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慢心、増長の安倍自民&上からのバラまき地方政策にNOを。まずは滋賀知事選から(日本がアブナイ!)
http://www.asyura2.com/14/senkyo168/msg/412.html
投稿者 笑坊 日時 2014 年 7 月 11 日 20:15:37: EaaOcpw/cGfrA
 

http://mewrun7.exblog.jp/22190476/
2014-07-11

これは『安倍自民を、年内9つの首長選で押さえ込もう!&脱原発、平和リベラルの共闘を!http://mewrun7.exblog.jp/22165515/』『安倍潰しのために首長選勝利を〜沖縄で自民が仲井真擁立で対立。滋賀は接戦。http://mewrun7.exblog.jp/22179645/』の続報になるのだが・・・。

 mewは、安倍政権を早く潰すためには、今年7〜12月に行なわれる予定の7つの県の知事選、2つの政令都市の市長選で、非自民党系の候補がどれだけ自民党系の候補を打ち負かせるかということが重要な要素になると考えている。(・・)

 そして、その第一弾になるのが、あさって13日に投票を迎える滋賀県知事選だ。(**)

 この滋賀県知事選は、安倍内閣が1日に集団的自衛権の行使の解釈改憲を強行してから、初めての大きな選挙。
 地方首長選とはいえ、原発再稼動、アベノミクスの地方政策、公共事業バラまきなど国政に関わる政策が争点になっているし。安倍自民党への期待、信頼が試される選挙でもあるだけに、自民党は何とか勝ちたいと必死になっている様子。 

 もしここで自民党候補が勝てば、安倍自民党は、安倍内閣の政策が支持されたと豪語して(解釈改憲のダメージも小さいと安堵して)、原発政策も、安保軍事や経済・社会政策でも、ますます安倍カラーを推進して行くおそれが大きい。(-"-)

 ただ、先日の記事にも書いたように、自民党推薦の元官僚・小鑓隆史氏と、元民主党衆院議員の三日月大造氏が大接戦を展開しているため、危機感が募る自民党は、石破幹事長をはじめ党幹部が次々と現地入りしているという。(@@)

<石破氏は9日、滋賀県内で企業・団体を回ったとのこと。おそらく公共事業+αのバラまきをエサにして、企業や団体の支援を確保しようとしているのでしょ〜ね。(>_<)>

* * * * *

『「どうなっているんだ!」――。
 3日、安倍首相は高村副総裁を官邸に呼び、そう怒鳴りあげたという。いらだちの理由は滋賀県知事選。自民推薦の小鑓隆史候補が予想外の接戦に追い込まれて焦っているのだ。

「告示前は元民主党衆院議員の三日月大造候補を10ポイントほどリードしていましたが、先週末の情勢調査ではついに立場が逆転。あるメディアの調査だと、三日月陣営に10ポイント以上も引き離されてしまった。集団的自衛権への反発票が、雪崩を打って三日月陣営に流れているのです」(自民党関係者)(日刊ゲンダイ14年7月9日)』

『滋賀県知事選(13日投開票)が終盤を迎える中、自民党が焦りの色を濃くしている。報道各社や同党の調査では与党推薦の小鑓隆史氏と、嘉田由紀子知事が支援する三日月大造氏がいずれも僅差。自民党は9日も石破茂幹事長ら幹部が現地でテコ入れしたが、集団的自衛権の行使容認や同党議員のセクハラヤジを巡る批判も逆風になっているとみる。民主党は政党色を薄めつつ三日月氏を支援し、知事選での勝利を安倍政権への反撃のきっかけにしようと懸命だ。

 石破氏は9日、滋賀県内で企業・団体を回って小鑓陣営の引き締めを図り、野田聖子総務会長が決起集会などに出席した。石破氏は11日にも3度目となる滋賀入りの予定だ。

 「空いている人は全員滋賀に入れ」。石破氏は党幹部にこう指示した。国政選挙がない中、「事実上の与野党対決」と注目の選挙だ。自民党関係者は「五分五分の情勢で、執行部は焦っている」と話す。

 苦戦の要因として、現職の嘉田氏と前民主党衆院議員の三日月氏の知名度に加え、政府が1日に行った集団的自衛権の行使容認の閣議決定を挙げる声も目立つ。石破氏は8日の記者会見で、集団的自衛権やセクハラヤジ問題を念頭に「候補や県政以外で(選挙戦の)支持に影響が出ていることは否定しない」と認めた。行使容認に支持者の反発が根強い公明党も、支援の動きは鈍い。
 さらに滋賀は伝統的に保守地盤の弱さが指摘され、政権から転落した2009年衆院選では自民党の国会議員がゼロになった。党幹部は「今の議員は若手ばかり。県連組織にまとまりがない」と懸念する。(毎日新聞14年7月9日)』

* * * * *

 自民党は、以前から地方自治体の首長選で、元官僚を擁立して、自民党政権&中央省庁とのパイプ(=公共事業、補助金の道)があることをアピールして当選させると。また、その地方自治体&議会、地域の主たる企業や団体を自分たちの傘下におさめるという選挙のやり方をすることが少なからずある。<この他に、地元の同党の国会or有力地方議員か、自治体の長、幹部を擁立するパターンがあるけど。知名度の点では、こちらの方が有利かな。>

 また、かつては各地の住民も、政権や中央省庁とのパイプを重視して、候補者本人のことはよくわからずとも、「自民党の候補なら」と投票してしまうというケースが少なからずあったのだけど。
 近時の都道府県知事選では、自分たちの地域の代表を選ぶという意識が強くなっていて。(よくも悪くも?)候補者本人の知名度やキャラ、人望、政策などが少しずつ重視されるようになっているような感じがあるし。(~_~;)

 今回の滋賀県知事選の場合、地元の衆院議員だった三日月氏に比べて、小鑓氏の知名度が低い上、小鑓氏が『安倍内閣の参事官としてアベノミクスの成長戦略を担当したことを公式HPで自慢。地元マスコミ関係者と懇親会を開いた時も、上から目線で言いたい放題』であったことなども、マイナス要素になっているとか? (*1)

 さらにここに来て、解釈改憲強行+セクハラ野次など、安倍自民党の慢心を示すようなよからぬイメージも重なり、逆風になっているようだ。(~_~;)

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

『自民党の野田総務会長は9日、同県東近江市の企業で開いた集会で演説し、「問題は三つある。知名度の低さ。集団的自衛権の行使容認は中身がよく分からず不安だという国民の声。一部の自民党議員の失言やヤジの問題だ」と述べ、危機感をあらわにした。

 政府・自民党に対する批判が戦況に影響しているとみて、自民党は総力戦を展開する。石破幹事長は地方議員に個別に電話で発破をかけ、9日は自ら現地入りし、15か所ほどの企業・団体を回った。茂木経済産業相や小泉進次郎内閣府政務官らも応援に入った。

 公明党も幹部らが滋賀入りし、小鑓氏支援を進めている。党支持層には集団的自衛権の行使容認に慎重な声もある。行使を限定容認する閣議決定翌日の2日、山口代表が党本部で経緯を説明した様子を収めたDVDを県本部や支持母体・創価学会に回覧し、理解を求めている。(読売新聞14年7月10日)』

* * * * *

 野田聖子氏は7日、横浜で行なわれた自民党の議員のパーティーで、「自民党の『増長』『慢心』を懸念していたのだけど・・・。

『「最近、また、自民党が増長してきたんじゃないかと。大臣の失言があったり、さまざまな次元の低いやじで、なんとなく慢心しているのではないかと心配を抱えている」(自民党 野田聖子総務会長)
 野田総務会長は、横浜市で行なわれた自民党議員のパーティーで、石原環境大臣の「最後は金目」といった失言や、議会でのいわゆる「セクハラやじ」問題について、苦言を呈しました。(TBS14年7月8日)』

 菅官房長官も9日にTV出演した際に、内閣の支持率低下に関して、『安全保障の部分が引き金になったことも事実でしょうし、あとはセクハラ発言があった」と指摘。こうした状況に「自民党がおごりはじめたんじゃないか」と、国民が不信感を抱き始めているという見方を示した』という。(朝日新聞14年7月9日)』

* * * * *

 チョット話がそれて、秋田県の話になるのだけど。様々な意味で、自民党の「慢心」や自民党っぽさを示すこんな報道記事が出ていた。

 先月末に、秋田県の佐竹敬久知事が、県議のパーティーの挨拶で「自民党もあんまり(議席が)多くなると、ちょっと、ときどき鼻に付いて、鼻に付いて・・・」「数が全てというふうになると滅びの元です」と発言して、物議をかもすことに。 (・o・)
 この発言が自民党県連からの反発を買い、県連に謝罪を行なうことになったというのだ。(~_~;)

<何か県議の陳情に関して「私は言うこと聞いてカネも出してますので、応援してほしい」と支援を呼びかける挨拶の仕方も、いかにも自民党系らしい&慢心っぽい感じがしちゃうんだけどね。(>_<)>

『「秋田県の佐竹敬久知事が先月28日に秋田市で開かれた保守系無所属県議のパーティーでの来賓あいさつで、県政与党の自民党について「鼻に付く」などと発言していたことが分かった。自民党県連は「県政を支えているのに非礼だ」と反発している。

 発言は一人会派「県民の声」代表の瀬田川栄一県議の県政報告会であった。産経新聞が入手した録音データによると、知事は「私は自民党推薦ですけども、自民党もあんまり(議席が)多くなると、ちょっと、ときどき鼻に付いて、鼻に付いて…」と語った。
 会場から笑いが起きると「大丈夫です。私は何言ってもいいんです」「数が全てというふうになると滅びの元です。やっぱり数もほどほどなんです」と続けた。

 さらに来春の県議選に触れ、「(瀬田川県議の母校)秋田工高の改築など(の陳情)が来るんですね。私は言うこと聞いてカネも出してますので、皆さん応援していただきたいと思います」と、予算を持ち出して瀬田川県議への支援呼びかけを行った。(中略)

 「鼻に付く」発言について自民党県連の鶴田有司幹事長は「佐竹県政は自民党の議席に支えられている。そして、われわれは数におごってはいない。リップサービスにしても行き過ぎだ」と話している。(産経新聞14年7月5日)』

* * * * *

『秋田県の佐竹敬久知事が保守系無所属県議のパーティーで、県政与党の自民党について「鼻に付く」などと発言した問題で、知事は7日、県連の抗議に対し陳謝した。この日午前に開かれた県議会自民党の会派総会で、産経新聞の報道が取り上げられ、知事への批判が相次いだ。これを受け、鈴木洋一会派会長と鶴田有司県連幹事長が知事室を訪れ、口頭で抗議した。

 鈴木会長らによると、「知事を推薦して選挙戦を戦い、議会でもチェック機能を果たしながら与党として支えてきた。数にものを言わせて強引なことをやっていない。鼻に付くような行動をとった覚えはない」と知事にただした。
 知事は「日頃思っていることではない。軽はずみな発言で申し訳なかった」などと答え、8日の6月県議会閉会後に会派控室を訪れて全議員に謝罪する意向を示したという。

 鈴木会長らは「今後、発言に注意するように」と申し入れた。関係者によると、知事は「自民党が弱くなれば困るのは私だ」などと平謝りだったという。(産経新聞14年7月7日)』

☆  ★  ☆  ★  ☆  ★  ☆

 他方、嘉田知事に後継者として出馬した元衆院議員(4回当選)の三日月大造氏は、地方自治では政党色を出すべきではない&幅広い住民の支援を得たいとの考えから、民主党を離党し、無所属で選挙活動を展開中。(・・)
<地方首長選では、あえて無所属で出馬するケースが多いんだけど。(小鑓氏も、無所属で出ているし〜。)ただ「民主党隠し」って言われるのがつらいところ?^^;>

 嘉田由紀子氏は、もともと環境社会学者だった人で。06年に「もったいない」を合言葉に、公共事業の見直し(新幹線新駅の建設凍結、ダム計画の凍結見直し、廃棄物処分場の中止)や、琵琶湖及び県内の自然環境の保全などを主張して、滋賀県知事選に初当選。10年に2選めを果たし、知事を2期務めた後、退任を表明したのだけど。
 11年の福島原発事故以降は、「卒原発」を提唱。<12年末の衆院選では、小沢「生活」と合流して、新党「未来」の代表として選挙活動を行なったことも。>

 三日月氏が、地元で嘉田氏のグループと協力して活動していたこと&前回の選挙では嘉田氏を応援していたことなどから、今年5月に一緒に新政治集団「チームしが」を発足。嘉田氏が三日月氏を自らの後継者として、知事選で支援することになった。(・・)

 それゆえ、三日月氏は嘉田知事と同様、「卒原発」「公共事業に頼らない経済・産業活性化」「環境保全」を提唱。また労組系中道左派の理念に基づき、労働、社会政策の充実も訴えており、小鑓氏や安倍自民党と、正面から対決する姿勢をとっている。(@@)
<この他に共産党の県常任委員の坪田五久男氏も出馬している。>

* * * * *

 そして、安倍自民党政権への批判票は、三日月氏への追い風になりつつある様子。

『三日月氏は政府・与党との対決色を強めている。9日に同県彦根市で行った演説会では、「安倍政権は集団的自衛権の行使容認をあんなに簡単に決めるんですよ」と訴えるなど、批判票の取り込みに躍起だ。出身の民主党色を出さない「民主党隠し」に徹し、幅広い支持層に浸透を図る一方、民主党の馬淵澄夫選挙対策委員長が現地に張り付き、泉健太、津村啓介両衆院議員ら同期当選の国会議員らも相次いで駆けつけ、支持拡大に力を貸している。(読売新聞14年7月10日)』 
  
『党幹部は「集団的自衛権の閣議決定の前後から、三日月氏の支持が伸びて陣営が活気づいた」と話し、労組幹部は「政権批判が支持につながっている」と分析する。(毎日新聞14年7月9日)』

* * * * * 

 また「脱原発派」のmewとしては、その争点の反応も気になるところなのだけど。
 滋賀県の有権者を対象にした世論調査では、隣の福井県の原発再稼動には反対の人の方がかなり多いという。(・・)

『滋賀県知事選(13日投開票)を前に京都新聞社が県内有権者を対象に実施した世論調査で、福井県内の原発が現行の安全基準をクリアした場合の再稼働について、反対と答えた人が56・6%に上り、賛成の35・2%を上回った。福島第1原発事故を受け、隣県に多数立地する原発に対して安全性や防災対策で依然として不安を抱く有権者が多いことが分かった。(京都新聞14年7月8日)』

 ちなみに男性は反対が49・8%。女性は反対が63・0%に上るとのこと。嘉田氏は女性からの支持が強いと言われているのだけど。三日月氏も、女性票をいかに集められるかが鍵になるかも。
 ひいては、「平和で安全、安心な生活」を願う全国各地の女性の動きが、日本のアブナイ流れを引き戻す大きな原動力になるのではないかな〜とも思うし。

 さらに、先日の記事にも書いたのだが。実は、この滋賀県知事選で三日月氏が勝つかどうかで、民主党内の「リベラル勢力vs.保守勢力」&海江田代表の続投の行方や、野党再編の流れも変わって来るわけで。
 リベラル勢力の結集を望んでいるmewとしては、その面でも、何とかこの知事選で三日月氏に勝ってもらいたいという思いが強いのだ。(・・)

* * * * *

 とはいえ、投票率が低いと、公明党を含め支援団体の固定票が多い自民党系候補が有利になってしまうおそれがあるのだけど。今月6日までに期日前投票を済ませた人は、前回知事選の同時期0・95倍とほぼ横ばいだったという。(・・)

 前回(10年)の知事選は、参院選と同日程で行われたため、投票率は61・56%と単独の選挙より高かったとのこと。また、県選管は台風の影響を懸念していたのだけど、滋賀県の13日の天気は、曇りのち晴れの予報なので、投票日和かな〜と。(++)

 集団的自衛権の行使の解釈改憲に関しても、与野党の国会議員が安倍自民党の力に押されてしまっていた中、地方議会からは積極的に反対or慎重な議論の声が上がっていたことは、とても力強く感じたし。
 安倍内閣は、来春の地方統一選を睨んで、この秋から「地方創生本部」を新設し、地方活性化を強化すると言っているけど。実際のところ、安倍政権の経済・社会政策は、地方や一般国民の生活は二の次で、国の利益、大企業の利益を重視するものであるのは明らかなわけで。
 
 滋賀県知事選を契機に、是非是非、地方から「慢心、増長している安倍政権にNO!」の声が強まるといいな〜と強く願っているmewなのだった。(@@)

 p,s, 非公開コメントで、少なくとも1人は滋賀県の人がブログを読んで下さっていることがわかって、ハッピーだったmew。"^_^" <それもあって、今日の記事は、尚更に張り切って書いちゃったですよ。> 滋賀県の平和&リベラル志向の皆さん、ガンバです。 o(^-^)o
 
                         THANKS


 

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