一国の景気循環は、長期の景気下降期には、三年半前後の景気の山と一年前後の谷の長さが反転し、山は一年前後しか回復することができない。長期の景気上昇期は、山が三年半前後と長く、谷は一年前後と短い。そのため、「不景気の時こそ先行投資せよ」と思考し行動する経営者が成功をおさめることができた。だが、スーパーバブルによる長期の景気下降期には、この経験則は全く通用しない。そして、短い山で景気が復活したと喜んだ翌年は、より一層の不況に見舞われる。

つまり、本物の長期ブームは、三年間もかけて市場を拡大して認識されるのに対し、ニセ物ブームは、最初の年をピークに突然登場するため、記憶に残る。アベノミクスがよい事例になります。2013年5月がピークの1年半で弾ける。

株式バブルの膨張係数は、一時的に足踏みしても「上昇するから買う」の繰り返しさえ妨害されなければ、宇宙よりも大きく膨らませることができる。従って人間がバブルに巻き込まれ財産を失うのも、ムズムズ（機会損失）の心理法則に支配されるためだ。

株価は、バブルの底から、米国は４倍に上昇し、日本は倍となり、四分の一になっていた平均株価は二分の一戻した。 2014年米国株式の暴落が遅延されれば、最後の大ジャンプをして大暴落をするのは誰も気づかない。大暴落は外資の逃げ売り手一色，理屈では証明できない，そんなもの。アベノミクスという，お化けに騙されて煽られただけの，デタラメ。株価で雇用が改善するわけがない。リストラが進み，賃金体系が変わるだけの話。

誰か世界信用縮小恐慌やドル暴落(通貨の危機)対策をしたのですか，原発事故の原因究明できて対策織り込みましたか？　誰も何もしないので何もよくならない，日本は銀行・証券・為替の一時閉鎖を迎えたます，慌てて何もできない。民主主義もデタラメ，三権分立も偽装，そこにあるのは古今未曽有のパニックあるのみ。

主観に過ぎる。