先行の投稿に文字起こしがあります。

確かに名演説です。

しかし草は抜いて行った方が行動としては高尚だと思う。

原発ゼロいいが、そのようなふわふわしたことだけで熱狂するとは。福一の現状はどうするのか？火事が燃えさかっているのに消火活動はそっちのけにして、今後火事を起こさないようにすべきだという議論に必死になってる時点でもうどうにかしている。

それに、小泉といえば首相時代「公約違反は大したことでない」とのたまった御仁である。原発ゼロが多少（10年程度）伸びることはたいしたことではない。それに皆さん都知事にはそのような権限はないことはわかっていたではないですか、アッハハッハで終わりになるだろう。臭ってくるのは、オリンピック利権を俺にも渡さないからこうなるのだとか、アメリカ様が国粋的体質にお怒りだといった権力闘争である。

それに感動の桜井氏に関しては、南相馬市の問責決議を見て多少頭を冷ましたらどうか？

桜井勝延市長に対する問責決議　
　市長は、世界に誇る南相馬の再生を掲げた復興ビジョンを定めた。
　しかし、東日本大震災と福島第一原発の事故から１８ヶ月が経過した現在も、復興どころか復旧すらほとんど進んでいない状況にある。市民は、くらしと命を守る上でこれまでの市政、市長の対応に大きな不安を覚えている。　これは、６・７月に実施した「市意向調査」での市の復興策に「評価しない」が４１％に及んでいることにも表れている。一部の市民はあきらめ感を持ち、南相馬市から転出している。
　市長の責任となる緊急の課題での問題は、以下の通りである。

　まず第１は、警戒区域・避難指示区域等の見直しにかかわっての不備である。
　警戒区域の見直しについては、市民や議会の意見を聞く機会を与えず、性急にその期日を決めてしまい、市民に大きな不安を与えた。
更に、事故を起こした原発の状況の説明がないまま、除染やガレキ処理、危険区域の設定や集団移転、災害公営住宅の入居、インフラ整備等のスケジュールすら当時示されず、区域等の見直しと期日が決められた。その上、防犯への備えが不十分であり、市民の不安に応えていない。
　そして、一部住民にしか連絡が行かなかった市民説明会であったことと併せ、その説明会での市長の姿勢は、市民を代表して国の対応に向き合うのではなく、国の代弁者に成り下がった一方的とも言える説明で、住民の不安を増大させてしまった。

第２には、市民のくらしと命を守るための緊急の課題が進んでいないことに対して、市長がその責任を感じていないことである。その課題を列記すると以下の通りである。
　�@　放射能除染物質の仮置き場がほとんど決まらないこと。そのためにいまだに除染の見通しがたっていないこ　　と。
　�A　旧警戒区域のガレキ処理が始まっていないばかりか、家庭系ごみすら処理されないこと。
　�B　防災林の構造に無用にこだわり、防災林造成を遅延させているばかりか、ガレキ処理の遅れもまねいたこ　　　と。
　�C　原発事故による損害賠償にあたって、市民の立場での対応にいまだに至っていないこと。
　�D　市職員が大量に退職している責任が、市長自らの姿勢にあることを不問にし、他人事にしていること。

　これら対応には、市長は先頭に立って職員を指揮し、議会や市民に協力を求めるべきである。全国各地への講演や、マラソン大会への出場、山口県知事選挙応援などのいとまはないのである。
　これらの混乱と、対策が進まない原因は、市民、議会の意見を聞かず、独断と思いつきで決定をし、執行を繰り返していることによるもので、まことに遺憾のきわみである。
　よって、南相馬市議会は、桜井市長に対して猛省を促すとともに、その責任を強く問うものである。

　以上、決議する。
　
平成２４年９月２６日
　　　　　　　　　　　　　　　　　南相馬市議会　
　以上、決議する。

プロレスをプロレスとして見れない人が多すぎるのではないか？
まあ、こちらの見立てが間違っていたほうがいいのだが、今の熱狂はなんだかfishyである。

　　火事が燃え盛っているのに消化活動はそっちのけ？それは東電に言えよ。
　東京人へのアピールなのだから、これで良いんだよ。
　東京と来たら何しろ、たった２５０キロしか離れていないところで火事が燃え盛っているのに消化活動はそっちのけでオリンピックだと言うんだから。あなたの言葉を借りれば、自分ちが燃えているのに盆踊りに行く準備をしているようなものなんだからね。
　　

あなたが紹介する問責決議案は、桜井氏へのためにする決議であり
ことごとく市長の方針に反対する議会だったからということを
忘れてはなりません。

この議会の決議案がそのとおりで桜井さんが無能なら
なぜ、
２０１４年１月１９日の南相馬市長選挙で、
桜井さんは再選をされたのでしょうか。
そのことに思いをいたしてみましょう。

彼以外の、自民や公明に支持された
福島での原発推進派だった市長らがばたばたと
落選していたのにもかかわらず、
脱原発派の桜井氏が勝利したのは、民意をうけてる市長だということです。

ちょっと調べてみればよくわかります。
桜井氏は１万７１２３票
前市長の渡辺一成氏１万９８５票、
前市議会議長の横山元栄氏５３６７票でしたね、

南相馬市選管が発表した同市長選の投票者数は３万３８８９人
（当日有権者数５万 ３９４３人）で７千票の差での勝利は
桜井さんの圧倒的勝利でしょう。

劇場型選挙とはまったく無縁の桜井さんの
実のある政治活動が市民に圧倒的に支持されたということですよ。

だから、あのような心のこもった演説ができるのです。
あなたももういちど、桜井さんの演説を聞いてみてください。
シニカルなあなたの心の良心がゆすぶられ、
脱原発が歴史的選択の正しい道であると確信できると思いますよ。

「南相馬市長と竹中工務店のバブルな宴

高級ホテルで市長主催の大宴会。主賓の竹中工務店の席には、あの児玉東大教授。」

FACTA online - 総合情報誌[ザ・ファクタ]
2013年5月号

まるでゼネコン談合の宴

...昨年春、南相馬市は生活圏の除染を、竹中工務店を中核とする民間事業体（JV）に約400億円で一括発注。さらに昨年秋、農地除染についても竹中JVに随意契約（約66億円）で一括発注した。「なぜ、竹中ばかり。しかも随契なのか」と疑問の声が上がったが、「桜井市長が竹中一本に決めてしまった」と、地元の保守系議員は批判する。実際、被災自治体主催の懇談会とは思えぬバブルな宴は、竹中JVをはじめとする受注業者の談合の場と見まごうものだった。..http://facta.co.jp/article/201305028-print.html