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2014年04月27日　板垣 英憲（いたがき えいけん）「マスコミに出ない政治経済の裏話」

◆「どのみち１１月の（米国の）中間選挙まで答えは出ない。国内でオバマが全部まとめきれるほどの力はないだろう」と麻生太郎副総理兼財務相が２５日午前の閣議後会見で、環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）交渉について発言し、安倍晋三首相周辺を慌てさせた。それは、ズバリ、正鵠を射ていたからである。

　オバマ大統領が、ワシントンD.C、ホワイトハウスを留守にしている間、「鬼の居ぬ間の洗濯」ならぬ「鬼の居ぬ間のクーデター」まがいの「オバマ大統領外し」の陰謀が渦巻いているという。実権は、すでに「バイデン副大統領」が掌握しており、オバマ大統領は、とっくの昔に「裸の王様」になっている。外交はケリー国務長官、軍部はヘーゲル国防長官が、それぞれ独占状態にあると言われているのだ。

　ミッシェル夫人とは、事実上の離婚状態にあるうえに、政権内でも閣僚たちから見放されているとなれば、オバマ大統領の権威は、ガタ落ち。

　麻生太郎副総理兼財務相は、オバマ大統領の力がひどく低下している現実を直視しており、外交関係の非礼を百も承知でズバリ「本当のこと」を言ったのである。

◆オバマ大統領は、安倍晋三首相のことをどうも「信用していない」のではないかと疑問視されていたけれど、これは事実であった。共同記者会見のとき、安倍晋三首相が、「バラク」「バラク」とファーストネイムで呼びかけていたのに、オバマ大統領は、一度も「晋三」とは言わなかった。「プラスムミニスター安倍」と応えていた。レーガン大統領と中曽根康弘首相とが、「ロン・ヤス」と言い合っていたのと比べると、雲泥の差だ。

　オバマ大統領が、安倍晋三首相と打ち解けなかったのは、安倍晋三首相の背後にロシアのプーチン大統領の姿がチラついていたからであろう。ロシアとは、未だに日ロ平和友好条約が締結されておらず、法的には「戦争状態」にあり、北方領土問題すら解決していないにもかかわらず、「ウラジミール・晋三」という親密な関係が続いている。

　オバマ大統領は、ウクライナ・クリミア問題で、ロシアに対する経済制裁の強化を主張し、安倍晋三首相も、これに同調する姿勢を示しているものの、「本腰」が入っていない。オバマ大統領は、自らの「大失態」を棚に上げて、安倍晋三首相が本気になって味方をしてくれないことが不満なのだ。

その腹いせを韓国に行って晴らしている。４月１６日、韓国南部で大型旅客船「セウォル号」沈没事件（これまでに修学旅行中だった高校生など１８７人の死亡が確認され、今なお１１５人の安否不明）により、韓国全体が「沈鬱化」しているせいもあって、同情せざるを得ない状況下での訪韓であった。それが影響していたのか、「慰安婦問題」について、朴槿恵大統領に同情し、まるで機嫌を取るかのような言い方をして、安倍晋三首相らを「失望」させている。オバマ大統領は、海外に出かけて、相手が女性首相であったり、首脳であったりすると、途端に歓心を得ようとして優しく言い寄る言動が目立ち、これがミシェル夫人の逆鱗に触れてきた。その結果の離婚話であった。日本にいるときは、キャロライン・ケネディ駐日米大使をファースト・レディ同然に寄り添わせていたかと思えば、韓国を訪れると朴槿恵大統領に甘い言動だ。

◆そのオバマ大統領は就任以来、初めて尖閣諸島問題について、「尖閣諸島は日米安全保障条約の対象だ」と発言し、中国人民解放軍が攻めてきた場合、いかにも米軍が日本のために守るかのような素振りをして見せた。

　だが、オバマ大統領が、どこまで本気発言をしているかは、疑わしい。このため、日本の与野党の間では、「オバマ大統領に騙されているのではないか」という声が広がっている。

【参考引用】朝日新聞デジタルが4月26日午前０時30分、「麻生氏のオバマ大統領めぐる発言、官房長官すぐ火消し」という見出しをつけて、以下のように配信した。

「麻生太郎副総理兼財務相が２５日午前の閣議後会見で、環太平洋経済連携協定（ＴＰＰ）交渉について、『どのみち１１月の（米国の）中間選挙まで答えは出ない。国内でオバマが全部まとめきれるほどの力はないだろう』と述べた。麻生氏が発言したのはオバマ氏が日本を離れる前だった。外交上の礼儀を欠いたと取られかねない内容で、菅義偉官房長官は２５日午後の記者会見で『私の会見が日本政府を代表する全てだ』と火消しに回った。菅氏は麻生氏の発言の詳細を確認した上で『問題ない』とした。菅氏は『オバマ大統領といえども、選挙も控える難しい政治状況の中で、いかに交渉が難しいかと麻生さん流に説明したんだろう』とも述べ、麻生氏をかばった」

コメント
01. 2014年4月27日 08:34:28 : 2f4eqyymkM 　理屈は　どうであれ！！　オバマは正しい事を言っている様に思える 　＝＝＝ 　安倍にたいしても　朴にたいしても 　親が　子供に　「諭すように」話しかけている 　＝＝＝ 　アメリカ国内で　「実績を積めない大統領」との烙印を押そうとする 　そんな　邪悪なたくらみに　日本の麻生まで加担する！！ 　＝＝＝ 　常に　｢戦争を起こそうとする」　世界の暗黒なグループがいて 　オバマは　それを　真正面から否定出来ない（暗殺されるので） 　オバマは　「わざとドジする」のだから　評価が上がることは無い 　＝＝＝ 　愛が　オバマを評価するのは　この点である 　部分的に　どんなに正しいことでも　トータルすれば　とんでもないことになる 　目先の　正しさが　戦争を引き起こす（いや）戦争を引き起こさせられる 　戦争を起こしたい連中は　必ず　小さなトリガーを用意して 　正しい判断として　その戦争の引き金を引かせる！！ 　＝＝＝ 　イラク戦争も　ペットボトル程の　科学兵器だったし 　アフガン侵攻も　作りだされた　１１９１１テロだったことは　明らかだ 　アメリカが日本に海外派兵を迫ったのも　「ショウザフラッグ」の一言だった 　＝＝＝ 　日本では　多くの学者（拓殖大学のバカ学者が筆頭だが）が 　日本は「何もしなくて良いのか」と　屁理屈をこねたのだ！！ 　＝＝＝ 　愛は　言う　「戦争はしない方が良い」　「原発は辞めた方が良い」 　小さな　整合性ではなく　大きな意思が必要なのだ 　＝＝＝ 　戦争をするくらいなら　他の　我慢出来ることを　我慢します 　原発が爆発するくらいなら　贅沢を　少し　我慢します 　＝＝＝ 　安倍に　少しは「我慢しなさい」って諭すのが 　究極の　平和であることを　一番知っているのが　「ドジなオバマ」だ 　＝＝＝ 　愛は　そのオバマの　一番の理解者であり 　板垣などは　安倍とおなじ　「ガキ」　なのだ 　 　 　 　 [３２削除理由]：アラシ
02. 2014年4月27日 08:35:28 : 0v68crCmMg そりゃそうだ、安倍は、米が作り上げた戦後認識をひっくり返そうって わけだからな。 　米が作り上げた戦後認識を、忠実に守りたい左翼、つまり共産党社民党朝日新聞 これら親米左翼が、戦後体制を守り抜こうとやっきになって、戦後破壊者安倍を 気狂ぃのようの攻撃しておる。
03. 2014年4月27日 09:29:48 : tHoLrhIW2A 「すっぽんぽんの殿様」と馬鹿にされているのは 下痢三の方だろ しかも思い通りにいかないとすぐ逆切れ >>02 戦後破壊者ではなくて日本国破壊者だろ 気狂ぃはテメーだ
04. 2014年4月27日 10:43:57 : dzSvvl4VUI ０２＞日本を売りとばす国賊あべを崇拝するとは、てめえ筋金入りの売国奴か。 キチガイ野郎。 [３２削除理由]：アラシ
05. 2014年4月27日 11:53:40 : jYNVgakVJ2 >>国内でオバマが全部まとめきれるほどの力はないだろう これはオバマの大統領としてのあるいは政治家としての資質が原因でまとめきれないのではなくてTPPについて米議会議員の反対や異論を抑えられる見込みがないという意味のことを指している。政権を煽てて持ち上げるためにバイアスを賭けたような記述をするのはよくない。
06. 2014年4月27日 20:09:53 : rAZs4KvhOE オバマはもう投げている。日本にも韓国にもアメリカにも。

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