新橋駅SL広場の片隅で、山本太郎が「投票所に！」と呼びかけ、その直ぐ後、おなじ広場中にあふれた人々の熱烈な声援を受けて、細川・小泉元首相が「東京から原発ゼロ」を訴えた！

2014年2月8日冬の夕刻時の風景だった！

ふと、山本太郎が参議院議員に立候補した時、家族で投票したのだが、どんな公約だったか忘れていたので、ネットで見直してみた。
やはり、反原発がメインで、「被曝させない！原発即時撤退」を叫び、「このままでは、日本人が絶滅してしまうんです」と言うのが、山本の危機意識の表現であった！
2012年12月14日には、衆院選投票日二日前、ジュリー・沢田研二が応援演説に立ち「こんなにいっぱいの原発がある！」「原発Noや！という山本太郎に一票入れてくれ！」との炎のスピーチで訴えた。
あれから二年たち、丁度、同じ投票二日前に、山本は隠れるように、隅で「投票所に！」と言い、あの時あれだけ訴えていた「原発再稼働阻止！原発ゼロ実現を！」と、政・官・業スクラムを組む「原子力ムラ」の目に余る圧力と妨害を受けながら立ち上がった二人の元首相の隊列に参加していない。　しかも、いまやもう議員になり,あのジュリー役割を、自分が果たす番である筈なのに！

あの時に訴えていたことが、成されたのか？
それとも、原子力ムラの圧力に屈したのか？
「何故 現職の国会議員は声を上げないのでしょう？
何故既存政党は口を閉ざすのでしょうか？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　汚染を「動かさない」「閉じ込める」「厳重管理」が放射線防護の大原則。
東電原発事故収束作業員の皆さんの厳格な被曝、健康管理を！
既に脱原発できています。天然ガスでガスコンバインドシステムと小規模水力を増やし安心できる電力供給を！水素などの新エネルギーに力を注ぎ、2018年には「日米原子力協定」（国政）にさよならを！」

　山本が、衆・参選挙で訴えたことのほとんどは、細川護熙氏が今回都知事選で、小泉氏と共に主張し、また、災害発生以来、「森の長城プロジェクト」などで実施しようとしてきたことである（国政部分は除くが）。
　今回は、元首相二人がタッグを組み、「原発即時ゼロ実現」を高く掲げて、最大の電力消費地東京都の知事選挙に「命がけで」立候補された！。
山本も、三宅洋平も、何故、これに呼応し、支援に立ちあがらないのか？　　　　　　　

失うものを持たぬ立場での参議院立候補者が、すでに、失うものを惜しむ立場に変わったためなのか？
なぜ、中途半端で訳の分からぬ、投票率かさ上げ運動で表面をとりつくろうとしたのか？それとも、早くも、「大人の政治家」の風を装い、何かしている振りをしたいのか？

今回の「政治家風の」動きは、原発反対陣営が二分されたせい、と言いたいようであるが、本当にそうだろうか？
両氏の、支持層から考えても、「原発反対陣営」の分裂云々は　無関係の筈だ！
山本と三宅は、既得権益･体制から無縁であるとして出馬し、山本は東京で６６万票を獲得し当選、三宅は全国で17万の得票だった！（俳優でも、ミュージシャンでもなく政治家としての発言を確保するために（立候補した）！）
明快な反原発の姿勢と既存勢力でない事で、多くの得票を得た。少なくとも、私の家ではそう考えて、両名に投票（全国区は、家族を分けて、子宮頸がんワクチン問題を一人で戦っていた、はたともこ　と洋平に２票ずつとした）した。
それとも、すでに既得権益者の仲間入りをし、「しがらみ」を考慮しなければならなくなったと弁解するのか？
書いているように、会ってみるとみんな良い人で、「選べない」「決められない」と優柔不断なのか？
求められているのは、好き嫌いでなく、政治判断なのだが？

自分たちが、たった二年前に、「何故 現職の国会議員は声を上げないのでしょう？
何故既存政党は口を閉ざすのでしょうか？」と叫び、
有権者の共感を呼んだ事を、もう忘れてしまったという事なのか？
両名が、有権者の信頼を得たのに、二年後には変節するのでは、また、後に続く筈の若い世代も政治運動への参加を躊躇するだろう！

「選挙期間中は、色々言うが、議員になると豹変する!」
嘘偽りの世界が　政治だと！
太郎・洋平を見るがよい！　などと。

残念だが　これが現実のようだ！
政経塾は、口先だけとは知っていたが、俳優も、ミュージシャンも同じか？
投票日の前には、若き政治家としてのアクションがあると期待し、BETTER LATE THAN NEVER 「遅れるとも、しないよりまし」とでも言って、この間のオカシナ動きを許そうと思っていたが、どうやら考えを変える勇気を持てないうちに最終日を迎えてしまったようである。
大変残念な光景である。

三宅洋平の「三候補並行応援」と、山本太郎のSL広場での動きを見て、
多くの人が、
「脱原発陣営の分裂になる」という神話に
呪縛されているのではないかと思えてきた。

コメント
01. 印象派の感想 2014年2月08日 11:24:53 : IyUKKioRWEpiI : ExKNAGL0c2 2014年2月７日　冬の夕刻時の風景だった！ （失礼、日付を訂正！）
02. 2014年2月08日 11:33:25 : aNjwEqkHcA 原発は推進するべきである。政治の道具にしてはイカン。 原発技術は、今後さらに進歩する。日本の世界一の原発技術を捨て去っては イカン。 国際石油資本に扇動されるアホ階級になってはイカン。 G.K.チェスタトンゆわく。ご世の中わ、３階級に分かたれる。 　　　・悪党階級（国際石油資本） 　　　・アホ階級（放射能恐いで脅されて騒ぐ愚民たち） 　　　・真面目階級（わしなどのやうに真実に目覚めた者）
03. 2014年2月08日 11:40:13 : 8EFKylvV3E おいおい、今福島震度4だぞ やはり、原発はいかんよ
04. 2014年2月08日 11:42:50 : jBfrJPAqpk 　山本太郎さんが、参議院の質疑で、子供たちの、健康被爆調査を、訴えていました。　　宇都宮さんは、東京都で、これを実施しようとしています。 いま福島県だけでなく、甲状腺の腫れ、がんの疑いがある人が、急速に増えています。　　太郎さんが訴えていた、　国民の被爆健康調査、急がなくてはなりません。 　細川は、脱原発と言うだけで、あとは、ほとんど自民と同じ。利権優先です。 細川・小泉の本当の狙いは、脱原発つぶしでしょう・・・
05. 2014年2月08日 11:54:33 : EN6YWky808 宇都宮は労組の委員長みたいなもんだ 裏で完全につながっているのだ、弁護士はそうゆうやからが多いよ、仙谷の友達で あるだけでもだめだよ 選民意識が強いのがわかる。
06. 2014年2月08日 12:22:35 : Em3BLwFFjk 山本太郎が表立って応援しないのは、宇都宮にも配慮しているからじゃないの。 少なくとも脱原発の候補を応援していることは、ほかの投稿に書いてあったんだけど、読んでないの？ しかし、 ＞2014年2月8日冬の夕刻時の風景だった！ の下りを読んだときは、「さすが印象派。既視か？　どれだけ印象づけるのよ。」と思ったよ。 01ですばやく訂正されていたが。
07. 日高見連邦共和国 2014年2月08日 12:23:23 : ZtjAE5Qu8buIw : mFuG9qQlTk 『あまり言いたくはいのですが、 今回の都知事選は脱原発のラストチャンスだと思います。 次のチャンスがあるとすれば、それあ次の事故が起きたときです。 それを見たくなければ、今回が最後です。』 （『原発ホワイトアウト』著者　若杉氏のコメント） 　―――週刊プレイボーイ１月２７日号 　『これが「原発ゼロ」最後のチャンス！』　Ｐ．０４７より抜粋 東京都民の、勇気と良識ある民意の発動を心から期待する！！
08. 2014年2月08日 12:36:34 : m1KainQK7w 「印象派の感想」さんのいわれるとおりですね。 山本太郎氏は国会でなにをしようとしれは仕事だからどうでもいいといっちゃなんだが、それはそれ。大事なことは本来の使命でしょ。それがどうやらほんものではなかったようなことになっている。 ほんとうに原発ノーなら相手を選ぶはずがない。事実、本人は相手を選ばないと当選前は語っていた。仮に東電がぼくを全面支援してくれるならお受けしますとまで語っている。http://www.youtube.com/watch?v=Cafbm0REIqI 脱原発を唱える人ならだれでもいいといっている。まさか東電がそんな申し出はしないだろうが、山本太郎の覚悟がほんとうなら小泉・細川候補を応援するのが筋だ。
09. 2014年2月08日 12:36:37 : Em3BLwFFjk 06だが、印象派の感想氏には全く敵意はないよ。 最後の一文はこう訂正させて欲しい。 「さすが印象派。既視か？　どれだけ印象づけるのよ。」と関心したよ。 01ですばやく訂正されてガッカリしたが。
10. 2014年2月08日 12:37:40 : lqOPOFnyLE ＞０２ どう考えても原発技術は、古い技術と古い設備が生き残っているように思える。結局電力独占が、技術と設備の画期的な進歩を遅らせてきていたのかもしれない。

11. 2014年2月08日 12:56:29 : wSetXgiTao ここに投稿した人の多くは、あの９９歳の「むのたけじ」の叫びがわかっていないようだ。さらば、日本共産党、社民党、その他多くの左右の御用労組。まあ、もうとっくの昔に見限っていたがね。そして、もう一つ、サラバ宗派的感覚、サラバ観念主義者共！君たちは二度と支援しない。
12. 2014年2月08日 14:19:23 : Q1AShcAlNU 原発推進、輸出、再稼働を前面にだして実施する安倍政権下での脱原発は不可能。今できることは再稼働をさせないことが最優先される。 それが細川氏の口からは聞こえてこない。彼の脱原発戦略は「後で考える」だ。 宇都宮氏だけが「再稼働させない、原発廃炉」を約束している。 二人の候補者の脱原発が本気ならその実績で判断しよう。 宇都宮氏の実績とは １．全弁連会長として大震災後に全国３万人の弁護士の呼びかけて現地に乗り込み （福島、宮城、岩手）被害者救済に当たった。関連法案を３つ通した。 ２．連日福島の被害者たちが宇都宮氏に恩があると応援演説をしている。 （南相馬市の新市長は細川氏応援） ３．国会前脱原発抗議運動の常連でもある。 細川氏の実績？小泉氏が去年の夏から脱原発を訴えているのはわかるが。 山本太郎氏は政治家。政策の中立はあっても候補者選択の中立なんてあってはならない。彼の後援会長広瀬隆氏が細川支援だから、”宇都宮氏応援は将来の政権奪回にプラスにならない”とでも説得されたのかもしれない。つまり彼は、信念のないKY政治家に成り下がった。「16人の誰でもいいから自分の判断で投票してください」の太郎運動、これって政府広報の仕事、勝ち馬に乗るのを同じ意味。 今回の都知事選挙を見ると小泉郵政選挙を思い出す。政策内容も知らないで猫もひゃくしも有名人だから人気があるだけで陶酔した一種のカルト現象だった。同じことが細川・小泉候補者にも言えるということ。 真の良識者が選ぶ候補者は下記の二人に代表されよう。 稲嶺名護市市長の「宇都宮氏への応援メッセージ」 http://www.youtube.com/watch?v=YpDe-7DNB9s 小出裕章氏の「宇都宮氏の脱原発戦略が正しい」と宇都宮氏支援。 （iwj,2月３日録画）
13. 2014年2月08日 15:01:26 : UN9USolFtE うむ。たしかに小出氏と宇都宮氏は似ているところがあるね。 どちらも非常に万人受けしそうな理想を語るが口ばかりで実際はとんでもない放射能拡散に協力しているという哀れな現実。 この二人はまったく信用できない。
14. 2014年2月08日 16:08:16 : b23A7d7Qhc わかってないね、この投稿者は。 山本太郎はもう運動家じゃないんだよ。 政治家になったんだよ。 だからこれでいんだよ。 つーか誰が都知事になろうとも脱原発に直接影響は無いこと分かってんだろ、太郎は。 影響あるならなりふり構わずやってるよ、たぶん。
15. 2014年2月08日 19:15:32 : FfzzRIbxkp 雪かきをしてきたよ。 どんどん雪が積もってきたから、バリアフリーの道のところ優先して雪かき。 ご近所さんも出てきた。だけど吹雪がやまないから続きはまたあした。 午前中に雪かきして、午後から東京の皆さんは選挙かな！ 雪道で遠出は大変だから、歩いていける選挙へ行こう！ 雪かきしてたら、いろいろなこと考えたよ〜。 健康を害していたり、障害を持っていたり、孤独だったりしたら大変だなと思ったよ。 東京の皆さんが、それぞれ大事にしたいこと、支援が必要なことを投票に結びつけてくださいますように。
16. 2014年2月09日 00:41:59 : EebVar20NI 阿修羅って本当に老人が多いから この時間の投稿はガラガラだな ま、あと2時間もしたら起きてくるんだろうが。

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