は開けてくれるなよ。一酸化炭素は出ないのだから換気はするな。 御宅の無主物は実に近所迷惑なのだ(笑)
02. 佐助 2014年1月24日 09:58:38 : YZ1JBFFO77mpI : wpmCg8U5S6 脱原発からの産業革命は，動力だけでなく社会保障や雇用もデフレも改善する 脱原発からの技術革新，そして既成政党の腐敗・不信，そして既得権益護持による弊害，こうした政治経済の変化にともなう支持層の移動に，自公民が十分に順応できなくなっている，そのために既成政党の支持率は減退することはあきらかである。 ルールを破壊する時代は，靖国式軍国後継内閣を誕生した。この後継内閣は，憲法九条を改変し非核三原則を反故に，戦争待望論者が多数派となる。そして「核武装すべし」を表面化させている。 一般論として社会保障を進め，都市住民の生活の不満をなくするよう社会開発投資を拡大し，バランスのとれた発展をはからねばならない，従来のような原発推進を進め，経済の発展を自動的にストップさせるだけでなく，国民の支持を失うことになる。 現代の日本で強く要請される経済は，バランスのとれた経済発展であり，安定した成長である。「脱原発」からの「産業革命」が平等な発展の条件となる政策である。このことは当然に，経済の計画化，社会保障(医療・手術・介護)の充実へと向かわせる。 日本資本主義は，これ以上生きのびるために，「脱原発」からの「産業革命」の経済政策という資本主義的要素を導入せざるをえない。第二次産業革命は，人類を画期的な繁栄をもたらし，素晴らしい世の中が満喫できる。東京オリンピックは脱原発から脱出した素晴らしい日本の商品の世界的優位性に驚くことになる。

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