８億円借り入れ問題で辞任を表明したみんなの党の渡辺喜美代表に対し、地元・栃木県でも厳しい声が上がった。一方、後援会や地元の同党関係者らは「あくまでも支えていく」との姿勢を貫いた。

　栃木県那須塩原市。渡辺氏の後援会事務所には同党市議や支持者らが訪れ、テレビで渡辺氏辞任のニュースを見守った。みんなの党の金子哲也市議は「世間を騒がせたことで辞任はやむを得ないが、党そのものは何ら変わりない。一致団結して支えていきたい」と話した。

　後援会総連合会の臼井亮平会長は「（渡辺氏）本人から午後、『お騒がせして申し訳ない。一兵卒から始めたい』と電話で連絡を受けた。今回の問題で代表辞任は避けられなかったと思うが、再起を期して頑張ってくれるだろう。後援会としてはどんな状況にあろうと支えていくことに何ら変わりない」とした。

　栃木県内は、渡辺氏の地元だけあって多くのみんなの党の地方議員がいる。同党の県議会会派「みんなのクラブ」の斎藤淳一郎氏は「渡辺代表辞任だけでは状況は変わらないのでは。今後を見守るしかない」とし、来年の統一地方選への影響については「ゼロではないが、私の地元はそれほど拒否反応は強くない。選挙は党でなく、各自の取り組みが評価されると思っている」と話した。

　他党関係者からは冷ややかな反応が相次ぐ。自民党県連会長の茂木敏充経済産業相は「党内外の声に押された形で辞任したが、８億円の借入問題についての不信が払拭されたわけではない。渡辺氏は説明責任を果たすべきだ」とコメント。一方、渡辺氏の地元の自民県議は「３区内では静かに見守っていこうと話している。ただ、使い切ったと言っていた借りた金が、保管していたと説明が変わったように、不明な部分がある」と指摘した。

　民主党県連の松井正一幹事長は「世論に対し、明確に理解されるよう説明責任を果たすべきだ」とした上で「政党代表者が原因をつくったことで、与党に追い風になってしまう」と政局にも言及した。

　県北地域の首長も、慎重に事態を見守っている。那須塩原市の阿久津憲二市長は、「公務中に（渡辺氏）の辞任を知り、テレビの会見で確認し正直なところ驚いている。このような結論を推測するのは正確ではないかもしれないが、党所属の国会議員、地方議員および党勢に配慮してのことだったのではないか」とコメント。大田原市の津久井富雄市長も「政治家として熟慮の末の判断であろう。非常に立派な行動だったと思う」とコメントした。

　福田富一知事は「代表辞任の潔い決断に敬意を表する。かくなる上は説明責任を十分に果たし、さらなる改革の目標に向け、充電願いたい」とコメントした。

　一方、市民からは厳しい声が相次いだ。ＪＲ那須塩原駅前では、那須塩原市の男性会社員（５８）が「比較的早く辞任したのは良かったと思うが、構図としては猪瀬直樹前都知事の問題と同じに見える」と話した。「借入金の使途についても、熊手の購入などと言われても到底納得はできない。政治にはお金がかかると思うが、８億円というのはあまりに額が突出している」と指摘。別の同市の男性会社員（６２）も「残念な気持ちもあるが、辞任はやむを得ないと思う。父親の渡辺美智雄氏は有力な政治家で、息子の喜美氏にも期待はしていたが、今回の問題で、地元の有権者との信頼関係に溝ができるのでは」。矢板市のタクシー運転手の男性（５９）は「渡辺氏は猪瀬前知事を批判していたのだから、自分も辞任するのは常識だろう。有権者の理解は得られない」と厳しく批判した。

　県都、宇都宮市の中心市街地では、政治に対する不信を強めたと批判する声も聞かれた。同市の女性会社員（５１）は「辞任するだろうとは思っていた。栃木県では人気のある方だけど、仕方がない。政治家はみんなこういうことがあるのかなと思うと信用できなくなる」と話した。同市の飲食店経営の男性（７０）は「応援していたから寂しい。栃木県の政治家としてせっかく頑張っていたのに残念。ただ、辞任は当然。こうしたお金の問題が続くと政治の世界に不安を感じる」と残念そうだった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140409-00000511-san-pol

ど田舎の百姓ジジイがこの期に及んで何をトチ狂ったことを。

結局自分の生活しか考えない腐った根性が見え見えだ
。
こんなクズを支えることが栃木県の恥だと思わんのかね。

お前にできることはいっしょに腹を切ることだけだ。先はないよ！