刷った金を国家が使う、つまり公共投資だ。国家が強制的に需要を
作り出さないといけない。ケインズだ。

安倍や黒田がとっているよぉにみえる新自由主義は、すでに世界の潮流では
なくなっておる。国家が積極的に需要創出をやらなければならない。

愚民どもが、公共事業と言えば、バラマキだの甘い汁だの、馬鹿の一つ覚えの
やうに叫ぶのがイカン。

日銀の資金供給量６１兆円は、市中銀行から国債を６１兆円を購入して行った。
この国債への政府が支払う国債の利息は、市中銀行から日銀へ移った。
利子が2%ならば1.2兆円の利息は日銀へ支払われるが、その利息は日銀法に従って国庫納付金として政府へ返還される。
それ故、政府の借金は実質的には61兆円減ったことになる。

政府の借金が実質的に61兆円減ったことをしんぶん赤旗は「破綻は世界の常識」と書くのは大嘘である。
しんぶん赤旗は何故真実を書かないで大嘘を書くのか？

　あなたのコメントの最後の２行に関して
　「破たんは世界の常識」の意味するところは「トリクルダウン説」は現在では否定されている＝説として破綻しているという意味ではないのですか？

トリクルダウンを基本にしているアベノミクスも同じジレンマに陥っている。
一部の人間の懐は潤うが大多数の人々の懐は変化がない。
だから３本の矢が重要なのだ。
それもうまく行っているとはお世辞でも言えないがw

・銀行はカードを作れ
・不動産屋は今が買い時と宣伝
・公営ギャンブルや宝くじの大宣伝
・買い物をするとカートを作れ、融資枠もありますよ
・テレビは高額ブランド商品を煽り立てる

金を借りなさい、使いなさい、
たしかに金は金融機関にだぶついている。しかし。

日本は今では最低賃金は先進国中最低。格差社会のイメージが強いアメリカよりも低いんだよ。
その上、物価は、先進国平均より高い。
これでは内需が拡大するわけが無い。

日の出づる国が、いつの間にか、日の没する国になってしまったな。