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元参院議員・平野貞夫氏(上)「集団的自衛権議論は見るに堪えない」(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/293.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 02 日 08:56:25: igsppGRN/E9PQ
 

元参院議員・平野貞夫氏(上)「集団的自衛権議論は見るに堪えない」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150627
2014年6月2日 日刊ゲンダイ



 国会では集団的自衛権行使を巡る集中審議や与党協議が行われ、連日、侃々諤々(かんかんがくがく)やっているが、忘れ去られていることがある。憲法9条の問題は、憲法制定直後から国際情勢の変化もあって、さまざまな議論が積み重ねられてきたという歴史的経緯だ。先人たちは、その議論の中で、9条の趣旨、精神、枠を守るために知恵を絞り、苦労してきた。それをなぜ、安倍は「私が最高責任者だ」とひっくり返せるのか? 「歴史の生き証人」の怒ること。


■安倍首相がやっているのは爺さんの仇討


――集団的自衛権の議論をどう見ていますか?


 安倍首相もメディアも、あまりにも歴史を知らずにワーワーやっている。だから、歴史を踏まえた体系的な議論になっていないんです。こんなことじゃいかんですよ。


――国会での議論は、朝鮮有事の際、日本人を米艦船で救い出す事例などを話し合っていますね。


 北朝鮮の金日成総書記が亡くなった後、1997年ごろですか、本当の危機があって、話し合っています。日本人をどうやって助け出すか、という議論です。米軍の船に乗せるなんていうのはあり得ないこと。米軍にそんな余裕があるわけないし、日本がやらなきゃいかんのです。ああいう事例を出すのは、バカな学者のイタズラですよ。


――憲法の枠内で有事の際にどうするか。これはずっと議論されてきたことなんですよね。


 そうです。小泉内閣の時、私は自由党の国対委員長でしたが、有事立法の議論で、こう国会質問したんです。「国連主義と憲法9条の枠をがっちり入れて、日本の安全をどう守るかということをきっちりやりましょう。特別立法でバクテリアを増やすようなことではなく、安全保障基本法のようなものを作る。これ以上おかしくしちゃダメだ」とね。そうしたら福田官房長官がエレベーターの中で肩を叩いてきて、「平野さん、ぜひやりましょう」って。


――その福田さんは第1次安倍政権がつくった安保法制懇を棚上げして、事実上潰しましたね。解釈改憲なんかじゃなくて、ちゃんとやれということでしょう。そうしたら、第2次安倍政権が復活させて、こうなっている。


 爺さん(岸信介元首相)の仇(あだ)討ちをしたいというのかね。今までのやり方でできるもの、個別的自衛権でできるものをあえて、集団的自衛権と言いたいのでしょう。(つづく)


             ◇


元参院議員・平野貞夫氏(下)「過去を勉強してしない安倍首相」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150628
2014年6月2日 日刊ゲンダイ



――公明党は歯止めになるんですかね?


 僕に言わせりゃ、与党協議に入ること自体がおかしいですよ。与党協議の後に自民党に戻すわけでしょ。党内を説得するのに使われるわけです。自民党でまとめてから持ってこい、と言うべきでしょう。そうじゃなければ、政党政治じゃない。国民だって選挙の際に選択できないでしょう。今の公明党は自民党の一派閥です。


――加えて、今の政治家は歴史的経緯をわかっていない?


 そうなんです。1946年8月28日、貴族院本会議で、東大総長の南原繁(貴族院議員)が戦争放棄と国連への協力について、こんな質問をしているんです。「国連憲章は国家の自衛権を承認している。国連には兵力の組織がないので、必要な時、各加盟国はそれを提供する義務を負う。将来、日本が国連に加入を許された場合に、果たしてかかる権利と義務をどうするのか」と。


 当時から、先見の明がある人は集団的自衛権と9条の関係について、心配していたんですよ。これはすなわち、憲法9条が集団的自衛権を想定してないということの証しだし、果たして国連加盟の段階になって、9条のことが問題になっているんです。


――1952年の国連加盟申請ですね? どのようにクリアしたんでしょうか?


 その経過を外務省条約局長だった西村熊雄氏が1960年、政府の憲法調査会で正確に意見陳述をしています。私はそのころ、衆院事務局に入って1年目でした。60年安保の担当で。だから、鮮明に覚えています。すごく話題になったんです。西村さんは1946年11月から52年4月まで条約局長をやった。憲法制定から各国と平和条約を結び、日本が独立を果たすまで、もっとも重要な時の局長ですよ。


■国連も認めている日本の“特殊事情”


――問題となったのは国連憲章の51条、つまり、加盟国は個別的集団的自衛権を行使できる、という部分と憲法9条の整合性ですね?


 西村さんは憲法調査会の陳述で、国連に加盟申請書を書く際、「日本は国連憲章から生ずる義務を忠実に果たす決意であることを宣言したあと、ただし憲法9条に対し、注意を喚起する1項を付け加え、間接的にそれをいった」ことを明らかにしました。それはこういう文章です。〈日本国が、国際連合憲章に掲げられた義務をここに受諾し、且(か)つ、日本国が国際連合の加盟国となる日から、その有するすべての手段をもって、この義務を遵奉(じゅんぽう)することを約束するものであることを声明する〉


 つまり、一般的に義務は受託すると。しかし、〈日本国が有するすべての手段をもって〉と書いて、憲法上の制約のあるものは致しません、ということを裏から言ったわけです。西村さんは憲法調査会でこうも言いましたよ。「日本は軍事的協力、軍事的参加を必要とするような国連憲章の義務は負担しないことをハッキリいたしたのであります。この点は忘れられておりますけれども、この機会に報告しておきます」と。国連もそれは認めたんです。


――しかし、その後、国際情勢がどんどん変わっていく。


 だから、法制局は苦渋し、憲法改正の話が出てくるわけです。しかし、池田勇人、佐藤栄作、田中角栄も憲法改正をしないと言った。中曽根内閣まで憲法改正の話は出てこない。その中曽根さんも政権の時はあまり言わなくなった。軍隊嫌いの後藤田官房長官が歯止めになったんです。


――そもそも、冷戦時代に日本は再軍備せよ、という圧力はあちこちからあったわけでしょう? それを歴代政権は9条を盾にはねつけてきたわけですよね。


 自分から脅威をあおっているのは安倍さんだけです。冷戦時代は米国もソ連も日本に再軍備を迫っていたんです。それに対して、吉田茂さんは4つの理由ではねつけています。(1)日本の経済復興がまだ完全でなくして、再軍備の負担に耐えない(2)日本の今日にはまだ軍国主義の復活の危険がある(3)日本の再軍備は近隣諸国が容認するようになってからしなければならない(4)憲法上の困難がある。吉田さんは特に(2)は重要であると僕に言っていました。(2)も(3)も当時より、今の方が危険じゃないですか。これを日本人は思い出すべきですよ。なんで新聞は書かないのか、不思議です。


――小沢さんは自衛隊とは別組織で国連に協力をすべきだと言っていますね。


 それも、こうした歴史的経緯があるからなんです。憲法9条があって、国連加盟の時の留保や吉田さんの理論を踏まえれば、自衛隊と別組織でやるしかない。つまり、国権の発動の武力行使ではない。国連の指揮下に入るものを提供する。それしかないのです。PKO法案の時に、そういう文章を作っていたら、社会党の土井たか子さんが「別組織にすれば党内を説得する」と言ってきた。彼女も憲法学者ですから、わかっていたのだと思います。


――憲法順守と国際情勢のはざまで、知恵を出し合ってきた歴史を安倍政権は無視している。「自分が最高権力者だ」という一言で、ひっくり返そうとしていますね。


 政治家は過去を勉強しなきゃいけない。自民党の人も勉強し、苦労してきた。真面目だったんです、われわれは。その意味では安倍首相は論外ですよ。いや、安倍さん自身は知らなくても周囲のブレーンは歴史を知らなければいけない。北岡座長代理は国連大使をやっていたんですよ。条約局長だった西村さんは亡くなる前、憲法が崩れてきた、と憂慮しました。今ごろ、怒り狂っていると思います。(おわり)


▽ひらの・さだお 1935年高知県生まれ、78歳。法政大学大学院政治学修士課程修了。衆議院事務局に入り、副議長(園田直)秘書、議長(前尾繁三カ)秘書などを経て、委員部長となる。92年から参院議員。一貫して小沢一郎と行動を共にし、04年政界引退。以降、政治評論・執筆活動を続けている。


 

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コメント
 
01. 2014年6月02日 09:06:34 : 183U02GDLU
朝鮮半島有事の際、北朝鮮国籍の在日朝鮮人を北朝鮮の艦船が救い出すのを、日本政府は認めるのか、認めないのか、どちらだろうか?




[12削除理由]:騙り

02. 2014年6月02日 09:14:43 : xxUsNPvXTg
日刊ゲンダイは、進次郎さん批判したかと思ったら、小沢擁護に逆戻り。

多くの人達は集団的自衛権行使だけでなく、小沢さんが賛成している、国連の集団安全保障と改憲も反対しています。
  


03. 2014年6月02日 10:10:40 : vgPgbrsFTs
 云うてくれ,云うてくれ。  、歴史を知る者・良識ある経験者はどんどん発言してくれ。
 安倍晋三の厚顔無恥に厳しいムチを当ててやれ。

04. 2014年6月02日 14:37:44 : gQzUXJBl66
経済的視点が抜けている。
消費税が8%で騒ぎ、年金財政問題で騒いでいる程度の国民にとって、戦争を準備するための軍事費の捻出にはとてもじゃないが耐えられない。
戦争準備のためには消費税50%〜100%
それが人殺しの為に使われる。
勝てばまだしも負ければ焦土と放射能汚染が残る。

一言で国を守るというが「国」とは何だ?
国家、国民、国土
違うだろう霞が関の事だろ、ノーパンしゃぶしゃぶの。


05. 2014年6月02日 16:20:32 : YZkpuHfOJE
平野貞夫氏に同感です。

戦争は突然はじまるわけではない。政治家や外交の失敗が
そのプロセスにつづいているから、という意見がある。

だからこそ政権にある政治家は「歴史から学んでほしい」。


06. 2014年6月03日 09:10:45 : GGMnbtMOWy
英語もろくに話せん日本人をアメリカの艦船が命がけで守って輸送するわけがないだろう。

沖縄がどうなっているかも知らんのか。


07. 2014年6月03日 10:42:35 : zKbFekhtMM
A級戦犯の「DNA」なのであろうか?
法案の本質が集団的自衛権ではなく、「個人的戦争権」になってしまっている。

サンフランシスコ講和条約を受け入れることで、日本が戦後ようやく国として独立し、高度経済成長を成し得た事、その他、諸々の国際的な信頼を産み出してきたプラスの面が、全く無視されてしまっている。マイナス面をひとつひとつ例示して強調すると、さも現憲法が役に立っていない様に様に「錯覚」させられてしまう。

歴史的に、日本は甘きも辛きも全てを受け入れて来たこそ、現代の繁栄を築き得たのであり、局所的な事例を挙げることでマイナス面だけを強調し、各個に法改正してしまうと、国の運営は、再び大局観を誤った二次大戦時の大本営的な発想に退化してしまうことになる。

政法産学官、全てにおいて見識を備えた人材が不足している。


08. 2014年6月03日 23:14:03 : jiAc1Bjjgs
見るに堪えないなら雇主の小沢に言って解散求めさせなよ。
なんで黙って安倍のやりたい放題にさせてるの?

自民党はこういう口だけの連中の腹などとうに見透かしている
選挙を恐れている野党など何にも怖くないのだからな


09. おじゃま一郎 2014年6月04日 05:56:35 : Oo1MUxFRAsqXk : x0Z6JwHVYK
>元参院議員・平野貞夫氏(上)「集団的自衛権議論は見るに堪えない」

相変わらず国際感覚のない言葉だ。

日本は憲法が特殊であり、自国の世界に対する軍事的責任を
回避してきた。これは米国が世界のGDPの半分を占めている
時代には通用した。今、日本は責任を拡大し、今まで平和を
享受させていただいた国に貢献し、その国民のリスクを
減らさねばならない。


10. 2014年6月04日 11:18:04 : rrhrFN6JLd
09)おじゃま一郎 相変わらずアメポチの偽キムチの言いそうなことだ。

11. JohnMung 2014年6月04日 12:41:20 : SfgJT2I6DyMEc : b7G6hkp03w

 >>02. 2014年6月02日 09:14:43 : xxUsNPvXTg
 >多くの人達は集団的自衛権行使だけでなく、小沢さんが賛成している、国連の集団安全保障と改憲も反対しています。
     ↑
 似非作用カルト日本共産党のプロ工作員は、曲解・捏造込みのバカコメ!
 いつもながらの恣意(志位)的独善・牽強付会(こじつけ)・我田引水・絶対無謬・唯我独尊そのもの! 苦しいのう!

 きちんとスレ記事を読んでみろ! 読んでも理解できない!? アホンダラ!


12. JohnMung 2014年6月04日 12:45:31 : SfgJT2I6DyMEc : b7G6hkp03w

 >>10.さん 同意!

 おじゃま一郎は、どたまが逝かれて、お花畑なのでしょう!


13. 2014年6月04日 19:33:02 : C57P9P40Fw
平野はジョン万次郎の会の終身副会長だろ

小沢と平野は経団連の中国転籍に失敗した


14. JohnMung 2014年6月05日 04:00:31 : SfgJT2I6DyMEc : i9UteDVlF2

 >>13. 2014年6月04日 19:33:02 : C57P9P40Fw
 >平野はジョン万次郎の会の終身副会長だろ
     ↑
 へえぇ! そげんなことをどなたが決めたの! 夢で見たとか、言い出すじゃねか!?

 >小沢と平野は経団連の中国転籍に失敗した
     ↑
 赤っ恥晒しの情弱脳弱振りだにゃぁ!
 デマ流すにももう少しはどたまを使えよ! アホンダラ!

 経団連って、日本のだろ! 森喜朗のようなサメ脳でもそげんな見え透いたデマは流さないぜよ!

 どっちみち、国際的な大嘘吐き安倍壺三・ゲリ三・チョン三・シャブ三の背後霊=自民党謀略工作隊「チーム世耕」の世耕弘成が考えた浅知恵じゃろうて(爆!



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