日本維新の会の橋下徹共同代表（大阪市長）は１日、東京都内で開かれた党大会のあいさつで「僕がこうやってしゃべるのも最後になるかもしれない。日本維新の会は今後、みなさんに託す」と述べ、共同代表の辞任を示唆した。大阪市を特別区に分割する「大阪都構想」の是非を問うため、出直し市長選に打って出る可能性が出てきた。

　インターネット動画サイトでの中継によると、橋下氏はあいさつで「全政党が相手になるような、そういう、まあある意味、民主主義の中での戦いということになるのかも分かりません」と述べた。さらに、「大阪における体制変更を目指そうと思えば、最後の最後までやり抜いて、戦うところはしっかり戦い抜く」と述べ、出直し選挙の可能性にも踏み込んだ。

　大阪都構想は、大阪市を廃止して複数の特別区に分割する一方、広域行政の権限を「大阪都」に集める内容。橋下氏は府議と市議の代表らが都構想の制度設計を話し合う法定協議会に４種類の分割案（区割り案）を示していたが、議論を前に進めるため、１案への絞り込みを提案。だが、１月３１日の協議会でこれまで協力関係にあった公明党のほか、自民、民主、共産も提案に反対したため、絞り込みは見送られた。大阪府知事の松井一郎氏は「もう時間切れだ」と反発した。

　大阪維新の会は市議会、府議会で過半数を持っておらず、大阪市民に都構想の是非を問う住民投票の実施には公明の協力が不可欠だ。橋下氏が出直し選に挑むとなれば、松井知事も出直し知事選に打って出る可能性が高い。再選して「都構想の実現が民意」と示すことで公明に再度協力を迫る考えだ。

http://www.asahi.com/articles/ASG2145VWG21PTIL00P.html

　大阪市を特別区に分割し、大阪府とともに再編する「大阪都構想」の制度設計を話し合う特別区設置協議会（法定協）が３１日、府庁で開かれ、日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が提案した区割り案の絞り込みが、反対多数で見送られた。法定協後、橋下氏と維新幹事長の松井一郎大阪府知事は維新議員との会合で、「維新の歴史は戦いを重ねてつくられてきた。後は僕たちに任せてほしい」と語り、知事・市長の出直しダブル選挙に踏み切る可能性を示唆。週明けの２月３日に共同で記者会見し、今後の対応を発表する。

　法定協では、橋下氏らが４つの区割り案から、税収の多い大阪市北区と中央区を分離し、５つの特別区を設置する「５区・分離案」に絞り込んで議論することを提案。３１日の法定協で各会派が意見表明することになっていた。

　しかし、選挙協力関係にあったはずの公明が「絞り込みはさまざまな角度からの議論を奪うことになる」と反対を表明。自民、民主系、共産の３会派も反対に回り、絞り込みは断念せざるを得なくなった。松井氏が「１案に絞ってもらえないと、議論をすることは不可能」と述べ、この日の協議は打ち切りに。法定協は事実上“休止”に追い込まれた。

　法定協終了後、橋下氏は「４案を平行して進めていくのは、都構想のスケジュールを永遠に引き延ばすことに等しい。都構想のプロセスをつぶす戦略そのものだ」と他会派を批判した。

　維新は平成２４年１２月の衆院選で公明党と選挙協力。公明候補者が出馬する大阪、兵庫の６選挙区で維新候補の擁立を見送り、全員が当選し、その見返りに公明が都構想に一定の協力を行うことで合意していた。

　松井氏は「最後まで公明の判断を待っていた。これで区割り案を市民に提案するのは無理になった」と公明への怒りをぶちまけた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140201/elc14020108510001-n1.htm

　日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は１日午後、大阪維新の会の会合で、市長を辞職し、再出馬する意向を表明した。幹事長の松井一郎大阪府知事の出直し選については橋下氏がとどめたという。会合出席者が明らかにした。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASHC0101B_R00C14A2000000/

　日本維新の会共同代表の橋下大阪市長は１日、東京都内のホテルで開いた大阪維新の会の会合で、市長を辞職し、自ら再出馬する意向を表明した。これに先立つ日本維新の党大会で「大阪都構想」について「議論がストップし事実上無理だ」と強調した。「政治から出て行けとの市民の声があれば退場するが、そうでないなら戦い抜く。都構想を実現するため、今後、皆さんに日本維新の会を託す」と述べ、共同代表の辞任の可能性を示唆した。

　党大会後の記者会見でも「都構想を動かすため、政治的なエネルギーを注がなければいけない」と指摘。代表を辞任するのかとの問いに「託すということだ」と繰り返した。

http://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201402/0006678046.shtml

　大阪市の橋下徹市長（大阪維新の会代表）は１日、東京都内で開かれた大阪維新の全体会議で、市長を辞職したうえで出直し選挙に出馬する意向を表明した。松井一郎大阪府知事（大阪維新幹事長）の辞職については否定した。自らが提唱する大阪都構想が事実上頓挫しており、出直し市長選で事態の打開を図る構えだ。

　全体会議の出席者によると、橋下氏は松井氏の知事辞職を否定したうえで、出直し市長選で敗れた場合には「松井氏も含めて、２人とも政界を去る」と述べた。

　大阪府・市を再編する都構想を巡っては、制度設計をする法定協議会で１月３１日、市を分割してつくる特別区の区割り案４案を１案に絞り込むとの橋下氏らの提案を、維新以外の各会派が反対して事実上否決した。特に、これまで一定の協力関係にあった公明党が、他の野党とともに反対に回った。松井氏は「だまされた」などと非難しており、構想実現に不可欠な公明の協力が得られない状況に追い込まれていた。

　大阪維新の全体会議に先立ち都内で開かれた日本維新の会の党大会で、橋下氏は党共同代表としてあいさつし、「全政党を相手にした民主主義の戦いになるかもしれない」と述べた。さらに「こうやってしゃべるのも今日が最後かもしれない。今後の日本維新の会は皆さんに託す」と、党運営から距離を置く考えを示した。

　さらに、大阪府・市を再編する都構想の協議を巡る公明の対応を「約束違反」と非難した。２０１２年衆院選で公明と関西６小選挙区で選挙協力した際、「都構想を問う住民投票まで進めさせてください」と約束したと強調。「公明までが反対となり、都構想の議論はストップする」との認識を示し、「最後の最後まで、戦い抜くところは戦い抜く」と語った。

　公明側は約束の存在を否定しており、府議団の清水義人幹事長は１日、「これまで通りきちんと議論しようと言っているだけだ。批判は全く理解できない」と話した。

　出直し選について、野党各党の中には、具体的な候補者名は挙がっていない。対抗馬を立てずに「黙殺」すべきだとの意見と、早急に準備を進めるべきだとの声がある。

http://mainichi.jp/select/news/20140201k0000e010296000c.html

大阪市長辞任などどうでもよい。今は都知事選の方がはるかに重要だ！
　都知事選潰しだにゃ〜バカモン！！！

新宿アルタ前LIVE動画
http://tokyo-tonosama.com/#top

選挙特区：年中選挙を可能にしまひょ　首長の任期は３月にしまひょ

　　　　　あるいは、選挙期間３年、任期１年でどうでひょか　

だそうです。「自分の都合」って何だろう？
橋下氏の行動の意味が分かりません。再編？

　日本維新の会の橋下徹共同代表（大阪市長）は１日午後、東京都内で開かれた地域政党「大阪維新の会」の全体会合で、市長を辞職し、再出馬する意向を表明した。最重要政策である「大阪都構想」の実現が難しくなったことを受け、改めて民意を問う意向だ。３日に記者会見し正式に表明する。

　辞職時期などは未定。国政政党トップが出直し市長選に臨む異例の事態で、野党再編など国政にも影響しそうだ。幹事長の松井一郎大阪府知事も出直し選に意欲を示したが、橋下氏が「市長選だけで十分だ」と制止し、ダブル出直し選は見送った。ただ、落選した場合は「（松井氏と）２人で政界から身を引こう」と述べたという。

　会合に先立つ維新の党大会でも橋下氏は「全政党を相手にした民主主義の戦いになるかもしれない」と挨拶。「最後までやれることはやり抜いて、戦えるところは戦い抜く」と意欲を示した。

　１月31日、都構想の制度設計を議論する「法定協議会」で、大阪市24区を５〜７の特別区に再編する区割り案を４案から１案に絞り込むことを大阪維新を除く公明、自民、民主系、共産の４会派が反対。橋下氏が「都構想のプロセスを潰す戦略だ」と反発していた。

　公職選挙法は市長から辞職の申し出を受けた議長が選挙管理委員会に通知した日から50日以内に選挙を行うと規定されている。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0101V_R00C14A2CC1000/

　日本維新の会共同代表を務める橋下徹大阪市長が1日、大阪都構想について信を問うため辞職し、出直し市長選に打って出ることを決断した。当面は党務に距離を置き、選挙戦に専念する構えだ。ただ、2012年9月の結党当時の維新人気は今はなく、市長選の結果次第では橋下氏の一層の求心力低下は避けられない。同氏が前向きな野党再編にも影響が出そうだ。

　「僕がこうやってしゃべるのも最後になるかも分からない。今後、維新を皆さんに託す」

　橋下氏は1日午前、東京都内のホテルで開いた党大会のあいさつで、意味深長な発言をし、会場内がざわついた。直後の記者会見で「代表は代表だ」と共同代表辞任を否定したが、「都構想は今、事実上止まっている。動かすためにまた政治的エネルギーを注がなければならない」と出直し選挙を示唆。この後の松井一郎幹事長（大阪府知事）らとの協議で最終判断した。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140201-00000091-jij-pol