今の皇統は桓武天皇に連なるんだから。

「うちのかみさん、在日でして」ってほうが産経的には都合いいはずなのに、わざわざ小沢憎しで「オレの母ちゃん、在日だよ」に訂正しちまうんだから。

例えばさぁ、7世紀の「大化の改新・壬申の乱」は天皇家内部の権力闘争であり、エリアは近畿地方だけの話さ。
12世紀の「保元・平治の乱」は天皇家と摂関家（当時の官僚機構）との内紛であり、エリアは近畿・瀬戸内海地方の、今で言えばローカルなお話ってことさ。
15世紀の「南北朝時代・応仁の乱」は、守護大名という名の武家集団（当時の官僚機構）と天皇家との政権闘争であり、エリアは近畿・瀬戸内海から、東海・関東・北陸・北九州へと広がったのである。
擦った揉んだの戦国時代を経て、17世紀に、曲がりなりにも「全国制覇＝日本国形成」（北海道・沖縄を除く）を成し遂げたのは「徳川幕藩体制」なのである。
その課程でも結果でも「天皇家」は統治力・政治力を全く失って“形骸化"してしまったのである。形式上は尊重されてはいるが、どういう経済的な状況に追い込まれていったかって事を、＜ネトウヨ・エセウヨ＞諸君は解っているのかい？

形骸化されたとは言え、「天皇」が日本国民統合の象徴であることは否めない。
逆説的に言えば、「そこにしか日本は無かった」のである。
かくかくしかじか「天皇」を日本国民は自分の都合のいいように“利用"してきたのである。
「平成天皇陛下・皇后陛下」の深いお悲しみと危惧に、日本国民は思いを馳せるべきである。

稲作は弥生時代初期に東北まで行ってる

古墳時代には東北から沖縄まで同一規格の古墳が作られていた

日本は3世紀の段階で統一されてたよ

東北から鹿児島まで同一規格の古墳が作られていた

天皇は朝鮮を追われた漢民族

『稲作は弥生時代初期に東北まで行ってる。』って言うけどさぁ、“弥生時代"ってのは紀元前３〜４世紀…大和朝廷成立（古墳時代）に先立つこと、最小で約６世紀…キミの根本的な時代錯誤なの。
ついでに言えば、“陸稲栽培"は縄文時代から行われていた…“水稲栽培"は紀元前9〜10世紀に既に行われていた…日本に伝来したルートは“中国南部→九州"が、最近の研究では最有力なのさ。つまり、“弥生時代（水田耕作文化）"は従来の学説から６世紀ほど遡るってこと。解った？

『古墳時代には東北から沖縄まで同一規格の古墳が作られていた。』訂正→『東北から鹿児島まで同一規格の古墳が作られていた。』ってのが何で、『日本は3世紀の段階で統一されてたよ。』って妄想になるんだい？
“古墳"ってのは、当時の権力者・有力者の埋葬形式であり、そのルーツは朝鮮半島の“円墓（土まんじゅう型）"なの。キミの言う“同一規格の古墳"ってのは例の“前方後円墳"のことを言ってるんだろうが、それは数の上でも分布の上でも、極めて限定的、近畿・瀬戸内海に偏っているのである。
今からでも遅くないから「ヤマトタケルの悲劇」を古事記・日本書紀を始め、多くの研究書・文学作品からキミなりに読み解いてみなよ。
そうすれば、少しはまともな“歴史認識"を持てるってもんさ？