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4月末に見込まれる日銀追加緩和効果は一時的(植草一秀の『知られざる真実』)
http://www.asyura2.com/14/senkyo164/msg/238.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 4 月 14 日 17:21:20: EaaOcpw/cGfrA
 

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/4-ead1.html
2014年4月14日

安倍政権が発足して間もなく1年半の時間が経過するが、安倍首相がアピールするほど日本経済は改善していない。

2007年に安倍首相が総理の職を放り出して以来、内閣総理大臣の交代は年中行事と化してきた。

毎年首相が交代してきたのだ。

それが、2007年以降では初めて、2013年は首相交代のない年になった。

最大の背景はねじれの解消である。

安倍晋三自民党は2013年7月の参院選で勝利した。

これによって、衆参ねじれが解消したのである。


2006年に民主党が解党の危機に直面して、小沢一郎氏が民主党代表に就任した。ここから民主党の大躍進が始まり、自民党支配の政治にくさびが打ち込まれた。

小沢氏が率いる民主党が2007年7月参院選に勝利して、参院で与野党逆転が生じた。

そして、小沢−鳩山民主党は、既得権益の激しい攻撃を跳ね除けて、ついに2009年8月総選挙に勝利し、政権交代を実現させた。

この小沢−鳩山政権が2010年7月参院選に勝利していれば、小沢−鳩山政権の下でねじれが解消し、日本は名実ともに新しい時代に突入したはずである。

逆に言えば、日本の既得権益勢力は、その実現だけは何としても阻止しなければならなかったのである。

彼らは目的のためには手段を選ばぬ行動を取り、小沢ー鳩山政権は卑劣な猛攻撃を受けて政権転覆に直面し、クーデター政権である菅直人政権が2010年7月参院選に大敗して、日本政治刷新の機会が失われたのである。

こうして、安倍晋三氏が首相だった2007年に自民党が参院選に大敗して発生して生まれたねじれ現象が、6年間にわたって持続してきた。

ねじれの下では、参院で与党が追及を受けると政治が停滞する。

政権は追い込まれ、退陣に追い込まれる。


2007年の安倍首相退陣以来、2012年の野田首相退陣まで、実に6人の首相が毎年退陣に追い込まれてきた。

日本の既得権益勢力は小沢−鳩山政権による安定政権樹立を阻止したうえで、状況の大転覆を画策した。

民主党の中の既得権勢力に寝返った勢力に政治権力を奪わせ、この傀儡政権に消費税大増税の汚れ仕事を押し付け、その消費税大増税によって、政権を再び自民党側に奉還させたのである。

そして、メディア情報を操作することによって、2013年7月参院選でも安倍自民党の勝利を誘導し、状況を大転覆させての「ねじれ解消」を強引に誘導したわけである。

2013年7月参院選に際して、メディアは「ねじれの解消」を前面に掲げた。

ねじれさえ解消してしまえば、政権が何を行おうが、厚顔無恥に政権に居座れば、長期政権を実現できる。

振り返ってみれば、小泉政権も失策続きの政権であったが、国会がねじれていなかったために長期間、政権を維持できたのである。

私が昨年7月に『アベノリスク』(講談社)を上梓したのは、この点への警戒感に基づくものだった。

参院選で安倍晋三自民党が勝利すると、ねじれが解消し、安倍政権が日本の重大問題を独断専行で決定してしまい、主権者である国民がその決定に口をさしはさめぬ状況が生じる。この現実を警戒したのである。

残念ながら、この懸念が現実のものになった。


安倍政権の政権運営は極めて多くの問題を有しているが、与党が衆参両院を支配してしまっているために、すべてのものごとが、ごり押しで通されてしまう状況が生まれている。

公明党が自民党にブレーキを掛けるそぶりを示すが、本当のところは疑わしい。

自民党元参議院議員会長の村上正邦氏は、著書

『だから政治家は嫌われる』(小学館)

で、公明党の政権批判は「やらせ」であると指摘している。

安倍政権の政権運営に対する世間の批判を和らげるために、公明党が「やらせ」で安倍政権の暴走をけん制する「ふり」を示しているだけなのではないか、と指摘する。

公明党は与党でいることに価値を置いていると見られ、結局は「下駄の雪」のように、自民党に追従してゆくことになるのではないだろうか


安倍政権がいまも飛行を続けている原動力は、政権発足後の半年に実現した株高である。

これをメディアが絶賛し、その「慣性力」で安倍政権はいまも飛行を続けている。

しかし、薄っぺらなメッキは剥がれ、アベノリスクの醜悪な現実が姿を現し始めた。

労働者の所得は増えず、物価は上がり、ここに消費税の巨大な負担増が乗せられる。

頼みの綱の株価上昇も、年初来、株価下落に転じている。

安倍首相は4月中に日銀総裁と会談すると報じられているが、4月30日に予定されている日銀の政策決定会合で追加金融緩和政策を打ち出すための「出来レース」である。

この会談を受けて日銀が追加金融緩和政策を決定し、安倍首相の指導力を演出しようというわけだ。

瞬間的には市場が反応するだろうが、大きな効果を期待できない。

安倍政権の政策失敗は徐々に明らかにされてゆくが、国会がねじれていないと、政治のねじれが解消されない。

私たちは「ねじれの効用」を見直すべきである。


 

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コメント
 
01. 2014年4月14日 18:02:34 : SUTOowvFgA
アメリカ様の政治を安倍が行っているから、政権安泰。
情けない日本政治。
政治家はしっかりしないか!

中曽根長期政権も、そうだったのだ。
三木政権は、田中角榮を抹殺した、アメリカ政治だったのだ。

わかっているのか?政治家たちは、、、、


02. 2014年4月14日 18:52:35 : liCO3FEW0Y
経済カテゴリーに「黒田バズーカ第2弾 発表は最も早ければ4月30日との見方も(週刊ポスト) - 赤かぶ 2014/4/14」てあります。
日本には実は3つの国があって一つは官公という共産圏やそれに寄り添う公共関連産業の大企業や金融(殆どは金融や外資が株主で利益はそこへ吸上げるようになってる)、二つ目は外国資本圏つまり実質外国、三つ目が民間の自由主義経済圏。
日銀がお金をばら撒くのは殆ど前者2つだけ。
三つ目の民間の自由主義経済圏には依然として実質金融引締め。
年金改悪、消費税増税、住宅ローン、学校給食費施設費負担増、待機児童、不動産逆バブルの放置などあげればキリがありません。
それから外国人労働者を増やしても、移民なら後々欧州のように問題になるし、長短期滞在なら祖国に仕送りする人が多いので国外へのお金の垂れ流しになり、日本の庶民に恩恵は少ないでしょう。
無駄な公共事業(公共、半公共施設の維持)が多すぎですから、これの国内就労者を介護医療、再生エネルギー関連、津波地震対策の土木や高台への住居の移転に移し変えないと、ミスマッチな事業の分、いくらお金を撒いてもスタグフレーションしか起きないと思います。
「黒田バズーカ第2弾」て、誰に撃って何を木っ端微塵にしているのか?です。
本当に国民の生活不安となる原因に撃ってるのでしょうか?

03. 2014年4月14日 20:05:06 : gtZhAhKKBw
村上正邦は生長の家から国会に出た自民党保守政治家の中でも血統書つきの保守反動である。
その村上が安倍の政治を危険でチャイルディッシュな政治ごっこと断罪している。
繰り返すが村上が安倍の対中韓政策や靖国参拝を子供じみていると批判しているのである。
村上が何より安倍政権の運営に危機感を持つのは安倍もそうだが取り巻きどもの政治は妥協の産物であると言う意識のなさ、合意をとりつけるために骨を折るべきは与党であり野党に求めるのはまったくもってスジが違うと猛烈に批判していることである。
村上は言う。
自民党に人材はいない、と。

04. 佐助 2014年4月14日 20:06:43 : YZ1JBFFO77mpI : wpmCg8U5S6
信じられないが,アベノミクスのセイで全国一斉で百倍以上になった窓口の取り付けに遭遇する

株式市場は、ナマズと同じように、どんな振動にも反応する。2003年のはじめと2008年10月と2009年の始めに、大きな暴落が発生した。だが、2003年暴落が、五年後に、株を十分の一まで縮小させるマグニチュード9の地震の前兆だとは、ナマズでなくとも認識は困難であった。2009年の暴落が,アベノミクスで1年半取り戻すも,再び2016年前後に,大暴落の二幕・三幕が控えているとは誰も思わない。

1929年10月の売り一色の暗黒日とよばれる前にも、約三ヵ月ごとに暴落と暴騰を繰り返していた。そして、人々はそのたびに必ず、国家と金融界の指導者が一番困るのだから、なんとかしてくれると期待した。これが「心理的壁」とよばれる信用経済現象に発生する防衛壁である。

心理的壁が簡単に破れると,壁が張り子の虎と同じ材料のハリボテだと分かる。これらの壁が,ベルリンの壁より簡単に崩壊するとは誰も思わない。もしアベノミクスの心理的壁は、史上最高の堅固さと信じてしまうと,全国一斉で百倍以上になった窓口の取り付けに遭遇する。結果を原因に倒置する思考では、この取り付け騒ぎの範囲と規模を、正確に予測できない。そして、あらかじめ必要な一万円札の印刷と窓口への配付を完了させることはできない。この取り付け騒ぎは、全国の銀行を閉鎖しないかぎり沈静化できない。

預金一千万円が返済されるまでの時間に、個人や企業が破産する可能性があるかぎり、信用不安を囁かれた銀行の取り付け騒ぎは発生する。その上、銀行の売上利益を救済するために、返済保証が全くない投資信託を窓口で売らせている。そのため、銀行は証券や郵便局と同時に、取り付け騒ぎの発生を避けることができない。

この窓口の取り付け騒ぎが,2016年前後に発生する。前回のような個々の銀行の取り付け騒ぎでなく、全国一斉で百倍以上になった窓口の取り付けに遭遇するのです。日本はもちろん全世界でも発生する。

株価も槍ヶ岳の頂点からでも,絶壁でも,途中のどこかに踊り場が出来るものだ。その踊り場は平たんでははない,鬼の角かも知れない。峠を越えると落下は加速する。


05. 2014年4月14日 20:30:56 : DDr1QnCk8Y
黒田の「水鉄砲」では効果はない。景気は大きく落ち込むとみる。

06. 2014年4月14日 23:39:10 : YxpFguEt7k
「小沢氏が率いる民主党が2007年7月参院選に勝利して、参院で与野党逆転が生じた。」

まず地方票を取りにいきましたね。

「クーデター政権である菅直人政権が2010年7月参院選に大敗して、日本政治刷新の機会が失われたのである。」

勝栄二郎氏がゴソゴソと蠢きました。権力の魔物に憑りつかれた仙谷由人氏と菅直人氏と松下政経塾が国会議員としてのミッションを捨てましたね。

「公明党が自民党にブレーキを掛けるそぶりを示すが、本当のところは疑わしい。」

許しがたいですね。まさに偽善です。善人ぶった仮面の裏側でうすら笑いを浮かべているのでしょう。

植草氏、がんばってください。応援しております。


07. 2014年4月15日 03:13:08 : xxpM7jkFPI
『いよいよ“初夏の棒下げ"時期が始まった。』

プチバブルでチャラチャラ乱高下していた“株価祭り"が、ひとまずの終わりを迎えつつある。国内機関投資家&株屋がどう買い支えても“損失"を出すだけってな展開に入っている。
ギャンブラー&トレイダーの関心は、今や“底値"がどこか?だけである。
“底値"は、日経平均12、000円台カモ知れないし、底なし沼カモ知れない。
神のみぞ知るってな、神頼みの領域に進みつつある。
要は、浅はかなプチバブルが線香花火の如く消えつつあるってことさ。
最後の玉火が地上落下するのは、今年度末と読んでいる。


08. 2014年4月15日 22:36:38 : 85kpqqjgic

日銀が個人債権を購入するなら黒田総裁の金融緩和理論は日本のメリットになる。

公務員が日本のミクロ経済をどのように理解しているかが分かるだろうし、世界公約になり得るだろう。

あまり限定的であると大局から逃げ出さず、日本全体を見て言うべきではないのか。

大人が判断するだけでは不十分であり物足りない。

少子高齢化時代ではあるが、子供らの経済力を政策にして実現する必要に迫られている。

願わくば日本の馬鹿ウヨが平和ボケから早く目覚めてほしいだけだ。




[12削除理由]:言葉使い&アラシ


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