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本澤二郎の「日本の風景」(1654) <集団的自衛権は荒唐無稽で不要>
http://www.asyura2.com/14/senkyo166/msg/761.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 6 月 14 日 09:39:48: EaaOcpw/cGfrA
 

http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52073045.html
2014年06月14日 「ジャーナリスト同盟」通信

<屈服した信濃町に怒り100倍>

 集団的自衛権行使という「戦争する日本」が確定したわけではないが、法非同士の協議だと、やはり危ない。公明党と創価学会の関係は、前者は後者の政治部門にすぎない。そこが日本の根幹を危うくする結論を、安倍・国粋主義と談合して決める。後者の平和主義を覆す危険性が徐々に強まっている。もし信濃町が屈服すれば、国民の怒りは100倍になろう。池田路線の死滅を意味するが、それでもいいのか?

<統一教会の下部教団は本当か>

 昨日午前、国際ジャーナリストがプノンペンから電話してきた。彼は信濃町をハナから信用していない。「創価学会は統一教会の下部機関」と決めつける。
 この種の分析がネットに存在していることは承知しているが、筆者は首をひねる。仏教に対して、後者は韓国で誕生したキリスト教右翼である。つながりがあろうはずがない。ためにする分析だろう。しかし、安倍・国粋主義に絡め取られている様子を見ると、内心「そうかな」とも思ってしまう。

<戦争遺児・影山友子を裏切る信濃町?>

 最後の最後、信濃町にかすかな希望を抱いている理由は、戦争遺児・影山友子が熱心な信濃町派だからだったからである。彼女の9条死守、靖国・神道NO、反原発に対して、多くの市民同様に共感しているからである。
 彼女の信念は信濃町の精神に違いない。民主党や共産党に全く期待できない以上、信濃町にすがるほか日本国民には方法が無い。なんとしても踏ん張って、国粋主義を駆逐してもらいたい、これが戦争遺児の願いでもあった。
 影山友子と信濃町は一体であるはずだ。そう考えての信濃町に一縷の希望を見出していたのだが、公明党の様子は既に安倍の毒牙にかまれている。「第2の矢野」は太田一人ではないらしい。
 となると、戦争遺児の悲願は果たせない。いまそんな状況かもしれない。影山友子も思いやりのないフクロウ娘だけでなく、信濃町からも裏切られることになろうか。これも悲劇だ。怒りが100倍に膨らんで行く。

<元国土庁長官秘書官の怒り>

 岸内閣から福田内閣までの自民党政治を内部から関与してきた中原義正(元国土庁長官秘書官)が、安倍の幼稚で、傲慢な戦争国家づくりに対して、激しい怒りを抱いて、電話してきた。
 円札を刷りまくる円安政策から特定秘密保護法など「評価出来る政策は何もない」といって怒っている。集団的自衛権行使に狂奔する安倍を、日米安保の本質を知る彼は「奴は狂っている」と共産党以上に厳しく断罪した。

<集団的自衛権は荒唐無稽で不要>

 「集団的自衛権は荒唐無稽のしろもの。日米安保条約は片務条約。なぜなら基地の提供が条件。アメリカの目的はなにか。アメリカは原爆投下までやって日本との戦争に勝った。アメリカの戦争では、日本との戦いが一番厳しい戦争だった。清国・ロシアなど大国と戦った国は日本だけ。再び同じことをさせてはならない、がアメリカの対日戦略の基礎である」
 「したがって、アメリカは日本に対して最新鋭の武器を売り込むことはしない。中古品を買わせて、その部品交換で暴利を得てきている」と日米の真相をえぐってみせた。
他方、解釈変更を閣議決定で集団的自衛権を行使できるようにする国粋主義に対して、民主主義の根幹を破壊するものだ、と強く非難している。「アメリカはイコール・パートナーを認めない。外交案件は議会が決めるものだ。大統領ではない。日本が対等になるのには核武装を意味する。日本もアメリカに基地を保有して、初めて対等な関係といえる。こんなことをアメリカが許すわけがない。安倍の言う集団的自衛権は荒唐無稽もいいところだ」
 そんな幼稚な安倍・国粋主義の軍門に下る公明党にも怒りをみなぎらせる。もはや「世も末だ」と衝撃を受けている。

<何もしない検察の徳洲会事件捜査>

 彼の怒りは、法務・検察にも向けられる。せっかくの機会なので紹介しよう。徳洲会の選挙違反事件だ。中原の怒りは止まらない。捜査当局に対して「金を渡した側は事実を認めている。それでいて受け取った側は、誰も逮捕しない」「証拠は全て押収している。それでいて鹿児島県警は何もしない」とうめくのだ。
  日本の検察の余りにも政治的で、いい加減すぎる対応に激しい怒りをぶつける。
 「徳田は今も経営権を握り、カブトクからの年間800億円の収益のうち1割をピンハネしている。医療法人の私物化もいいところだ。選挙違反から巨額脱税まで疑惑のデパートそのもの。それを放置している。モラルハザードも極まっている。これでは監督官庁の厚労省もいらない。警察と検察も責任を果たしていない」
 霞が関の腐敗は、捜査当局を巻き込んで底なし沼というのである。政治不信の元凶でもあろう。
 「あれほどの大がかりな選挙違反事件を起こしておいて、共犯の院長は一人として責任をとっていない。巨額融資している三井とみずほは株主から訴えられるだろう」とも指摘している。腐敗企業への巨額融資はむろん、大問題である。財閥金融機関の腐敗もまた、新たな疑惑を招くことになろう。
 城南信用金庫は原発企業への融資を止めている。モラルハザードは財閥において顕著なのであるが、それを新聞テレビは追及しない。野党も、である。
  
<国から400億円もの融資新疑惑>

 「徳洲会の鈴木理事長は、借りられないはずなのに国から400億円もの融資を受けている。詐欺罪が成立する」との極秘情報も口にする元大臣秘書官である。
 根も葉もない怪情報ではない。徳洲会の上層部からの裏付けのある新疑惑である。財投資金の融資不正は、必ず問題となろう。検察はこれにも目をつむるつもりなのか。

<東芝病院による正文事件にも重大疑義>

 思いやりのある中原は、義弟を誤嚥性肺炎で亡くしている。我が家の正文事件に共感を抱いてくれている。いうなれば正文医療事故が、中原を呼び寄せくれたものである。星島二郎・中野四郎の秘書を歴任した中原の生きた頭脳は、原発企業の東芝を「ブラック企業」と決めつける。正文事件にも怒るのである。ありがたい味方である。彼による東芝病院の正文医療事故は、実にお粗末なものと断罪するである。「医療・治療以前の事件」だと東芝病院を非難する。

 「徳洲会病院のO院長は、正文事件を本澤ブログで見ていて、事情をつかんで知っている。要するに、問題は医療行為以前の問題。東芝の救急受け入れ体制に根本的な問題がある」と指摘するのだ。気付かなかった点である。

 「患者の正文君は、最初の医療事故で1級障害者。口も聞けない、しゃべれない。寝返りも出来ない。一般の患者と同じ扱いをしてはいけない。慎重な対応が当たり前。これは救急病院のイロハ。東芝はそれをしていない。脳の障害者の場合、しゃべれないため、よほど慎重な対応をしなければならない責務を病院は負っている」
 胸のすくような分析だ。徳洲会病院にも立派な医師がいるという証拠だ。こうした初歩的な認識さえも弁護士は理解していない。それが問題なのだ。裁判官はもっとひどい。検察も、である。

 中原の指摘は続く。「本件は医療上の争点はない。素人でも判断できる事例。病院の管理体制の問題だ。東芝はめちゃくちゃな病院である」と決めつけた。ついで不起訴にした検察にも、怒りの矛先を向ける。
 「担当した松本朗検事は、被害者に対して生殺与奪の権限を握っている。正文君は急死させられている、それでいて警察に通報しない、だから解剖もしていない。それでいて起訴しなかった。ということは松本の単独判断ではない。検察として総合的に判断したものだ。松本の言い分はまるで説明になっていない。検察独裁である」
 検察批判の出来る国会議員はいない。最近は小沢側近まで止めたといって話題になっているらしい。その点で、中原は勇気ある事情通である。
 「誤嚥性肺炎で入院させる場合、まずは強い抗生剤を予防的に使用する。菌が判明した時点で、適切な抗生剤に切り替える。同時に患者の病状にマッチした排痰計画を作成、患者の容態をみながらICU(集中治療室)か、観察を要するHCUに入院させる。一般の個室入院させた東芝は病院に値しない。正文君を一般の個室に入院させた東芝は狂っている。また常時排痰していれば窒息死はなかった。自己排痰できないのだから。しかもモニタリングもしていない。長いこと放置して排痰しなかった。これでは犯罪病院ではないか。およそ救急患者を受け入れる病院に値しない。非常識すぎる。それでいて不起訴した検察は、明らかに東芝に配慮した腐敗検察である。しっかりとした捜査をしていない。担当者から調書もとっていないのではないか。これは検察の犯罪ではないか。背後での取引が重大である」
 目からうろことはこのことか。彼は義弟の事件を最高裁にまで持ち込んで闘った。その気力と知識、みずからの取材力で正文事件を客観的に捉えてくれた。
 反骨の弁護士が日本にいるだろうか。いたら声を上げてほしい。

 中原のような人物が、この日本に存在している。彼は憂国の士なのだ。ありがたいことである。人間は思いやりだ。思いやりの社会になれば、日本も変わる。その点で、いまの公明党は腐り切った宗教政党だ。先が見えてきた。影山友子の無念は尽きない。

2014年6月14日記


 

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コメント
 
01. 2014年6月14日 10:40:08 : NNHQF4oi2I
憲法無視の 自民党政治

 法律は 解釈でどのようにでもなるなら 殺人犯罪者の理屈と同じ

 これで 日本は 無法地帯に進展を意味する

 自民党を殺す事は 日本国の国益であり 国民の生命財産を守る事だ
と 同じ理屈になる

 


02. 2014年6月14日 10:55:24 : 8YF6MBn00A
元々冤罪だらけの無法地帯だからな。

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