参照サイト
東芝のデータ漏洩　日本の技術守る法整備を
http://www.sky.hi-ho.ne.jp/kaiketuashura/toushibano-de-tarouei-nippon-no-gijyutu-mamoru-houseibiwo.htm

元記事
産経新聞　主張　東芝のデータ漏洩　日本の技術守る法整備を
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140316/crm14031603260001-n1.htm

技術立国である日本の将来を左右しかねない。この機に日本企業の先端技術を徹底して守る姿勢を示さねばならない。

　東芝の提携企業の元技術者が、韓国企業に半導体データを不正に供与したとして、不正競争防止法違反（営業秘密開示）の疑いで逮捕された。

これまでも、日本企業の先端技術が海外に流出し、国際競争力の低下を招いていることが指摘されてきた。まず再発防止に向けて、関連法の整備、厳罰化に取り組む必要がある。事件では、韓国ＳＫハイニックスに転職した元技術者が、東芝が独自開発した「ＮＡＮＤ型」と呼ばれるフラッシュメモリーの技術を流出させたとされる。この半導体はスマートフォンなどに幅広く使われ、今や東芝の営業利益の多くを稼ぎ出す主力製品だ。東芝は元技術者の逮捕を受け、ＳＫ社に損害賠償請求も起こした。損害の総額は１千億円を下らないという。

経済産業省は日本企業の「虎の子」技術を守るため、不正競争防止法を段階的に強化してきた。しかし、企業に対する罰金は最高で３億円と、米国の３割強にとどまる。個人の罰金も最高１千万円で、上限がない米国などと比べて抑止が働きにくい。

とくに問題なのは、現行法では国外への不正持ち出しと国内流出の罰則に差がないことだ。米国やドイツ、韓国では、海外企業に秘密を漏らした場合のほうが罰金や懲役が重い。海外への不正な技術移転を防ぐため、国外流出に対する罰則強化が欠かせない。

産業界も技術漏洩（ろうえい）に厳しく対峙（たいじ）する姿勢を強めている。新日鉄住金が、韓国鉄鋼最大手ポスコに同社の電磁鋼板技術が不正に渡ったとして、１千億円の賠償請求を起こしたのもこの一環だ。

日本からの技術流出をこのまま放置すれば、国際競争力の低下に加え、産業空洞化の加速にもつながる恐れがある。

こうした技術流出は、日本企業を定年や中途で辞めた元社員が関与する場合が多い。退社時に秘密保持契約を義務づけるなど企業側も自社の技術・情報の管理を徹底しなければならない。一方で、実績を挙げた技術者への待遇改善も検討すべきだ。そして技術者には、海外への技術流出は、日本そのものの衰退を招くことの自覚を強く促したい。

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・・・関連ニュース・・・
　＊狙われる日の丸技術　競争力阻害の恐れ
　http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140314/crm14031409150002-n1.htm

　＊甘利氏、法整備の検討必要と指摘
　http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140314/plc14031410310006-n1.htm

　＊東芝が韓国企業を提訴　元技術者逮捕で
　http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140313/trl14031323390011-n1.htm

　＊東芝から韓国に技術漏洩　容疑の５２歳元技術者を逮捕　警視庁
　http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140313/crm14031317420011-n1.htm

コメント
01. 2014年3月19日 08:47:10 : AgHAzTUn8a 終身雇用制を廃止し、派遣中心型にシフトした大企業の利益優先主義、株主優待主義がこの没落の起因である。誰が会社に忠誠を尽くすというのか・・。何一つないメリットに羊の皮をかぶった狼たちが、これからも裏切りと詐欺師軍団を養成する結果となる。人は石垣。すべての摂理を破壊するアメリカ型拝金主義を続ける限り、人は奴隷扱いである。資本主義は破たんしている。現代にあるべき姿は、人は石垣として徴用すべきなのである。安倍の世代たちは裕福な時代に育っていて、人の大切さを軽んじている。苦しい時代を知らぬ世代は、喧嘩も弱い。世界は血を流した連中たちであり、そうは簡単に一筋縄で戦える相手ではない。目覚めぬ限り、日本は滅びる。
02. 佐助 2014年3月19日 16:47:38 : YZ1JBFFO77mpI : wpmCg8U5S6 秘密？　モラルでもなく　全く矛盾している，トップが民主主義を守れ 役人は既得権益護持と年金や保険を食いつぶすのが得意で、天下国家百年の計画もインチキ。　トップの安倍晋三首相には「相続税3億円脱税」疑惑もある。それで半導体データを不正に供与した東芝の提携企業の元技術者不正競争防止法違反（営業秘密開示）の疑いで逮捕，これは可笑しな話し。 全く矛盾している，先端技術を海外で技術指導したり紹介するには，最先端の技術を説明して売り込み製品を普及させなくてはならない。たとえば東芝のモータが静かで性能がよいから原子力潜水艦に採用されました，そこで技術者は現地で専門的な説明をして売り込み普及させなければ，当然修理の知識を身に付けてもらことも必要。勿論補給部品として追加納入もしなければならない。それで技術がぬすまれた，やってられない。 モータが現地に到着する前に盗まれることもある。技術はコピーされるし盗まれるものだ，従って日本ではさらに小型化したり品質・性能・耐久性など向上させなくてはならない，コピーするには3年なら，次の製品は3年でマネのできないものにすることだ。 例えばモータが原子力が動力なら燃料電池や噴射電池タイプにするなど，品質をどんどん進化・進歩させることだ。盗まれたとか盗んだとか，秘密を洩らしたとか，そんなもの現状の技術にあぐらをかいているいることになる。そんな会社はつぶせ。役人は既得権益護持と天下りにあぐら，年金や保険を食いつぶすのが得意で、天下国家百年の計画は偽装。　安倍晋三首相には「相続税3億円脱税」なんかに比較したら何なのことはない。 賃金体系を変え正社員化の破棄や終身雇用制度を破棄したのだから技術の漏れは常識。それに負けないものを次ぎ次ぎ開発したらよい。
03. 2014年3月19日 21:16:00 : Huc46W1eZ6 八木アンテナの技術なんてのは日本じゃ屑扱いされてたんだよな。 技術流出・頭脳流出の原因を何処に見るかに因って話はだいぶん違う。 前出の例に見る様に其れは文化土壌に在る。 重要な書画骨董が何故欧州に居たりする。何故パラダイムシフトレベルの科学者が散々っぱら海外から逆輸入されなければならなく今迄あった。…要はそう云う事だ。 斯様根が違うのに本末転倒も甚だしいのが秘密保護云々なのだ。確かに流出は無くなろう。しかし死蔵の運命が目に見える。 取り締まる方向で保護するにせよ別のアプローチで保護するにせよ根本部分で方法論が間違って居る。 結果 日本は真綿で絞める様に死ぬだろう。

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