＞閣議決定の全文を読んだが、結論から言えば、「平和の党」としての
＞存在感をいかんなく発揮した公明党の全面勝利だ。 私は、与党協議で
＞どういうやりとりがあったか、詳細は承知していないが、

↑詳しく知らない奴を登場させて誤魔化しましたっていう公明党らしいやり方。

これまでの自民党や公明党を含む４０年間の政府見解に対して解釈を変更したわけだから、その歴史的意味は大きい。にもかかわず、この論述では、そこに対する見解からは完全に逃げている。

自分の党の賛美に走るのは内部の支持者向けなだけで自民党のような国民に向けた見解にはなっておらず、公明党としての説明責任も果たされてない。

しかも自民党は集団的自衛権に関して選挙時の公約に揚げていたが、公明党はそもそも選挙時の公約で集団的自衛権について述べてもいない。自民党との連立協定でも集団的自衛権の文言は一切ない。

これらをみれば公明党が自民党に勝利などまるっきりウソで、公明党が自民党の理論に完全敗北したというのが本質だ。

安倍首相の積極的平和主義の方針が正しく、公明党が掲げた「平和の党」の看板は間違っていたことが今回の一連の流れであらわになったのである。
　　

　公明党は集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更の閣議決定を受けて、党独自の想定問答集を作成した。党員・支持者の反発が根強いことを踏まえ、解釈変更について「現憲法の範囲で自衛の考え方を再整理」したと強調。「集団的自衛権の全面行使は認めていない」と訴え、行使拡大に歯止めをかけたと主張している。

　公明党の「安保関連想定問答集」はＡ４判１０ページで計３８問で、１日の山口那津男代表の記者会見のために作成した。山口氏は昨年の参院選で、集団的自衛権の行使容認について「断固反対」と明言。しかし今回の閣議決定は、ときの政権の判断で武力行使が拡大しかねない内容で、党執行部は過去の見解との整合性をどう保つか、説明に追われている。

　問答集によると、過去の党代表の発言と今回の閣議決定受け入れが「矛盾する」との質問に対し、「私（山口氏）が断固反対したのは、集団的自衛権の全面行使だ。閣議決定は『解釈改憲』ではなく、発言と矛盾しない」と釈明。「平和の党の看板を下ろした」との批判についても「平和の党として、専守防衛も堅持した」と反論している。

　さらに「他国防衛のための集団的自衛権は、閣議決定でも認められていない」と断言。シーレーン（海上交通路）の機雷掃海については「現実的には想定しにくい」とかわした。政府・自民党が可能とする集団安全保障での武力行使に関しても「新３要件は直接、関係ない」との回答にとどめ、認識の違いが浮き彫りになっている。【高本耕太】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140706-00000008-mai-pol

信じる人が何人いるでしょうか？