【ブリュッセル時事】ベルギーのブリュッセルで開催された先進7カ国（G7）首脳会議（サミット）で、安倍晋三首相が東・南シナ海で中国が緊張を高めている問題を提起し、首脳宣言に初めて、同国の海洋進出をけん制する文言が盛り込まれた。地理的に遠い欧州各国と危機感を共有する形を取れたことで、アジア唯一の参加国として一定の存在感を示した。

　「世界のどこであっても、力を背景とする現状変更を許してはならない」。首相は4日夜（日本時間5日未明）の政治討議でこう強調。ウクライナ問題の議論に割って入るように、中国の威圧的な行動による「アジアの危機」を説明した。

　討議後に出された首脳宣言は、日本の主張に沿い、国際法に基づく海洋秩序維持の重要性を指摘。名指しこそ避けたが、中国の動きに「深い懸念」を示した。

　首相は日本出発に先立ち、記者団に「地球儀を俯瞰（ふかん）する観点から日本の立場、私の考えを述べたい」と力を込めた。ウクライナ情勢が主要テーマとされた今回のサミットを、中国の問題を訴える好機とも位置付けていたためだ。

　同時に首相は、今回のサミットでG7各国とロシアとの対話の必要性を繰り返し主張した。北方領土問題を抱え、プーチン大統領との間で築いた信頼関係を壊したくないのが首相の本音。ロシアを追い詰め過ぎれば、ロシアと中国が接近するとの懸念も抱いている。

　政府関係者によると、こうした首相の「半身」の姿勢に対し、対ロ政策で「圧力」に軸足を置く米国から不満の声が届いている。一方で、プーチン大統領は、日本が対ロ制裁で欧米と足並みをそろえたことを受け、「驚いている」と不快感を示した。

　ウクライナ問題は「出口」が見えず、首相が米ロの間で立ち位置に苦悩する状況は続きそうだ。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140605-00000088-jij-pol

文字通り解釈すれば、尖閣もスプラトリー（南沙）も現状のままにしろということだから、日本的にはニッコリでもフィリピン、ベトナムはガッカリだろ。

国ごとの微妙な差に念のいかないスカポンタンが、同盟の盟主気取りでとんだマヌケを世界で晒しやがった。

包囲網とやらを構成するアジア諸国の間で分断を招きかねないような声明出してもらってご満悦とはバカすぎ。てめぇで包囲網ボロボロにしてやがるようなもんだ（笑）

しかも、日本はロシア制裁に協力して商売の機会も領土交渉の進展も犠牲にして実害があるのに、欧米はあいも変わらず

> 一、北朝鮮の核・ミサイル開発継続を強く非難し、完全核放棄を要求
> 一、拉致問題解決への迅速な対応を要請

って口先だけの応援で、欧米は何の犠牲も払ってねえじゃねえか。

>“満額回答”

口だけで「がんばれよ」っていっただけで、こんなに日本って喜ぶんだから、さぞかしチョロい相手だと思われているのだろうな。

一、ロシアにポロシェンコ氏との協力を要求。情勢次第で追加制裁の用意
(口だけ達者だが現実はまるで追いついていない。ロシアは左団扇です。)

一、東シナ海と南シナ海での緊張を深く懸念
(ASEANはなるべく中国と揉めたくないといってるがそれは無視なのか？)

一、現状変更のいかなる一方的試みにも反対
(アフガン、イラク、リビア、シリア、ウクライナ、すべて手を突っ込んできたやつらが言うシュールな言説)

一、北朝鮮の核・ミサイル開発継続を強く非難し、完全核放棄を要求
(お題目をいくら唱えても現状はまるで変わらない。北が崩壊すると言い続ける間に３代目が政権に就いた。)

一、拉致問題解決への迅速な対応を要請
(核の放棄よりこちらのほうは動き出したが今度こそ上手く対応しないとコレが最後のチャンスだよ安倍ちん)

一、まやかしのシリア大統領選を非難。アサド大統領に未来はない　
(悪かったな私がまた大統領にならせてもらったよbyアサド)

Ｇ８だか７だか知らないが、もうそろそろ茶番は止すがいい。偽善は見抜かれている。

プーチンが立派に見えてきた。少なくともプーチンは安倍ほどのバカではない。羨ましいことだ。

まぁそれがキミ達のミッションなんだろうし、そこでしか“生きられない”のであろうから、精精頑張ってね？って励ますしかないよ。
でもねぇ、「法理・論理・倫理」を直感・理解できない、或いはその前提に立って議論できない連中は、はっきり言って「屑」なんだよ。
「法理・論理・倫理」の原則に立って、大いに論議しなければ、真の「民主主義」なんて結構できないってことさ。

今は中国よりウクライナ情勢のほうが緊迫状態なのに、このアホときたらｗｗｗ