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2014-04-20 09:11:06

　安倍政権は想定通り、アメリカの要求を飲んだようです。TPP（環太平洋経済連携協定）交渉で最も難航したとされる牛肉は、結局「9％以上」という文言で妥協するのだそうです。読売新聞が本日4月20日付け朝刊で伝えました。

　牛肉の関税は現在38.5％だから、一気に4分の1 ほどに引き下げるという屈辱的な数字をのまされるわけです。直前のオーストラリアとの交渉は20％と半減で妥協したのですが、それをさらに半減する妥協です。

　というより、最初からの筋書き通りなのでしょう。

　アメリカはもともと、今年11月に議会の中間選挙を控えており、支持率低下に悩むオバマ大統領としてはTPP交渉で国内産業をうるおす成果を上げてみせ、選挙を有利に導こうとする背景がありました。

　それを百も承知の安倍首相としては、「TPP交渉を進める異常、いずれにしてもこちらが折れざるを得ない」と判断。なにしろ、安倍首相は日頃から、「日本外交の基軸は、日米同盟。同盟を深化する」と繰り返してきました。同盟を深化するとは、その実態は「どこまでもアメリカさまについていきます」ということを意味します。

　だから、甘利TPP担当相が、フロマン米通商代表を相手にむずかしい交渉をしているようにみえても、中身はそれぞれの国内事情を繰り返して妥協できないふりをしながらの、4月のオバマ氏来日までの時間稼ぎ。結論は、首脳交渉で妥結に持っていくという筋書きが予想されていました。

　日米2国間交渉の途中に、日豪EPA交渉をはさむことが、時間を持たせる役割になりました。そのEPA（経済連携協定）で、オーストラリアとの牛肉関税は20％。それをさらに半減する”劇的な”対米譲歩です。

　オバマさまに国賓としてお越し頂く代償が、日本の国益の売り渡し、売国外交です。

　今回、オバマ大統領にミシェル夫人は同行しないそうです。国賓としておいでいただく場合は、よほどの事情以外は夫人が同行するのが儀礼というものです。この夫人の不同行自体が、「国賓待遇」を軽視している直截な表れといえます。

　ミシェル夫人は、先に中国を訪れた時は二人の子どもも同行、さらに自分の母親も連れて1週間の長期滞在でした。中国側の接待役としては、周近平・国家主席の夫人、胡麗媛さんがつき添ったそうです。

　安倍首相は、オバマ氏にあきらかにコケにされています。つまり、日本がコケにされているといえます。日本外国に独立自尊の気概はまったく見えません。その安倍首相は、日本の多数の選挙民が選んだリーダーです。

コメント
01. 2014年4月20日 10:17:36 : 2D6PkBxKqI >その安倍首相は、日本の多数の選挙民が選んだリーダーです。 小沢があくど過ぎたから安倍に人気が出ただけだろ 安倍と小沢はグルだから何も変わらないんだけどね。
02. 2014年4月20日 11:21:43 : jGBvShvpwg ＞牛肉の関税は現在38.5％だから、一気に4分の1 ほどに引き下げるという屈辱的な数字をのまされるわけです・・ 貧乏人には安い牛丼が食べられる．嬉しいね！！！ 米の大幅譲歩はまっぴら御免． 飯がまずくては天丼も旨くねえ〜．
03. 2014年4月20日 13:56:06 : FNyJVgFKVE こうなれば、アメリカのオバマ大統領が来日してこられた際には、、安倍首相との首脳会談においては、まんまと騙されたふりをして、「どうぞ安倍首相を幾らでも馬鹿にしてコケにして、幾らでも安倍首相を泣き崩してくださいます様、どうぞよろしくお願い申し上げます」と誇りを持って応えてあげると同時に、安部首相をはじめとする日本政府ならびに核発電推進原理主義組織をはじめとする日本の１％の金と権力の亡者ならびに、使い物にならない間抜けと馬鹿の寄せ集めに過ぎない右翼連中に対しては、まんまと騙されたふりをして、「どうぞ安倍首相が自ら掘った墓穴の中に、勝手に墜ちて、幾らでも民族分断の悲劇を思う存分に味わい、誇りを持って、幾らでももがき苦しみ、世界中から幾らでも馬鹿にされようが、一切関係なく、幾らでも無念の怒りを皆様方同士だけで勝手にぶつけ合い、誇りを持って辱め、誇りを持って、白い目で見られながら、勝手に孤立化をして、物凄い苦しみを分かち合い、恨みを分かち合い、憎しみを分かち合い、深い悲しみを分かち合いながら、靖国神社と共に、どうぞ心安らかに、そっと静かに、勝手にくたばってください」とでもぶつけながらも、そっと静かに突き放し、そっと静かに無視をして、そっと静かに乗り越えて、誇りを持って、国際社会の中に、日本全体を天皇陛下と共に、そっと静かに没落させてしまうことで、名誉ある孤立化をして、そっと静かにいないふりをしながらも、これを乗り越えて、ただひっそりとした国として、自立して行く道を選択して、心豊かで尊い平和孤児国家として、末永く存続して行く道を選択して、変な戦争に巻き込まれることもなく、変なとばっちりをうけることもなく、ただひたすらに、無欲で清貧で、ひっそりと静まり返った社会となって安定化させてしまうことで、日本の運命を大きく変えて行くことに繋げて行く様にして行けば、何よりのことでは無いでしょうか。
04. 2014年4月21日 19:29:03 : xQMxRe7ckE 成長ホルモンで一気にぶくぶく肉をつけ骨の成長がついていかず立てなくなるヘタレ牛、 牧場でなくコンクリートの中で飼われ抗生物質で倒れるのを辛うじて押さえているアメリカ産牛。倒れるその前に出荷する。 牛は草を食うものだが、遺伝子操作のトウモロコシで育てれるアメリカ産牛。 皆さんそんなアメリカ産牛肉を食いましょう。

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