どうしてこうなっちゃったんだろうね。

だけではない。
日本人には同時に半眼びいきの心理に富んでいる。
しかし、小沢はその対象になり得なかった。
それは、彼が先行して行った路線上に現代自民党があるからだ。

新進党・自由党の経済右派政策は自民党にもインパクトを与えた。自民党経世会派・社会党残派は、ことごとく潰され、自民党清和会の増長に大貢献した。小沢自身は経世会に復讐を果たして、最後は検察と手打ちして検察からは立件されることはなかった。

また小沢の新自由主義路線は小泉安倍自民党によって継承され、小沢の日米構造協議は、安倍のＴＰＰ売国にまで発展した。

小沢が提唱し国民からソッポをむかれた消費増税3％→7％（国民福祉税事件）は
、結局、安倍政権で8％まで実現されることになる。
※すべての付加価値段階に課せられる消費増税は物品税と違って、価格決定権の弱い側がもろに被る税制だ。

米国と金融資本の都合に合わせた小選挙区制度保守二大政党政治にしてもそうだ。この凶悪な制度を最初に提唱したのは小沢であり、結局、リベラル勢力衰退と保守化、民主党の自民党化を招いた。

多くの死票を生み１人当選制は候補者選定する執行部に権力が集中しそのことによってリベラル派、自民党経世会派・社会党残派などはほとんど死んだ。現在の安倍自民党による衆院３００議席の独裁も小選挙区制度の賜物である。

ちょっと待った。小沢一郎さんがいるじゃないか！

大多数の困窮国民や派遣社員の皆さん、それでも実情を認めたくなくて、自らを支配階級とでも誤認しているのか？。

早くテレビの洗脳から、這い出よ、逃れよ、小沢氏の政策をよく読めよ。

なんとなく、町の人々と町の議員さんの間柄のようで、ほのぼのとする感じですね。